夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「シャーロック・ホームズ  シャドウゲーム」 (2011年 アメリカ映画)

2012-10-06 11:08:03 | 映画

アイリーンが雑然としてごみごみした場所を歩いています 彼女の姿を見て横になっていた怪しい中国人(実はシャーロック・ホームズの変装)が起きて尾行を始めます

アイリーンにホームズ「いつから郵便配達に」

アイリーン「中国人とはね 名探偵のなれの果て

サボイに8時 変装はなしよ」

ホームズ「男が3人 君をつけてる どう見ても紳士ではない」

アイリーン「護衛なの 3人でなくて4人よ (男達に)顔は勘弁してあげて 今夜は私とデートなの」

ホームズ(ロバート・ダウニー・ジュニア)男達と戦い不利な様子だが?

戦いの成り行きを頭で予想 逆襲ーというパターン

アイリーンはオークション会場でホフマスタール医師と会っています

アイリーン「先生 あの方(モリアーテイ教授)から報酬です」

医師「わたしの患者はこれが妹に届くと思っている」

報酬を確認しようとする医師だが 現れたホームズが止める「そのまま そのまま」

爆弾が仕掛けてあった

報酬を受け取ろうとすると爆発する 医師から秘密が漏れるのを防ぐ目的

ホームズ「動かないで 私はこの道のプロだ 私は高名な名探偵シャーロック・ホームズです

あなたはついている 」

医師は触り 爆発するも命拾いしたのに 刺客により殺される

別の場所でアイリーンはモリアーテイ教授(ジャレッド・ハリス)に会っている

アイリーン「(爆発するなんて)そんな計画とは知らなかったわ」

人が大勢いる場所で会えば安心と思ったのかとモリアーテイ教授

彼の合図で店の客がみんな出て行く

手紙をホームズに取られたというアイリーンに 教授は言う

「むしろ私のミスだな ホームズへの思いが君の中で大きくなっていることはわかっていた

問題はこの件を どう解決するかだ それはこちらで処理する もう君の力は必要ない」

アイリーンは倒れた 飲んだ紅茶に何かしかけてあったようだ

約束の場所でホームズ待っているが アイリーンは来ない 一人食事を始める

物語の舞台は1891年あたり ヨーロッパはフランスとドイツが対立し戦争の予感があった

ロンドンのベイカー街

ワトソンは階段上り室内へ「こんにちはハドソン夫人」

ジャングルのような室内「ホームズいるのか」

ワトソン「庭師が必要だ」

声だけで姿を見せないホームズにも ワトソンは動じない「遊んでいる暇はない 私は最終の列車に乗らないと」

奇態なホームズの変装と悪ふざけにもワトソンはめげない

ワトソン「久しぶりに会えて嬉しいよ」

ホームズ「わたしはこの独創的な迷彩服を考えたり 生涯で重要な事件を解決したり」忙しかったんだと言い張る

ハドソン夫人によれば違うようだが

ホームズ「何しに来た」

ワトソン「結婚するんだよ 明日」

ホームズ「ブランデーを飲もう」

ワトソン「わたしの診察室を有効に使ってるな」

事件調査と推理のためか 色々貼ってあるし ひどく雑然としている

ワトソン「この関係図によるとモリアーテイ教授か」

ホームズ彼なりの言い回しで事件について説明

ワトソンの犬弱っている「わたしの犬を何回殺す気か」

ホームズが何か注射すると急に元気になる犬

「結婚祝いだやるよ」とホームズはワトソンにその薬が入った注射器をよこす

「私は監視されている」と変わった扮装で出るホームズ

目立ちすぎると逆に目立たないって論法なのだそうだ

ホームズ「結婚は墓場だ」

ワトソン「夫婦として結ばれ家族をつくる」

ホームズ「私は孤独に死ぬ 一生 結婚で地獄の苦しみを味わうよりマシだ」

ワトソンの結婚に対し 拗ねているようにも見える

ここでシャーロック・ホームズの兄マイキーことマイクロフト登場

ワトソン「重要な用があり来ましたね」

マイクロフト「そうなのだワトソンくん 弟の話と違い頭は鈍くないな」

ホームズ「兄はいわば国の雑用係り 英国政府機関に欠かせない存在」

独身者最後のパーテイを楽しむはずがホームズはそういう人間達には連絡していなかったらしい

ホームズ「みんな来ない 」代わりに自分達がいる

怒ったワトソン「カードで遊んでくる」

ホームズはジプシーの女占い師シムザと会う

シムザ「カードはあなたの過去を照らし未来を示す ー」

ホームズ「それよりもわたしが占おう 君の未来を どうやら酒におぼれている 何かから逃れたいのか 」

シムザ「なかなかいいけど説得力が足りないわ」

ホームズ 「レネイ 悪魔 兄と妹」

手紙を出してホームズ「ある女性から盗んだ 君宛のものだ」

この手紙の中にある「この目的とはいったい何なのだ」と尋ねるホームズ

次の客が来る予定だというシムザに

「男が一人 天井に身を潜めている 次の客は暗殺者だ」と教えるホームズ

暗殺者と戦うホームズは「一緒にいろ 君を守る」

戦う男達は闘鶏場に落ち そこの客達は ホームズと暗殺者の戦いが面白そうだからこちらの闘鶏にもー賭けよう

ワトソンがカードに勝ち 金を集めているところへホームズが落ちてくる

みんな散らばった金をとりあいになる

その乱闘でワトソン 女に足を噛まれたりしたらしい

もうぼろぼろ・・・新郎になるのに・・・・・

ホームズが運転し結婚式あげる教会へ

さすがにマシな格好に着替えたワトソン 教会では美しい花嫁姿のメアリー

無事に結婚式は終わり 寂しそうに出ていくホームズ 

外でモリアーテイ教授からの使いからホームズへ伝言

ホームズはモリアーテイ教授が教える大学へ出向く

シューベルトの「漁夫の歌」が流れている

モリアーテイはホームズにやっと正式に会えて嬉しいと言う

ワトソンとの相棒は解消したというホームズに 答えはノーだとも

二人の紳士(ホームズとモリアーテイ)の戦いに巻き込まれ その間で引き裂かれる一人の女(アイリーン) 彼女の命はあえなく終わった -とアイリーンの死を教えるモリアーテイ

「破滅するのは君のほうだ 君がまだ生きているのは君への敬意 それだけだ」とモリアーテイ

ホームズ「あなたを破滅させられるなら 命など惜しくはない」

新婚旅行へでかけるワトソンと妻メアリー モリアテイー教授に狙われているとは知らずに列車に乗り込みます

おや乗客の中に不恰好な異様な大女が?はて?

ステキな車内と夫ワトソンからの心遣いにメアリー「もう何処へも行きたくない」

ワトソン「僕も君と離れたくない」

そこへ車掌姿の男性が入ってきてシャンパン差出し「我々からです」

室内が暗くなり格闘 灯りがつけば妻メアリーはワトソンの銃構えて制圧 ワトソンに「ドアを開けて」 ワトソン偽車掌を列車の外へ落とします

さすがはメアリー前作で慣れています こんなことに慣れたくはないでしょうけれど

で外ではあの大女ー女装したホームズが戦っています 口紅はずれ・・・個性的なメイアクアップです「ひどい変装だが時間が無かった」とホームズ

モリアーテイ教授の手下達はワトソン夫婦に悲惨な最期を遂げてもらうべく命令に頑張っております

ホームズはメアリーを列車から落とします 哀れメアリーは川へドボン!

ホームズ「絶妙のタイミングだった」

ワトソンは怒りますが まずは刺客から逃げるのが先です

女装を解き始めたホームズは上半身裸だし化粧は残ってるし 見掛けは立派な変態です

列車の外側から車両を移動し反撃 女装ホームズは刺客側の武器にあれこれし掛けをしておきました

それが功を奏します

ホームズ「君の妻なら大丈夫 わたしの兄がついている」

さらに「ブライトンへの新婚旅行がこんなに危険とは知らなかったよ」とワトソンに言います

ワトソン「メアリーは無事なんだろうな」

川に落ちたメアリーは用意して待っていたマイクロフトの船に救われていました

マイクロフト「ご結婚おめでとうございます ワトソン夫人」

メアリー「最悪の夜だわ」

ええ その感想は無理もありません メアリー

ホームズ「半分は君のせいだ 結婚のタイミングが悪かった この事件が解決したら この先二度と助手を頼むことはない」

ワトソン「わたしの荷物を探してからだ 何処へ行く」

ホームズ「パリだ 新婚旅行と言えば・・・花の都パリ」

パリ郊外にジプシーの集落がある あの女(シムザ)の荷物を返す

船から思い出の品(アイリーンの)投げるホームズ 前作で冒険を共にし信用できない女ながら心ひかれ気にかけていた相手

モリアーテイ教授は手下に「席はとれたのか ドン・ジョバンニ 残念だが君の分は必要ない」と意味ありげ

手下も「残念です オペラを楽しみにしていたのに」

この手下はセバスチャン・モラン 実は射撃の名手です

ジプシーの集落に到着したホームズとワトソン 

ワトソンはジプシー達に荷物もコートもとられます

愛着ある手編みのマフラーもとられそうになり・・・ついこれだけは・・・ととろうとした相手を殴ってしまいます

そこへシムザ(ノオミ・ラパス)が現れます「お腹は?」

「ぺコペコだ」とホームズ

ハリネズミのお料理が出てまいります そんなにおいしくはないらしく料理を残すワトソンへホームズ

「料理を残すな 無作法だ せっかく作ってくれたのに」

ワトソン「列車から女性を突き落とす男に言われたくない」

ええ しっかり根に持っております

シムザ「私は何も知らない 兄は・・・一年以上行方不明 いると聞いてロンドンへ探しに行った」

兄から送られてきたのは絵が何枚かだーとシムザが話す

絵を見ていたホームズ「印刷所の傍にワインセラーがある場所へ心当たりは?」

シムザ「みどりのうさぎ」

ホームズ「クロードか」

シムザはジプシー仲間に「連絡をとって」

ジプシー達は踊ろうと誘います

ワトソンは誘いに応えますがホームズは忠告します「はっきり言って死ぬぞ」

一方 建物の中でマイクロフトは裸です その格好で平然とメアリーに話しかけますが メアリーは困っています

メアリーへの電報が届いたのですが その文面が理解に苦しむ内容です

ー大嫌いなメアリー 君への愛はさめた 二度と会いたくない」

マイクロフトは弟との遊びの暗号で 反対の意味になると教えます

メアリー「有難うございます でも失礼します」

だってずうっとマイクロフトは裸のまま・・・なんですもの

アナキストのクロードと会ったシムザ「まだ地下に隠れているの」

クロード「近頃は外へ出るのが難しい まあくつろいでくれ 英国の友人も」

ホームズとワトソンのことです

シムザの兄とはずっと会ってないと言います

レネイ・・・・シムザの兄は依頼者の英国人モリアーテイ教授 その男の言いなり

彼らは恐ろしい計画の実行を命じられました

クロード「悪魔と契約した 今夜で完了だ」

何処かに爆弾を仕掛けています

クロード「妻子を人質にとられた」

証拠は残さない あの男(モリアーテイ教授)と約束したとクロードは言ってピストルをこめかみに当て自殺します

そこを脱出したホームズ達は暗殺と爆発を止めるべく最初はオペラ座に向かいます

モリアーテイ教授が観劇中・・・・

ホームズ「間違っていた わたしが間違っていたんだ」と気づきホテルへ向かいますが途中で爆破音が聞こえます

ホテルの室内ではアルフレッド・マインハルトが射殺されていました

ホームズは銃が発射された場所を推理し その場所へ行きます

シムザ「こんなに遠くから当たるの」

心当たりはセバスチャン・モラン 軍を不名誉除隊になった男

「巧妙だな 誰も爆破現場で弾の跡など探さない」

モリアーテイ教授はマインハルトの会社(兵器工場を持つ)の株を買っていた

マインハルトの死後 会社はモリアーテイのモノ

ホームズはモリアーテイが短い時間でも公園の鳩に餌をやること 行動を逆算し その居場所を考えます

マインハルトの工場のあるベルリンへと ワトソンとホームズはジプシーに変装して向かいますが・・・・・・ホームズは馬に乗れません

一人だけ違う生き物に乗っています

ホームズが追いつくのを待ち休憩しているシムザやジプシーの男達に「最後はノロマでもカメが勝つのだ」と 勝ち誇ります

ああ子供です

ようやく工場へ到着 脱出は難しいのですが

シムザ「援護するわ レネイ(兄)がいたら連れて帰って」

ホームズ「新婚旅行へ行ったくらい幸せか」とワトソンにしつこく尋ねます

ワトソンは無線を利用しマイクロフトに連絡

ホームズは単身 工場へ侵入します

「いかがですかホームズさん 銃器を製造する工場は」とモラン現れ「10発入りの弾倉だ」などと説明しつつホームズを捕らえます

工場には強力な新しい銃器がいっぱいでした

捕らえられたホームズは無線を誰に送ったのか尋ねられています

ホームズ「目的は世界大戦か」

モリアーテイ教授「私はシューベルトの鱒がお気に入りでね 罠だと気づいたときには手遅れだ」

ホームズは肩のところに金具刺され鱒のようにロープでつるされます

「鱒」のオペラの歌を高らかにモリアーテイ歌います

モランはホームズを助けに向かうワトソンを狙っていました

ワトソンは工場の武器を利用し鮮やかにして大胆な反撃

埋もれたホームズを探します

ホームズ「来ると思っていたよ」

モランもモリアーテイ教授を助けに行きます

モリアーテイ「大丈夫 大丈夫だ 私はいいから行け 奴らを」

シムザ達はホームズを救出に

モリアーテイの手下一味と撃ち合いになります

モランは部下達に「逃したら命はないぞ」とはっぱをかけます

森の中を逃げるジプシーとホームズ達ですが 相手はとんでもない武器で狙ってきます

かわいそうに次々と倒れるジプシー達

リトル・ハンセルなるすごい武器のため 森までふっとびます

列車に乗り込み逃げるホームズ達 モランは撃たれながらもしつこく撃ってきます

雪の中を列車は進みます

車内ではシムザがホームズが息をしていないと声をあげました

ワトソン「絶対に死なせるもんか 簡単に死ねると思うな  おい戻ってこい 戻ってこい

おい このバカヤロ ちゃんと聞こえてるんだろ」

ワトソンは思い出します 死にかけた犬が元気になった注射 ホームズからの結婚祝い

気がついたホームズ「おい 何を打った」

ワトソン「結婚祝いだ」

ホームズ「全く君という男は」

ワトソン「安静に」

少し落ち着いてからホームズ「新婚旅行は悪かった」

ワトソン「わたしも帰らないとな」

ホームズ「帰ろう スイスに寄ってから 兄も君に会いたがっているぞ」

スイスは戦争を止めるのにもってこいだろーとも言うホームズ

スイスに到着してからマイクロフトにワトソン「どうして会議を中止にしなかった」

マイクロフト「この微妙な状況を理解していない モリアーテイは地位を確立している」

とにかく君達が会議のある場所へ入れるように手配しておくーと言います

ホームズ「目的は暗殺だ 近距離からの」

シムザ「レネイ?」

ホームズ「レネイの犯行を阻止すれば レネイが生き証人になる」

各ヨーロッパ大使と首相が揃っている

モリアーテイ教授に手下のモランに

死んだ医師の手腕は・・・整形手術と見抜いたホームズ 踊りながら周囲を観察

ホームズはシムザとも ワトソンを男同士で踊りもする

暗殺者は大使になりすましているはず

すなわち6人の大使のうちの誰か

シムザはワトソンと兄を探す

ホームズはバルコニーでモリアーテイ教授とゲームをすることに チェス5分の早さし

モリアーテイ「いいかね 人間は心のどこかでどうしようもなく戦争を求めている

これからの時代 戦争は大きな産業となる 必ず戦争は起こる 

わたしは それを 待つだけだ」

室内でワトソンは給仕の持つ盆を落とし周囲の反応を見る ホームズのアドバイスからだった

レネイを見つけ暗殺は阻止されるが レネイはモランに殺される

ホームズはモリアーテイに教える「あなたの財産 随分減っていると思う」

モリアーテイが公園で嬉しそうに眺めていた赤い手帳をホームズは機会を捉え盗んでいた

それを英国で一番無能な警部が抑えている

モリアーテイは財産の全てを暗号で赤い手帳に記録していた

その暗号はすべて解読され 戦争未亡人に多額の寄付がされる・・・

モリアーテイが持つすりかえられた手帳にはホームズからのメッセージ「危険な魚に注意」とあった

モリアーテイ「あの医者に最も悲惨な最期を用意してやることだ 彼の妻にも ホームズ影の戦いをしているのは 君dかえでもないのだよ」

ホームズの仮想戦いではー負けは濃厚だった

ホームズは肩に負傷している 攻められればー

モリアーテイ「結果は見えている これ以上時間を無駄にするのはやめよう」

ホームズ「結果は変えがたい 但しー」

ホームズはモリアーテイに組み付き 一緒に落ちていく 滝へと

モリアーテイにワトソン夫妻に手を出させないために 大切な友人を守るために

ちょうどバルコニーへ出てきたワトソンの目の前で落ちていく

ワトソンの独白ーこの事件の後日談は特に何も無い

二人の遺体の捜査は絶望的だった

1854-1891 私の知る限り世界一の名探偵である 一番の天才だー

メアリーが声をかけてくる「この週末はブライトンね」

ワトソン「楽しみだ やっと行ける 」

メアリー「彼(ホームズ)がいなくなって私も寂しいわ」

小包でホームズがスイスのマイクロフトのところで気に入っていた酸素吸入マスクが届く

ワトソンの表情が明るくなる

自分の部屋でホームズは生きている またしても変な格好をしている

THE END?

と出て 終わり

この映画の制作が決まり ホームズ役のロバート・ダウニー・ジュニアとワトソン役のジュード・ロウとは ロバートの自宅でリハーサルをしたそうです ホームズとワトソンとしての

それっくらい二人は仲が良いのですね

チェスの名人が 映画の中のチェスの指導をしておりますが クライマックスのモリアーテイとホームズの早さしチェスには アイリーンに見立てたクイーンを犠牲にするテについて考え込んだそうです

19世紀にはボードを使わずに名人同士が頭の中で勝負することが行われており サンタモニカの名勝負を参考にしたそうです

制作スーザン・ダウニー

監修レスリー・クリンガー

監督ガイ・リッチー


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