二人のこれから

日常を、つれづれに・・・

松山 道後温泉から市内観光

2016-11-17 | ドライブ旅

 松山の宿、道後プリンスホテルについたのは、午後5時でした。一息ついて、館内の温泉へ、道後温泉です。
部屋からの景色は暮れなずみ、月も出ています。まだ午後6時前なのですけどね。

 

少し離れたところに道後温泉本館があり、ホテルから送迎してくれます。私たちは翌朝7時に早起きして行ってきました。 

 

 

車で5分ほどで道後温泉本館に着きました。建物は明治23年に作られた木造三層の作りになっています。
夏目漱石や正岡子規などが訪れたことでも知られています。

入浴料410円を払って、一階の神の湯に浸かってきました。アルカリ性単純泉、肌にやさしいあたりです。
ここは、朝6時から23時まで開いているそうです。

今日は松山市内の観光です。宿からガラス越しの小高い所に見えている松山城へ向かいました。

 

 

宿を出発して、お城ちかくの駐車場へ行こうとすると、通行止めが各所に・・・今日は”お城祭り”のようです。
お祭りの歩行者天国の通りを抜けて、ロープウェイ乗り場まで歩きました。

 

 


山頂の松山城までロープウェイで3分、リフトもあります。係のお嬢さん、矢絣に袴姿でとても親切に案内してくれました。
写真もOKというので、笑顔を写してきました。

 


今回の旅行でお城は3つ目になります。一日目の和歌山城・三日目の高知城、そして四日目の松山城です。

登ってくるのも大変な小高い所に、よくこんな城を作ったものと、ただただ感心します。
二の丸広場から、天守閣まで歩きます。いつもは歩くこと少ないTさんですが、
目的があれば歩くのね~などと、こちらも感心!してます。



広場には、立派な松の木がありました。


 


ロープウェイで下へ降りて、電車の通っている道を先へ急ぎました。
松山に来たら坂の上の雲ミュージァムに行こう!は数年前に司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読みましたので
今回の旅が決まった時から二人とも思っていたことです。

その後テレビでドラマ化されて、ご覧になった方も多いことでしょう。
松山の秋山好古・真之兄弟・正岡子規の三人のことは興味をもっています。


途中でTさんの歩みがとまりました。ビルの一角に古い車が展示してあるのを見つけたのです。
しばし、眺めて「徳した気分だ・・・」と、気まま旅のおまけをもらったようです。


 

 

 
やっと看板がみえてきました。


この門の右手に坂の上の雲ミュージァムがありました。

 


ミュージァム内は撮影できませんでしたが、近代的な建物でスロープ状に、上へ上へといざなわれていく
回遊式とでもいうのでしょうか。興味津々で時間を過ごしてきました。

このあと、三津浜港からフェリーで1時間10分ほどかけて、周防大島へ上陸しました。
二日目の和歌山港~徳島のフェリーは車をバックで乗り込んだと、書きましたが、それは間違いで、
バックで乗り込んだのは周防大島~松山フェリーの方でした。


 同じ型のフェリーと出会いました。この船は三津浜港へ向かっています。そろそろ夕方です。


(続く) 


高知の観光

2016-11-15 | ドライブ旅

 旅三日目、すかっとした天気の朝でした。9時にチェックアウトして、荷物はフロントに預けたまま、宿の近辺を歩いてみました。


歩いて行ける距離に  龍馬の生誕地と、高知市立 龍馬の生まれたまち記念館 がありました。

 

 

記念館では、「よう来たねえ ゆっくり見とうせ」と言う高知弁に迎えられました。
龍馬が育った昔の町並みを半立体模型やパネルで再現してあります。

 






 左から姉の坂本乙女・坂本竜馬・近藤長次郎 の像

時間の制約は、ない旅ですが、そろそろホテルに戻らないと・・・

その後、高知城に行きました。天守閣を目指して歩く・・・歩く・・・

 

 

 
天守閣最上階に上がりました。

 

 
天守閣より望む景色

 

 

 

 立派なお城でした。登って来た道を戻り、駐車場に着いたのはお昼ちかくになっていました。

さて次は、宿のおねえさんが教えてくれた ひろめ市場 へ行ってみることにしました。
市内の台所、なんでもありますよ~と聞いた ひろめ市場は、生鮮食品から乾物・菓子・果物etc・・・食堂もあり、
中央には広い食事の出来る場所が設けてありました。

広場を囲むように食堂があるので、注文をして座っていれば席まで店の人が運んでくれるようです。

Tさんは揚げたてのジャコ天(さつま揚げのようなもの)を頼んでいました。
熱々を食べていると、周りでは同窓会のような集まりの人たちが乾杯をしています。

となりのテーブルでは一人でお刺身をあてにジョッキビールを飲んでいた若い女性がおかわりをしています。
私たちの横ではお一人の男性がビールと定食をもくもくと食べ、立っていきました。

なんとも、おおらかな活気のある雰囲気です。これが南国土佐の風潮かしら・・・と思いました。
金沢の近江町市場でも、この風景に似た人たちを目にしましたが、
今、目のまえに繰り広げられている光景は、又少し違います。

何十組という人たちが、それはそれは、活き活きと楽しそうな雰囲気なのです。
私たちは少し圧倒されながらも、ここで昼食をとっていくことにしました。
頼んだあさりのパスタはアイスティー付き、これまたおいしかった~~! 

ひろめ市場(高知市帯屋町2丁目) 
(平日・土曜・祝日) 午前8時~午後11時

午後は桂浜へ向けて走りました。

海を向いて立っている龍馬像



 

 

 ずっと、スケッチに余念のない女性がおられました。

桂浜の気持ちの良い風に吹かれているうちに3時を過ぎました。
さあ、この日の宿のある松山まで走りましょう。

高知ICから高知自動車道に入り、川之江JCを経てしまなみ街道を走り、
めざす松山プリンスホテルへ到着しました。
この日の走行距離184kmでした。

(続く) 


心に残った宿の夕食 

2016-11-13 | ドライブ旅

今回の旅の二泊目は高知の宿 城西館にお世話になりました。
高知は夫婦とも全く予備知識もなく、坂本竜馬の生誕地くらいのことしか知りませんでした。

宿を決めるのに、ネットを利用しました。知らない土地なので、少々不安もあるなか早い時期に予約を入れた所です。

城西館は、私たちの不安を一気に拭い去ってくれるお宿でした。
入口に立った時から帰るまで、丁寧な応対を受けました。
老舗の宿で立地も便利な場所にあります。特に食事は心配りの感じられる献立で、二人とも満足でした。

二人だけで、結婚50年を迎えられたことを祝いました。

この日の献立は


グラスビールで乾杯! Tさん、運転おつかれさま!



この間に肉と野菜の麹焼きが入りました。

椀物は鱧とじゅんさいのお清ましでしたが、期待どうりの一品でした。
ここまですべていただくと、鶏と根菜のご飯はお腹におさまりませんでした。
Tさんは、しっかり食べていましたが・・・



それでもデザートは、瓶に入った濃厚なプリンがえもいわれぬ味で、
お腹がいっぱいのはずなのに・・・いただいてしまいました。

とてもおいしい和のお食事でした。

(ほろ酔い気分で撮った写真で、料理のおいしさを伝えられないのが残念!!)


明日は高知の観光です。


旅二日目 徳島~祖谷かずら橋へ

2016-11-11 | ドライブ旅

旅二日目も穏やかな天気にめぐまれました。ホテルで朝食を済ませて、和歌山港の南海フェリー乗り場へ急ぎました。

和歌山港に着いたフェリーに乗り込みましたが、ここのフェリーは車をバックで乗船するというやり方でした。予定通り8:30出航。

 

 

 

 

2時間あまり10:35に四国徳島へ上陸しました。ここから、徳島自動車道を走り井川池田IC経由でR32を進み、祖谷(いや)をめざしました。
途中、大歩危峡(おおぼけ峡)を左に眺め・・・見下ろすと、遊覧船が戻ってきたところでした。

 

 

 

 

8kmにわたる渓谷は四国山地を横切る吉野川の激流によって作られたものだそうです。

 

 

さらに山道を登って、かずら橋の案内板がでてきました。陽も少し翳ってきました。

 

 

 

13:30過ぎ、やっとかずら橋の近くの駐車場につきました。ここから5分ほど歩いて、
切符を買って、いよいよ橋を渡ります。渡り料は一人550円也。

 

 

 

 

下をのぞくと、かなり恐い~~なるべく前だけを見て渡り切りました。恐ければ渡らなければ良いというものの、
ここまで来て渡りたい!はみんな同じ気持ちのようでした。

渡った対岸からパチリ、すたすた渡る人、しばらく立ち止まる人・・・さまざまです。

 

 


ネットより)

三好市西祖谷山村にある「祖谷のかずら橋」は、日本三奇橋のひとつとして知られています。重さ約5トンにもなるシラクチカズラで作られおり、3年毎に架け替えが行なわれます。 現在は周辺が整備されており、大型バスやマイカーでも訪れることのできるスポットになっていますが、その昔は断崖を通らなければ辿り着けない「秘境」でした。
一歩踏み出すたびに軋んでユラユラと揺れる橋はスリル満点!
長さ45m・幅2m・水面上14m。 (国指定重要有形民俗文化財)

 

 

 

 

かずら橋を見たあとは、来た道を戻り大豊ICより高知自動車道へ入りました。
高知ICで降りて今夜の宿、城西館に着いたのは17:00を過ぎていました。

秋の陽は、つるべ落とし・・・もう暗くなっています。私たちはまず、温泉につかりました。
この日の走行距離201km

(続く) 


和歌山へ

2016-11-10 | ドライブ旅

 旅一日目、朝8時半にスタート、名古屋楠ICから名二環状に入り → 西名阪自動車道で松原へ →
阪和自動車道で和歌山ICへ2:30着

和歌山での観光は、和歌山城を選びました。
駐車場から岡口門へ、この門は空襲にも焼けずに残った遺構で
重要文化財に指定されているそうです。二階建ての門はめずらしいですね。

 

 


公園の中心部に天守閣があります。園内は憩いの場になっている様子でした。
散歩をしている方、小さな子供連れの方などを見かけました。

 

 

曇り空ですが、寒からず・・・暑からず・・・天守閣の入り口まで歩きました。
いつもは歩くことをしないTさんですが、
足取り軽く私の先を歩いています。お城の好きなTさんです。

 

 

 

 

 

やっと入り口に着きました。ここで入館料大人410円を払います。

 

 
天守閣の中の資料館は撮影は出来ませんでした。
天守閣は昭和10年に国宝に指定されたが、20年の和歌山大空襲で焼失。
その後昭和33年に鉄筋コンクリートで復元と資料にありました。

 


天守閣最上階より

 

お城めぐりをしているうちに、4時半をまわっていました。
そろそろ今夜の宿舎、ホテルグランヴィア和歌山へ回りましょう。

 


(ネットよりお借りしました) 

 この日の走行距離 268km チェックインして、一休みすると外はもう夕暮れでした。
ホテルの周りを少し散歩して和食の店 かごの屋 で、夕食をすませました。

明日は南海フェリーで、徳島へ渡ります。