東北地方太平洋沖地震全難聴対策本部

阪神大震災を超える超大型地震の難聴者等支援情報提供

【地震】岩手県内で震度5弱観測 一時津波注意報

2011-06-23 23:26:27 | 災害情報

岩手県内で震度5弱観測 一時津波注意報

http://news.ibc.co.jp/item_16349.html

23日朝6時51分ごろ、地震がありました。岩手県盛岡市と普代村、青森県の階上町、東通村で震度5弱を観測。震源は岩手県沖で深さおよそ20キロ、マグニチュードは6・7と推定されています。地震発生後津波注意報が出されましたが、午前7時45分に解除されました。

沿岸部では注意報の発令後、高台に避難する人の姿が見られました。宮古市の女性は

「地震があっただけでも『また』って思うのにサイレンを聞くのは嫌です」と話していました。

県教委によると地震の発生にともない普代小学校、気仙小学校、普代中学校、高田高校の4校が休校となりました。

(引用小川)


【警戒】東北も梅雨入り 被災地は浸水や地盤沈下-放射性物質心配する声も

2011-06-22 00:39:06 | 災害情報

東北も梅雨入り 被災地は土砂災害に警戒

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110621/myg11062121250004-n1.htm

東北地方が21日、梅雨入りした。地盤が75センチ沈み、満潮の際は冠水していた宮城県石巻市や、斜面が崩落するなど大きな被害が出た仙台市青葉区折立などではブルーシートを張るなどして土砂災害に備えた。

【石巻市渡波】

震災で地盤沈下し、満潮時に道路が冠水するなど悩まされてきた宮城県石巻市沿岸部の渡波(わたのは)地区。冠水対策事業として仮堤防が設置され、大型排水ポンプが稼働している。住民によると、満潮時に以前のような道路の冠水などは見られなくなったが、「梅雨入り」の発表に「今後どうなるか」と不安の色を浮かべた。

【仙台市青葉区折立】

震災で地滑りが起きた青葉区の折立団地には危険判定を受けた住宅43戸のうち6戸に住民が戻っている。仙台市は避難勧告も出したが、自己責任で住み続けている。

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被災地、梅雨入りに不安=浸水や地盤沈下−放射性物質心配する声も

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011062100854&j4

福島第1原発事故で警戒状態が続く福島県では「雨に放射性物質が混ざっているのでは」と懸念する声も聞かれた。

(サイトから引用)

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九州地方の大雨・土砂災害の警報、福島第一原発の放射性物質汚染水もあり、心配です。(小川)


【復興基本法】東日本大震災復興基本法案を議決(6/20)

2011-06-21 18:45:02 | 省庁企業・通達

東日本大震災復興基本法案を議決(6/20)

http://www.sangiin.go.jp/japanese/ugoki/h23/110620.html

20日、参議院本会議で東日本大震災復興基本法案が可決されました。

復興担当相の任命、全閣僚が参加する復興対策本部を早期に移行するため復興庁の設置、復興財源を確保する復興債の発行などが焦点になってきます。

聴覚障害者との関わりは?(小川)


【首都圏白書】平成23年版首都圏白書

2011-06-18 07:21:52 | 省庁企業・通達

平成23年版首都圏白書

http://www.mlit.go.jp/hakusyo/syutoken_hakusyo/h23/h23syutoken_.html

「首都圏整備に関する年次報告」は、首都圏整備法(昭和31年法律第83号)第30条の2の規定に基づき、政府が、毎年度国会に対して首都圏整備計画の策定及び実施に関する状況について、報告するために作成しているもの。

冒頭、最近の動向として、首都圏における東日本大震災の被害状況についてまとめられています。

「首都圏についてみると、最大震度は、茨城県・栃木県内で観測された震度6強で、 他の都県内でも震度5弱以上の強い揺れを観測した。首都圏で最大震度6弱以上を観測し、首都圏のほぼ全域で強い揺れを観測したのは、1923年の関東地震(関東大震災)以来のこと」

「首都圏の被害状況をみると、 死者・行方不明者数は61名、住宅被害棟数は全壊・半壊が11,557 棟」

など、首都圏の震災状況がわかる、重要なデータになっています。

都内でも歴史的な震災だったことがよくわかります。

(小川)


シンポジウム「東日本大震災と障害者の情報保障」開催。(7/02)

2011-06-15 17:27:10 | 支援活動報告

 未曾有の被害をもたらした東日本大震災では、多くの障害者も被災しました。中でも情報アクセスに関してはさまざまな課題が指摘されています。
 報道や自治体の防災情報、避難所内でのお知らせなどの内容が分からず、避難行動や避難生活に大きな支障が生じるなどの例は、今なお継続して起こる課題です。さらに、今後の復興と新たなまちづくりに向けて、情報保障に関しても長い取り組みが必要です。
 震災から3か月が過ぎた今、情報保障に関する現在進行形の課題と、それに対する取り組みの最新動向についてレポートをいただきながら、今できることはなにか、今後必要なことはなにか、共に考えていきます。

障害者放送協議会シンポジウムサイト

(事務局)


【内閣府】ほっと安心手帳

2011-06-15 07:18:08 | 支援活動報告

 

ほっと安心手帳

http://www8.cao.go.jp/souki/koho/anshintetyo.html

災害を経験した方、家族や友人を支える方向けの心のケアの手帳です。

「震災後のいわゆるこころのケアは、数ヶ月、数年単位で取り組むべき課題であり、地域全体に対する面としての関わりを強化することが急務です。」(国立精神・神経医療研究センター部長 金吉晴さん)とのこと。

8ページでさらっと読める、ポイントのわかりやすいリーフレットです。

<内容>

こころの健康を守るために

震災後の心と体の変化について

被災した子どもに接する周囲の方へ

家族や友人を支えている方へ

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被災地の皆さんや支援する方々に読んでほしいです。

(小川)

 


【岩手第三次支援】岩難聴「いこいの広場」報告

2011-06-14 12:20:30 | 支援活動報告

 

岩難聴「いこいの広場」の報告です。

6月12日(日)の岩難聴の交流会支援には全難聴から高岡・高木・板倉・須山の4人と、

東京難聴の事務局長の高岡芳江さん、全要研三宅さんも加わり合計6人でした。

 

「交流会の司会を高岡理事長にお願いしたい」と言う岩手難聴の声もありましたが、主催は岩手難聴で全難聴はバックアップするという事で、岩手難聴のYさんに司会をお願いすることにしました。

 

岩手難聴・大船渡地区や宮古地区から参加した方も含め、50人以上はいたかと思います。

役員の方には要約のノートテイクがつきました。

それがとても効果があり、話の内容が掴めて楽しめたのではないでしょうか?

 

交流会と言う事で、高岡理事長は司会のYさんのフォロー役と交流会の盛り上げ役です。

高木さんは補聴器相談で隣室に移動され補聴器の電池などを渡していました。

全要研の三宅さんは物品提供のホワイトボード(東京と名古屋の手作り作品)渡しの担当や伴奏のない手話の歌の歌を綺麗な声で歌って下さいました。

高岡芳江さんは参加者の精神的なケアーや心の相談の担当をされていました。

全難聴事務局の板倉さんはマスクを配ったり、手話の歌の音楽をパソコンから取り出ことをされたり、アイフォーンを効果的に使っての情報保障をも担当したり、色々なことが出来る方でとても頼りになりました。

須山は高岡理事長と小川理事の寄付の本の手渡しを手伝っていました。

 

会場ではお弁当やおやつの準備もあり、「メイドカフェ」コーナーも作られ、白いエプロンを付けた可愛い女性がコーヒーを入れてくれました。

 

Nさんの鈴を持った踊りや司会のYさんの見事な手品や五円玉のじゃんけんポンで勝ちとりゲームや手話の歌などは、とても盛り上がり楽しいひと時を過ごすことが出来たと思います。

 

かなり年配の男性の方々も笑いながら手を動かしていました。

宮古地区から参加していた方の一人が、「今日は参加出来て良かった。久しぶりに笑え楽しいひと時が過ごせた。」と言っていました。

 

準備を担当した岩手難聴の方も初めての企画で、何をどのように準備するのか分からなかったが、全難聴の高岡理事長にお聞きして準備を進めることが出来、無事に終わって、本当に良かったと感涙していました。

 

最後には皆さんと並んで記念写真を取ってお別れしました。

手にはお土産のマスクをいただき、皆さんは喜んで帰っていかれました。

 

中には私が来ていた名古屋難聴の黄色い、背中に耳マークのついたジャンパー風のチョッキを見て、「全難聴で売っているのか?」と聞いてこられた方もいました。すぐにでも買いたいような感じでした。

 

瀬戸内寂聴さんがテレビも言っていましたが、震災から3カ月が過ぎたころから心に空白が出来てプツンと切れて、鬱になって「死にたい!」なんて言う人が増えていくそうです。「被災者には心のケアーが必要な時だ。」と言っていましたが、本当にそうかもしれません。

全難聴として早々と「心のケアーを!」の取り組みは成功だったと思いました。

今回の交流会で聞こえない人達が集い、共に時間を過ごしコミュニケーションをしてお互いに笑う時間を持てたと言う事は心の修復にとても貴重なことだったと思っています。

 

この様な催しは「初めての企画だ」と岩難聴の方は言っていましたが、「少しでも被災地の皆さんに元気になっていただきたい」という思いで、役員の皆さんが一致団結して動いたから成功したように思います。

「皆さん本当にお忙しいところを有難うございました、お疲れ様でした。」

 

簡単ですが報告です。

忘れて抜けた所もありますので、他の方の報告と合わせて見ていただければ幸いです。

 

(女性部長須山様 代理UP小川)

 


【岩手第三次支援】岩手難聴行事「いこいの広場」岩手放送が取材

2011-06-14 12:19:58 | 支援活動報告

 

6月12日(日)開催された、岩手県中途失聴・難聴者協会の「いこいの広場」に、岩手放送IBCが取材に来ていました。

取材者の若い女性記者は、手話を少し使えました。

放映されたかどうかわかりませんが、IBCのホームページには以下の記事が載っています。

 

http://news.ibc.co.jp/item_16280.html

難聴者励ます いこいの広場 (2011年06月12日 18:31 更新)

耳の不自由な被災者に集まってもらって交流し、元気付けようというイベントが盛岡で行われました。

これは県中途失聴・難聴者協会が同じハンディをもつ被災地の人たちおよそ20人を招いて行ったもので、じゃんけん大会をしたり歌を歌ったりして楽しみました。宮古市や大船渡市ではこれまで耳の不自由な人たちが拠り所にしていた施設が被災したため、会合などを開くことができませんでした。

このため宮古市から参加者は、震災の情報がなかなか入らず心細い思いをしていたと話していました。被災地ではハンディのある人の生活の不安は未だに消えていないということですが、参加者は、久々の仲間との交流に元気付けられた様子でした。

(サイトから引用 報告:高岡)

 


【全日ろう連】第59回全国ろうあ者大会

2011-06-13 12:42:06 | 支援活動報告

第59回全国ろうあ者大会が6月11、12日と佐賀市文化会館で盛大に開催されました。

約2200名が参加し、会場は熱気にあふれていました。

式典に全難聴高岡理事長が岩手救援のため小川が出席、当事者団体では最もよい席で大変光栄に思いました。同じ当事者の仲間や活動を尊重いただいている現れと、ありがたく座らせていただきました。

 

式典では東日本大震災聴覚障害救援中央本部長でもある石野理事長からあいさつ、震災犠牲者への黙祷をささげました。

黙祷開始とともに会場を暗くして、終了とともに照明を明るくしていました。

 

中央本部の義援金は3,000万円近く集まったそうです。阪神大震災のときは5,000万円近く集まったそうで、まだまだこれからと、気を引き締め直していました。

 

震災支援の展示も、会場ロビーの一番目立つよいところに大きく展示され、理事が一緒になって支援を呼びかけていました。また数次に渡る支援ニュースを作成、配布していました。

展示も立派な、わかりやすいものでした。

(小川)


【岩手第三次支援】岩難聴、「いこいの広場」50人の参加

2011-06-13 12:40:10 | 支援活動報告

6月12日、岩手県中途失聴・難聴者協会の「いこいの広場」は岩手県アイーナで開催されました。

午前中の岩手難聴総会に次いで開催された「いこいの広場」は参加者が大津波の被害のあった宮古市と大船渡市聞こえの会7人を含めて、50人に及びました。
広場では、東京都八王子市の要約筆記者の「そらの会」の皆さんの作成したメッセージ付きの筆談ボード、名古屋市登要会の作成した筆談ボード、古本、マスクなどを配布しました。

メイドカフェは女性会員が担当して、白いエプロンにを身をまとってコーヒー、お茶を提供していました。
会員による歌や手話の歌、手品など大変楽しい一時を過ごすことが出来ました。

また初めての試みとして、岩難聴の理事一人ずつ要約筆記者一人ずつノートテイクをお願いしましたが、初めて自分に対するノートテイクを体験して喜んだ方や、要約筆記者と筆談を楽しんだりした方もいました。要約筆記と筆談ボランティアを兼ねたボランティアです。

参加者は、毎日辛い生活をしていたが今日は楽しく過ごせた、こんな集いは初めてで楽しかった、この企画をどのように進めようか毎日悩む日々だったが何とか出来て良かったと涙ぐむ方もいました。
岩難聴の役員の皆さんの頑張りが被災地の皆さんを大きく励ますことになり、自分たちの力を確認することにもなったと思います。


岩難聴、6月11日理事会開催。

2011-06-12 00:47:49 | 支援活動報告
大震災から、ちょうど3ヶ月目の今日。
岩手県中途失聴・難聴者協会は理事会を開催して、明日の総会の議案を決めました。

全難聴第3次支援団は、14時半頃到着し。自己紹介して、明日の「いこいの広場」の進行について協議しました。

大船渡市と宮古市の会の方々が参加されるがみな間一髪で命が助かっただけ、全員が被害者、まだ心のケアを必要としているという報告を聞いて、気が引き締まる思いをしました。

司会、進行、内容とか細かいことはまだ協議中です。
この3日間、盛岡市は「チャグチャグ馬子」祭りだそうでこの踊りも披露されるとか。

(高岡)

乾電池提供レイオバック副社長からお礼状が

2011-06-10 23:31:14 | 支援活動報告
乾電池を提供していただいたアメリカのレイオバック副社長のランディ・レイモンド氏に、お礼のメールをしました。

以下がその返事です。
私たちの提供した乾電池が実際に必要とした人々に配布されて大変役に立ったと聞いて喜んでいるとあります。
被災地の状況に驚くとともに、お見舞いと支援活動に感謝の言葉を述べられています。

高岡

Dear Takaoaka san,

Thank you for your kind email. It was our pleasure to send these batteries and we hope they provide some help to those who are so greatly in need.

Our colleagues in the company in Japan were safe, thank you for asking.

We here were absolutely shocked at the magnitude of this tragedy, the loss of life and the incredible challenges that are faced by those who survived in the area.

Thank you for your efforts to help those who are in so much need and, again, for your kind email.

Sincerely,

Randy Raymond

Vice President,
Global Hearing Aid Batteries
Rayovac

-----Original Message-----
From: tadashitzn@pdx.ne.jp [mailto:tadashitzn@pdx.ne.jp]
Sent: Thursday, June 09, 2011 7:06 PM
To: Raymond, Randy
Subject: Thank you very much for batteries!

Dear Mr. Randy Raymond,

my sympathy is with those who suffered from the latest tornados and floods. I hope your Rayovac fellows are safe and sound.

On May 30 we received UPS parcels of batteries from Rayovac UK, namely
PR41(312) 160 packages
PR48(13) 170 packages
PR70(10) 170 packages

Since there was no message from Mr. Raymond in the parcels, it was only when Ms. A. Nishikawa made an inquiry at Starkey Japan that we knew the donation was made upon your request. Please excuse our delay in saying thanks to you.

A part of these batteries were distributed to the AGM attendants of the Fukushima chapter on June 5th. This week on June 12th we will do the same at the Iwate chapter AGM. As you can see, your present arrived at with very good timing!

Our Fukushima members came together for the first time since the earthquake and were busy exchanging each other's stories at the meeting, feeling better and understood at last. The Iwate meeting will also be the first occasion for the members in the devastated areas to meet. With a cafe, Karaoke
and dance shows, it should serve them as a moment of relief. We also offer clinical consultancy for hearing aids.

Please forward my best regards to the your company as well as your office staff.
I am very obliged to your support.

yours sincerely

Tadashi Takaoka
Zennancho,the federation of the associations for hard of hearing and late-deafened people in Japan

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sent from W-ZERO3



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sent from W-ZERO3

【災害情報】三陸~茨城沖 M7超余震のおそれ(NHK)

2011-06-10 01:01:49 | 災害情報

【災害情報】三陸~茨城沖 M7超余震のおそれ(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110609/t10013433381000.html

政府の地震調査委員会は9日の会合で、3月に巨大地震が起きた三陸沖から茨城県沖にかけての海域では、今後もマグニチュード7を超える大きな余震のおそれがあり、内陸の一部の活断層でも地震の危険性がこれまでより高くなっている可能性があると発表しました。

委員会によりますと、そのほか三陸沖から房総沖にかけての日本海溝に近い沖合では、巨大地震に誘発される形で津波を伴う大きな地震が起きるおそれがあるとしています。また、内陸の活断層のうち、宮城県と福島県に延びる「双葉断層」と、本州の中央に延びる「糸魚川−静岡構造線断層帯」のうち、長野県の「牛伏寺断層」の区間、それに、埼玉県西部から東京の多摩地域に延びる「立川断層帯」の3つの活断層では、巨大地震の影響で地震の危険性がこれまでより高くなっている可能性があると指摘しています。阿部勝征委員長は会見で、「巨大地震から時間がたち、各地の地震の回数は全体的に減ってきているが、どこで地震が起きてもおかしくない状況には変わりがなく、引き続き注意する必要がある」と述べました。

(サイトから引用 小川)

 


【内閣府】平成23年版 高齢社会白書を公表しました

2011-06-09 07:09:53 | 支援活動報告

標記白書が公表されました。

直接障害者防災活動に結び付くものではないですが、全体に注目すべき点が多いです。

75歳以上の二人にひとりは難聴者だと言われています。聴覚障害者の災害対策で参考にしたい点もあります。

以下、内容から抽出します。白書は数年前からサイトでも無料で読めるようになっています。



平成23年版 高齢社会白書を公表しました(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html

平成23年版高齢社会白書は、「平成22年度 高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」、「平成23年度 高齢社会対策」という2つの部分から構成されています。


○ 5人に1人が高齢者という社会
高齢化の状況
・我が国の総人口は平成22(2010)年10月1日現在、1億2,806万人。
・65歳以上の高齢者人口は過去最高の2,958万人(前年2,901万人)。
・総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は23.1%(前年22.7%)。
・「65~74歳人口」(前期高齢者)は1,528万人、総人口に占める割合は11.9% 。
・「75歳以上人口」(後期高齢者)は1,430万人、総人口に占める割合は11.2% 。

○東日本大震災における高齢者の被害状況
・岩手県、宮城県、福島県の3県で収容された死亡者は、3月11日から4月11日までに13,154人にのぼり、検視等を終えて年齢が判明している人は11,108人で、そのうち60歳以上の高齢者は7,241人と65.2%を占めている。

○生きがいの低下
・誰とも会話をしない、近所づきあいをしない、困ったときに頼る人がいないといった、社会から孤立した状況が長く続くと、生きがいを喪失したり、生活に不安を感じることにもつながる。
・近所づきあいがほとんどない人、困ったときに頼れる人がいない人は、生きがいを感じていない割合が高い。

事例2:地域の茶の間
新潟県内に2,000か所以上あるといわれている「地域の茶の間」は、新潟市在住の河田珪子さんが始めた有償の助け合い活動の事務所が、自然発生的に、子供からお年寄りまでの居場所となったことから始まった。平成 15(2003)年には、常設型の「地域の茶の間」である「うちの実家」(新潟市)も開設された。ここに行けば、いつでも人に会い、話しができ、人と一緒に食事をとることができる。車椅子の人、認知症の人、目や耳が不自由な人、小さい子からお年寄りまで、お互いに助け合いながら、それぞれ好きなことをして過ごしている。

○住宅用火災警報器の普及促進等
高齢者の火災に対する安全性が効果的に確保されるよう、ユニバーサルデザインの観点を取り入れた消防用設備・機器等の開発・普及等を 推進するため、「聴覚障がい者に対応した火災警 報設備等に関する検討会」を開催し、音に加えて、光や振動等の多様な手段による火災警報を導入・普及するための方策等について検討、とりまとめを行った。

○23年度は災害時等における要援護者への瞬時の文字情報伝達手法の開発
自然災害情報や国民保護情報といった緊急情報を瞬時に住民に伝達するシステム(J-ALERT)は現在は音声のみの伝達となっていることから、高齢者、聴覚障害者等の災害時要援護者向けに、瞬時に文字情報で伝達できるような新たな試験装置を開発し、実証実験を行う。
(サイトから引用 小川)


最新情報

エリア別救援サイト(http://savejapan.simone-inc.com/index.html)で情報収集。そして Twitterで、#OperationTomodachiをみる。