スマトラ島沖でマグニチュード8.7の巨大地震 津波を観測(4月11日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120411/k10014383381000.html
気象庁によりますと、日本時間の11日午後5時39分ごろ、インドネシアのスマトラ島北部の西方沖のインド洋で、マグニチュード8.7の巨大地震が発生しました。
この地震による日本への津波の影響はありません。
気象庁は、インド洋の広い範囲に津波が押し寄せるおそれがあるとして、午後6時前、沿岸の各国に「インド洋津波監視情報」を出しました。日本時間の午後7時すぎに、スマトラ島北部のムラボの観測点で高さ1メートル10センチの津波を観測したほか、同じくスマトラ島北部のサバンの観測点では40センチの津波を観測しました。
震源地付近ではおよそ2時間後の日本時間の午後7時43分ごろにも、マグニチュード8.2の大きな地震が発生するなど、その後も地震が相次いでいて、気象庁は、今回の巨大地震の余震とみています。
アメリカの太平洋津波警報センターは、大きな津波のおそれはなくなったとして、インド洋沿岸の国々に出していた津波への警戒の呼びかけをすべて解除しました。
スマトラ島の西の沖合では、8年前の2004年12月にマグニチュード9.1の巨大地震が発生し、インド洋沿岸の広い範囲に大津波が押し寄せ、死者と行方不明者が28万人を超える甚大な被害が出ました。
2005年3月にはマグニチュード8.4、2007年9月にはマグニチュード8.5と8.1、さらに2009年9月にもマグニチュード7.5などと、規模の大きな地震がたびたび発生しています。
(サイトから引用)
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たまたまでしょうが、11日の発生です。
マグニチュード8クラスでも脅威ですが、それが2年に1回のペースで起きるとなると、現地の方の不安、いかばかりかと案じられます。津波より恐いのはそちらなのかもしれません。(小川)