カダフィ独裁政権への反体制派の反撃にも限界が見え、体制派の反撃で窮地に立たされはじめ、リビアにまで及んだ民主化運動ドミノもこれまでかと思えた時に、米英仏を中心とした「多国籍軍」が体制派への空爆を開始した。
「中東の狂犬」と呼ばれたカダフィ「大佐」とその凶暴な息子たちによる40年にもわたる独裁体制には、目に余る暴政があったことは間違いない。
しかしだからといって、「欧米」の正義を振りかざした対応に対して、率直に肯定できない何かが心に引っかかる。
いわゆるクリスチャニティーに基づいた欧米の「民主主義」とか「正義」とは何だろう。
それは人類にとって絶対普遍的な価値観だろうか。
欧米の人間にとっては、当たり前のようにそれが人類にとっての絶対の真理だというだろう。
人類の歴史として考えれば、確かに現在欧米で支持されている「民主主義的正義」は、人間の精神的進化の当然の方向性かもしれない。
しかし彼らの「上から目線」がどうしても気になって仕方が無いことも、一方の事実である。
「中東の狂犬」と呼ばれたカダフィ「大佐」とその凶暴な息子たちによる40年にもわたる独裁体制には、目に余る暴政があったことは間違いない。
しかしだからといって、「欧米」の正義を振りかざした対応に対して、率直に肯定できない何かが心に引っかかる。
いわゆるクリスチャニティーに基づいた欧米の「民主主義」とか「正義」とは何だろう。
それは人類にとって絶対普遍的な価値観だろうか。
欧米の人間にとっては、当たり前のようにそれが人類にとっての絶対の真理だというだろう。
人類の歴史として考えれば、確かに現在欧米で支持されている「民主主義的正義」は、人間の精神的進化の当然の方向性かもしれない。
しかし彼らの「上から目線」がどうしても気になって仕方が無いことも、一方の事実である。