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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

外来魚・フィッシングカレッジ

2007-05-21 | フィッシング・カレッジ
15日の講座には我がよき友のマスターケンヤが久しぶりに来てくれた。
 第1部は水産庁釣専門官の城崎和義さんから「日本の外来魚」について学んだ。そして第2部は外来魚の代名詞、ブラックバス釣りに使われるプラスティックワーム等に生分解性プラスティックを導入するための知識を学んだ。
 20日の実習は宮城アングラーズビレッジ、生分解性ワームやフライを使ってエキサイティングな外来魚釣り。ブラックバス、アメリカナマズ、ストライプドバス、ニジマスを楽しんだ。
 場所は宮城アングラーズビレッジ。ここは政府から許可を得て外来魚ゲームの営業をしている。
 当日は、初めてスピニングリールを使うために購入してきたと言う女子学生が、アメリカナマズを最初に釣り上げ、沸き立ったあと、都会のコイはフライで釣れの藤田さんがオリジナル「絶対に沈まないフライ」でストライパーを連発(さすが!)
そして特別参加のK子さんと、我が息子も、、、。
 興奮冷めやらぬまま、3時の終了時間になったが、どうしてもナマズが釣りたいと、残った別の女子学生は粘りに粘って「ついに釣りました。」(あとでメールが来た)とさ。
 協賛してくださったマルキューさん、ありがとうございました。1日も早くよい生分解ワームを開発、販売してくださいね。

つりマガジンの取材で

2007-05-04 | フィッシング・カレッジ
 女子学生2名を連れてつりマガジンの取材に行ったら、隣で釣っていた姉妹の一人がなんと、海洋大OBでした。世の中狭い。
 フィッシングカレッジの存在を知らなかったそうで、この日は家族での釣り。可愛いお顔はつりマガジン7月号をお楽しみに。



雨のち晴れ、寒くて風の強かった小菅川

2007-03-13 | フィッシング・カレッジ
 渓流釣りの実習を奥多摩の上流、小菅川にて開催した。小菅川は多摩川の源流の一つでもある。今年は雪不足で山に水分が補給されず、渇水状態であるとの情報だったが。
 当日は朝から雨、しかし午後から晴れるという天気図だった。小菅村へは、JR青梅線奥多摩駅からバスを乗り継がなければならないので、電車で参加する人のために自家用車での参加者が、青梅駅から送迎をしてくれるという気配りがあったことに感謝したい。エサのトップメーカー、マルキュー研究室の長岡さん、藤原さんもインスタラクターとして参加してくれたことにお礼申しあげたい。
 一行はまず、小菅村入り口の「すずめのお宿」に午前9時に集合してライセンスを購入。(大人800円、女性400円、小学生無料)このころになると
 スズメのお宿のすぐ下のキャッチ&リリース(CR)区間を見学した。ここには多くのニジマスやヤマメが泳いでいる。釣っても持ち帰らないからだ。
 その後、上流の一般エリアを目指し、ここから釣り開始。エサ釣り、ルアー、フライに分かれてそれぞれがまず仕掛け作りから始めた。仕掛けは「がまかつ渓流仕掛け」が配られ、年配の参加者は「目が悪くなったので仕掛け作りがままならない」と素直にその仕掛けを竿に結んだ。
 一般エリアは、CRと違い、魚影が見えない。「いないのでは。」を言う不安を他所に、いるけど見向きもしませんという魚に「釣れちゃったらごめんなさい。」と私がロッドを借りて流すと、一発でヒットしちゃった。それは写真のきれいなヤマメだった。「初めてヤマメを見た。綺麗!」と感激する参加者、そして「よし、私も」と奮起する人も。
 しかし、まず流し方の練習から行わなくてはならないレベルだった。ミャク釣と言う竿を立ててイトを張って流す方法をまず覚える必要がある。この釣り方は渓流釣りでは基本中の基本である。
 エサ釣りは、マルキュー研究室の藤原亮さんが担当してくれた。彼は研究室でイクラやブドウムシなど渓流魚のエサも研究しているエキスパートである。最初に釣ったエサもマルキューのブドウ虫だった。
 ルアー組みはハンドルを左手巻きに変えて、というところから正確に投げることを練習した。
 フライ班はいきなりライズに遭遇したのでそれを狙うのに必死になっていた。それから1時間、フライで2尾を釣ったというコイのエキスパート藤田克昌さんを除き、全員がノーヒット。藤田さんは何だかすごいミッジを引っさげての参加だった。
 食事に行くグループと、食事時間も惜しんで釣ると言うグループとに分かれた。
 私はもちろん食事組。昼食はメイフライというログハウスで。ここにあのテンカラ釣り(和式毛鉤)の巨匠、堀江溪愚さんがいて(なぜかマスターをしていた)、参加者に渓流釣りの真髄を話してくれた。渓流釣りは心で釣るものなのだと聞いて心を動かされていた。
 団欒の中で「釣り以外に何かスポーツしてますか?」と参加者に聞いてみたら少林寺拳法二段のお嬢さんと、三段の兄イがいて驚かされた。
 食事が終わると釣り再開。釣果を持ち帰らなくてもいい人は、CRに移動することになった。エサ釣り組に合流すると残ったひとたちはみんな魚を釣っていた。藤原さんの研究した「渓流王ブドウムシジュニア」という小ぶりのブドウムシがよかったようだ。そして時合(魚の食欲が湧く時間)も逃さなかったのだ。
 ヤマメの他、ニジマスも釣れていた。戻ってきた人も、釣った人からのアドバイスを受け、次々にヒット。自他共楽である。小型ながらイワナも釣れた。一人だけ、ウエイダーを履いて釣りのぼった人は野生化した綺麗なヤマメを釣って戻ってきた。これでほぼ全員釣果だ。
 午後4時。急に冷え込んできたので、釣りを終了し一旦解散したが、居残り班はCRで堪能したようだ。残念ながらルアーでノーフィッシュが3人出てしまったが、3人ともバラシがあったり魚がルアーを追うのを見たりで満足度は高かった、と言っていたのでホッとした。
 小菅川のようにゾーニングされていると、いつでも魚がいて楽しい釣りと、皆が持って帰ってしまうから魚がほとんどいないエリアの違いがわかっていいと思う。
 放流して釣るというプット&テイクの釣りが主流になってしまった現在、貴重な管理方法であると私は思う。
 次回実習は究極のゲームフィッシュ、日本の釣り文化の頂点「ヘラブナ釣り」を行う。


サカナのちから

2007-02-28 | フィッシング・カレッジ
 ちょっと変わったサプリメントが発売された。その名は「サカナのちから」。かまぼこの製造工程の途中で、魚肉を乾燥させて粉末にしたものを固めたものだ。巷に氾濫する怪しい健康食品とはちがうのだ。
 言い換えればかまぼこを飲むと言う感じかな。
私はサンプルを早めにいただいて、魚を食べない日に常用してきた。お蔭様で私を知っている人は、よくわかっていることだろう。今年47歳になる奥山は、元気なのだ。
 牛肉や豚肉に含まれる飽和脂肪酸よりも魚肉の不飽和脂肪酸を取ったほうが健康にはいいのがわかっているのだが、サプリメントに頼るより、本当はサカナを食べたほうがいいのだ。
 しかしなかなか生魚は食べられない。月に一回寿司屋で食べた程度では、少なすぎる。
 主婦もコンビニ感覚になっているので、1尾の魚を下ろして、切って、なんてことはしなくなった。その子供も当然、、、、。
 出るべくして出たサプリメントか?
 我が家の生魚も少なくなってきた。冬から春は美味しい魚釣りに行けないからね。しばらくは開成フォレストスプリングスのニジマスで栄養を繫ごうか(笑)
今年は上りガツオも早そうだから楽しみだ。

 3月6日(火)は午後6時半から海洋大でフィッシングカレッジがある。三宅島の噴火、帰島後の報告と、多摩川のサケ科魚類についての講座を行うのでぜひとも訪学いただきたい。








 

はじめての玉砕

2007-02-19 | フィッシング・カレッジ
 18日は朝から雨。朝9時に田園調布下流のポイントに集合するはずだった参加者たちは近くのファミレスに集結。今流行りの「カフェ」形式で談義をしました。ゲスト参加してくださったマルキュー研究室長の長岡寛氏からエサ作りなどの話をしてくれたり、釣りと人生について話を聞いたりしました。もちろん、藤田克昌さんはコイを釣るためのフライなどを披露、注目を集めていました。
 午後、雨が上がったので、川に移動。しかし水色を見て愕然。川は茶色く濁っていたのです。
 しかしコイは匂いでエサを探すので、エサ釣りなら大丈夫と、澤田さんから仕掛けの説明の後、ダンゴをつくって、食わせエサをハリに掛けて(2本バリ)投入。一方で、ウキ釣りスタイルで釣りをする長岡さんの姿がありました。
 フライチームはコイが浮いていないかと河原を探索に行きました。
 結果は、、、、。残念。フィッシングカレッジ始まって以来、初めての全員ボウズ。原因は急な増水に寄る濁りなのか?
でも、でもですよ。今日は釣りに夢中になり過ぎずに、「会話」の時間が多かったので、非常によい親睦になったんですよ。川を見に来た地元の常連さん達からも話を聞いて、やっぱり人は対話が大切だなと思いました。
 今回の参加者は、講師と個人的にリベンジマッチにいくそうで、また報告します。

 次回のフィッシングカレッジは3月6日(火)が講座、11日(日)が実習です。

 講座は 復興後の三宅島からの報告 山田慶
     多摩川のサケ科魚類    奥山文弥

 実習は 多摩川上流で、渓流釣りです。せせらぎを聞きつつ癒しましょう。






海洋大学フィッシングカレッジでコイの講座

2007-02-14 | フィッシング・カレッジ
 コイ釣りの科学というコイの歴史や、生態、食性、一般的な釣り方を解説していただいた。今回の講座参加者は、いままでの講座の中で最も少なく、講師には申し分けなかったのだが、
 学生は試験中で、参加者がほとんどなく、一般の方も風邪でドタキャンが相次いだ。皆さん、健康には注意してくださいね。講座は内容ある充実したものだったので、聞けなかった人はもったいなかったのではないか。
 参加者の中に藤田克昌さんがいた。驚いた。藤田さんは多摩川のコイをフライで釣る名手で、著書「都会のコイをフライで釣れ!」つり人社刊は有名である。
 やっぱりコイ釣り名人はコイに関しては勉強しているのだなと感心させられた。名人と呼ばれる人はやはり博学でなきゃ。魚類学にも長けているという本物の名人は少ないのではなかろうか?
 その藤田さんからフライをいただいたので紹介しよう。右上が「ショックパン」である。右下は「チャビィ」フックは管付きチヌの1号。左にあるのは私の「フローティンググローバグ」。サイズは管付きチヌ6号!!
 何が違うのであろうか?だからフライは面白い。

 で18日は実習に行く。この日フライ希望者もいるが私は澤田さんからコイのウキ釣りを学んでみようと思う。フライは自分でいつでも釣れるからね。あ、希望者にはチャンと教えますよ。


マスの燻製教室??

2007-01-22 | フィッシング・カレッジ
 前日深夜まで雪または雨予報でめちゃ冷えるということだったが、当日は晴れ。驚きと喜びが一緒に来た。富士山まで顔を出して、感激。
 我が家は息子たちと一緒に、少林寺の島田ファミリーの車に便乗して現地に向かった。
 この日はフライフィッシングで、しかもできれば自分で巻いたフライで釣るという講習だった。それに加え上州屋さんのご紹介で、燻製インスタラクターの佐々木孝則さんにお越しいただき、会場で燻製教室を行った。
 魚は予め、林養魚場から、佐々木さんの工房に適当なサイズを送っておき、下ごしらえしておいてもらった。
 つまりおいしいマスの燻製である。
 出来たてはうまい!!!
 しかしここで問題点が、上州屋で販売しているスモーカーボックスに入る適正な燻製サイズは、25cm前後。しかし開成FSではなかなかそんな小さなサイズは釣れないといううれしい悩みが。
 この日釣れたニジマス、スティールヘッドは我が家では刺身で食べたほどだ。おっと、ブラウンやイワナはリリースね。
 今度は切り身にしてやる方法を試してみよう。
 釣りの方は絶好調。ドライフライを巻いた女子学生は、1時間強で5尾釣ったそうな。しかしその後振るわず、、、、。刻々と変わる状況に対応出来るのはいつの日か。
 ちなみにジュニア達はずっとウキ釣りフライで連発。2本のロッドを4人で使い、40尾ほど釣ったらしい。




こんなサイズが子供の「ウキ釣りフライ」で結構簡単に掛かっちゃうからね。



参加者募集

2007-01-16 | フィッシング・カレッジ
 燻製の実演、教室をプロを招いて行います。釣った魚を美味しく食べるというカテゴリーのなかで、スモークは重要な位置づけにあります。
 家庭用のスモーク缶でできるのでぜひごらんあれ。
 参加希望者は、ブックマークから海洋大フィッシングカレッジにアクセスして申しこんでいただくか、電話をしてください。

東京湾の講習で

2006-11-25 | フィッシング・カレッジ
参加者18名、スタッフ3名の21名でチャーターした。目標は全員釣果、自他共楽。なかなか余裕のある方は少ないけれど、できればみんな仲間になりたいものですね。
 親子で来た小2の坊やが戦意喪失でボウズってしまったけど、後はめでたく全員釣果。
 それにしてもこんな魚が東京湾にいるってスゴイと思いませんか?遠方の美しい自然に関して驚嘆することは楽だけど。自分達の生活圏内も捨てたもんじゃないですね。

 次回のフィッシング・カレッジのテーマはニジマス。
12月12日(火)が大学内で講座。
12月17日(日)は開成フォレストスプリングスで実習。クラブハウスが出来上がっていることを祈ります。(笑)


釣るだけでなく、すくう練習もして欲しかったのですが、船長がたまらずにネットを差し出すシーンも。

フィッシング・カレッジでシイラ

2006-08-08 | フィッシング・カレッジ
8月5日(土)平塚庄三郎丸にて海洋大のフィッシング・カレッジが行われた。今回の対象魚はシイラ。
 シイラを釣ることだけではなく、沖へ出て流れ藻に付く、魚の生態を体験するのが目的だった。出港は一般の乗り合船に30分遅れて、午前6時。
 船長は「今日は平塚だけでも10隻、相模湾全体に50隻以上シイラ船が出ているからきびしいよ。出港も遅れたし」と、あせっていた。ライバルの船が多いわけだ。しかも我が船搭乗19名のうち、シイラ釣り経験者がたったの5人と言う頼りなさであった。
 沖へ出てみると、よい流れ藻にはシイラが付いていて、1投目からヒットさせた人もいた。しかし始めての人は、キャスト&即リーリングがうまく行かず、ヒットは難しい状況だった。練習して上達してもらうしかないだろう。
 やっと見つけたノータッチ(まだ先行者に狙われていない)だった流木には数多くのメーター級を含む20尾ほどのシイラが付いていた。これにはみんなが興奮。
 投げたルアーに次々に反応し、ヒット&バラシが続く中、海洋大OBの白戸さんが見事に119cmをキャッチ。
 シイラ初挑戦の女子もデカシイラをヒットさせたが、強烈な引きに「タスケテ~。」の声が響かないうちにバラシてしまった。(残念)
 ハイライトは流木に付いていたアオザメ(ヨシキリザメかも)のウォッチング。船長がゆっくりと近づいてくれたので、みんなで観察できた。生きているホンモノ(水族館と区別)のサメを見ることは海洋大生にとっても、いい経験だ。
このサメを釣ってみようとルアーを投げてみたが、無視された。
 流れ藻にはいろいろな生物が付いている。カンパチ、メジナ、カワハギ類、そしてマツダイ。これもヒットしたが、わけがわからずバラス学生も。
 最後はボウズ逃れ&お土産釣りで、岸近くのジギング。サバとワカシ(ブリの子)が心地よく連発し、みんな満足。
 今回釣れなかった学生も、もっと修行して再挑戦だ。


ジャンプしながらイワシを吐き出すシイラ。ルアーはマリアのブルチョップ。



木付きのサメ。これを見ただけでも今回の参加価値あり。


庄三郎丸では釣ったシイラを捌いてくれる。みんなで分けてステーキだ。素敵だ。

次回は開成フォレストスプリングスでトラウトフィッシング。

講義は9月5日(火) 基調講演 羽曽部正豪先生 
実習は9月10日(日) 
問い合わせは、ブックマークの海洋大フィッシングカレッジから









大学でヘラブナ釣り講座

2006-07-17 | フィッシング・カレッジ
東京海洋大学7月のフィッシングカレッジはヘラブナ釣りだった。7月11日(火)の講座は基調講演でマルキュー研究室の長岡寛室長にお越しいただいた。
餌作りのプロとして、ヘラブナの科学を教えてくれた。
 私は、2限目でヘラブナ釣りの魅力と影を講演した。楽しいヘラブナ釣りだが、受け入れが「初心者に優しくない。」ことに注目した。
 15日実習は秋川フィッシングセンターで。JR五日市線「武蔵増戸」駅から歩いて10分強、という好条件にありながら、マニアックな方々がいらっしゃらないので、講座には最適。
 梅雨の晴れ間のドピーカンの中、22名が集まった。仕掛け作り、餌作り、エサのつけ方、そしてアタリがあるのにノラない時の対処法などを学んだ。また底釣りを極めたい方には、長岡氏直伝での必釣法に人気が集中した。
 ヘラブナ釣りは受け入れさえしっかりしていれば、家族で、カップルで楽しいつれであるはず。今後も定期的に、この釣りを紹介して行きたい。

次回のフィッシングカレッジはいよいよソルトウォーター

相模湾のシイラにチャレンジする。

講座が8月1日(火)海洋大品川キャンパスにて
実習は8月5日(土)平塚・庄三郎丸にて
お問い合わせは、フィッシングカレッジ事務局・NPO法人海事水産振興会まで。
アドレスは、横のブログリンクにあるよ




ヘラについて講演する長岡寛マルキュー研究室長



ネリエサを水槽で溶かして、実演する長岡さん。最近では他大学からの参加者も増えてきた。


今回の仕掛け、道具一式。えさはマルキュー、ハリはがまかつ、糸はサンライン、竿は、、、、、。アジア製超格安品。竿掛け以外すべてお持ち帰りいただきました。



晴れ渡って暑過ぎ、熱過ぎ、水分を補給して、パラソルも借りて快適に。このあとのスゴイ夕立が来るとは思いも寄らずに。



まずは仕掛け作りと餌作り。これができないと始まらない。ルアーに比べるとこれが細かいので、、、。ただし釣りの基本中の基本だ。ルアーが簡単すぎるのだ。結ぶだけだもん。



最初のゲットはなんと小学3年生の女の子。親子兄妹で参加してくれた。お父さんよりもまじめ、黙々と、夢中になって釣っていた。



ご夫婦で参加の奥方は、「エサのタッチがわかったら釣れるようになりました。」とご主人よりも多くのアタリを取っていた。












へえ?

2006-07-07 | フィッシング・カレッジ
 7月4日(木)

ヘラブナ釣りに行って来た。7月11日の東京海洋大学での講座の準備と事務局スタッフのための下見である。15日(土)は実習。場所は秋川フィッシングセンター。
 すでに告知してあるので当然問い合わせがある。事務局では専門用語を出されると対応できないのだ。しかし難しい用語を並べる問い合わせ者は、まず参加して来ないし、参加していただかなくてもよいと思う。なぜなら、この講座は、初心者育成講座だからだ。「カッツケってなあに?」とか「サワリってなんでしょう?」と聞いてくるような人がターゲット。当然女子学生も多い。
 とかく初心者を排除しがちなヘラの世界。今回はあえてそれに反撃するような講習を行う予定だ。
 基調講演はマルキュー研究室長の長岡寛氏。ヘラはスタイルこそ違えどもフライフィッシングに良く似ている。それはどこか、何故なのか?私が会場で説明しましょう。久しぶりに来ませんか?マスター。



フムフム、ウキがこう上がってきて、、、。



どこでアワセたらいいかわからないほどウキが動いて、適当にアワセルトファールフックして、、、、。やっと、へえそうだったんだ。て感心しました。お付き合いありがとうございました長岡さん。


当日はこの2種類のえさをブレンドしましょう。マルキューの宣伝も兼ねてマス。



この日は、次男の8歳の誕生日。7月4日に生まれて、インデペンデンスディ。祝。たくましく育て、そのうち2人でキャンプに行こう。○○ハム。なんのこっちゃ??



アジ釣り

2006-06-13 | フィッシング・カレッジ
  当日は、海上はナギだったが、ゆったりとウネリがあったので、気持ち悪くなった参加者も2名程いた。
 しかし、カタクチイワシ、ウルメイワシ、マアジ、マサバ、ゴマサバが面白いように釣れたので、酔った人も起きては釣り、また寝て、健康によいDHA、EPAタップリの魚達を釣った。

次回のテーマはヘラブナ釣り

7月11日(火)の講座ではマルキュー研究室の長岡寛室長を講師に招き、ヘラブナ釣りの醍醐味に迫る。

7月15日(土)の実習は秋川フィッシングセンターにて。五日市線・武蔵増戸駅から歩いて10分余の距離だから、電車の方も気軽に参加して欲しい。

申し込みはこのブログの横にある海洋大リンクからどうぞ。




ダブルヒットで大喜び



寝たり起きたり大変でした。




本命ゲット!



上のアジと下のアジ、違いがわかるかな??






フライフィッシング入門

2006-05-16 | フィッシング・カレッジ
 フライフィッシング。講座では私の恩師であり、「サケマス魚類のわかる本」の共著者でもある井田斉先生が基調講演をそして私がサケ科魚類とフライフィッシングの話をした。北里大学の卒業生も来てくれたりして非常にうれしかった。
 で、実習はうらたんざわ渓流釣り場にてフライフィッシング。ドライフライでヤマメを釣ろうと言うのがテーマである。
 フライフィッシングは英国の伝統的な釣りである。文化的にそのプロセスを楽しむのであれば、ライフワークとして最高である。しかし、日本に伝わった時は良かったが、釣りブームが来てから、ちょっと意味合いが変わってしまったような気がする。
 それはフライフィッシングを楽しむのではなく、フライの道具を使って魚を釣ることを楽しむ人が増えたと言うことだ。わかるかな?
 要するに「釣るためには手段を選ばない。」「釣ってなんぼ。」になってしまったのである。また一方ではピュアリストが、マニアックになり、視野の狭い前方しか見ないので「フライでなければ釣りでない。」という間隔を持ってしまった人も少なからずいる。そこで「フライフィッシングは楽しいのだ。」という文化的な伝導を私はしたいと思っている。
 以下は当日の様子と、喜びの笑顔である。



井田先生の講義。聞いた人は勉強になったはず。




まず投げる練習を。フライキャスティング。



フライを巻こう。フライタイイング。



魚類学を学ぼう。


「見て見て!自分で巻いたフライでヤマメが釣れたわよ。」


「フライを見失ったら、ググッと来て、イワナが釣れちゃいました。ま、いいか。」




フィッシング・カレッジその2

2006-03-16 | フィッシング・カレッジ
 


放流直後にはニジマスの連続ヒットがあった。しかしすぐに止まってしまった。



元祖菱形スプーンのアルフで。ニジマスも体高の高い菱形。


これは最大のF1(エフワン・イワナとブルックの交雑魚)。海洋大OB参加の会澤聡さんが見事にヒットさせた。ルアーはマスクロウド。



おっとシャローポンドではブラウンもヒット。ちなみに釣った彼女はこの魚の名前を知らなかった。ルアーはクラピー。


最近はサクラマス(銀化ヤマメ)の放流が増えている。表層をスプーンで引くといい。美味しい。フライだとユスリカパターンでドライに出る。



活躍したルアーは、マスクロウド、S-1、アルフ、クラピー。 白河フォレストスプリングスの池底には藻が生えているので、沈めすぎるとそれを釣ってしまう。着水と同時に引きはじめるのがコツ。出来ない人はシャロークランクを使おう。



「魚を捌いてもらえませんか?」とお願いしたら「自分でやりなさい。」と包丁を渡された学生。頑張れ未来の水産職人。


次回は5月にオープンしているであろう開成フォレストスプリングスで行いたい。

ちなみに4月はシロギスの予定。