先週の平成31年2月14日の23時42分のNHKニュースによると（以下、引用）
去年11月、山口県警察本部に勤務する50代の男性警部補が私用で車を運転していた際、
法定速度を上回って走行したとして取締りに当たっていた警察官に呼び止められたものの
停車せずに立ち去ったとして減給１か月の懲戒処分を受けていたことが分かりました。
懲戒処分を受けたのは、県警察本部に勤務する50代の男性警部補です。
県警察本部によりますと
警部補は去年11月中旬、勤務が終わったあと県内の一般道で自分の車を運転していたところ
法定速度を上回っているとして取締りに当たっていた警察官に呼び止められましたが、
停車せずに走り去ったということです。
その後、警察が車のナンバーを調べるなどした結果、警部補のものだと分かり、
警部補は任意の調べに対し、当初「私ではない」と話していたということですが、
その後「動揺していた。申し訳ありません」と話し、
速度違反を認めたという事で交通反則切符を切られ、反則金を支払ったということで、
県警察本部は先月8日付けで警部補を減給1か月、10分の1の懲戒処分にし
県警察本部監察官室は
「同じ事案が二度と起こらないように全職員に法令順守を徹底したい」としています。
（以上、引用終わり）
法定速度を上回っているとして、取締りに当たっていた警察官に呼び止められた時に
その指示に従わずに停車せずに走り去った･･･っていうのは、
サイン会場にいた警察官が道路上に飛び出して、赤い電飾棒（俗に人参棒という）もしくは
「とまれ！」と書かれた赤い大きな旗を広げて見せて、目の前で車の停止を指示されたにも関わらず、
スピードを落とす事なく、その場を強行突破したという事（すなわち逃げたという事）で
場合によっては、その警察官を車で轢いている可能性もある、とても危険な行為でもあり
過去にサイン会場で制止を振り切って逃げた車をパトカーが追いかけていく場面に遭遇した事があって
この時はパトカーがサイン会場から緊急出動をして追いかけていったのを見た事があるので
その時の少しくらいは、この逃げた（警部補の）車を追いかけて行ったのではないかと想像が出来、
まず、その場から逃げたという行為は、はっきりいって悪質であり、
ましてや任意の取調べで、当初「私ではない」と言っていたというのも
県警の警部補がするような事ではないと思うので、警察官としての資質は全くないと思い
この警部補が警察という職業にそのまま残っていてはいけないように思うのは自分だけだろうか･･･
きっと、もう数年働けば定年を迎え、そうなれば退職金を満額もらえ、
警部補という役職であれば、その退職金の額もかなり多いのではないかと想像が出来、
場合によっては定年後、警察の関連機関や民間の自動車学校の校長などといった役職で
天下り（雇用）が出来る（可能性）もあるわけで、
その程度で済ませて、辞めないというのも、ひどいものだと思うのである。
というのも、例えば同じように一般の市民が警察官の制止を振り切って逃げ、
追いかけられて捕まった場合は逃亡の恐れがあるので
その場で逮捕されるのではないかとも思うし、
仮にこの警部補と同じように、その時は逃げ切ったとしても、
後日、車のナンバーから任意の出頭要請通知が届くか
例えば、自宅まで任意同行を求めて警察官がやってきた時に逃げる事もなく素直に応じ、
更にこの警部補のように嘘をつかずに、正直に認めたとしても
その人は、静止を振り切って逃げた事は同じではあるが、警部補よりはズルくないとはいえ、
きっと逮捕されるのではないかなぁと思うのである。
つまり違反をした一般市民が容疑を認めた場合、警部補と同じように違反した内容の反則金さえ支払えば、
それで本当に終わりになっていたのだろうか･･･と疑問に思うと同時に
一般市民ならば、きっと県警のホームページの事件などの報道発表の所に
容赦なく住所・氏名・年齢・職業などが公表されるのだろうと思われるというのに
はっきりいって、昨年の11月にこの案件の詳しい事どころか、この案件さえも載っておらず、
警部補についての名前が公表されてないというのも不思議なもので、
やっぱり県警は身内に甘いなぁと思う次第･･･
と、いう訳で、今夜はこの辺で･･･
