ザブさんの趣味は人生です。(*"o"*)v

趣味に生きるちょっと変わった人。ザブさんの独り言のブログです。
ざぶっとstart:2006/09/16

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東日本大震災から三年が経ちました。今日思う事。

2014-03-11 14:46:38 | 平成23年3月11日東日本大震災について
東日本大震災から今日で三年。

被災者さんのために何かしたい。と言う、善意の輪が今も広がっています。
何かやりたい。できる事は無いか?

と言う人も多いと思います。

被災地に行ってボランティア活動をしたり、旅行に行って観光してお金を落として行くのも有りです。ネットや物産展やイベントで被災地産のお米や野菜やお菓子、特産品を買うのも有りです。
募金をするのも有りです。

僕は積極的に献血に行っています。

直接の被災地支援にはなりませんが、かなり遠回りですが、関節的な被災地支援にはなってると思います。

忘れられかけていますが、長野県や千葉県も被災地です。

東日本大震災以外にも日本全土や海外での専門的で高度なボランティア活動を支援する事が僕ら一般市民でもできます。
それは、日本赤十字社への運営費や事業費の寄付です。
赤十字社が災害ごとに個別に募集する義援金とは別に運営費を寄付する事で、救援物資や派遣者の人件費、各種機材の維持費などを支援できます。
義援金にはそういう経費は通常経費は含まれていないので、運営経費を寄付する事で専門的で高度な救援活動を支援する事ができます。

僕は赤十字社を支援する事で東日本大震災を支援します。

それでは、この曲をお聞き下さい。

2013-03-11 21:40:56 | 平成23年3月11日東日本大震災について
この曲は戦争を生きのび、そして、戦争で家族を失った人の強いメッセージが込められています。

そして、今日、3月11日に聞くにふさわしい素晴らしい曲です。

それでは、お聞き下さい。

アンパンマンのマーチ




ある人のブログによると
~~
そしてこの「アンパンマンのマーチ」を語る上で最も知っておく必要があるのが
やなせたかしさんの弟の存在。

実はやなせたかしさんの弟は海軍に志願し、特攻隊として戦場でその生涯を閉じました。
更にやなせたかしさん自身も戦中・戦後の食糧危機に直面し、非常に辛い思いをしたそうです。


その事を踏まえてもう一度この歌の歌詞を読んでみてください。

==
特攻隊として飛び立った彼は自分が二度と母国の地を踏むことは無いと知り
胸の痛みを感じつつも生きている喜びを感じる。

涙をこぼすことなく、恐れることなく彼は飛んだ。みんなの夢を守るために。
戦いに行くのは自分一人だけでいい。愛と勇気だけを連れて行くから。

幸せとは何か 何のために生きるのか
その答えを知らずに生きるのは嫌だ。

時は過ぎ、彼は微笑みながら特攻隊としての任務をこなした。
まるで光る星が消え行くように。

彼は微笑みながら飛んだ。みんなの夢を守るため。
==

~~

との事。

その曲の歌詞を全文記載します。

2013-03-11 21:26:00 | 平成23年3月11日東日本大震災について

その曲の歌詞を全文記載します。

~~
そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも。

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

忘れないで夢を こぼさないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも

そうだ!恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも

嗚呼アンパンマン優しい君は
行け!皆の夢守る為

<作詞:やなせたかし/作曲:三木たかし/編曲:大谷和夫/歌:ドリーミング>
~~

そう、アンパンマンのオープニングソング『アンパンマンのマーチ』です。
アニメで使われているのは2番の部分。
そして、余り知られていない1番と3番にはとても強いメッセージが込められていました。
素晴らしい曲。
ここまで素晴らしい曲はホントに久しぶりに聞いたと思います。

今日、ラジオで流れてきたとある曲。あまりにも素晴らしい曲でした。

2013-03-11 21:15:00 | 平成23年3月11日東日本大震災について
今日、あるラジオを聞いていたら、この歌が流れてきました。
仕事の手を止めて、じっくりと聞き込んでしまいました。

その一部をご紹介します。

==
そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。

中略

時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも

後略
==
この曲の全てでもわずか2分45秒くらいです。
しかし、その短い時間これほどまでの強いメッセージを込められるなんて。。。

はっきり言って、感動しました。

あまりにもこの3月11日に聞くにふさわしい曲です。

復興支援エコポイントの余り1円から999円の端数は被災地寄付へ^^

2013-03-02 15:51:21 | 平成23年3月11日東日本大震災について
復興支援・住宅エコポイントの申請・受付は今年(平成25年/2013年)4月30日までです。

さて、ひょんなキッカケで、復興支援・住宅エコポイントが手に入りました。
1ポイント=1円
まとまった額の5000円とか3000円とかなら、いろいろな商品に交換できます。

なので、僕もまとまった部分は商品に交換しました。
そしたら、605点の余りが出てしまいました。

605円分を破棄するのももったいないので、いろいろと探したら、
1円から1円単位で被災地自治体へ寄付ができる事がわかりました。

なので、605ポイントを被災地である千葉市へ寄付する事に。

東北・関東の太平洋側の津波等の被害の被災地は有名ですが、東京湾沿岸の千葉市や千葉県習志野市や千葉県浦安市などもじつは被災地なんです。
沿岸部は液状化現象でものすごい被害がありました。津波や火事や原発のような被害では有りませんが、住んでいる人達はホントに大変な状況でした。
そして、経済的な面でも大変な思いを今でもしています。

個人所有の家の敷地での被害は、原則的に自分で負担して復旧しなければいけません。
僕の友人の家もはげしく傾きました。

このエコポイントの寄付先に浦安市が含まれていないのが不思議ですが、千葉県では千葉市と旭市と習志野市が寄付先として選ぶ事ができます。
この寄付は直接当該自治体の住民には届きませんが、自治体に寄付する事で間接的に住民にとどきます。


千葉市の有るエリアの液状化の被害状況

http://blog.goo.ne.jp/zabu1120/e/be3d059ab782b0986ac603be8d2e9c39


浦安市の液状化現象の被害状況

http://blog.goo.ne.jp/zabu1120/e/a8d088502c3a953cef2c719719eb56e2



という訳なので、是非とも<余った、端数のエコポイント>は被災地自治体に寄付して下さい。
1ポイントから1ポイント単位で寄付できます。
例:605ポイント→500ポイント+105ポイント

千葉市の寄付ページ
http://fukko-jutaku.eco-points.jp/search/index.php?view=employer&ecode=Z121&p=1


被災地寄付全体のページ
http://fukko-jutaku.eco-points.jp/search/index.php?view=employer&keyword=&ecode=&icode=&big_category=&category_id=&genre_id=&sub_category2=&prefecture_id=&point1=1&point2=999&tabFlag=2

毎日新聞ネット版より転記:東日本大震災:浦安市、浮いたマンホール保存へ

2012-02-03 00:18:20 | 平成23年3月11日東日本大震災について
ネットでこのニュース記事を見ました。

とても、胸が痛む内容では有るが、未来へつながる意義のある内容だと思い、
記事全文と写真を転記します。
これは、毎日新聞社ネット版でこの記事が削除されても、僕のブログに残しておきたいためです。

撮影者と執筆者と新聞社の各種権利を侵害するものではなく、記憶と記録を残していきたいためです。

写真撮影者:保存が検討されているマンホール=千葉県浦安市高洲で2011年5月21日、森有正撮影
記事執筆者:森有正氏
掲載新聞社:毎日新聞社(インターネット版)
掲載元URL:http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/05/31/20110531k0000e040078000c.html

記事本文:以下の通り

以下本文
============

東日本大震災:浦安市、浮いたマンホール保存へ

 東日本大震災の影響で、市内の4分の3を占める埋め立て地のほぼ全域が液状化した千葉県浦安市は、1メートル以上浮き上がった耐震貯水槽のマンホールを改修せず保存する検討を始めた。被害を次世代の教訓にするとともに、復興のシンボルとする狙い。同市幹部は「被害の記憶にふたをせず保存することで市民のまちへの思いをひとつにしたい」と話している。

 保存を検討しているのは高洲中央公園(同市高洲)駐車場地下の耐震貯水槽につながるマンホール。貯水槽は96年に地震や災害などの緊急時の飲料水確保のため同市が約1億1700万円をかけ建設したが、震災時の液状化で水をくみ上げることができなくなり、水道配管破損による断水に苦しむ市民に水を全く供給できなかった。

 液状化被害の象徴としてマンホールを見学する研究者や行政関係者がいる一方、住宅ローンを抱えた自宅の改修などで苦闘している市民らの一部からは「液状化を忘れたいので一刻も早く元に戻してほしい」「保存するにしても駐車場が使えるよう移設すべきだ」などの異論も上がる。

 同市幹部は「見るのも嫌だという気持ちも分かるが、被害そのものを保存することに意味がある。批判があるかもしれないが、今回は改修しない選択肢をとりたい」と話している。【森有正】

=============

以上

液状化現象被害で浦安市住民数名が三井不動産を集団提訴。

2012-02-03 00:17:06 | 平成23年3月11日東日本大震災について
こんばんは
ザブです。

さっきニュースを見ていたら、こんなニュースがありました。

液状化現象のにより家屋が傾く被害が多く有った浦安市で、
その土地(土地付き建て売り住宅?)を分譲販売した三井不動産を集団提訴。
これまで、住民一人が業者を訴える訴訟は有ったが、複数の原告による集団提訴は初めて。

同じ時期に埋立開発が行われた東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド)の土地は
大きな被害が無かったにもかかわらず、こちらの土地は大規模な液状化現象が発生した。
これは当時の技術でも地盤改良工事は可能だったにもかかわらず、それを怠った業者に責任がある。
というのが原告の主張だ。

僕も現場を見たが、舞浜駅のバスターミナルは数十センチの地盤沈下が起きていたが、すぐ隣のイクスピアリは何の問題もなかった。イクスピアリの建物に亀裂が入った程度で、液状化現象の被害はほとんど確認できなかった。
という事は、開発の時期が違うとは言え、バスターミナルを施行した業者がやっつけ仕事をしたか、あるいは浦安市が工事代をケチったため予算が少なすぎたかのどちらかであるのは明白だ。

ひるがえって、住宅の液状化現象の様子はひどかった。
道路一本へだてただけで、無事なエリア、被害の大きいエリアが混在していた。
埋め立てた時期は同じ=家の基礎の下の土は同じ→という事は被害に差が出ないはず。
なのに被害が出た。という事は土地を造成し、住宅を建てた業者が、地盤改良をしたかどうかの差である。


僕は、この裁判の行方を見守ります!



以下、各ニュースサイトを引用

====================
朝日新聞ネット版

液状化被害の住民、三井不動産を提訴 千葉・浦安

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201202020134.html


 東日本大震災による土地の液状化で自宅が傾くなどの被害を受けた千葉県浦安市の住民ら32人が2日、宅地開発した三井不動産(本社・東京都中央区)と系列の住宅関連会社に計約7億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。「液状化したのは適切な地盤改良工事をしなかったためだ」と主張している。

 液状化で大きな被害を受けた同市で、数戸の住民が不動産会社を提訴した例はあるが、集団提訴が明らかになったのは初めて。

 訴状などによると、住民らの家が立つ同市入船は埋め立て地で、1981年に三井不動産が分譲地の販売を始めた。今回の震災による液状化で自宅が傾いたり、地面が陥没したりして、給水管やガス管が壊れるなどの被害が出た。分譲地には、木造3階建ての住宅をつなげた棟が23並び、70戸あるが、被害は昨年6月時点で、大規模半壊32戸、半壊28戸、一部損壊10戸に及んだ。

 住民らは、別の開発業者が分譲した近くの住宅地では、砂を締め固めた杭を地盤に打ち込む改良工事がされたために液状化していないと説明。分譲当時、千葉県の調査で市内の埋め立て地が液状化する危険性が指摘されていたとして、「必要な防止策を取らないまま住宅を販売したのは不法行為だ」と訴えている。

 住民らは同社に対し、分譲時の地盤調査の結果を開示するよう求めたが、「残っていない」という回答が返ってきたという。

 三井不動産広報部は「訴状が届いておらず、内容を確認していないのでコメントは差し控えたい」としている。

======================
MSNニュース 産経ニュースネット版

浦安の住民が液状化被害で提訴 三井不動産に約7億円請求 建物傾き地面陥没
2012.2.2 12:20
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120202/trl12020212260003-n1.htm

 東日本大震災による液状化で住宅が傾くなどしたのは、地盤改良工事を怠ったためとして、千葉県浦安市の集合住宅の住民32人が2日、分譲販売した三井不動産と関連会社を相手取り、復旧費用など計約7億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状によると、被害があったのは三井不動産が昭和56年に分譲販売を開始した「パークシティ・タウンハウスIII」。昨年3月11日の東日本大震災で浦安市は震度5強を記録しており、この住宅では敷地の液状化に伴い、建物が傾き、共用部分などの地面が陥没、給水管・ガス管が破損するなどの被害が生じたという。

 原告側は、三井不動産が分譲当時、液状化する危険性が高いことを認識していたことは明らかで、「適切な地盤改良工事を施さずに分譲地を販売したのは不法行為にあたり、損害賠償義務を負う」としている。

 自宅が半壊したという原告の上野智さん(72)は、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し「隣の団地はほとんど被害がないのにおかしいと思っていた。三井不動産から納得のいく回答は得られず、裁判で訴えるしかないと思った」と話した。

 三井不動産広報部の話「訴状が届いておらず、内容を確認しておりませんので、コメントは差し控えさせていただきます」


=================
FNNニュースネット版

東日本大震災による液状化 千葉・浦安市の住民らが三井不動産などに損害賠償求め提訴
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00216479.html

東日本大震災による液状化で、千葉・浦安市の分譲住宅が傾き、不自由な生活を余儀なくされたなどとして、住民らおよそ30人が、三井不動産などに損害賠償を求める訴えを、東京地方裁判所に起こした。
午前10時半すぎ、提訴後の記者会見で、原告住民は「われわれのところだけ、ひどくやられている。これは、いったい何なんだろうと」と話した。
住民側によると、1981年に浦安市の埋立地で三井不動産などが分譲販売した集合住宅では、震災による液状化で、家が傾くなどの被害があり、住民らは、不自由な生活を余儀なくされたという。
住民らおよそ30人は2日、「十分な液状化対策を施さずに販売したのは不法行為」として、三井不動産などに、およそ7億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
三井不動産側は「内容を確認していないので、コメントは差し控える」としている。
(02/02 12:39)

===================
毎日新聞ネット版

浦安液状化:住民27戸が提訴 三井不動産に7億円請求
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120202k0000e040158000c.html

 東日本大震災で液状化被害が起きた千葉県浦安市の住民らが2日、液状化対策を怠ったのは違法として分譲住宅地を開発・販売した三井不動産(東京都中央区)とグループ会社を相手取り、計約7億円の賠償を求め、東京地裁に提訴した。

 三井不動産が81年、同市内の埋め立て地で分譲・販売を始めた3階建て住宅(タウンハウス、70戸)のうち、27戸32人が原告となった。

 訴状によると、同市で震度5強を記録した東日本大震災で住宅の敷地が液状化。建物が傾き、地面が陥没するなどの被害が起き、転居が必要となった住民も出た。一方、80年に着工され、三井不動産も出資したオリエンタルランドが所有する市内の「東京ディズニーランド」では駐車場以外は対策が施されており、被害は出なかった。このため、原告側は「分譲当時、三井不動産は液状化の危険性を認識していたのに地盤改良工事を実施しなかった」と主張し、地盤改良工事費や建物の取り壊し費、慰謝料などを支払うよう求めた。

 提訴後、記者会見した住民代表の上野智さん(72)は「隣接の団地は被害に遭っていない。裁判を通じて責任の白黒をはっきりさせたい」と話した。【野口由紀】
 ◇「道路を隔てて被害に差」原告住民

 「これは天災ではない、人災だ」。東日本大震災により、市内の約85%が液状化し、住宅約8500戸が傾くなどの被害を受けた千葉県浦安市で、80年代に分譲されたタウンハウスの住民が、損害賠償を求めて立ち上がった。原告側は「隣の団地や近くのディズニーランドでは、地盤改良が実施され、被害も軽かった」と指摘する。「道路1本隔ててなぜこんなに被害が違うのか?」「危険性を知らなかったはずはない」。住民たちの素朴な疑問が法廷で争われる。

 分譲地は、JR新浦安駅の南約500メートルに広がる。約1万平方メートルに1棟数戸で構成される白い木造の住宅が並ぶ。駅から徒歩10分前後で、バブル期は1億円を超えた。分譲時に5~6倍の抽選に当たり、3000万台後半で購入したという原告男性(72)は「東京に近く、戸建てスタイルでこの値段。魅力的だった」と振り返る。

 しかし、震災では敷地から砂が噴出し、地面が陥没。建物は傾き、給水管やガス管が破損した。上下水道は約1カ月使えず、傾く家で過ごすうちにめまいなどで体調を崩し、借家生活の住人もいる。

 一方、道路を1本はさんだ旧日本住宅公団(現都市再生機構)が分譲販売した鉄筋コンクリートの低層住宅では、上水道は数日で復旧し、住宅の傾きもほとんどなかった。別の原告男性(62)は「同じ時期に埋め立てられたはずなのに。被害の差の理由を知りたい」と首をかしげるが、三井不動産側は「当時の資料が残っていない」と説明し、詳しい事情はわからない。この男性は「住まいは人生でも大きな買い物。安心して住めるよう、作り手の責任を問題提起したい」と話している。【山縣章子】

毎日新聞 2012年2月2日 12時11分(最終更新 2月2日 14時28分)

【写真で見る】被災後、液状化で道路が波打った浦安市内
【写真で見る】地面が沈下した舞浜駅前のバス停
【被害の記憶にふたをせずに…】浦安市、浮いたマンホール保存へ
【転出者も相次ぐ浦安市】千葉の液状化 地盤強化策、見通したたず
【「再々」の可能性も】千葉で広域「再液状化」 87年にも被害

===========================
東京新聞ネット版

浦安の液状化 集団提訴 三井不動産に賠償請求
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012020202000203.html


 東日本大震災で千葉県浦安市の分譲住宅に液状化の被害が出たのは不動産会社が適切な対策を怠ったからだなどとして、住民と所有者ら三十二人が二日、住宅売り主の三井不動産(東京)と関連会社に地盤改良工事費や住宅補修費、慰謝料など計約七億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 原告側弁護士によると、東日本大震災での液状化被害をめぐり、数十人規模の集団提訴は初めて。

 訴状によると、原告の住民らは一九八一~二〇〇五年に同社から分譲住宅を購入するなどしたが、震災で敷地が液状化し、住宅が傾いたり、共用部分の給水管やガス管が破損したりした。転居を余儀なくされた人もいる。

 住民らは、分譲住宅が立つ埋め立て地周辺は、分譲当時から県や市の調査で液状化の危険が高いと判断されており、近隣の旧公団住宅の敷地や東京ディズニーランドの園内では七七~八〇年ごろに地盤改良工事が行われ、液状化が起きていないと指摘。「三井不動産が液状化の被害を予見できたのは明らかで、地盤改良工事を施さずに販売したのは不法行為にあたる」などと主張している。

 提訴後に会見した住民らのうち八一年から住み、半壊の被害を受けた男性は「窓の開け閉めも不便になり、庭には泥が噴き出した。近隣の団地では被害がないところもあり、これは天災でなく人災だと思う」と話した。

 三井不動産広報部の話 訴状が届いておらず、内容を確認していないので、コメントを差し控えたい。

================
以上。

応急危険度判定の資料を入手しました。

2011-04-09 02:27:51 | 平成23年3月11日東日本大震災について
応急危険度判定の資料は
これです。

http://taishin-miyagi.net/modules/mydownloads/visit.php?cid=36&lid=31

地盤沈下による測定は(木造は)11ページ付近です。


また、3月18日付けの「液状化による傾斜住宅補修方法 作成:社団法人日本建築構造技術者協会(JSCA・千葉)」のPDFデータも入手しました。
これです。
www.jsca-chiba.com/PDF/110318_ekijyoka.pdf

測定方法は13ページ付近にあります。


内閣府の「災害にかかる住家の被害認定基準運用指針」の10ページに
下げ振り子よる家屋傾斜判定方法が図解しています。
http://www.bousai.go.jp/hou/jyukyo/01/pdf/shishinall.pdf


この記事の写真は内閣府の資料の10ページ付近の図解をJpegにしてのせました。

参考になれば幸いです/

東日本大震災に関する当ブログの記事について。

2011-04-09 01:38:26 | 平成23年3月11日東日本大震災について
こんにちは

ザブです。

東日本大震災についての日記を書くようになってから、
当ブログのアクセス数が飛躍的にのびました。
それまでは訪問者数が150前後だったのが、
徐々に増えて来て800人前後、多い時には1000人を越える日もありました。
ありがたい事です。
報道されない事実が多いため、微力ながら情報を発信できたことが、数になって現れた実感があります。

また、ある日、訪問者数が1800人を越えた日がありました。

アクセス解析をたどると、
アーティスト「くるり」さんのHPよりいらっしゃる方が1300人ほどいました。
http://www.quruli.net/cgi-bin/diary.cgi?todo=detail&date=20110405
このページです。

大変、ありがたく嬉しく思います。

リンクに対して、心配をして下さっていましたが、当方はリンクフリーで、大歓迎です。

ただし、TVや雑誌などへの商業目的で写真を使用する際は、無償提供しますが、連絡をいただけると嬉しいです。(僕がそのTVや雑誌などを見たいため^^)

ザブ。

地質環境専門家の楡井久さんの記事 千葉県自然保護連合事務局HPより転載させて頂きました。

2011-04-09 01:32:42 | 平成23年3月11日東日本大震災について
こんにちは
ザブです

以下は当ブログにコメントを下さった、「湾岸住民」さんからの情報提供で
しった、液状化対策に有用な方法を研究していた方(県職員)の新聞記事などです。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/boso/rengo10.htm
より
全文を転載させて頂きました。


=以下、本文=====================

東日本大地震による液状化によって、千葉県内の埋め立て地は大きな被害を受けました。その現場をみて、液状化防止策を提案した楡井久(にれい・ひさし)さん(地質環境学者)を思い浮かべました。


■「千葉県の地震対策で、最も重要なのは液状化防止策」

 楡井さんは、地質環境のエキスパートとして、30年近く千葉県環境部地質環境研究室に在籍しました。
 楡井さんの口癖(くちぐせ)は、「湾岸に埋め立て地が広がり、住宅が密集する千葉県の地震対策で、最も重要なのは液状化防止策」でした。
 そして、県内の建設6社などに声をかけ、防止工法を開発する「液状化防止技術研究会」を発足させ、1993年に「ヘチマドレーン(排水)工法」を完成させました。これは、100平方メートルあたり約200万円という日本初の安価な工法であり、じっさいに液状化防止の成果が上がったそうです。


■「自然が発する怒り(地震)に人間はもっと
  謙虚にその声を聞くべきなのではないか」

 ところが、千葉県はこの新しい工法を受け入れませんでした。楡井さんは、「自然が発する怒り(地震)に人間はもっと謙虚にその声を聞くべきなのではないか」と県の姿勢を批判しています。

 まったくそのとおりだと思います。その意味では、今回の千葉県内における大規模な液状化被害は人災ではないでしょうか。県が防止策を怠ったからです。

 参考に、11年前(2000年)の新聞記事を転載させていただきます。楡井さんが液状化対策に警告していることを紹介した『毎日新聞』の記事です。
(2011年3月)

《『毎日新聞』千葉版、2000年1月11日》

〔未来へ託す風─21世紀・ちば〕(10) 都市防災


 液状化対策に警告
  「自然が発生する怒りに人間はもっと謙虚に」

地質環境学者 楡井 久さん

 長く延びる人工海岸線。街路を隔て海岸線に沿って中高層住宅群が整然と建ち並ぶ。東京湾岸の浦安から千葉方面にまたがる湾岸人口は県人口の3分の1以上を占める過密地帯だ。

 「東京湾の地下は地震が頻発する“地震の巣”そのものです。過密地帯に埋め立て地も目立つ。水分を多く含む沖積層の上に埋め立ての砂層がのっているため、その地盤は弱い。あの地震の記憶が時とともに風化し、その後の都市防災に教訓として生かされていない」
 昨年募れ。地質環境学者の楡井久さん(59)は幕張新都心を遠望しながら、こう悔やんだ。

 楡井さんは、茨城大広域水圏環境研究センター教授。「現場」にこだわり、現在も“湾岸パトロール”を続けている。 教授になる前の30年近くを地質環境のエキスパートとして、県環境部地質環境研究室一筋に生きてきたが、楡井さんの防止策は受け入れられず、定年まで3年を残し、一昨年、県を去っている。

 「湾岸に埋め立て地が広がり、住宅が密集する千葉県の地震対策で、最も重要なのは液状化防止策」。楡井さんの口癖((くちぐせ)である。

 楡井さんには脳裏から離れない「記憶」がある。1987年12月に起こった「県東方沖地震(マグニチュード6.7)」だ。死者2人、重軽傷者144人が出た。楡井さんは現場に急行し、埋め立て地調査も行った。数十カ所で液状化現象の被害を目撃。その光景が自身の液状化研究の原点となった。

 液状化現象とは、地震の揺れにより、地層内の水圧が高まって泥水が噴出し、地盤が支持力を失って、大地がぐにゃぐにゃになる現象。地盤の弱い埋め立て地で起こりやすい。楡井さんは震災後、間もなく排水性の高いポリプロピレン(合成樹脂)製のヘチマ状くいの抗に注目した。早速、県内の建設6社などに声をかけ、防止工法を開発する「液状化防止技術研究会」を発足させた。

 93年、「ヘチマドレーン(排水)工法」が完成する。ヘチマ状のポリプロピレン抗(直径12.5センチの円筒抗、長さ6メートル)の外側に水は通すが砂は通さない透水フィルターを巻き、何本も埋設するというもの。しかも、100平方メートルあたり約200万円という日本初の安価な工法。地下水が上昇しても、ポリプロピレン抗が砂や泥の噴出を防ぎ、水をけちらすため、液状化防止の成果は上がったという。

 しかし、楡井さんの環境畑と、防災対策を管轄する政策畑、実際に工事をする建設畑。「縦割り行政」の弊害が、新しい防止策の導入にブレーキをかけた。

 「瞬時に発生する防災問題と、長時間かけて起きる環境問題は時間のスケールは異なりますが、本質は同じ現象。同じ過ちを二度と繰り返してはいけない。自然が発する怒り(地震)に人間はもっと謙虚にその声を聞くべきなのではないか」

 楡井さんは力を込めた。自然の成り立ちを尊重することを前提とした都市防災の在り方が重視されている。そこには21世紀に求められるベき科学の在り方も問われているように思える。【福沢光一】


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