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趣味に生きるちょっと変わった人。ザブさんの独り言のブログです。
ざぶっとstart:2006/09/16

QUEENマニアのROCK YOU

2006-12-17 21:44:33 | God Save The QUEEN
QUEENマニアの視点での『ウィ ウィル ロック ユー』です。

 新宿コマ劇場の階段の踊り場のシングルレコードやなんとスマイル時代の音源が録音されたレコードがある。。。うーん感激だ。
二階のロビーに貴重なコレクションが展示してある。観ているだけで興奮してきた!
そして、客席へ。
 紗幕に『WE WILL ROCK YOU』とドーンと写されていて、さらに興奮。また、新宿コマ劇場は初めて来たので、客席や音響ブース、照明ブースをウロウロ。。。スタッフさんに怪しまれない程度に機材や配線、客席などの見切れ席、客席の勾配、ステージの床の触感などをチェック。でも、多分怪しまれたかな(笑)

 そして開演。どうやら5分押したみたい。
 【The Works】の『Redio Gaga』で幕が開く、もういきなり興奮はMAXです。この、曲のPVのイメージがこのミュージカルの時代性とテーマにとてもあっていました。また、この曲の替え歌が巧妙で世界観がとてもよく分かる。
 悪の親玉キラークィーンが【Sheer Haert Attack】の『Killer Queen』を歌いながら登場。手に持って飲んでいるのはモエ・エ・シャンドン!この歌の歌詞に出て来るシャンパンです。

願わくば、部下のカショーギにも【The Miracle】の『Khasyoggi's Ship(カショーギの船)』を一説だけでも歌って欲しかった。。。

 そして、あんな曲やこんな曲と共に舞台が進行していきました。
ボヘミアン達の衣装に日の丸が有ったり、プロモーションビデオでフレディが着ていた目玉がたくさんの衣装の一部をモチーフにした衣装を着ていたりとマニアにしか分からない小ネタがいたるところに散りばめられていて嬉しかった。
【オペラ座の夜】の『Good Company』が一瞬流れたのはセンスのよさを感じました。

 演奏技術がスゴイ!!ブライアンとロジャーが参加したオーディションで選ばれたのだからお墨付きであるのは間違いないのだが、【The Game】の『Crazy Little Thing Called Love(愛と言う名の欲望)』のエレキギターのソロはブライアンが弾いているのかとほど同じ音に聞こえた。ブライアン・メイモデルのレッド・スペシャルを使っているとはいえ、ギターリストの技術はスゴイ!!

 歌唱力がスゴイ!!!ボヘミアンたちのリーダー格の彼女オズがアジトで独唱するバラード【Queen Rocks】(このアルバムはベスト盤ですがこの曲だけは新曲)の『No One But You』と元図書館司書のポップが「輝ける七つの海」のバーで独唱するバラード【Innuendo】の『Teese Are The Days Of Our Lives(輝ける日々)』があまりにも上手すぎてクイーンの曲だとはしばらく気が付かず、このミュージカルのために書き下ろされた曲だと思ってしまいました。
 ほかにも、ホントに歌が上手くてクイーンの真似をしようとしているのではなく自分の歌にして、自分の言葉で歌っているから歌に魂が乗っている。だからあまりにも有名すぎるQueenの歌に負けていなくミュージカルソングになっている。また、【A Kind Of Magik】の『One Vision』は「善悪も肌の色も関係ない、流血も騒乱もいらない、必要なのは世界に一つのビジョンだけ」という平和への理念が込められているが、それをROCK YOUの世界に解釈すると画一され統制された思想、個性、音楽、人格になる。この辺の解釈の仕方はすばらしい。【Jazz】の『Don't Stop Me Now』のキラークィーンとカショーギの掛け合いはミュージカル的であり僕のどストライクのツボです。

 全体的にも歌の内容と前後の物語の内容があまりにも自然にマッチしていてまるでミュージカルソングを書き下ろしたようだった。個性あふれるクィーンの音楽をミュージカルにしてくれてありがとう。

 そして、ウエンブリースタジアムへ。。。
1950人収容の新宿コマ劇場がウエンブリースタジアムになりました!!!

今日、気が付いたのですがこのROCK YOUのロゴのフレディのシルエットが持っているのはブライアンのギターのレッドスペシャルだったんですね。こんなところにもネタが仕掛けてあったのには気づきませんでした。スイス・レマン湖のほとりのフレディ像はもちろんマイクを握っているので。。。思い込んでいて、身近すぎて気が付かなかった。(^^)

ザブッス


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