![]() | あすなろ三三七拍子 |
重松 清 | |
毎日新聞社 |
2014年2月5日読了したものを再読
その時の感想はこちらです↓
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/e/9b2f5e995d6dd324364b0f0619290a22
また柳葉敏郎さん主演でドラマ化もされました↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%99%E3%81%AA%E3%82%8D%E4%B8%89%E4%B8%89%E4%B8%83%E6%8B%8D%E5%AD%90
先日テレビドラマは終わったのですが それで原作を読み直してみました
文庫にも上下巻でなっており 私は文庫の方で読みました
40代半ばの人間が社長命令で大学受験 学ラン着て応援団の団長に
全く無茶な話なんです
これをドラマにできるのか?と思っておりましたが 柳葉敏郎さん熱演でした
改めて原作を読みながらドラマでの変更部分もたどりながら
終ってみればどの方も適役であったように思えます
剛力彩芽さんは学ラン似合ってました
今まで演じられた役の中で一番良かったと思います
綺麗になったとも思いました
他のドラマで原作とは異なるイメージの役を剛力さんが演じられて
それでイメージが壊れてしまい 読めなくなったシリーズもあるものですから
この役は剛力さんで良かったと思いました
文庫版のための著者のあとがきにあるのですが この物語の主要な人物にはモデルがいるそうです
読み返して また読んで良かったと思う本です
ドラマの中で応援は理屈じゃないーというようなことを西田敏行さんが言われるのですが 現役の応援団が与えられた課題のマラソンを完走できるようにOBが応援する場面は ドラマでありながら こう胸にくる理屈抜きの迫力がありました
ドラマも小説もそれぞれに良かったです
ドラマは最初はきびしくないか?とも思ったのですけれど
回を重ねるごとに それぞれのキャラが深みをまして味をだしてきました
一所懸命 真面目に生きることは それだけで素晴らしいんだーと
こいつらバカやってるなあーそう笑いながら感じさせてくれます