昨日、JR常磐線 宮城と福島間が開通したと報道がありました。NHK:「JR常磐線 宮城と福島結ぶ区間 5年9か月ぶり運転再開この日を待ちわびていた」 2016年12月10日6時08分。本当に、喜ばしい事です。 でも、上記の如く、それは一部です。「浜吉田」駅と福島県相馬市の「相馬」駅を結ぶおよそ23キロの区間であって、全線ではありません!誤解のないように。
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ですから、FUKUSIMSの近くを通る「竜田~原ノ町」は、現在不通です。今後の見込みは・・・。あの、炉心溶融で廃炉が決まっていても、手も足も出せない問題が残っています。つまり、原発事故の避難指示区域を含む福島県内のおよそ36キロの区間で不通の状態が続き、JRは平成31年度末までに全線での運転再開を目指しています。この放射能物質を除去出来るのは、未定です。避難指示区域???怖いです!よって、全線開通も未定と言う訳ですね。
さて、一部でも喜ばしのですが、問題はこの避難指示区域です。いつ廃炉が終了するのか、目下のところ炉心に近づけない状態なので、10年・20年、いや50年はダメかも。こんなにも、悲惨な事故が起きたことを、開通出来たと「喜んで放送」するのは、おかしいのではないでしょうか?
今後において、電気は必要不可欠だと理解はしていますが、その為にはデメリットもキチンと報道してほしいものです。特に原発は・・・。
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