ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

夏は来ぬ

2007-06-11 17:52:53 | Weblog
久し振りに浜辺に行くと子供達が海に入ってはしゃいでいた。
天気がいいと温度もぐんぐん上がって少し歩くと汗がにじんで来た。
日中は完全に夏の到来だ。
これまでと違って水辺に人が確実に増えて来ている。

この日はやけに中国の人に会った。
先ず海岸の堤防際の小道で潮干狩りをするらしい十人余りの若い男女とすれ違った。

そして帰りの道で防波堤の上に腰をおろして思いに耽っている一人の青年を見た。
(傘を斜にさした中国の人の定番スタイルの自転車が傍にあった。)

次に川沿いの遊歩道を歩いていると桜の木々の間から二人の男女が川に下りているのが見えた。何か話しているのだが分らない。女の人は片手にビニール袋を持って小さな魚を拾っていた。男の人は長靴を履き投網を打っていた。凄い逞しさだ。

そこを過ぎて大きな道に出て直ぐ自転車でさかんに話しながら行く二人の女の人とすれ違ったけれど理解不明の言葉だった。

本当に沢山の中国の人がこの町にはいるものだ。

大丈夫生きてるの?

2007-06-05 20:11:27 | Weblog
八十八ケ所のお寺の参道の道の際に笠をつけた人が横たわっていた。
一瞬行き倒れた人かと思って、ドキッとしたが、離れたところから首を傾げながら確かめるように見ていると被った傘の下から射るような目でチラット私に視線を返した。
その時、前に喜捨を求めるアルミの茶碗が置いてあるのに気付いた。

それにしても、本当にお腹が空いて座ってもおれないのか、哀れを乞うゼスチャーなのか、もうどうなってもいい、と云った捨て鉢な姿なのか・・・

心の内を聞いてみたかったが、勇気がなかった。

案外開き直ってしまえば気楽なのかも知れない。
何かを求めて行交う参拝者を哀れんでいるのかも知れない。