東北地方太平洋沖地震全難聴対策本部

阪神大震災を超える超大型地震の難聴者等支援情報提供

【防災】「第6回東日本大震災聴覚障害者救援中央本部会議」開催

2012-10-21 20:44:22 | 全難聴連絡
「第6回東日本大震災聴覚障害者救援中央本部会議」を開催しました
http://www.jfd.or.jp/tohoku-eq2011/p020
10月11日(木)、第6回東日本大震災聴覚障害者救援中央本部会議が開催され、石野本部長、石川副本部長(全通研)のほか被災三県救援地域本部、協力団体、厚生労働省(オブザーバー)から28名が出席し、これまでの活動報告と新体制への移行等について協議が行われました。
10月10日に完成した「東日本大震災聴覚障害者救援活動報告書」をもとに構成3団体、被災3県救援地域本部、協力9団体活動から報告があり、手話通訳者等の公的派遣に関する正規職員以外の派遣制約の実態や健康問題、被災地手話サークル会員の活動、福島の原発問題の現状、高齢聴覚障害者や手話のできない高齢難聴者への対応、情報提供施設等社会資源整備に関する状況など、今後の防災活動に直結する重要かつ貴重な報告、情報交換がされました。
その後の「協議事項」においては、「救援中央本部」の総括、会計報告(会計、義援金、監査)、新体制への移行について協議されました。義援金報告では、目標の7000万円を大きく上回る募金があったこと、配分状況及び福島・茨城の聾学校への支援について報告があり、承認されました。
また、東日本大震災だけではなく、今後起きるであろう災害にも対応するため、新体制に移行していくことが確認されました。新体制については、全国規模の支援体制を目指し、今回の震災で構築できた関係団体との協力体制を維持したうえで、東日本大震災支援とその他の地域災害支援を二本柱とすることが承認されました。
(サイトから引用)
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報告書の中身をぜひ拝読したいですね。

新体制への移行という詳細が知りたいところです。
関係団体とどのように結び付いていくのでしょうか。

【巨大津波 遅れた対策5】マップ、避難の参考に 「全町民」拡大は想定外

2012-10-15 05:41:21 | 災害情報
【巨大津波 遅れた対策5】マップ、避難の参考に 「全町民」拡大は想定外
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/10/post_5283.html
大熊町のハザードマップは、津波が襲来した場合の浸水範囲や深さ、避難所の位置が一目で分かるようになっていた。
昨年3月11日、東京電力福島第一原発が立地する大熊町は国から大津波警報発令の連絡を受けた。防災無線で放送すると同時に、熊川地区に職員を出動させて避難を促した。
町はこれまで、津波注意報が出るたびに広報し、避難誘導する態勢を整えていた。武内は「地図があったことで、すぐに熊川地区に注意を呼び掛けることができた」と語る。
マップは、どこに被害が出るかを考える手掛かりにはなった。だが、大震災の津波被害は、マップの浸水想定と比較にならないほど大規模だった。予想された最大の浸水面積は48ヘクタールだったが、大震災での実際の浸水面積は約4倍の推計200ヘクタールに上り、大きな被害をもたらした。
移転したばかりの消防屯所に浸水被害はなかった。翌日以降の消防団による捜索活動で活用されるはずだった。だが、巨大な津波は町内にある福島第一原発の事故につながった。住民の避難は津波の浸水範囲にとどまらず、1万人余りの全町民に広がった。
(サイトより引用 小川)
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連続記事なのですが、マップでの被害想定が一定の効果があったことが伺えます。職員が避難を促したとのことですが、放送や声での呼びかけが中心だったのでしょうか。聞こえにくい方々は危険の察知が遅れてしまったのではないでしょうか。

【防災】軟弱地盤に3800万人居住 防災科研、分析結果発表へ

2012-10-07 01:33:45 | 省庁企業・通達
軟弱地盤に3800万人居住 防災科研、分析結果発表へ
http://www.asahi.com/special/bousai/TKY201210060266.html
日本の人口の3割にあたる約3800万人が、地震で揺れやすい軟弱な地盤の上に住んでいることが分かった。軟弱な地盤は首都圏や大阪圏を中心に都市部で広がっており、巨大地震に見舞われると甚大な被害が生じる可能性がある。分析した独立行政法人の防災科学技術研究所(防災科研)が11月、東京で開かれる日本地震工学会で発表する。
(サイトより引用)
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オガワのいる都内も若干揺れやすそうです。

【防災】巨大津波 海底の活断層が影響か

2012-10-07 01:32:54 | 災害情報
巨大津波 海底の活断層が影響か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121004/t10015504121000.html
広島大学の中田高名誉教授らのグループが、東北沖の海底の詳細な地形図を作って分析したところ、岩手県沖から茨城県沖にかけて南北500キロにわたる巨大な活断層とみられる断層が見つかりました。
研究グループがこの断層がずれ動いたとして津波の高さを計算したところ、東北北部の津波の高さは20メートル前後になり、東日本大震災で観測された津波の高さとほぼ同じになることが分かりました。
こうした海底の断層は、南海トラフ巨大地震が想定されている海域や関東沖でも数多く見つかっているということです。
(サイトから引用)
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研究と予測の進展が待たれます。

【障害者の被災】焦点/岩手、宮城、福島3県 障害者1655人犠牲

2012-10-07 01:31:44 | 難聴者被災情報
焦点/岩手、宮城、福島3県 障害者1655人犠牲(9月24日記事)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120924t73030.htm
岩手、宮城、福島3県で障害者手帳所持者1655人が東日本大震災の犠牲となったことが、各県の調査などで分かった。障害者手帳の所持者全体に占める死亡率は1.5%で、全住民の死亡率(0.8%)の2倍近くに及んだ。災害時に障害者を社会でどう支えるのか、重い課題が浮き彫りになった。

◎手帳所持者死亡率1.5%、全住民の2倍
<宮城最多1103人>
3県の7日までの調査を基に集計した。障害者手帳所持者が犠牲になったのは沿岸37市町村のうち31市町村。死亡率は家屋倒壊や津波など震災が直接要因となった人数から算出。福島県の全住民の死亡率は、直接死と震災関連死を合わせた人数を基にした。
県別の手帳所持者の犠牲者数は、宮城が1103人と突出し、岩手は436人、福島は116人。死亡率は岩手が3.3%(全住民死亡率2.2%)で、宮城1.6%(同0.6%)、福島0.4%(同0.5%)だった。
被害の大きかった宮城を障害別にみると、肢体不自由519人、聴覚障害75人、視覚障害69人など身体障害が県全体の約9割を占めた。知的障害は62人、精神障害は65人だった。
(サイトから引用)
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今後の検討につながる貴重なデータです。

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