パリ観光5日目はパリ・ルーブル宮 横のジャンヌ・ダルク像の横にあるシティ・ラマによるシャンパーニュ地方日帰りツアーに参加してきました。
行程はランスの街にあるパイパー・エドシック(フランス風の発音だとピッパ・ヘドシック)社のカーブ見学とテイスティング(フランス語ではデギュスタシオン)その後、ランスの大聖堂見学→自由行動・各自でランチ→エペルネに移動・ぶどう畑を少し見学→モエ・エ・シャンドン(フランス風の発音だとモエットゥ・シャンドン)社のカーブ見学とテイスティング→一路パリへ。
パイパー・エドシックのカーブ見学はなかなか面白い仕掛けになっていて、5人乗りの小さな車・ディズニーランドに有るような車でカーブの中を見学してその車から日本語で収録されたテープが流れ解説を聞きながらシャンパン製造の工程を理解する事が出来ます。
シャンパン本に良く出てくるモノで何冊か僕もこのパイパー・エドシックのプチアトラクションを紹介されていていつかは行ってみたいなぁーって思っていたんです。
このパイパー・エドシックのシャンパンはカンヌ映画祭のオフィシャル・シャンパンでギフトショップ横に展示室が有り、スペシャルデザインのボトルが展示されていました。なんか、字で表現するととてもチープな感じになりますが、ボトルにすばらしく緻密で芸術的な彫刻が彫ってあり色彩もとても豊かな美術品のようなボトルが数多く展示されていました。
テイスティング:おいしい香りがとても良くしっかりとした味わいで後味と鼻に残る香りがおいしかったです。ギフトショップで白ぶどうのシャルドネのみで作られた【ブラン・ド・ブラン】を買いました。
ランスの大聖堂のバラ窓です。
このランスのノートルダム寺院はシャンパーニュの教会らしく、ステンドグラスがシャンパンの製造工程を描いていたりとシャンパン関連のステンドグラスがとても多かったです。
また、フランスの王はこのランスの大聖堂で戴冠しなければいけなく数々の王がこの地で戴冠式を行いました。
ジャンヌ・ダルクも自らが忠誠を誓った王が戴冠する際に軍旗と鎧兜の彼女なりの正装で馳せ参じたそうです。
大聖堂から少し歩いたところにあるランスの街の繁華街です。
ランチもこの辺で食べました。
ガイドさんのおすすめで、ガイドさんもランスにガイドにくる時は必ずいくお店みたいで、メニューの解説もしてくれたので助かりました。子羊のステーキを頼みました。リードヴォーも食べたなぁ。
山形県出身のご夫婦と同席しての食事で緊張しましたが色々と話す事が出来て楽しい食事でよかった。
エペルネ近くのぶどう畑です。
見るのは自由ですが、畑に入ったりぶどうに触るのはエチケット違反ですね。
シャンパーニュのぶどう畑用の土地はとても狭く限られています。そして、ものすごく地価が高いそうです。
どれくらいかは分かりませんが、他の地方の農地の20倍くらいはするのでしょうか。。。もっとかな?
シャンパーニュ地方のぶどうでしかシャンパンは作れませんからね。。。
ぶどうは黒ぶどうのピノ・ノワールとピノ・ムニエ、白ぶどうのシャルドネの3種類でしかシャンパンは作れません。
で、黒ぶどうのみで作ったシャンパンは【ブラン・ド・ノワール】白ぶどうで作ったシャンパンは【ブラン・ド・ブラン】と呼ばれ通常のシャンパンとは違った味わいです。
ブランド・ノ・ワールは飲んだ事が無いので飲みたい/
そして、シャンパン界の巨人のモエ・エ・シャンドンに行きました。
こちらのカーブ見学はモエ社の日本人ガイドさんの案内でカーブを見学しテイスティング、ギフトショップでお買い物でした。
モエのシャンパンは飲んだ事が有るので今回は買わ無かったです。パリ市内の価格と基本的に1-2ユーロくらいしか変わらないので。。。
とはいえ、パリの街中やとくに日本では手に入りにくいシャンパンも有るのでお目当ての品が有れば是非購入ですね。
しかし、すごいですね。シャンパーニュ地方のシャンパン会社はこんな小さな街で世界規模の商売をしているのはホントに驚愕です。ランスのパイパー社に見学に行く直前にヴーヴ・クリコ社を見かけ、そのすぐ隣にティタンジェ社が有りました。日本で言えばホンダの工場の隣に日産の工場が有り少し行ったところにマツダがあって、隣町にトヨタと三菱が有るような感覚でした。すごい。。。