6月にワシントンDCで開かれた全米難聴者協会HLAAの大会で参加者に、アメリカでオージオロジスト(聴覚医学専門家)を目指して学んでいる難聴学生の西川愛理さんが東日本大震災の救援を訴えるスピーチをされました。
その熱意あるスピーチは参加者の胸を打ち、スタンディングオベーションを受けました。
彼女は、大会場で大きな日の丸に寄せ書きを訴え、300人の方々が連帯のサインをして下さいました。
西川さんは、さる7月30日に神奈川県藤沢市江ノ島で開かれた全難聴関東ブロック青年部の交流会に参加し、夜の交流会で実家の近い高岡がその日の丸の旗を預かりました。
全米の難聴者の仲間から心のこもった旗はずしりと思いものです。
日本の難聴者への気持ちをお伝え頂きまたはるばるアメリカから届けていただいた西川さん、ありがとうございました。青森大会で、お披露目をしたいと思います。
西川さんはHLAA大会参加がきっかけで、アメリカの難聴者と難聴児の家族の会から日本の難聴児にプレゼントを差し上げたいというお申し出を頂き、数百個の文房具やおもちゃなどをいただきました。これは大沼直紀先生を通じて福島県内のろう学校4ヶ所を紹介いただき、帰国した西川さんが訪問してプレゼントしたということもお知らせしておきたいと思います。
もう一つプレゼントを下さるサンタクロースの会というのがあり、このプレゼントは米軍関係者が横田(横須賀)まで届けて下さり、この8月に再度訪問される予定です。(高岡)
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