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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

重松清著「あすなろ三三七拍子」講談社

2014-09-11 14:46:21 | 本と雑誌
あすなろ三三七拍子
重松 清
毎日新聞社



2014年2月5日読了したものを再読
その時の感想はこちらです↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/e/9b2f5e995d6dd324364b0f0619290a22


また柳葉敏郎さん主演でドラマ化もされました↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%99%E3%81%AA%E3%82%8D%E4%B8%89%E4%B8%89%E4%B8%83%E6%8B%8D%E5%AD%90


先日テレビドラマは終わったのですが それで原作を読み直してみました

文庫にも上下巻でなっており 私は文庫の方で読みました

40代半ばの人間が社長命令で大学受験 学ラン着て応援団の団長に
全く無茶な話なんです

これをドラマにできるのか?と思っておりましたが 柳葉敏郎さん熱演でした

改めて原作を読みながらドラマでの変更部分もたどりながら



終ってみればどの方も適役であったように思えます


剛力彩芽さんは学ラン似合ってました
今まで演じられた役の中で一番良かったと思います

綺麗になったとも思いました


他のドラマで原作とは異なるイメージの役を剛力さんが演じられて

それでイメージが壊れてしまい 読めなくなったシリーズもあるものですから


この役は剛力さんで良かったと思いました




文庫版のための著者のあとがきにあるのですが この物語の主要な人物にはモデルがいるそうです



読み返して また読んで良かったと思う本です


ドラマの中で応援は理屈じゃないーというようなことを西田敏行さんが言われるのですが 現役の応援団が与えられた課題のマラソンを完走できるようにOBが応援する場面は ドラマでありながら こう胸にくる理屈抜きの迫力がありました



ドラマも小説もそれぞれに良かったです


ドラマは最初はきびしくないか?とも思ったのですけれど
回を重ねるごとに それぞれのキャラが深みをまして味をだしてきました


一所懸命 真面目に生きることは それだけで素晴らしいんだーと
こいつらバカやってるなあーそう笑いながら感じさせてくれます

ついでに買ってしまう(^^;

2014-09-11 13:29:29 | 子供のこと身辺雑記

姑の家から帰りにクリーニング屋さんへ 長男の服を受け取りに寄る通りすがりにー九州物産展 
エレベーターを降りて数歩歩くと 火の国熊本の唐揚げに豚の角煮に~~~ 

ご近所のリバーシティ店 
明日 歯科医予約の長男と寄ろうと思っていたのにー

誘惑に負けました(笑) 

沖縄の大きな麩は炒めものに役立ちそう 
なんやかやと理窟つけてね


いいの明日は くまもんの回転焼きとか くまもんグッズやら いかの加工品とか買うんだから♪


あとは野菜おかずを何か作ろう 


鶏キモの甘辛く煮たのも柔らかくて程よい味付けでとても美味

黒川博行著「疫病神」

2014-09-11 00:46:30 | 本と雑誌
疫病神 (新潮文庫)
黒川 博行
新潮社




「破門」へ至るシリーズの始まりです
悪い奴には無茶もしますが 女性には優しいースジを通す極道の桑原  その桑原に振り回されつつ結構しぶとい二宮
この二人のやりとり その珍道中

守ろうとする相手を裏切らない 強い負けない喧嘩をする男 桑原

主役の二宮よりもその頼れる男っぷりが -こんないい極道ーそうはいないーと

ごちゃはやっても もちろん恐ろしいところはあっても また桑原が見たい 読みたいーと
愛されるシリーズになったのではーと思っています


どうか桑原が作者に殺されませんように(笑)
祈っています♪