昨夜はカレーライス 今日はハンバーグ
我ながら工夫が無い
買い物に出ないと買い置き出来る材料でとなるから 手慣れたメニューに走ってしまう
・・・途方に暮れた
余りの本の厚さに 途方に暮れて暮れまくったのだ
前作「ーふりだし」も厚かったが 読んだ頃は 若かった(当然ながら 現在よりは)
そうして読みあぐねているうちに 前作を読み次を待ち構えていた18歳の娘が先に二日ばかしで読了してしまった
読んでも読んでも読み終わらないんじゃあないかと不安になっていたのだが
そんなことは ないらしい
読み終えることが出来るらしいのだ
では 読まないと いけない
しかし厚い
なんなのだろう この厚さは
もしやライバルは言林や大辞泉
もしくは百科事典だろうか
かくして読み始めた その話とは
両手のお皿に紅葉が乗った豆腐が入り やたら頭の大きな小僧がいる
お化けなので いるけれど いない
人間には見えない 声も聞こえない
そういうことであるらしい
本来関われない存在の豆腐小僧が 非常識にも 掟破りにも どう人間社会と絡んだか
ちょうど落語など語るように 物語は進みます
「おい!」「おいおい」などと つっこみ入れつつ読み進みましょう
で 読み終わってみれば
ストーリーはあってないような
いつのまにやら大団円
しかも まだ まだ 続くらしいのだ
時は幕末と一応 時代設定もある
狸 狐 鼬 猫 達磨 天狗
人間
妖怪 入り乱れ
凄まじい形容される顔の持ち主あり
読みながら気付いたことは この本の形って豆腐だわ
読了まで数日かかります
で苦労して読み終えて
また ちょっと読み返したくなる一冊です
読み手のマゾ度合いをはかるような・笑