市内で開催されたチェンバロ コンサートへ行く機会がありました。
演奏者は古楽器奏者のharu (渡辺敏晴)さんです。チェンバロは、鍵盤を用いて弦を弾いて発音させる楽器で、撥弦楽器(はつげんがっき)と呼ばれています。
英語ではハープシコードといわれています。
去年、浜松の楽器博物館へ行ったときにいろんなチェンバロが展示してあったのを思いだしました。
演奏者のharu さんは、岐阜県加子母在住の方で、何と、今日会場にあったチェンバロは自作のチェンバロなのだそうです。
東京芸術大およびノルウェー国立大を卒業されたharuさんは、現在は古楽アンサンブル「コキリコ社」を結成されて演奏活動を続けておられます。
チェンバロとオカリナも自宅で製作されているそうです。
今日は3月11日、東日本大震災から6年目にあたります。
コンサートの前に黙とうをして、まだまだ仮設住宅にお住いの方、復興の進んでいない地の方に思いをはせました。
今日の会場は、あまり広くはない会議室でしたが、部屋いっぱいの観客で埋められました。途中の休憩タイムにはお茶をいただいき一服する時間もあり、お世話してくださる方の心遣いに感謝でした。
演奏のあとには、チェンバロを間近に見せていただきました。
↑ の手で持ちあげている箇所の下の一部には、カラスの羽が使われているとか…
側面には手書きの模様もほどこされています ↓
自分で組立てることが出来る比較的簡単な組み立てキットもあるということでした。 ↓
4月には、美濃加茂市 珈琲倶楽部 ペパーミントで、コンサートが開催されるそうです。
ご予約、お問い合わせはお店まで → ☎0574-27-6884
チェンバロの音色はピアノと異なり、少し哀しく聞こえます。バッハの演奏の仕方は昔の雰囲気が醸し出されて、素晴らしかったです。
浜松の楽器博物館のことも思い出しました。
当日のお話が詳しく綴られて、良き一日を過ごせたなあとシミジミしているところです!
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いつもブログを見ていただきありがとうございます。
<チェンバロの音色は少し物悲しく哀しい>は、
いい得て妙!
私も、そんな風に感じました。
家庭的な雰囲気の中、素敵な演奏が聴けたと喜んでいます。