これまで、がんに関する様々な情報を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
ここで、がんを自分で治そうと思っている方に、私からのアドバイスをまとめてみましょう。
人間には、体内の異物を排除する高度な免疫機能が備わっています。
がんになったのは、間違った生活習慣によって免疫力が低下しているためと考えられますから、免疫力が低下した根本原因を取り除くことが、がん治療の第一歩だと思います。
考えられる原因は人それぞれでしょうが、がんを告知されたら、まずは有害物質(特にタバコ)を避け、肉食をやめ、砂糖を断ち、新鮮な野菜や果物を多めに摂取することから始めてはいかがでしょうか?
また、体内に溜まった毒を外に出すことも大事で、特に血液の汚れが発がんと関係している可能性は高いと思われます。(がんは血液浄化装置であるという説もあるようです)
例えば、アーユルヴェーダでは、血液を浄化するハーブはがんを治すとされていますし、以前ご紹介したがん治療法に登場したゴボウやムラサキツメクサは、血液を浄化するハーブとして知られています。
さらに、「デザイナーフーズ計画」で最もがん予防効果が高いと評価されたニンニクも、アーユルヴェーダでは、強力な解毒剤であり、血液を浄化するとされています。
したがって、がんの予防だけでなく、がん治療のためにも、解毒力の優れたニンニクを常食することは理にかなっていると思います。
玄米食はお薦めではありますが、病状によっては消化が困難な場合もあるでしょうから、お粥にしたり、玄米粉を水やジュースに溶かして飲むなど、体調に合わせて摂取方法を工夫してはいかがでしょうか。
次に、生活を規則正しくすることも大切で、早寝早起きを心掛け、日の出とともに起きて朝日を浴びれば、紫外線の害を最小限に抑えながら日光浴ができます。
また、人間は自然の一部ですから、自然から離れては生きてゆけません。ぜひ自然と親しむ時間を増やすことをお薦めします。
例えば、東京都内にお住まいの場合だったら、大木が生い茂っている新宿御苑のような場所で一日のんびりとすごすことによって、自然から素晴らしい力をもらうことができると思います。
そして、よく笑い、適度に運動し、可能であればときどき仕事を休むことで、ストレスを解消して免疫力を高めることができるでしょう。
なお、がんを自分で治療する場合でも、近所の病院でときどき血液検査をしてもらって、白血球数(WBC)、リンパ球の比率、血小板数(PLT)や腫瘍マーカーの値をチェックすることは悪くないと思います。
こういった値に一喜一憂することはよくありませんが、測定結果をグラフにしてみれば、がんと長く付き合っていく上で一つの目安になるのではないでしょうか?
最後に、心の持ち方ですが、がんを憎み、がんを殺そうとするよりも、がんを愛し、がんに感謝することで、心はより平和になると思います。
がんができたのには理由があるはずで、がんにも何らかの働きがあると思えば、平和な心でがんと共存できるのではないでしょうか?
-----------------------------------------------------------------------
【追記】 2024年3月25日
「がんは血液浄化装置であるという説もあるようです」と申し上げましたが、その情報源は、
『ガンは食事で治す』(森下敬一:著、ベストセラーズ:2010年刊)
という本でした。この本は、がんを治療する際にとても参考になると思いますので、お読みになることを強くお勧めします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます