松下幸之助

今までビジネス書的な本はほとんど読んだことがなかった私。
飲み会で午前様となった日でも新聞にだけは毎日目を通すなど意外に活字好きではあるのだけど、
ビジネス書的な本は内容が堅苦しそうで（厚みもあるし）なんとなく敬遠していた。
でも。
新会社への転籍が決まり、会社って何？経営って何？？と
いつになく真面目な疑問がわいた私は、松下幸之助の本を読むことにした。
選んだのは『猿は猿、魚は魚、人は人』。
松下氏の側近中の側近だった江口さんという人が
生前の松下氏の言葉をまとめた本なのだけど、これが実に面白い。
著者の視点から松下氏の言葉の意味するところを具体的に解説してあって、
どれもこれも納得のいく言葉ばかり。
松下氏の『人間が大事』の基本姿勢に
何度、そーだよね～それが経営者ってもんだよね～って心の中で拍手を送ったことか。

この本、うちの経営陣にも読ませてやりたいぞ。