今日、乳がんで亡くなった親戚の葬儀へ参列してきた。
前日に上京した、弟、父と叔父と待ち合わせ、式場までは雪にならなくてよかったとか、とりとめのない話をしながら。母は来なかったことに本音はほっと。
喪主であるいとこは、"あっ、来てくれたんだ。" と少し驚きながらも優しい顔で迎えてくれた。そこまでは気持ちをなんとか保っていたが、いとこの母、私の伯母に会うともうだめだった。
式の間は親族2列目で大泣きはまずいと思い出来るだけがんばった。出棺、私を知る親族が乗り込んだマイクロバスを見送って、ひとしきり泣いたら少し落ち着いた。発病は私と同じ年齢だったと知った。
こんな風に勝手に思うことが許されることかどうかやや不安だが、あくまで私が感じたことなのだが、残されたお嬢さんと息子さん、亡くなったお母さんの思いをしっかりと受け止めてみえる様子に、凄いと思った。お二人は大丈夫だと思った。お二人の寄せ書きの言葉を見た時に確信した。言葉は交わさなかったけれど、お二人の表情はしっかりと目に焼き付いている。
どうか安らかにお休みください。そして皆をお守りください。
心からそう思った。