宇宙の青い小さな☆見っけ

青い星に生まれた私は、地球人と言う「宇宙人」。自然を大切にして、この星を守って生きていきたい!

平井 憲夫一級プラント配管技能士、反原発活動家

2011年09月04日 | 脱原発論者

 

 平井さんは、原発工事で被曝する労働者の救済にあたりながら、全国で講演活動を繰り広げた方です、1990年「原発被曝労働者救済センター」を設立して代表として、各原発建設現場の実態を法廷で証言しました。前回の今村仁三郎さんと同じく、若くして享年58歳没。その、平井さんの「廃部告発」です。内容は現場職人の生の声が、響いてきます。反原発の切欠は、自分の部下(3-109)が規定量の500倍を浴びた事に、発しています。約10年前の動画です。1から10までありますので、はじめのユーチューブで、その画面から順次クリックしてご覧下さい。それぞれの内容の中に、思わず納得させられることがあります。

 

1-10 スリーマイル・チェリノブイリ・MIHAMAで、取り返しのつかない危険な事だと悟る。余りにも被爆があるので、一流の職人さんは、集まらなくなってきてようです。

2-10 世界一の原発設計図だが、細かいとこは書いていないので、熟練者が必要だった。昔気質の溶接職人がいない。移動の激しい官僚の検査官がチェック!破断・破壊・亀裂レントゲンが出来なくても別な写真でOK。官僚は頑固で、国民の税金で生きているのに、国民の命は無視!

3-10 原子力工学の学科・学生が一人もいない現状。通産省は、そのことを無視して何もしない!原発温排水汚染と、現場監督の事故隠しの苦労話!オウムの麻原と同じ事をしていたと言っているのには驚きです。

4-10 外部・内部被爆。で、部下の内部被爆500倍の被爆。でも東京電力・通産省・自然エネルギー庁・科技庁の担当者は、皆逃げ回った!東電社員には放射線地域などの教育しているが、下請けにはしていない、人命差別が行われていた。

5-10 長崎の6000倍のプルトニュームを持っているのを、プルサーマルで平和利用が出来ない!。学者のエゴで死人が出ても実験を実践したがる。

6-10 電気事業法が、中学生の質問に素直に答えられない現状。地域独占企業が、地域に電力を供給出来れば問題解決になる。

7-10 三権分立の最高裁判所でも有利なのに、判決の前に裁判官が代わって、訴えが退けられた!!!ひどい・信じられません?

8-10 結婚できない人種差別!子供の原発作文を校長が校正?正直な心を踏みにじる、原発はココロの歪み問題も抱えている。

9-10 国土庁の警告を無視して、浜岡原発定期検査に視察に行った時に、「調査」と言ってしまったが為に、中止になった!平井さんが作業した浜岡なので、絶対に入れさせてくれなかったそうです。それと、六ヶ所村が結局は最終処分場になると断言しています」

10-10 国会議員に陳情するより、自分が選んだ議員さんに直接会って、具体的な意見「こうしましょう!・ああしましょう!」と具体的に提言をするべきだと。

 またも、先人からの教訓です。もっと、真実を語りましょう。

筆者「平井憲夫さん」につて
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖され残念です。
合掌

私は、原発に反対です。