【大会宣言&決議】第17回全国難聴者・中途失聴者福祉大会 in あおもり
http://www.zennancho.or.jp/special/aomori_fukushi.html
大会決議
難聴者・中途失聴者がすべて聞こえの程度に関係なく、一人の人間として尊重され、 等しく国民としての権利が享受され、差別なく平等に地域社会の一員であることを認められることを目標とします。
1.難聴者・中途失聴者の完全参加と平等を保障するものとする。
2.社会のあらゆる分野での情報・コミュニケーションの保障を進める。
放送・通信、就労、教育、司法、交通、防災、 文化・スポーツ等社会のあらゆる分野で難聴者中途失聴者の情報保障、コミュニケーション支援に関わる法制度の整備を求める。
3.障害は機能障害と社会環境により生じるという権利条約の考えに基づき、 聴覚障害の情報アクセス・コミュニケーション保障の観点からあらたな定義の制定を求める。 身体障害者福祉法の聴覚障害認定基準を国際的なレベルに変更してください。(デシベルダウン運動)
4.難聴者・中途失聴者に対する福祉サービスは抜本的な拡充を求める。
(1)当事者の希望する補聴器の交付と補聴援助システムの新規交付事業を開始してください。
(2)難聴者、中途失聴者の聴能訓練、筆談、手話、読話等のコミュニケーション手段の学習、生活訓練等を事業化してください。
(3)総合ヒアリングセンターを実現してください。
聴覚保障の推進を医療、福祉の両面から制度化してください。医療、福祉、就労、教育など総合的な支援が受けられるセンターとしてください。
5.要約筆記者の養成、派遣事業に関わる特別支援事業の継続と充実をはかってください。
(1)要約筆記者指導者養成事業を継続してください。
(2)要約筆記者の派遣対象の拡大、範囲の拡大を求めます。
(3)要約筆記者派遣事業における、都道府県、市町村間を超えた派遣ネットワークシステムの構築と事業化を求めます。
6.難聴者・中途失聴者が施策決定に参画できる法制度を確立してください。
(サイトから引用 小川)