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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

新津きよみ著「ただいまつもとの事件簿」 (光文社文庫)

2021-05-22 20:46:56 | 本と雑誌

 

 

東京から松本に移住したものの すっきりしない気持ちを抱えている清水真紀は 移住希望者のための説明会で

ネコが東京で行方不明になり松本で発見されたことを知る

この謎にひどく心をそそられた

夫も謎解きには興味ある

 

同じく移住してきて子育て中の夫婦

 

真紀より先にネコ移動の謎に取り組みながら ある事情から中断した女性

 

全くの別人を山で行方不明になった息子だと言う女性

 

ずうっと松本で暮らしたいのに高齢ゆえ 息子から東京へ来るよう言われている女性

 

それぞれの問題が解決していき 残るのは

松本っていいところだよ

こんなにもいい街なんだよ

 

 

長野県出身の著者が愛情こめて綴った一冊


「血と怒りの河」 (1968年 アメリカ映画)

2021-05-22 10:56:59 | 映画

原題「BLUE」

 

ならず者集団が店を襲い警官は役に立たず 遊ばれている

店の女将が怒っている

「店で一番の売れっ妓(こ」を」

女を馬に乗せ去ろうとするならず者達

コケにされた警察署長が叫ぶ「必ず処刑する」

 

だがー撃たれて殺された

情け容赦なく撃ち殺したのは青い瞳の若者アズール(テレンス・スタンプ)

 

アジトに戻ったならず者達はどんちゃん騒ぎをしている

粗野な男達

頭目のオルテガ(リカルド・モンテルバン)には母親が違う4人の息子がいる

 

カルロス(ジョー・デ・サンチェス)

ハビエル(カルロス・イースト)

アントニオ(ロバート・リプトン)

マニュエル(スタチス・ヒアレリス)

 

そして拾って我が子同然に育てたアズール

オルテガはアズールの資質に自分と似たものを感じていたが 副官はそれを案じる

血のつながった息子と同じに扱うことへの危ぶみ

 

そして野盗でしかない彼らなのに革命家気取りであること

フランスやスペインと戦ってはいない

アメリカが怖いなら手を出すなーと

このあたり副官はよく見ている

 

だがオルテガは違うことを考えていた

 

国境の川の向こう

テキサス開拓者達を襲うのだ

アメリカの独立記念日に

 

襲撃

マニュエルは金髪のジョアンを執拗に追いかけていた

女 女 襲う 抱いて(乱暴して)たのしむ!それしか頭にない

抵抗し逃げるジョアン

 

危ないという時に家の扉が開き 現れた男はマニュエルを射殺

それはアズール 何故?

家の外に立ち尽くすアズール

彼はどういうつもりだったのか

逃げ遅れたアズールを捜してアントニオ 一緒に来るように言い 自分と同じ馬にアズールを乗せる

 

 

 

襲われた開拓民達も黙ってない

追撃をかけようとしていた

アズールとアントニオも撃たれる

逃げるがアントニオは囲まれ殺された

 

アズールが逃げこんだ先は偶然にも先程助けたジョアンの家

ジョアンの父親は医師のモートン(カール・マルデン)

モートンは合図を撃ち他の開拓民に知らせようとするが ジョアンが止める

自分を乱暴しようとした男から救ってくれたのだ

根っからの悪人とは思えない

 

手当介抱してくれたモートン医師を信じず最初は心を開かないアズールだが

 

食器を使わずに食事する そんなアズールにマナーを教え

アズール 青のことねーとブルーと呼ぶようになるジョアン

 

少しずつ 少しずつブルーも心を開く

傷が治り

出ていく日が近付いた

 

ジョアンは彼がこのまま残ってくれることを願っている

 

ならず者達の中には 頭目の息子を殺したのだ 戻れない

彼には行くところなどないのだ

 

幼い日の彼の記憶

国境が定まるまではメキシコ人もブルーの両親も仲の良い隣人として暮らしていた

メキシコ国境の中に住んでいるとなったブルーの父親は隣人たちから出ていくように言われた

自分が開拓した土地 ブルーの父親は出ていかない

まずは家を焼くことだ 自分達を出ていかせたいならー

そう言ってしまった

寝ている間にブルーの両親は家ごと焼かれた

昨日まで仲の良かった隣人たちが そうしたのだ

 

ブルーはその地を離れ歩き続け 

オルテガに出遭った

彼は大切に自分の息子と同じようにブルーを育ててくれた

アズール(靑)と呼んだのは ブルーの目が青かったからだろうか

ブルーは言う これは愛称なんだと ニックネーム

では彼の本名はー

 

ブルーはモートン医師の家にとどまり開拓を手伝う

とうもろこしも大きく育つ

 

モートン医師はこのままブルーがここで暮らすなら他の開拓民にもお披露目すべきだと考えて呼ぶ

 

ジョアンを好きなジェス・パーカー(アンソニー・コステロ)は ブルーを不審に思い 持っている銃などからも彼が以前襲撃してきたならず者達の一味ではと考える

 

息子達を殺されたオルテガも復讐を考えていた

 

アズール(ブルー)は愛情と期待をかけた息子だったのに・・・・・

 

開拓民たちをも殺すというオルテガ

 

オルテガ一味と戦うことに決めた開拓民たち

開拓民たちを護る為にブルーは作戦を立てる

それは自分を育ててくれたオルテガと殺し合うこと

たたかうこと

 

青い目と白い肌ゆえにならず者達には心から受け入れられず その前身(ならず者一味であったこと)ゆえに

開拓民たちにもおそらくは心からはうけいれてもらえない

 

自分はどっち側の人間であればいいのか

自分の居場所などあるのか

いずれでも異端・・・・・

 

恋人となったジョアン

彼女の目に自分はどう映っているのか

 

 

ブルーの作戦はあたり オルテガ一味は壊滅状態に

 

国境の川の中 オルテガと向き合うブルー

愛を注いでくれたオルテガに・・・・

ブルーの指導力と作戦をほめて「自慢の息子」と言ってくれたオルテガ

彼を撃たねばならない

オルテガはブルーを撃たなかった

ブルーに撃たれてオルテガは言う「メキシコの地で死なせてくれ」と

 

川の中 オルテガの体を抱きかかえ運ぶブルー

 

そのブルーを オルテガの副官が撃った

川に沈むブルー

 

悲痛な叫びをあげ川に飛び込むジョアン

続いてジェス 開拓民たちも

殺されてブルーは 彼らに仲間としてうけいれられたのだろうか

 

ブルーの青い瞳は閉ざされた もう開かない

何を見ることもできない

 

 

ならず者時代の 

それまでに犯した無法が彼を裁いたのかもしれない

 

かつて殺された両親のように開拓民として生き直そうとはしたけれど

 


青空が広がってきました

2021-05-22 10:22:48 | ペット

子宮が腫れてーその子宮をとっぱらう手術をしてから トキには元気取戻し用にと少しいつもより美味しいモノをあげている

特に錠剤を呑ませるのに 袋に入れて錠剤をつぶし

 

 

日替わりでこういう少し汁気あるおやつに 薬をまぶして騙くらかして食べさせている

今日はこれ

 

最初に少し器に入れて

 

薬をまぶし

 

 

上から残った量をかけて 薬を誤魔化す

 

さいわい いつも素直に騙されてくれて毎回完食です

 

食い意地復活トキちゃん 昨日も凄い勢いでご飯も食べてました

 

今朝は外を覗いたらー

 

もう 早くおやつくれ状態で待っていたトキちゃん

薬入りおやつを完食したら小屋に戻って寝てました

 

雨が上がって庭でのんびりしているラン(手前の白)とマリー(後ろの黒いの)

 

 

今朝は少し冷えたせいか 炊飯器上に陣取る麦丸