平成27年9月の台風18号に伴う豪雨被害について、全難聴では9月10日以降、特別警報の出た栃木、茨城、宮城地域の3協会に連絡をとりました。
そのうち、栃木県中途失聴・難聴者協会、茨城県中途失聴・難聴者協会(茨城難聴)では、難聴の会員に避難行動があったと報告を受けました。その他家屋や財産に浸水被害があった会員が複数確認されています。情報文化部では地域協会との連絡対応にあたりました。
特に被害の大きかった茨城県常総市では、会員2名の被災を確認。1名は河川近くに住んでおり、11日に木造2階建て住宅の1階床上1・2mが倉庫2棟と併せ浸水。12日に家に入れたが、1階は泥水などで散乱し、車や電気製品等に多大な被害。電気、水道も止まっており、8日間避難所生活を強いられました。会員は一人暮らしで、近隣もすべて被災しました。
茨城難聴では12日朝に被災者本人からのメール連絡を受け、ご家族とも相談し、茨城県要約筆記者協会とNPO法人全国要約筆記者問題研究会茨城支部にも協力を求めました。浸水家屋の片付けは交通手段も限られ、難儀しましたが、被災者のご家族、協会役員、要約筆記団体の会員で自宅片付け支援を行ってきました。
人工内耳の充電池やアダプター類、予備の補聴器が汚損し使えなくなったが、19日から2階で生活できるようになったそうです。
この間、部では全難聴としてできる支援活動があるか、茨城難聴の事務局と情報共有しながら探っていました。被災地に入ることは、現地の支援活動の障害になる恐れもあり、慎重さが求められます。
一方、現地近くの会員が支援活動に動いていることに、強い敬意と賞賛の念をお送りしたいと思います。茨城協会では、全難聴福祉大会(うどん県)等でも義援金募集等、支援活動をしています。
機関紙170号に掲載したもの。こちらにも紹介しておきます。
そのうち、栃木県中途失聴・難聴者協会、茨城県中途失聴・難聴者協会(茨城難聴)では、難聴の会員に避難行動があったと報告を受けました。その他家屋や財産に浸水被害があった会員が複数確認されています。情報文化部では地域協会との連絡対応にあたりました。
特に被害の大きかった茨城県常総市では、会員2名の被災を確認。1名は河川近くに住んでおり、11日に木造2階建て住宅の1階床上1・2mが倉庫2棟と併せ浸水。12日に家に入れたが、1階は泥水などで散乱し、車や電気製品等に多大な被害。電気、水道も止まっており、8日間避難所生活を強いられました。会員は一人暮らしで、近隣もすべて被災しました。
茨城難聴では12日朝に被災者本人からのメール連絡を受け、ご家族とも相談し、茨城県要約筆記者協会とNPO法人全国要約筆記者問題研究会茨城支部にも協力を求めました。浸水家屋の片付けは交通手段も限られ、難儀しましたが、被災者のご家族、協会役員、要約筆記団体の会員で自宅片付け支援を行ってきました。
人工内耳の充電池やアダプター類、予備の補聴器が汚損し使えなくなったが、19日から2階で生活できるようになったそうです。
この間、部では全難聴としてできる支援活動があるか、茨城難聴の事務局と情報共有しながら探っていました。被災地に入ることは、現地の支援活動の障害になる恐れもあり、慎重さが求められます。
一方、現地近くの会員が支援活動に動いていることに、強い敬意と賞賛の念をお送りしたいと思います。茨城協会では、全難聴福祉大会(うどん県)等でも義援金募集等、支援活動をしています。
機関紙170号に掲載したもの。こちらにも紹介しておきます。