「人類最古の職業は女性は売春、男性は傭兵」と言われていますが、コレは違うと思います。

よく、「人類最古の職業は女性は売春、男性は傭兵」と言われますが、僕はコレには完全に否定的な意見です。
ダンサーやミュージシャンなどの方が古い職業です。

その理由。（表現はできるだけマイルドにしますが。）
「売春」→ポイントは食料です。
　売春とは、たいていの場合は男が女性に対価を払って春を買う。という事なので、原始時代の対価は狩猟成果物。
　現代よりもはるかに食料事情が厳しい時代に自分の食べる分の肉を減らしててでも性欲を満たそうと思う事は、同じ男としてでも考えにくいです。
　売春が職業として成立する頃には、食料事情が安定している事が絶対的な要件だと思います。男の心理としても極端に腹が減っているときは絶対にムラムラしません（苦笑）
　しかし、前述の神官としての職業ダンサーも食料事情が逼迫していれば成り立ちませんが、少しでもゆとりが有るならば、自然神に神官を通じて、狩猟の成功を祈る。その対価として、肉を持ち寄ってお供えする。という行為は容易に想像ができます。

　よって、職業ダンサーは売春よりも前に成立ができます。

「傭兵」→これは、明らかに「売春」よりも後で、職業ダンサーよりもはるかに後です。なぜなら、傭兵が必要な場合には戦争が無ければいけません。戦争が起こるには人口の増加が絶対的な要因として背景に有るはずです。人口が増加して、猟場がバッティングしてケンカになる。今も昔もそれが戦争です。

　さらに、ダンサーがやっている事を見れば、職業として成立し形が完成した時代が見えてきますよね。
　手や物を叩いて音を出せば、踊りだします。道具も言葉も要らずわずかな光さえ有れば多くの人に神秘的なメッセージを伝えられる職業。ダンサーは言語が発達する前に成立できる数少ない職業の１つだと思います。