免疫力を上げる「あいうべ体操」

前回ご紹介した医学博士の塩谷信男氏は、91歳のときに「正心調息法」という健康法を世間に発表されたそうです。私は、22日にその講習会に参加し、現在「正心調息法」を実践中なので、もし効果があれば後日報告させていただきます。

今日は、その講習会で教えていただいた「あいうべ体操」という、非常に簡単に免疫力を高めることができる健康法をご紹介したいと思います。

『あいうべ体操は「あー」で思い切り口を開き、「いー」で横に広げ、「うー」でしっかりとすぼめて、「べー」で舌を思い切り出す。口周辺の筋肉を動かして鍛えることが目的なので、必ずしも声は出さなくてもよい。あごに痛みがある時は、「いー、うー」だけでもよい。「あー、いー、うー、べー」と５秒くらいで行い、１日３０セット（約３分間）が目標。』

（熊本日日新聞より転載、詳しくは「熊本日日新聞　あいうべ体操」で検索してください）

いかがでしょうか？　非常に簡単ですね。

あまりにも簡単なので、こんなことで本当に免疫力がアップするのか疑問に思いましたが、実際にやってみると、唾液の分泌が良くなったように感じました。

調べてみると、唾液にはペルオキシダーゼなどの抗酸化作用のある酵素が含まれていて、がんを予防する働きがあるそうですが、他にも、殺菌作用や抗菌作用があり、免疫力の向上に大きく寄与しているそうです。

また、口呼吸が免疫力を低下させることが知られているそうですが、「あいうべ体操」には口呼吸を防止する効果があるため、口呼吸が原因で起きた様々な病気（花粉症やアトピー性皮膚炎、関節リウマチなど）に効果があったそうです。

風邪をひきやすい季節になりましたが、みなさんも「あいうべ体操」で免疫力のアップを心掛けてみてはいかがでしょうか。

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