仕事で使う用の時計が欲しいです。金属ベルト＆日付と曜日表示＆蓄光・夜光塗料が長時間。が条件。

仕事で使う用のの時計が欲しいです。

１）金属ベルト。
２）日付と曜日表示。
３）蓄光・夜光塗料が長時間もつ。
４）できたらアナログの時計。
５）正確性と信頼性も重視。

が条件で探しました。

と言う訳で、見つかりました。

本命はこれ。

信頼のセイコーのセカンドブランドのアルバ（ALBA）の時計。

ムーブメントは
７Ｎ４３を使用。
このムーブメントももちろんセイコー社製で、アルバの一個上のブランドのセイコーウォッチシリーズのセイコー・スピリット・スタンダードにも使われている値段も安く信頼性の高いよくできたムーブメントです。

セイコー／スピリット／スタンダード＿SCDC055
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【セイコー】腕時計 スピリットSCDC055ウォッチ＜メンズ＞＜レディース＞【SEIKO】腕時計SPIRIT...価格：27,540円（税込、送料込）

というわけで、本命はこれです。

アルバ／クォーツ／チタン　APBT205

セイコー 正規品 あす楽対応セイコー アルバ ミリタリー腕時計 APBT205 SEIKO 【ミリタリー ウ...価格：8,300円（税込、送料別）

駆動方式　　：電池式クオーツ
キャリバーNo：7N43
ケース材質　：純チタンケース
ガラス材質　：カーブガラス
ルミブライト：あり（全面）
精度　　　　：平均月差±15秒
防水　　　　：日常生活用強化防水（20気圧）
電池寿命　　：約５年
重さ　　　　：60g
厚み　　　　：10.2mm
ケース外径　：34.7mm

文字盤の全面にルミブライト（ルミノバ／ルミノーバ／N夜光では無いかもしれません。）塗料が塗られており、概ね３時間から５時間はかなり明るく光っているそうです。

※追記＝ルミノバは根本特殊化学の商標のため、セイコーではルミブライトと表記しているのかもしれません。

この光る時間も長年で劣化するみたいですが、新品で条件が揃えば一晩中光っているというレビューも有りました。

Amazonでも売ってました。
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セイコー APBT205 メンズ 腕時計


そして、もう１つがこの時計。

Amazonの商品紹介より
～
　海上自衛隊の象徴である海をテーマにしたダイバーモデル。実用性を考慮した200M防水機能にダイバーバックスを搭載した本格仕様。海上自衛隊員の生の声を取り入れDAYDATE機能を搭載。

　ブラック&ゴールドのコンビネーションは制服をモチーフに採用されたデザインであり、細部にまでこだわりを盛り込んだ海上自衛隊プロフェッショナルモデル。

　時分針とダイアルにはスーパールミノバ(強蓄光)を採用し夜間の視認性をサポート。
　実際の海上自衛隊員の声を取り入れたDAYDATE機能を搭載。
　細部にわたりこだわりを盛り込んだ海上自衛隊プロフェッショナル(専用)モデル。

「航海に出ると時間感覚がなくなる」といった海上自衛官の生の声を生かしてムーブメントに3針DAYDATE機能を採用。
スクリューをイメージしたデザインのベゼルにはダイバーウォッチの特長ともいえる逆回転防止機能付き。
4時位置に「ねじ込み式」リューズを配置。
～

ぼくは、ダイビングはやりませんがダイバーズウオッチのデザインがすきで、今でも使っています。

この時計で気になったのは、針にスーパールミノーバ塗料を使っているとの事。
一晩中光っていると言われるルミノバ（Ｎ夜光）塗料の上級品の通称スーパールミノバです。
一部のレビューによると、文字盤の方は普通の夜光蓄光塗料ではないか？との疑念の声がりますが、その人も針については、長時間光っていた。とコメントしています。

また、この会社はムーブメントを作っているかどうかは分かりませんので、ムーブメントの信頼性は未知数です。

デザインは好きです。

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ケンテックス KENTEX 海上自衛隊モデル 腕時計 S649M-01 【腕時計 国内正規品】 直送 価格：20,520円（税込、送料別）

アマゾンでも売ってました。
↓
[ケンテックス]Kentex 腕時計 JSDF PRO 海上自衛隊プロフェッショナルモデル S649M-01 メンズ

ちなみに、このシリーズの陸上自衛隊モデルのムーブメント＜ＶＤ53＞はセイコーのムーブメントです。
もしかしたら、この海上自衛隊モデルのムーブメントは上のセイコーのムーブメントと同じ物かもしれませんね。

現時点で、国産ムーブメントを作っているの（＝作る事が出来る）はセイコーとシチズン（ミヨタ）くらいだと思うので。

「最近、時計が頻繁に狂うなー」と、思っている人は、是非ともオーバーホール（分解清掃）を(^o^)

機械式時計（クォーツ時計もですが。）を持っていて、「最近、時計が頻繁に狂うなー」と、思っている人は、是非ともオーバーホール（分解清掃）を(^o^)
オーバーホールで時計の調子が良くなります。
2万円くらいの費用は必要ですが、大切な時計や思い出のある時計を長く使うには定期的（約４年ごと）な分解清掃をした方が良いです。

「◯◯（住んでいる地域） 時計 オーバーホール」で検索すると近隣の時計の修理屋さんがヒットすると思います。

見つからなくても、郵送での時計のやりとりでオーバーホールを依頼できるお店も多いです。

※写真は４５系キングセイコーです。

そろそろ、というか、とっくにオーバーホールの時期です。僕の腕時計。

オメガのジユーネーブと言う、少し古い時計を愛用しています。

仕事中でもはめているので、ずいぶんと酷使しています。

その酷使しているせいでだいぶ痛みました。
風防もだし、内部の機械も。

そろそろ、オーバーホールの時期です。
というよりも、オーバーホールの推奨は３年ごとと言われています。
遅くとも４年ごとにはオーバーホールしたいものですが、色々な事情でオーバーホールができていません。

ついに最近は１日に約１分から１分半くらい遅れるようになりました。

いい加減、オーバーホールしなきゃな～。

しかし、こちらに引っ越してきてはや数年。

70年代の機械式時計をオーバーホールできる時計屋さんがなかなか見つけられません。

１０年くらい前は、神田神保町にある時計屋さんに出していました。
その後は舞浜にある時計屋さんに出していました。

今回はどこの時計屋さんに出そうか、悩んでいます。
うーん。

どこかで良い時計屋さんに巡り会えないかな。

～追記～
と言う訳で、インターネットさんに聞いてみました。

答え
１）西千葉の時計屋さん。「アイプラザ」
http://chuo-chiba.mypl.net/shop/00000303277/

http://www.tokeijin.com/article/116379284.html#more

時計修理工房アイプラザ
〒260-0033
千葉県千葉市中央区春日2－2－9グリーンハウス岩田1F-B号
TEL 043-246-4382
営業時間 AM11:00～PM6:00
定休日 水曜日、第2・第4火曜日
自社ホームページはなさそう。

２）東小松川の時計屋さん。「ウォッチテクノサービス」
http://www.tokeijin.com/article/115918257.html#more

自社HP
http://homepage2.nifty.com/watchtechno-service/index.htm

有限会社ウォッチテクノサービス
〒132-0033 東京都江戸川区東小松川1-9-22
TEL 03-5661-6018　/　FAX 03-5661-6019
http://watchtechno-service.com/

３）埼玉の方の時計屋さん
時計修理・オーバーホールの 「タムタイム」
http://tamtime.net/

有限会社　田村時計工作所
〒331-0823　埼玉県さいたま市北区日進町3丁目9番地8
tel　048-663-2794

アンティーク、ヴィンテージ、中古の時計

アンティークやビンテージや中古の時計は現行の新品にはないデザインや時間が経て加味された風合い、そしてその時計が歩いてきた歴史等の魅力があり僕は古い時計が大好きなんです。

縁があり時計繋がりでこのブログを読んでくださったり、古い時計の購入を検討している方に。。。よくある時計本と重複してしまいますが。

アンティークやヴィンテージの時計を常用するなら(アンティークやビンテージの年代的定義はよく分かりませんが)１９６０年代・昭和３０年代以降の物が良いと思います。

耐震構造や防水ケースが普及しているからです。 耐震構造はメーカーによってダイヤショック、ルビーショック、インカブロック、パラショック等の名前の違いは有りますが基本的には同じです。
機械の心臓部のテンプが非常にデリケートな作りになっていて、振動という物理的な攻撃からテンプやその軸を守る構造です。

防水ケースはローレックスのオイスターケースが有名だけど、一般的なスクリュー式裏ぶたでも生活防水としては大丈夫です。

この二点が戦後の時計にはほぼ装備されています。逆にいえば戦前、戦中の時計にはほとんど装備されていません。

なので、戦前、戦中の機械にサビやテンプの歪みが有るなどの致命的な故障かある事が有ります。

もちろん、戦前の時計にはアールヌーボーやアールデコの時代の素晴らしい時計がたくさん有ります。

ＺＡＢＵ

とても美しいカーベックス その4

グリュエンと時代の流れ

1937年に新開発されたキャリバー330は、最も人気のあるムーブメントで、311の高品質をそのままに、カーブを更に増すことに成功しており、中央と両端の高さは5mmも違います。唯一ブリッジにCVURVEXの銘が刻まれている、まさにカーベックスのためのムーブメントだったのです。
40年代に入ると、アールデコの細長いデザインは時代遅れとなり、角型デザインのために正方形に近い形状のキャリバー440が開発されました。このキャリバーは大量生産に向いており、グリュエン社のフラッグシップとして10年間生産され続けました。
1950年に、440に替わり正方形の新キャリバー370が開発され、1954年に生産されました。生産終了後も、しばらくはカーベックスに搭載され続けました。その後、カーベックスは安いエボーシュを搭載し60年代なかばまで生産されていたようですが、1976年にグリュエン社が倒産し世の中から姿を消すこととなります。

とても美しいカーベックス その３

カーベックス・ムーブメントの歴史
グリュエン社の販売拠点は主にアメリカ市場で、ケース生産、組み立てや調整はシンシナティで行われていました。しかし、心臓部のムーブメントはスイスのビエンヌ（Biel）の工房で開発されていました。
1930年当時、機械式時計が大量生産時代に突入し、グリュエン社の主なラインアップは、コストがかからず安く生産しやすいキャリバー400、411、500でした。
1935年、満を持して発表したカーベックスのオリジナルの縦長のキャリバー311は、キャリバー500をベースにビエンヌの工房で開発されたプレシジョン（高精度）モデルです。

とても美しいカーベックス その２

手首にフィットする斬新なカーブ
1930年代のグリュエン（GRUEN）社の「カーベックス（CURVEX）」です。
アンティークの手巻き角型時計の代表格といえます。古き良き時代の文字盤デザインもさることながら、やはり、大きくカーブしたフォルムが特徴です。
1935年に初期型モデル311が登場し、当時の細長い流線型のアール・デコ調デザインと、手首にフィットする実用性から、非常に人気を博したモデルです。多くのブランドがそのデザインを模倣する中、37年には更にカーブを増したモデル330を発表しました。なんと中身のムーブメントも湾曲しているのです。

とても美しいカーベックス

グリュエンのカーベックスです。(*^o^*)
とても、美しい時計でほれぼれしてしまいます。ついつい、見とれています。
GRUEN CURVEXについての蘊蓄です。
　1874年、ドイツ生まれのアメリカ人Dietrich Gruenがオハイオ州の州都コロンバスに小さな時計工房を開きました。これがGRUENのスタートとなります。彼は27歳までドイツで時計職人の見習いをし、その後3年間スイスで時計作りを学びアメリカに渡りました。1879年、その時計工房は「Gruen & Savage」という名の時計メーカーになります。1894年からは彼の息子Friedrich Gruenが経営に参加。その時点から社名は「D.Gruen & Son」になり、さらにその３年後もうひとりの息子Georg Gruenが経営に参加すると社名は「D.Gruen & Sons」になりました。当時、ムーブメントはスイスとドイツのグラスヒュッテから輸入して使用していたとのこと。

　世紀が変わりスイスは世界の時計機械供給地として絶対的な地位につきます。そこでGRUENは1903年、スイスのBienne／ビエンヌに時計機械製造会社「Gruen Watch Manufacturing Company」を設立しました。一方で時計ケースの製造についてはGRUENの主要なマーケットであったアメリカで行い、機械をケースにおさめ完成品にする作業もアメリカで続けていきます。これは完成品の時計にかかる輸入関税を逃れる方法でもありました。GRUENはこのスイスの自社工場を使って積極的に新しい時計機械を開発、1908年には他のメーカーに先がけて女性用腕時計の開発に着手、1910年から完成品をアメリカで売り出します。これは爆発的なヒットとなりました。また創業50年のときには金無垢のムーブメントを搭載した記念腕時計を製作。31代アメリカ大統領のHooverや、初めて大西洋無着陸横断飛行を成し遂げたアメリカの英雄、
Charles Lindbergh、第一次世界対戦で活躍したアメリカの軍人General Pershingなどに贈呈するなどアメリカの時計メーカーであることを華々しく誇示します。

　当時、GRUENは自社工場以外からも時計機械を調達していましたが、その時計機械工場のひとつに「Aegler company」があります。同社は「Montres Rolex」と「Gruen」に時計機械を提供していたために、30年代初頭の両社の時計に同じムーブメントが使われているのを見ることがあるそうです。GRUENの最大のヒット作は1935年に発表された「Curvex model」。腕の形状にそってスクエアケースがわん曲した時計です。また独創的なアイデア時計も開発してきました。文字盤の“1～12”の時間表示が瞬時に“13～24”に切り替わる「Airflight jumping hours/super G」はＴＷＡ／トランスワールド航空（セントルイスをベースに主に大西洋に路線を広げた。後にアメリカン航空に吸収）のパイロット用時計として採用されています。他にも自社製機械を載せたクロノグラフやアラームウォッチなどバリエーション豊かな時計をリリース。GRUENは戦前から60年代までアメリカのマーケットで成功した数少ない現地時計メーカーです。

続・ブローバについて

　アメリカ時計界の雄　鉄道精度のハミルトンや巨人メーカーのエルジン、手作りの味　グリュエン（グルエン）等の会社とブローバを比較すると各社のほとんどは時計師が会社を興していますがブローバは宝石商のジョセフ・ブローバと商才溢れるジョン・バラードが会社を興しています。なので、時計のデザインが他社と一線を画すものがあります。
先日、ネットオークションで女性物のドレスウォッチですが、とても美しい時計を発見しました。まだ、その時期にはオークションのIDが新規だっため入札ができませんでした。１９２０年代のアールデコ様式の色使い、彫金、形どれをとっても絶妙のバランスで圧倒的な美しさを出していました。次回、出品されたらぜひ手に入れたい美しい時計です。

　ブローバ時計学校について。。。
アメリカにも過去に於いて1945年、ニューヨークにブローバ時計学校が 設立されました。 正式の学校名は、『ジョセフ・ブローバ・スクール・オブ・ウォッチメイキング』であり、ブローバー時計会社の初代創立者の名前『ジョセフ・ブローバ』が つけられた訳です。

ジョセフ・ブローバ氏が、何故時計学校を設立したか？と言えば、 第二次世界大戦終了後、未来ある若人が傷痍退役軍人となり、身体障害者となって生きる術を一時的に見失い、人生に対して落胆している姿を見るに及び、 なんとか社会復帰させるべく思案して、手に技術をつけさせたら良いのでは ないかと思い、私設の時計学校を設立された訳です。

ブローバ時計学校の修業期間は2年間で、全寮制（食事付き）であり、 驚くべく事実は、授業費用等が全て無料であった、という事でした。 ブローバ時計学校の運営費用は、全てブローバ時計会社による利益還元により、 全て賄われていたのでした。 そういう事実があった事に、60年前のアメリカの経営者の人間性豊かな資質に、 賛嘆せざるをえません。

今から40年ほど前、ブローバ音叉腕時計の日本総代理店であった、 『一新時計』の社長西村隆之氏は、このブローバ社の社会事業にいたく感銘を 覚え、日本からも、身障者2名を米国ブローバ時計学校に留学させる事を 思いつき、それを実行されたのでした。

このブローバ時計会社はその後、世界中に門戸を開き、1000人以上の優秀な 時計技術者を卒業させたのです。

BULOVAについて。

　 1875年、チェコスロバキアからの移民であった23才のジョセフ・ブローバはニューヨークの宝石街メイドン・レーンに小さな宝石店を開いていた。
　そこへ、商才あふれる１４歳のジョン・バラードが事務員で働くようになる。
借金のかたで大量の時計を在庫に抱えてしまったブローバは在庫と共に頭も抱えていました。そこでジョンはあっという間にこの時計を売りさばいてきて味を占め、ブローバにもっと時計を仕入れてきてくれと頼む。１９２０年頃からこの時計に『BULOVA』の名前を入れるようになりました。

　その後、社長の椅子にすわったジョンはアメリカ全国を回りラジオ局の毎正時前の数秒間を買って行きました。１９２６年、時計メーカーとしては初めてのスポットコマーシャールを開始しました。「ブローバが午前１１時をお知らせします。ブーローバ・ウォッチ・タイム」

　第二次大戦中、アメリカの時計メーカーも軍需品を生産しなければいけなく民間用の時計の生産ラインは軒並み縮小され時計用機械もドンドン時代遅れになって行きました。そんな中、１９３４年スイスは時計用工作機械の輸出は禁止しました。
そのときに、ブローバはスイス国内に民間用時計の生産工場を建設、その結果戦争終結後にすぐに時計の生産を開始することが出来ました。他のメーカーは工作機械が手に入らずに生産復活までにかなりの時間がかかり、スイス時計が圧倒的な勢いでシェアを占めていきました。
スイス時計は巧みな広告戦略と軍需産業で時計を生産できないアメリカ時計メーカーを尻目に戦時中に着々とアメリカ国内でのシェアを手に入れていき戦後にはアメリカ時計メーカーが手も足も出ない状況になりました。

　ブローバも１９６０年音叉時計アキュトロンを発表しました。一気にブローバ・アキュトロンはスイス国内も席巻しましたが、１９７０年ごろのセイコー・アストロンによるクオーツショックが世界中を巻き込みブローバ・アキュトロンも１９７６年に生産を中止。
　現在もブローバのブランドは残るもののその文字盤には[SWISS MADE]とある。