わざわざ読んでゃ 「ゆずの宿」便り

「燃える湯魂Burning hot soul」の泣き笑い奮闘記

良心市~正しい心が支えるお店~

2013年05月22日 00時02分04秒 | 地域情報
 最近は「直販所」に押され気味で勢力が弱まっちゅう感じの「良心市」やけんど、その起源が高知県やというきに凄いがやないが~!



 「良心市」たぁ、道路脇に設置されちゅう無人市で、農家の方らぁが農協で引き取って貰えん規格外商品(おおかたその日の朝採れ品で品質が良ぅて、多少形が悪い程度)の野菜や果物や生花らぁを良心的な価格(市価の三分の一から四分の一ばぁ)で並べ、買い手は自分の良心に従い料金箱に料金を入れるっちゅうもんぜよ。



 歴史民俗学者の研究ぢゃあ、高知の中山間地域が発祥の地という説が有力で、数十年前に「良心市」のシステムに賛同した全国の方々が広めたがやけんど、残念なことに料金箱ごと盗られたり、代金を払わんと商品ばぁ持って行くみたいなことが横行したり、また安全衛生の観点から無人が嫌われて、激減したっちゅう歴史があるがぢゃ。



 発祥地の高知でもその数は年々減ってきゆうがやけんど、他県と比べたらまだまだ圧倒的に多いがやと…、そうやとしたらそこから高知県人の「良心」が感じ取られるきに、お国(ふるさと)自慢の一つにならんこともないねや。けんどちょくちょく「苦情」の張り紙も見るがよね~。



 私が良う利用させて貰いゆう「海の漁心市」は名前こそ「良心市」のモジりやけんど、中身は完全な直販所みたいなことで、安全衛生面もバッチリぜよ。



 最近は直販所も頑張ってお得なお値段をつけちゅうし、レシートが出んと仕入にゃあ使いにくぅなるきに…、私の場合は専ら直販所通いで、多いときは日に5軒ばぁはしごすることもある…。



 言うたち良心市が嫌いなワケでもないし、良心が無いワケでもないきに…、誤解せんといてよ~。



 ゆずの宿」のエントランスにもちょっとした良心市があるきに、見に来てよ~!

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