よく言われる残念な話ですが、HIROSIMAのウランの千倍以上が100万キロ原子炉の一年分のウラン使用量。つまり、1トン以上が必要なわけです。これはつまり、核放射能廃棄物汚染が1000倍以上地上に出現することっですね。で、54基も作っちゃった!年間1300トン(累積28,000トン)もの使用済み燃料棒がでるという(2010年度まで)。実際はもっとある!!!
実は、六ヶ所村の再処理工場での稼動前に、わが国の電力会社(東電・国)はイギリス及びフランスに再処理を委託しています。
そこで、この2月にイギリスから、遅ればせながら再処理ガラス固化が戻ってくる。
河北新報より
日本原燃と関西電力などは4日、英国から返還される高レベル放射性廃棄物のガラス固化体について、原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター(青森県六ケ所村)に来年2月ごろ搬入されると発表した。独立行政法人原子力安全基盤機構(東京)に輸送や保安措置に必要な確認手続きを申請した。
搬入されるのは、英国セラフィールド社が、原発から出た使用済み核燃料を再処理する際に製造したガラス固化体28本。関西、中部、中国の電力3社が再処理を英国に委託していた。
英国からの受け入れは2011年9月以来で、今回が3回目。電力3社は11年10月~12年3月に固化体の外観や放射性物質の汚染状況などを点検、「問題がないことを確認した」(関西電力)。
貯蔵管理センター(容量2880本)では現在、1414本を保管。30~50年間冷却貯蔵した後、地下の深い地層に最終処分される予定だが場所は決まっていない。
こちらはフランス 例えば・・・・。このサイトhttp://www.iam-t.jp/HIRAI/page14.html より抜粋です。
原発がどんなものか知ってほしい(14)平井憲夫日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?もんじゅに使われているプルトニウムは、日本がフランスに再処理を依頼して抽出したものです。再処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れないものです。 そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使われています。長崎の原爆は約八キロだったそうですが、一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの原爆ができますか。それに、どんなに微量でも肺ガンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、永久に放射能を出し続けます。だから、その名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。 しかし、日本のプルトニウムが去年(一九九五年)南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が大きいことを知っている人は、余りいません。フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るのに核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われてしまったことはほとんど間違いありません。 日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかったのには、そういう理由があるからです。もし、日本政府が本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。 日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒチの人々を被爆させ、きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません |
「もんじゅ」は、ご存知の通りプルトニュームを原料とする。その為何時までも高額な税金を使わない方法として、このロッカショが必要になったのでしょう!お金をばら撒いて・・・!
昨年末に、敦賀原発、東通原発に続き、原子力規制委員会は六ヶ所村(青森県)の核燃料サイクル施設で断層調査をする方針を固めたとあります。
これは、今日にマイニチの掲載です。規制委員会、特に田中俊一委員長は信じられないんですが・・・。
江戸末期、ジョン・万次郎は一国の統治者が世襲制でない世界に感銘をうけ、万人に共通の権利のある事を知った。そして今、国民の幸福?の為に国益優先の大儀名文を掲げて・・・。ジョン・万次郎は、今何を想う???