松山の宿、道後プリンスホテルについたのは、午後5時でした。一息ついて、館内の温泉へ、道後温泉です。
部屋からの景色は暮れなずみ、月も出ています。まだ午後6時前なのですけどね。
少し離れたところに道後温泉本館があり、ホテルから送迎してくれます。私たちは翌朝7時に早起きして行ってきました。
車で5分ほどで道後温泉本館に着きました。建物は明治23年に作られた木造三層の作りになっています。
夏目漱石や正岡子規などが訪れたことでも知られています。
入浴料410円を払って、一階の神の湯に浸かってきました。アルカリ性単純泉、肌にやさしいあたりです。
ここは、朝6時から23時まで開いているそうです。
今日は松山市内の観光です。宿からガラス越しの小高い所に見えている松山城へ向かいました。
宿を出発して、お城ちかくの駐車場へ行こうとすると、通行止めが各所に・・・今日は”お城祭り”のようです。
お祭りの歩行者天国の通りを抜けて、ロープウェイ乗り場まで歩きました。
山頂の松山城までロープウェイで3分、リフトもあります。係のお嬢さん、矢絣に袴姿でとても親切に案内してくれました。
写真もOKというので、笑顔を写してきました。
今回の旅行でお城は3つ目になります。一日目の和歌山城・三日目の高知城、そして四日目の松山城です。
登ってくるのも大変な小高い所に、よくこんな城を作ったものと、ただただ感心します。
二の丸広場から、天守閣まで歩きます。いつもは歩くこと少ないTさんですが、
目的があれば歩くのね~などと、こちらも感心!してます。
広場には、立派な松の木がありました。
ロープウェイで下へ降りて、電車の通っている道を先へ急ぎました。
松山に来たら坂の上の雲ミュージァムに行こう!は数年前に司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読みましたので
今回の旅が決まった時から二人とも思っていたことです。
その後テレビでドラマ化されて、ご覧になった方も多いことでしょう。
松山の秋山好古・真之兄弟・正岡子規の三人のことは興味をもっています。
途中でTさんの歩みがとまりました。ビルの一角に古い車が展示してあるのを見つけたのです。
しばし、眺めて「徳した気分だ・・・」と、気まま旅のおまけをもらったようです。
やっと看板がみえてきました。
この門の右手に坂の上の雲ミュージァムがありました。
ミュージァム内は撮影できませんでしたが、近代的な建物でスロープ状に、上へ上へといざなわれていく
回遊式とでもいうのでしょうか。興味津々で時間を過ごしてきました。
このあと、三津浜港からフェリーで1時間10分ほどかけて、周防大島へ上陸しました。
二日目の和歌山港~徳島のフェリーは車をバックで乗り込んだと、書きましたが、それは間違いで、
バックで乗り込んだのは周防大島~松山フェリーの方でした。
同じ型のフェリーと出会いました。この船は三津浜港へ向かっています。そろそろ夕方です。
(続く)