
書評「2034 米中戦争」 サイバー攻撃で中国が圧倒的優位?
先月購入した小説だが、少しずつ読み進めて、昨日やっと読了した。
非常にリアリティのある近未来戦争小説である。アメリカの amazon.com でのレビューでは賛否両論かまびすしいが、星4つのレベルを維持している。日本語訳は本年11月11日に発売の予定らしい。
2人の筆者による共著であるが、二人とも米国人で元軍人である。一人は元米海軍の提督、もう一人は米国海兵隊特殊部隊所属という経歴である。
とにかく、アメリカが中国軍のサイバー攻撃でボロ負けして、ムキになって核ミサイルのボタンを押してしまう、という設定にひかれて買って読んだのだ。この設定だけで、この小説が「警告の書」であることはわかる。「世界最強の軍事力を誇るアメリカも、うかうかしているとこのザマだぞ!気を抜くなよ!」というメッセージなのだ (^.^)。
ネット上での紹介としては、以下の記事がよくまとまっているかもしれない。
https://www.futami.co.jp/book/index.php?isbn=9784576211220
メインの舞台は南シナ海であるが、アメリカ、中国、台湾、イラン、インド、ロシア といった国々に主に軍関係者のキャラクターを配して、場面を切り替えながらストーリーは展開する。イラン、インド、ロシアは出てくるのだが、日本は出てこない。ストーリーの展開でも日本がアメリカに加勢するという動きは一切ない (^-^; 著者たちは、日本の影響力はバッサリ捨象しても大勢に影響はないと判断したのであろう (^-^;
キャラクター設定は非常に重要で、作品の狙い、メッセージを強く反映しているものだ。小説の冒頭は、南シナ海の南沙諸島付近を航行している米海軍の「航行の自由パトロール艦隊」の女性提督の視点で書き始められている。たしかに女性の提督がいても決して不思議はないが、わざわざ小説中でこういう設定しにしているのには必ず意図があるはずだ、と思って読んでいくと、まさにその通りだった (^.^)
中国は現在も上掲の地図の示すような法外な権利を主張しているが、2034年になっても依然としてこの主張をしているという作品設定である。この問題の海域の中心である南沙諸島付近を「ここは別に中国の領海でも何でもなく、れっきとした公海ですからね」という主張の「航行の自由パトロール艦隊」が通過しているところで話は始まる。
「パトロール艦隊」といっても、駆逐艦3隻の小艦隊であり、その旗艦に乗っているのが、サラ・ハントという女性提督なのだ。そして、この旗艦の艦長は別にいて、サラ・ハント提督に呼ばれて艦橋で二人の会話が始まる。そして驚くなかれ、この旗艦の艦長も女性なのである。これだけでもう十分だと思うのだが、さらに、2034年ではアメリカの大統領は女性になっているという設定である (^-^; このように戦争小説中にわざわざ「多めに」女性を配するのは、まさに見え見えの「赤い伏線」である。
「戦争もの」、特に「潜水艦もの」に多いが、女性の登場しない映画や小説はいくらでもあるが、男性の登場しない、女性だけしか出てこない作品は全ジャンルで、ほぼ皆無だろう。もしあったら教えて欲しい (^.^) 女性だけではドラマは起きない、と言ったら、「女性差別」と非難されるだろうか。しかし、2034年頃にはそうした発言は「性差別」とされているのかもしれない (^-^;
特に映画に目立つが、人類の半数を占める女性の観客や読者をできるだけ増やすために、女性を多めに作品中に入れるパターンはよくある。「女性にも楽しめる作品」というわけだ (^.^)
しかし、この作品の場合は、それ以上の意図がある。ネタバレになってしまうので、ここまでしか書けない。
戦争小説というものは、非常に多くの要素が絡み合った構成物である。国家、政治、歴史、文化、地政学、軍事技術、そしてさまざまな背景を持った登場人物。どんな壮大な戦争小説であっても、実に多くのことを省略し、切り捨て、単純化することなくしては、決して作品にはならない。そのために、どんな戦争小説も多様な観点から見れば、「ツッコミどころ満載」となる運命である。
交戦国の文化・風俗面についてツッコミを入れるひと、軍事技術面でツッコミを入れるひと、地政学的な面でツッコミを入れるひと、等々、誰でも何かしらツッコミを入れることができるだろう。
ということで、わたしも「ツッコミ大会」に十分参加できそうなのだが、あえてしないことにする。(もうしているか?(^-^;)
というのは、いくら「ツッコミどころ満載」ではあっても、「アメリカが中国にボロ負け」という基本設定の良さだけでかなりの得点を稼いでいるのは否定できないからである。そして、登場人物のバックグラウンドもよく描き込まれている点も認めざるを得ない。そして、米中両国の首脳部の一喜一憂、最前線の戦闘員の心理、思わぬ障害、不運な偶然、幸運な偶然、予想を裏切る展開等のディテールには引き込まれる。
さて、これこそ「ツッコミ」になってしまうかもしれないが、2034年という設定は、米中開戦の時期としては遅すぎる気がする。もっと手前で起きる可能性があるだろう。この小説での開戦なら2027年頃がベストの印象がある。
しかし、作品中の米中戦争に介入して核戦争拡大阻止と和平工作に活躍するキャパシティを備えたインドの台頭は2020年代ではとてもあり得ない印象がある。そこで余裕をもって2034年に設定したようにも思える。とにかく、作品中でのインドの台頭、インドの役割は目を見張るものがある。今のインドとは軍事的にも、諜報的にも、政治的にもまるで違う印象だ。
筆者たちはインドの潜在的なリーダーシップに期待を寄せているようだが、それはとりもなおさず、アメリカの没落を予見しているからにほかならない。アメリカのバトンをインドが拾って走るのだろうか。
「ツッコミ三昧」のままに評価を入れると星3つになってしまうが、戦争小説というジャンルの難しさを考慮に入れると、星4つは優にあげられると思う。
現代の世界情勢における中国の存在と影響力の大きさに懸念(もしくは期待?)を抱くひとには必読の作品である。
ヒトラーも緊急事態条項加憲のために偽旗作戦としてドイツ国会議事堂焼き討ちしました
2020/5/13/緊急事態条項で民主主義が崩壊したドイツ戦前史。憲法を無効化したナチスの手法/歴史未来ラボ/YouTube
(*ホロコーストは捏造、イスラエル建国の偽旗作戦、ヒトラーは通貨発行権を取り戻した英雄説もある)
国際金融資本家が中央銀行制度信用創造で好きなだけ紙幣を刷りIMF 等通して世界中の国の政治を支配しています
国の上層部は全てつながっていて仲間です
国と国の争いは見せかけです
これを根底から理解していないと今年の12月に憲法改正緊急事態条項加憲前に偽旗作戦として他国との武力衝突等が想定されているので騙されて憲法9条改正のために賛成して改憲すると実際には緊急事態条項加憲されて強制接種、現場での処刑になります
(例えば仮に北朝鮮ミサイル着弾して実際に死亡者多数出ても偽旗作戦です)
ベンジャミン・フルフォード 熊本講演 2010/8/27(金)[2時間18分] /海のピラミッド/YouTube
中央銀行制度信用創造について
44分58秒~
中央銀行制度信用創造について
「日本の真相! 知らないと『殺される‼』 政府・マスコミ・企業がひた隠す不都合な事実」/船瀬俊介著/成甲書房/43~64ページ
「ザ・ロスチャイルド」大英帝国を乗っ取り世界を支配/林千勝著/株式会社経営科学出版
「維新の悪人たち―『明治維新』は『フリーメイソン革命』だ!」/船瀬俊介著/共栄書房
原爆からワクチンへ
【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第2回「日本国総理大臣の雇い主、ロスチャイルド家の戦争と環境と原子力のビジネス」[桜R35/15]/SakuraSoTV/YouTube
「処刑」とはふつうに理解すると、「死刑」ではないですか?
下の書き込み者は、ずっと同じ内容を、しつこく重複して長文で何度も書き込みしてますよね
はっきり申し上げて、胡散臭くて邪魔だなと思う閲覧者は私だけではないと思いますよ
ザウルスさんの書き込みとズレてますし自分の主張だけをしたいだけに見え、ザウルスさんにも失礼ですよ
憲法改正緊急事態条項加憲=強制接種、現場での処刑
は以下記事に書いてます
2021/10/12異常死の急増など接種被害が拡大する中で政府は改憲へと進む国民最大の危機!/神秘のあんみん/ブログ
https://anmin579.com/2021/10/12/%E7%95%B0%E5%B8%B8%E6%AD%BB%E3%81%AE%E6%80%A5%E5%A2%97%E3%81%AA%E3%81%A9%E6%8E%A5%E7%A8%AE%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%8C%E6%8B%A1%E5%A4%A7%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%AD%E3%81%A7%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AF/
しつこい長文の処刑だの戯れ事に付き合ってくれている事も理解出来ないとはね 笑笑
このテリトリーは、ザウルスさんの場所で貴方のコメントを独占する場所じゃないんですよ
〉「処刑」?
なるほど。とすると、ワクチン接種を拒否する反ワクチン派は警察官によってズドンズドンと射殺されるということですね。よくわかりました。日本の警察官にそれだけの根性があるといいですね。(^.^)
オーストラリアとドイツでは地元で生活している警察官ではなく外国から派遣された警察隊や軍隊が反ワクチン市民デモに投入され市民に激しい暴力をふるっています
2021/10/10/目覚め始めた警官達と忍び寄る全てがオートメーション化される監視社会とは?/神秘のあんみん/ブログ
https://anmin579.com/2021/10/10/%E7%9B%AE%E8%A6%9A%E3%82%81%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%9F%E8%AD%A6%E5%AE%98%E9%81%94%E3%81%A8%E5%BF%8D%E3%81%B3%E5%AF%84%E3%82%8B%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%8C%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%BC/
又
市民デモに私服警察官5人位潜入させて市民を絞殺?しています
https://www.facebook.com/politickimagazinsrbije/videos/milan-24-oktobar-2021-italyu-milanu-je-policija-tehnikom-pritiska-na-karotidu-on/565862494493728/
ネットで
昔ウクライナの平和的市民デモに市民を装ったバイトを潜入させた→バイトには覚醒剤と武器が与えられた→バイトが警察官等を射殺した→警察官が市民を射殺した→警察官と市民の殺し合いが起きた
ということを話してる動画ありました
世界のどこかで起きている「かもしれない」ことが日本でもそのまま起きるとはかぎりません。起きたとしても、日本の警察が中国人を雇って日本人を殺させるのでしょうか?
こう言うと、「起きないとは限らない」と言う人もいることでしょう。しかし、「可能性の詭弁」は度が過ぎると、本来の現実の問題をないがしろにしてしまう危険があります。物事には自ずから優先順位があり、解決すべき問題にも優先順位があります。「可能性」があるというだけで最優先することは、多くの場合、不合理です。
ザウルスの価値観、世界観、問題意識に不満の方がいても、不思議なことではありません。そういう方は、ご自分に合ったブログを探すか、ご自分で立ち上げるのがベストでしょう。