みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

SEN YO (川陽) (№2) 東高円寺

2013-07-31 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

中華銘菜 「SEN YO」(圳陽) 5,000円コース料理後半。

当店のカウンターは奥行きも狭すぎず、かつ、席の間隔に適度なゆとりもみられるため

カウンター席の利用も居心地は悪くなさそうに思える。 

時間は20時ごろ、拝見していると会計をされるお客さまもちらほら。

この時間帯でお店は1回転を終えようとしていた。

(またすぐにお客さまが入られるのだけれど・・・)

(レンタロー) 点心がきたで、酒も紹興貴酒 5年@3,400 に変わっただよ。

四、手づくり点心二種

海老のトウモロコシ蒸し、海老春巻、XO醤。

すべて自家製なのが嬉しい。

海老のトウモロコシ蒸しは、粗くたたいた海老とすり身を球形にまとめ、

旬の生トウモロコシを衣にみたてあわせています。

トウモロコシのシャクシャクとした食感とみずみずしい甘さの中に

海老のプリプリ感とすり身に入った塩分が感じ取れる。

様々な方面から味覚に働きかける蒸し点心。

点心作りもお上手ですが、発想が豊かだ。

海老春巻も作りたて。餡は海老のトウモロコシ蒸しと変らずのようですが

パリパリッサクッとした薄い春巻の皮が具材の味を引き立てている。

油の質も良いものだと思いますが、とても軽い口当たり。

XO醤には干し貝柱やオキアミなど。

ナチュラルな味わいだけれども、ぴりっと辛くて酒の肴にはもってこい。

五、房総 いさきの広東風カルパッチョ(2名分)

おしながきと前後しましたが、先にカルパッチョがサーブ。

たっぷりの野菜には揚げワンタン。

程よく熟成したイサキの身には、ゴマ油を効かせたドレッシングで。

六、岩中豚の雲白肉(2名分)

キュウリ、モヤシ、ニンジン、青菜をボイルした岩中豚で巻きアボカドも

上にあしらっています。タレは醤油ベースですが、ニンニクの風味は控えめ。

これが、雲白肉?とたじろぐ感もありますが味は悪くありません。

このあたりは当店オリジナルの創作料理ですが、小さくまとまらない骨太さも感じます。

※ 六は、本日のおすすめの前菜として店内のブラックボードに記されている

ものになります。岩中豚の雲白肉(SPF豚)アラカルトでは@800

七、麻婆豆腐(2名分)と白飯

「足りないようでしたら、山椒をだします」 と土鍋で熱々の麻婆豆腐。

豆腐は柔らかい絹ごしタイプ。葉ニンニク入り。

郫県(ピーシェン)豆板醤を使われているようだ。

一口いただくと、油が美味い。辣油がまろやかで、すっと口に入ってくる。

これは人気があるのも納得だ。

しかし、今回は調理の段階で少し砂糖が入りすぎたようだ。

ジンジンひりひり辛さもあるのだけど、砂糖の甘さが口に残る。

豆豉(トウチ)のコクと塩気もあるので、山椒をたしたところで味が上塗りされるだけ。

甘さについての味の修正は効かないだろうとコシヒカリ100%の白飯にのせ

砂糖の甘みの拡散を計ることにした。 

すると、どうだろう。 もっちりとした白飯の甘みがすべてを包み込み、

ささいな事柄などはクリアされてしまうのだ( ̄▽ ̄)

八、特製杏仁豆腐

おしながきによると特製杏仁豆腐でしたが、デザートは選べるというお話なので

私は香港カステラ(馬拉糕)をチョイス。これは蒸し時間がいるため少し待ちます。

が、卓上に運ばれてきたホカホカの湯気がたちのぼる蒸篭をみれば

思わず笑みもこぼれましょう。 ふっくらしっとりとしたマーラーカオは

シェフのお話によると香港のピーナッツ油を使い3日がかりで生地を作られるのだそう。

風味が抜群に良い。数少ないマーラーカオ食歴ではありますが、

当店のものが一番口にあいました。

(レンタロー) 特製杏仁豆腐もうめえけんどオラも、マーラーカオ好きなんだ。

とは言え、寝太郎さんチョイスの杏仁豆腐も素晴らしく美味しかった。

コクが深く杏仁の香りも高い。もちろん妙なチープな甘さは一切ない。

これは只者ではありませんよ。

個人的にですが、杏仁豆腐の味覚の基準、物差しになり得る味わい。

しかし、なぜ? 点心、デザートまでこんなに器用にお上手なの?

「圳陽」と“川”の字が入ってらっしゃるし、麻婆豆腐がお上手なので四川料理を

学ばれたのですか?とお聞きすると

シェフは店名の「圳」の字が入る広東省の「深圳」(シンセン)で修業経験が

おありだとのこと。

調べたところ、深圳は香港の新界と接し、広東省の省都・広州市からほぼ南南東、

「珠江」デルタ地域に含まれる都市。

移民都市でもあるため、広東料理だけでなく四川料理、湖南料理のお店が数多い

のだそうです。

知れば知るほどに、もっと興味深い店になった。

私は本質的には創作料理系のお店はあまり好まないのですが、

シェフの引き出しは大きそうだ。 

追加は、生ビール@580、白ワイン(ファランギーナ)ボトル@2,800で

Hand01 お会計は、1人当たり9,000円(千円未満四捨五入) 

中国料理満足度数は、★★★★☆Star04 (4.6) とってもお気に入りです。

必再訪(*^・^)ノ また白酒も飲みたいーー。

Okini02 《本日のお気に入り》 ・前菜五種盛り合わせ(とくに有頭エビの紹興酒漬け)

・丸鶏のパリパリ揚げ ・点心 ・香港カステラ(馬拉糕) ・特製杏仁豆腐

※ 東高円寺は「廣義隆」さんといい優れた中国料理店が多い。この地、侮りがたし!

 

SEN YO (圳陽) 

東京都杉並区和田3-18-9

TEL             03-6382-5320

営業時間/  11:30~14:00 17:30~22:00

定休日     火曜

SEN YO広東料理 / 東高円寺駅新高円寺駅

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SEN YO (川陽) (№1) 東高円寺

2013-07-30 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

中華銘菜 「SEN YO」(圳陽) 

当店のオープンは2011年11月。

オーナーシェフ、山田昌夫 氏による広東料理をベースとした創作系中華料理店。

最寄り駅は、東京メトロ丸ノ内線 東高円寺。

他に近道もあるようですが、土地勘が乏しい私達は、東高円寺駅1番出口を

出て左折、青梅街道を直進後、高円寺陸橋で環七通りに交差し左折しました。

当店は環七通り沿い、駅からは徒歩10分強の距離。

アクセスが良いとは言えない立地であるにもかかわらず、昼夜問わずの人気店。

食いしん坊さんのアンテナをぐいぐい反応させるお店のようです。

私達も当店には何度かお邪魔しよう計画をたてつつも、諸事情により先延ばしに

なっておりましたので、やる気まんまん。

連れ(寝太郎さん)が予約の電話を入れてくれた際にコース料理のご相談を

させていただきました。

コース料理は、3,500円、5,000円 ということでしたが、

お目当ての料理の一つは「丸鶏のパリパリ揚げ」(脆皮鶏)。

これは、HPで確認したところ一羽(五~七名様) の場合事前連絡が必要なもの。

「丸鶏のパリパリ揚げ」(脆皮鶏)半羽(二~四名様)分をコース内に組み込み

上記お値段内で提供は可能かをお聞きしたところ、出来ますとのお返事。

さらに、クチコミサイトでも評判の良い四川麻婆豆腐も同様にリクエスト。

その際、〆は麻婆豆腐とご飯になりますがよろしいでしょうか?

と、お店側からもお尋ねがあったそうです。

私達にはまったく問題はありません。めでたく成立。

いろいろお願いしていますし、せっかくなので、5,000円のコースでお願いいたしました。

店の前に到着すると「本日は満席となっております」 という札がかけられていた。

やはり予約は必須のよう。(写真は閉店間際のもの)

店内は細長い造りで、シンプルですが黒を基調とした落ち着いた雰囲気。

カウンター席(8)とテーブル席を含め20席ほどの席数。

私達もカウンター席かな?と思っていたのですが、

入り口に近い2人掛けテーブル席へのご案内でした。

この日、フロアに出て接客にあたられていたのはシェフの奥様とお見受けできる女性。

厨房には山田シェフ。もうお一人男性がキッチンをサポートする形でカウンター内に。

計3人体制。 夏場だからなのか「仙ノ孫」さんと同じく、全員店名入り黒Tシャツ着用の

カジュアルで動きやすい服装。 きびきびと動き、仕事をこなされています。

テーブル・セッティングは、ランチョンマット、コースター。

卓上には、取り皿(数枚)、メニュー、カトラリーケース。

このカトラリーケースの中に、箸、箸置き、レンゲ、爪楊枝がセットされています

手書きの可愛い“おしながき”も発見。 温もりが伝わってくるようだ。感じがいいねえ。

まずは、生ビール(エビス) 中@580 と小@450 での乾杯。

さて、お料理は運んできていただいたとき説明を受けますが、これを急ぎ控え、

補足し記録させていただいていますから正確さには欠けるかもしれません。 

また、各お料理は2人分が一緒のお皿で供されているものと各人ごとのポーションで

供されているものが入り混じっています。

一、前菜五種盛り合わせ

予約席を除きほぼ満席という混みようでしたから、1品目まで少し時間がかかりました。

1.自家製チャーシュー

・・・煮豆を敷いた自家製チャシューはほんのり甘めの優しい味わい。

  肉質も良く、しっとりとして、自然な旨みに好感が持てた。

  この後味の良さは手放したくないなあ。

  2枚あるチャーシューのうち1枚を前菜の最後までキープ。美味し。

2.よだれ鶏とザーサイ

・・・四川料理店ではないのに、麻辣醤がなかなか美味い。正直なところびっくりしました。

  私の感覚からすると、この麻辣醤は飲み物みたいにまろやかだ。

  こっそり小鉢を手に取り完飲?!

  ザーサイは青ザーサイ、キャベツ、キュウリ、ニンジンと合わせ浅漬けのように

  箸休めとしてもいただけるもの。

3.ハクレイ茸と中国漬物の甘辛煮

・・・味付けにはしっかり醤油。ショウガの風味も感じられます。食感は柔らか。

4.有頭エビの紹興酒漬け

5.クラゲの頭と真ダコの色どり野菜あえ

・・・アボカド、プチトマト(赤・黄)、粒マスタードで味を仕上げているよう。

直球だけでなく、いろいろ変化球も投げてくれます。

どの前菜も一つとして味がかぶるものなし。飽きさせません。

ほか、目を移すと皿にはキュウリ、水菜、紫キャベツのサラダも。

これが単なる添え物として感じられないところもすごいなあ。

※2種(有頭エビの紹興酒漬け・クラゲの頭と真ダコの色どり野菜あえ)は、

本日のおすすめの前菜として店内のブラックボードに記されているものになります。

1番のお気に入りは、有頭エビの紹興酒漬け♪

飾り切りにしたニンジンの蝶もいただけるということ。

お忙しいのに細部にまで手をかけてくださって心憎いこと。

酔っ払い海老もどきでいただいちゃいます。

口に含むとまったりとろ~り。海老の身あまーー!!

紹興酒漬けの味加減がまた素晴らしい。寝太郎さんとともにこれも完飲。

感動がいっぱいのスペシャルな前菜盛り合わせ。シェフは腕がいい( ̄▽ ̄)

ですが、当店ではコース料理を頼まれる方は少なくてアラカルトで注文される

お客さまが多いとのこと。

「コース料理、お得だと思うんですけれど」 と奥様(仮)。

2人だといろいろ食べたくても一皿に量があるとそうそう数はいただけないのが実情。

その点では、おすすめを含めちょこちょこいただけて喜ばしい。

三種きき酒@900

生ビールの次に手をだしたお酒は、白酒・中国スピリッツ。

グラスでの用意もありますがメニューをみたところ、紹興酒・白酒の中から

どれでも三種きき酒 900円 という文字が目に飛び込んできました。

これはもう頼むしかないでしょ! 

なんてったって900円という超良心的なお値段なのですから。

白酒・中国スピリッツとして、メニュー記されていたのは三種類(高粱酒・汾酒・広東米酒)。

紹興酒には目もくれず白酒・中国スピリッツで、きき酒を構成。

汾酒は、高粱・大麦・エンドウを原料にした白酒でアルコール度数53%、

グラスでは600円。

高粱酒(コウリャンシュ)は高粱(モロコシ)を原料にした白酒でアルコール度数62%、

グラスでは750円。

※ ちなみに中国四大白酒には、汾酒(山西省)、茅台酒(貴州省)、瀘州老窖特曲酒
(四川省)、西鳳酒(陜西省)があります。

広東米酒は米を原料とし豚の脂身を加えた白酒でアルコール度数29%、

グラスでは600円。甘く、さっぱりとした味わいで広東料理では欠かせないお酒ということ。

度数が高いのでもっぱら汾酒・高粱酒は寝太郎さんの担当。

私は広東米酒でしたが、このきき酒どれも味はちゃんとしている。

保存状態も良いのでしょう。リピートしたいです。

二、丸鶏のパリパリ揚げ(2名分)

お願いしていた半羽です。サーブされてきたときに、一瞬で記憶が蘇りましたよ。

代々木上原時代の「老四川 飄香」さんでいただいた蔵王地鶏の四川香り揚げを!!

あれは強烈に美味かったーー。 今もあの味が脳裏に刻み込まれています。

当店の丸鶏のパリパリ揚げもビジュアル的に同じ (≧∇≦) これは期待大♪

サーブ時には「お好みでタレか塩でお召し上がり下さい」 とのアドバイス。

また、丸鶏は骨つきですから、骨入れ用に壷も置いていただけました。

店内のボードには、イチ押しの一品!!としてご紹介。

鶏の内側に特製塩を塗り込み、干すことで旨味を凝縮!読んでいるだけでも

生唾を飲み込みそうな丸鶏のパリパリ揚げは、文字どおり皮目がパリッと香ばしく

内側の肉は、しっとりしながらも身がしまって、まるでジビエのような野趣あふれる

コク深さ。ともかく肉の味が濃厚なのだ。

甘辛タレはスイートチリ、塩は五香塩。

何もつけずに十分美味しいのですが、ピリ甘のスイートチリとの相性も抜群。

むしゃぶりつくように食らいつき、あっという間に鶏は骨のみに。

――旨い! 一食の価値あり。リピート決定 W04

三、中国野菜入り 色々野菜の炒め(シチリア産岩塩) (2名分)

手が少し空いたためだと思いますが、シェフ自らのサーブ。

ハクレイ茸、シメジ、白ブナピー、キクラゲ、ズッキーニ、マイタケ、赤ピーマン

エリンギ、金針菜(2種)など。

金針菜は生と干したものを戻したものを使われており、写真で見るオレンジ色

のものがそれになります。干すことによりオレンジがかった黄色(金色)になり、

この色と尖った形が名の由来ということ。

素材からの旨味と味付けには刻んだニンニクとシチリア産岩塩、

そして“魔法の粉”が少し。

もちろん“粉”使い上級者。強すぎないため上手に広東の味に仕上げています。

アワビのような食感のハクレイ茸をはじめ、野菜一つ一つの持つ美味しさが際立ち

また一皿として調和している。私も寝太郎さんも意見は一致。美味しいです。

(ノブロー) うめそうだでえぇぇーーーーーー Yodare

(みに) やだー!ノブローさん、お皿にヨダレたらさないでくださいよ。

                                            -№2に続く-

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山東(サントン)新館 横浜中華街

2013-07-29 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

横浜中華街、香港路の中国家庭料理 「山東」(サントン)新館。

中華街でも珍しい山東料理がいただけるお店です。

本店(本館)は中華街大通りと広東道の間の細い路地裏にあり、待ちの列が

出来る繁盛店だったのですが、調べたところ移動されたとのこと。

本店(本館)は、ブログをはじめる以前ですが訪問歴があります。

私としては、あの狭っくるしさが味でもあった、と思うのだけれど・・・。

と、言っておりますが、私達は本日荷物が多いため新館を目指しました。

入店時、2階は団体客で賑わっている様子でしたが、1階は8割程度の客の入り。

幸いキャリーバッグを置ける店内奥、

厨房と化粧室に近いテーブル席に着くことができました。

卓上には、メニューと自家製の沙茶醤(サーチャージャン)ベースのタレが

むき出しで置かれています。

中華街あたりで細かいことを言ってもはじまらないのでしょうが、これは

衛生的に気になる。容器には蓋が欲しいなあ。

生ビール@525 のあとは紹興酒@2625 

無造作に取り皿の上に置かれるタオル地おしぼりと割り箸。

こういうところは気にならない。

中華街に来たぞ!って感じで私には喜ばしかったりするのだ。

チェイサーでいただいた水は水道水のよう。

夏場なので入っていた氷がさっさと溶ける。

ぬるい水道水のままでは臭いも味も好ましくなかったため、冷やしていただこうと

氷をお願いしたところ取り皿にのせて出てきた。

1階をしきるお店の女性は、氷が溶けると、こちらからお願いしなくとも

また新しいものに換えてくれたりとよく気が付いてくれた。感謝。

水餃子(10個)@735

山東の名物は水餃子。来店されるお客様のほとんどが注文される必食の1品。

本店の決して居心地がよいとは言えない密接した相席環境のなか、

初めて山東さんの水餃子いただいたとき、経験したこともないような味わいに

興奮し胸の高鳴りを覚えたことを思い出します。

モチモチとした厚めの皮に包まれた水餃子に

卓上の自家製沙茶醤(サーチャージャン)ベースのタレをかけます。

タレはココナッツパウダーほか数種類を合わせてらっしゃるという当店秘伝のもの。

タレのみ味わうとココナッツに加え、オキアミのようなものが入っているように

思えるのですが甘辛味。

ちょっと待て?こんなふうに甘かったかな。

もう少し唐辛子の効いたピリ辛味だったように記憶しているのだけれど。

なにぶん記憶も古すぎて曖昧だ。

(レンタロー) はよう、ごっちゃんになるべえよ!!

重量感のある水餃子を箸で持ち上げ、そのままかぶりと歯を入れると、

小籠包のようにジュワッっと熱々の肉汁が飛び出した。

おっーー!

肉餡にはニラががっちり効いていて、ニンニクの風味が口の中を駆け巡る感じ。

ニンニクがあまり得意ではない方にはよりきつく感じられるかも。

また、若干、水餃子の皮に独特の臭いがある。ひょっとしたら使われている小麦粉は

あまり質がよろしくないのかもしれない。

山東特製豆腐 海鮮のあんかけ@1,260

壁に張り出されているおすすめよりチョイス。

同料理は、皿ごと蒸されているのではないかと推測。

海鮮は海老、イカ、帆立、カニなど。野菜は赤ピーマンとアスパラ。

塩味のベースのあんかけです。

豆腐は皿一面に広げられ、ふるふると柔らかく口当たりの良い絹ごしタイプ。

日本で言うところのおぼろ豆腐のよう。

豆腐脳とはまた違うのか正確なところはわかりませんが、

山東料理は豆腐を使う料理が多いということでもありますから、おすすめメニューに

記されていることに納得。日本人にも抵抗なくいただける優しい味わいです。

閉店は22時。2階に団体さまがいらっしゃるということもあり、21時ころには

「他に注文がなければ、お会計よろしいでしょうか?」 とのお尋ね。

もちろん席はゆっくりと22時までご利用下さいとのこと。

退店が団体さまと重なり身動きがとれなくなるのも嫌ですから、

紹興酒 小@630 を追加し会計を済ませました。

店を出るときには、私達と相性が良かったのでしょうか?

サービスを前面に担当してくれた(他の中国人スタッフの方は日本語が流暢では

ないためオーダーをとられないのかもしれません)1階の女性が手をふりお見送り。

さて、自家製沙茶醤(サーチャージャン)ベースのタレは、訪問日の出来によるかも

しれませんが、昔覚えたほどの感動はなかった。

以前はもっと鮮烈な印象でパンチもあったように思う。

あのタレでもっちり水餃子を食しながら飲むビールが最高に旨かったのになあ・・・。

これは私の記憶の改ざんかもしれないので機会をみつけ移動したという本店に

向かってみようと考えています。

Hand01 お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)

今回の横浜中華街満足度数は、★★★☆ 消極的に好きで。失礼しました。

 

山東 新館

神奈川県横浜市中区山下町147

TEL     045-651-7623

営業時間/ 11:00~22:00

定休日    無休 

山東 新館中華料理 / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

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魚佐 葉山町堀内

2013-07-28 | 和食全般

葉山町堀内、磯料理「魚佐

海水浴シーズン、海の家のラーメンばかりでは飽きてしまうので、1度は訪問する

私達の定番のお店。ちなみに2012年は週末なので30分前から並びました。

今年は平日だし大丈夫かと思いきや、平日も普通に行列になります。

午前中、シュノーケリングや磯遊びに夢中で正午を回ってから到着。

やっぱりお客様が並んでいる。

店先のウェイティングシートに氏名と人数を記入し椅子に座って順番待ち。

並ぶといっても平日なので、週末ほどではないように思う。

支度が整うと、お店のお兄さんが、「お次にお待ちの~」と声をかけてくださる。

指示に従い入店。相席ではなく店内奥のテーブル席になった。

卓上には、醤油、ソース、爪楊枝、使い捨て紙おしぼり と変わらず。

ビール(中ビン)は550円。

ビールのお通し。イカの甘辛煮。 味がしみこみ、柔らかくて美味い。

ご飯のおかずにさえなりうる嬉しい一品。

定食の小鉢は、昆布煮、たくわんとキュウリの漬物。味噌汁は大ぶりのしじみ。

なんてこともないものが小憎らしいぐらい定食にマッチしています。

アジフライ定食@1050

私、チョイス。毎年通わせていただいていますが、結局コレよ( ̄▽ ̄)v

魚佐、最強のCPを誇るアジフライ。身が厚くふっくらジューシー。

衣もからっと揚がっていて油臭さもないんですよね~。

ミックスフライ定食(日替わり)@1500

そのアジフライ様に反旗を翻そうと、連れ(寝太郎さん)がミックスフライをチョイス。

ミックスフライ君はからっと衣をまとい、日替わりメンバー、あじ、えび、きす、ほたて、

かます、を引きつれ参戦!

それぞれに魚貝本来の味が濃厚で美味いですよ。

東京あたりでは、このお値段でこの味はなかなか食せないものになります。

しかし、やっぱり魚佐のランチ、定食キングは「アジフライ定食」でしょ~Crown04

大きいアジフライは、1枚食べても飽きることがなく、次の1枚に箸がのびる。

1枚目はソース、2枚目は醤油でと味にバリエーションをつけて楽しむ。

ボリューム感もたっぷりで、また白飯が美味いもんだから、どんどん食が進むのだ。

えびフライにタルタルが欲しいとか言ってるけど、どうよ!寝太郎さん!!

 「・・・ ・・・ ・・・!」

お魚ランチ満足度数は、★★★★Star04 積極的に好きです。

 

魚 佐(うおさ)

神奈川県三浦郡葉山町堀内1051

TEL         046-875-0071

営業時間/ 12:00~14:30  16:30~20:00(L.O.19:30)

定休日/ 月曜日、第3月・火曜日 

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Bar Stone Pavement 神楽坂

2013-07-28 | 各国洋食・バーガー・Bar・ダイニング

神楽坂 「Bar Stone Pavement」(バー ストーンペイブメント)

(レンタロー) こんちは!いま、オラ 管理人 長年来の馴染みの店にお邪魔してるだ。

マスターがオラ用にドリンク用意してくれたんだ♪

コースターの椅子も気にいっただよ。 ありがとだ。


Stone Pavement 

東京都新宿区神楽坂3-1

TEL      03-3267-7778

営業時間/ 月~金 18:00~1:00 (L.O)0:30

定休日    日・祝日

※BAR満足度数、個人的に別格。

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和乃匠 鷲北(ワノショウ ワシキタ)  麻布十番

2013-07-27 | 和食全般

寿司割烹「和乃匠 鷲北」(ワノショウ ワシキタ)

某日、母と寝太郎さんの3人で、お昼懐石御膳@3,800を予約の上、来店。

最寄り駅は麻布十番駅。

新一の橋交差点(角には永坂更科本店)から都道319号線を 鳥居坂下方面に

向かい2本目を右折。

近くには「グリル満天星 麻布十番 本店」さんがあります。

当店、オープンしたてのときは麻布十番商店街近くでチラシを配っていたのですが未訪。

現在は見かけませんから、お客様も定着なさったのでしょう。

寿司好きな母との会食。他に候補店もあったのですが、HPを拝見し、

リーズナブルなお値段で寿司懐石がいただけ、テーブル席も確保できる

ということで選ばせていただきました。

入店したところ格式高いお寿司屋さんというイメージはなく、小洒落た寿司

ダイニング、もしくは居酒屋さんというようなイメージ。

あら、母を連れてきちゃったけれども大丈夫でしょうか(汗)

奥にはカウンター席、手前がテーブル席。

私達は入り口に近い4人掛けテーブル席を利用です。

まずは飲み物。

メニューをいただきましたが、ランチタイムはランチ生ビール@300 の提供あり。

日本酒は別メニューでおすすめを確認することができます。

さて、HPによると お昼懐石御膳

旬菜三品・お造り・握り寿司・味噌汁・水菓子 という内容構成。

お料理は、運ばれてきた際説明を受けますが急ぎ控え、補足し記録させて

いただきますから正確さには欠けるかもしれません。 

冷やし茶碗蒸し 梅肉のせ

茶碗蒸しの具には鶏肉、椎茸、三つ葉など。出汁もしっかりしていますが、味は濃い目。

ですから梅肉の塩気が加わるとさらに味が強すぎる感じがします。

若鮎の天ぷら

野菜はミョウガ、シシトウ。若鮎は頭からいただけます。お好みで塩を。

やや油切れに難はありますが、問題視するほどではありません。

カツオのたたき

タマネギ、ミョウガ、カイワレ菜を合わせ、ポン酢が回しかけられ、さっぱりと

いただけるもの。カツオ自体も美味かった。

お造り

コチ、蛸、まぐろ。 うん!満足。

ズイキと鱧の卵和え

夏を感じさせてくれる献立。柚子の風味で。

小鍋

合鴨、丸茄子、椎茸、三つ葉。 

味は濃い目なのですが、カツオ出汁に鴨の風味も加わり、吸い口は柚子。滋味深い。

握り寿司

イカは一仕事。そうめんのように包丁をいれてくださっています。

どれも平均値以上の味ですが、個人的には鮮度も良く肉厚の帆立が

握り寿司の中での一番のお気に入り。

また、母は追加の別注文で好物のウニの握りをいただいたのですが、

これにとても満足した様子。 私達の面目も立ちました。

味噌汁

甘海老の赤出汁。

旬菜三品どころか握り寿司に入る前にお造りを除き5品いただいています。

2品分はお店の大将の心意気でしょうか。

私はせいぜい茶碗蒸しに、貧相な小鉢が2つ程度かと思っていたのですが

小鍋を含めたバラエティに富んだ内容に驚かされた。

お腹が一杯、あまりの苦しさにズボンのウエストをゆるゆると微調整。

水菓子

黒ゴマアイス。

これは別腹。和のデザートは好きなもので・・・。 美味し!

入店時は、正直なところ期待ができないかあと思ったのですが、手を掛けた

旬菜をちょこちょこ出していただけ、お腹も気持ちも満足できました。

夜はわかりませんが、お昼懐石御膳はCP良好。たいへん優秀だと思います。

会計を済ませると大将がカウンターから出てこられ感じよくお見送りを受けました。

一同、上機嫌。

お酒や追加の握りを加算し

Hand01、お会計は1人当たり5,000円(千円未満は四捨五入)。 良心的だ。

寿司満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。 

 

和乃匠 鷲北

東京都港区麻布十番1-4-2 カーサツルオカ 1F

TEL      03-3589-1156

営業時間/  11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)

定休日    日曜・祝日

和乃匠 鷲北寿司 / 麻布十番駅六本木駅赤羽橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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海員閣(カイインカク) 横浜中華街

2013-07-26 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

横浜中華街、香港路の「海員閣」(カイインカク)

1936(昭和11)年創業の広東料理店。

古びた外観は、中華街の中での歴史を物語っているかのよう。

ぐるなび等の情報によると、当店は火を起こすのに1時間かかるというコークスの

強い火で調理なさっており、したがって、人気のメニューは、とろとろに柔らかい

豚バラと牛バラ。

また、当店は某番組で、中華街のシェフの行きつけベスト5の第1位に輝いたお店。

味の確かさを裏づけるかのように、行列率が高く、休日などはそれが当たり前。

そして、中華街は観光客も多いので平日もランチタイムは普通に行列。

スムーズに入店できたら運が良いのだ。

某日も周辺のお店は客を引いているというのにもかかわらず、当店は何処吹く風。

オープン前から客が押し寄せ香港路はここだけ行列だ。

時間少し前になると、お店のお姉さんが人数を聞きに出てきた。

1階、2階と振り分けるためだろう。 もちろん人気店のため、相席は必至。

開店すると私は1階席の4人掛けテーブルへ指示され、2名でいらしている

年配の女性と相席で利用。

1階は、レトロで飾り気のない大衆食堂然とした雰囲気。

これがまたいい味になっている。

卓上には、メニュー、醤油、酢、胡椒、からし。

着席後に、割り箸が水の入ったコップの上にのせられセットされる。おしぼりはなし。

シューマイ(4個)@480

看板料理の一つ。比較的早くにサーブされる。

シューマイは埋まった1階席のお客様のほとんどが注文するという、いわば来店客

お約束のようなもの。これをつまみながらお目当ての麺や飯の出来上がりを待つのだ。

無造作に皿に置かれた4個のシューマイにかぶりつくと粗々しい肉の食感が歯に伝わる。

一口目でその美味しさに目を見開く。肉の旨味がぎゅぎゅっと凝縮されているよう。

餡には他にグリンピース、海老、なども確認できる。

素朴だけれど確実に美味しい。さっさと完食。オススメです。

豚ばらそば@800

私、チョイスは牛バラではなく豚バラ。

とろとろに柔らかい牛バラそばは、「愛群」ほかでも、いただいたことがありますので

豚バラそばに対する強い好奇心からです。

出来上がりまで少し時間がかかりましたが、1階席、豚ばらそばを注文の

お客様がほぼ同時に提供された。これってラーメン屋さんでいうところのロットかな。

大きい豚ばらは、ザクザクとダイナミックにカットされ、たっぷりの青菜とともに

スープの表面を覆うようにのせられている。

もうこのビジュアルだけで、えらいもんに出会っちまったなあ、と心が高鳴りますよ。

肉の厚みもすごいのですが口の中でほろほろトロトロ、ほぐれ溶けていく肉の繊維に、

えっ!こんなに柔らかいの?と驚きです。

牛ばらは、八角が効いているらしいですが、豚ばらは豚肉そのものの旨味が

ストレートに出ている感じ。ボリュームも満点!

麺はストレートで、コシがハリガネのように感じ取れるタイプ。

粉っぽさも少々舌につきますし、独特の風味はかん水の味なのかな。

スープはシンプルな醤油味ですが、豚ばらのコクがプラスされています。

後半どうにも箸が止まったのは、麺の独特な匂いに加え、化調によるところも

あるかもしれませんが、女子一人でシューマイのあとの豚ばらそばは、

少し量が多すぎた。 ふう、腹一杯。 

カップルで来店される方はシューマイ2人前で豚ばらそば1つをシェアされて

いましたが適量はそれぐらいかな。

会計は、これまたノスタルジックなレジにて。

横浜中華街では一度は訪問してみたい当店。

次回は牛ばらに挑戦だ。

シューマイ満足度数は、★★★★

横浜中華街満足度数は、★★★☆Star04 (3.8) 消極的に好きです。 

 

海員閣 (カイインカク)

神奈川県横浜市中区山下町147

TEL      045-681-2374

営業時間/火~土 11:40~15:00 17:00~20:00 日・祝 11:40~20:00

定休日   月曜日

海員閣広東料理 / 元町・中華街駅日本大通り駅石川町駅

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馬さんの店 龍仙 (マーサンノミセリュウセン) 横浜中華街

2013-07-25 | 中国料理(上海料理)寧波

横浜中華街、上海料理「馬さんの店 龍仙 」(マーサンノミセリュウセン)

場所は、善隣門近くの長安道沿い。童男童女の中国人形と赤い張り出しテントが目印。

横浜中華街で唯一早朝7時からオープン、深夜3時までの営業店。

ぐるなび等の情報によると、オーナーは馬 双喜(マ ソウキ)氏。

某日の夜、お店を物色しながら店の前を通りかかると、椅子に座った有名な翁、

馬 玉清(マ ユウチン)氏に遭遇。 (オーナーのおじにあたる方だそうです)。

私達を見ると椅子から立ち上がり、にこにこしながら、

「 90歳!アメリカ生まれ!英語ペラペラ!」と近寄ってくるではありませんか。

夏場のこの時期、陽が落ちても湿度は高いのに、ご高齢の馬翁は表に出られ

ジャスチャーを混ぜて元気をアピール。

これには、私も連れ(寝太郎さん)もたじたじ。

馬翁のエネルギーに圧倒されて入店。

扉も開け放たれ、屋台風の雰囲気がする店内は角テーブルと円卓で席数35席。

円卓に2名で案内の場合は、ほぼ相席になります。

入り口近くの角テーブルを確保。

壁に所狭しと貼られたメニューは目移りするほど豊富です。

卓上には、醤油、 辣油、酢、胡椒、爪楊枝。

着席後に、メニュー、割り箸、使い捨ての紙おしぼり、水をいただけました。

なお、水のお替りはセルフ。店内中央のウォーターサーバーを使います。

鴨舌の唐揚げ@735

下にはレタス、上にはネギとピーマンの炒め野菜。

やはり鴨にはネギですね。

寝太郎さんは、かさ増しだ!という所見ですが、私はそこは気にならない。

他店との比較は申し訳ないのですが「慶福楼 本店」の鴨舌と比べると

この日のものは、火のとおりがあまく、ややレアな部分も感じられた。

もう少しからっと揚がっていてほしかった。という感想。

(レンタロー) 馬翁、すっげえな。パワフルだで。

(ノブロー) 馬翁は「午後遅い時間から夕方にかけて店に顔を出すことが多い」

ちゅう話だ。オラたち夜に出会えてラッキーかもしんねえよ。いいことあるんじゃねえか?

水餃子(6個)@525

他のお客様の卓上に出されていたのを拝見し、美味しそうになので注文。

いざ箸をつけると、皮は柔らかく、ぷよっとお疲れ気味。

餡は生姜が効いているものの、他には特筆なし。卓上の調味料をお好みで。

紹興酒は陳年女児紅 500ml @2,800 を注文。

保存状態が好ましくなかったせいか、酸化している。残念。

でも、これぐらいなら許容範囲内、飲んでしまうのですけどね。

追加は、陳年紹興酒 陳十年250ml @1,500 

ちゃんとボトルを見せてから開封してくれました。

安心をあたえてくれるサービスは嬉しい。

お酒のつまみにもう一品。 お得なスタミナ定食にもついている

手羽先の醤油煮込み@525

旨味が抜け出しガラ状態。これをフォローすべく中華スパイスを効かせて

ほしいわけなのですが、香りがしない。パサパサ醤油味。ああ無念。

店名を冠した“龍仙粥”は当店の名物。

龍仙粥@735

写真とは異なりますが、具材は沈んでいるのでしょう。

1つしか注文していませんが、ちゃんと取り分け用に小椀がセットされます。

刻んだ油条、揚げワンタン、ザーサイ、白身魚、イカ、エビ、ネギなど。

海鮮粥になります。

鶏がらをベースになさってらっしゃるということですが、煮込みの作業工程が

雑なのかもしれません。舌触りがいまひとつ。

とは言え、本日いただいたお料理の中ではこちらが一番口に合いました。

ところで、私達の滞在時間中に馬翁の夕飯タイム。

お粥と海老チリを表に持っていかれ、呼び込みをなさりながら召し上がられていた様子。

水筒片手に完食のようで空になったお皿を店内に返されていました。

凄いわ。これが元気の源かな?

杏仁豆腐

粥のあとに、お店のお姉さんが運んできたくださった。嬉しいサービス。

私達より早くお店をあがられるお兄さんが何故か「お先に失礼します」と

声をかけてくださったり、中華街としては感じが良い接客をされていると思います。

馬翁も会計を済ませれて退店されるお客様方に「今日はありがとう」を

示すように大きな声でお声掛け。アットホームさも嬉しい。

お料理については、選択により当り外れがあるかもしれませんが

当店の魅力の一番は、馬翁になるのではないかなあ。

Hand01お会計は、1人当たり3,000円(千円未満四捨五入)

会計を済ませ私達が外にでると馬翁も椅子から腰をあげられ

私に向かって(だと思いますが)「温厚・誠実・裏切らない!」

寝太郎さんには(だと思いますが)「身体丈夫!」と声をかけてくださいました。

そして、親指をたて「愛してる!アメリカ生まれ!」を連呼。

生命力の強さを感じる、とてもチャーミングな翁だ。

横浜中華街、この通りで馬翁に出会ってしまったら

やっぱり当店に入ってしまいそう。  翁、どうぞお元気で。

横浜中華街満足度数は、★★★ 日常的なら満足です。

 

馬さんの店 龍仙 (マーサンノミセリュウセン)

神奈川県横浜市中区山下町218-5

TEL      045-651-0758

営業時間/ 7:00~翌3:00(L.O)

定休日   無休

馬さんの店 龍仙上海料理 / 石川町駅日本大通り駅元町・中華街駅

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揚子江菜館(ヨウスコウサイカン) 神保町

2013-07-24 | 中国料理(上海料理)寧波

中華料理「揚子江菜館

創業明治39年の神保町の老舗。

最寄り駅は神保町、A7出口徒歩1分ほど。

すずらん通り沿いの一軒家レストランで京劇面の看板が目印。

元祖冷やし中華とメニューに記された富士山型の凛々しい五色涼拌麺が

有名な上海料理店です。

当店の冷やし中華、神保町に通った二十数年前にいただいたことがあって、

当時そのお値段の立派さとゴージャスさにたまげたものです。

それでも食べたくて、時には1杯の冷やし中華と点心を注文し友人とシェアした

ことを思い出します。

本日はその懐かしの元祖冷やし中華を求めて来店。

メニューを見ると・・・あれ?こんなんだったかな(汗)

入店すると、お店の方から「何名さまですか?」とお声がかかる。

1階席は、ほぼ満席。当店は昼の混雑時など相席の可能性大のお店。

たまたま入り口近くの2人掛けテーブル席が空いていましたので、一人で独占。

しめしめ、これで思いっきり冷やし中華をすすれるぞ ( ̄▽ ̄)

レトロと言うよりクラシカルな店内。

卓上には、酢、醤油、辣油、胡椒、からし、爪楊枝、簡易メニュー。

テーブルクロス使用、トップはビニールクロス。

着席後に、メニュー、タオル地のおしぼり、中国茶をいただけた。

五色涼拌麺(元祖冷やし中華)@1,470

彩りよく盛られた具は、糸寒天、チャーシュー、キュウリ、干しシイタケ、

キヌサヤ、タケノコ煮、錦糸玉子、うずらの卵(2)、海老(2)、肉団子(2)の10種類。

元祖冷やし中華と銘打たれた冷やし中華は1933年(昭和8年)に誕生とのこと。

富士山をイメージし裾野に広がりを見せるよう美しく放射状に具材が放たれています。

ワンテンポ遅れて焼売が到着。

ランチタイムのサービスのようで、注文時、「焼売か杏仁豆腐がつきます。」

とのことで、焼売を選ばせていただいてました。

写真だけではなく運ばれてきたときも感じましたが、富士の裾野の湖にあたる

冷やし中華のタレは、醤油の色味が強く、濃厚で甘しょっぱい。

麺は喉越しの良いストレート麺。

下から持ち上げるとタレに使っていた部分の麺が着色しています。

妙な甘さがいつまでも口に残ることはないのですが、酸味は控えめですし、

具材のタケノコまでお醤油色に甘しょっぱく煮ていらっしゃるのでダブルパンチ。

やっぱり私には味が濃すぎる。卓上の酢をじゃばじゃばかけて自己調整。

しかし、これだけしっかり味がついているとおいそれと変わるはずはありません。

これが元祖と呼ばれ、歴史を重ねてきた味なのでしょう。

周りのお客様を拝見していても冷やし中華率高し!

私は、お茶をお替りしながら完食。

焼売はサービスにしては上等。肉の甘みあり。

また、下味つきなので醤油いらずです。

私は1個目先を変えて冷やし中華のタレにもつけましたよ。

本当に私が昔いただいた憧れの冷やし中華はこれだったのだろうか?

神保町、すずらん通り、京劇面、揚子江、冷やし中華、

このキーワードが記憶に刻まれているのだけれども。 

年を取り、嗜好が変わったということなのかな。

今回のランチ満足度数は、★★★Star04  日常的なら満足になります。

ご馳走さまでした。

 

揚子江菜館(ヨウスコウサイカン)

東京都千代田区神田神保町1-11-3

TEL             03-3291-0218    

営業時間/  11:30~22:00(L.O.21:30)

定休日     無休

揚子江菜館上海料理 / 神保町駅竹橋駅九段下駅

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中華風家庭料理 ふーみん 表参道

2013-07-23 | 中国料理全般

中華風家庭料理 「ふーみん

店名は、台湾出身のオーナーシェフ 斎 風瑞(さいふうみ)氏の名前からつけられたもので

昼時ともなれば行列必至の超人気店です。

最寄駅は表参道。骨董通り沿いの「小原流会館」地下1階のレストラン街内。

店先にはメニューのほかに、順番待ち椅子も出されています。

当店の看板メニューはいくつかありますが、サンプルで示すとおり

人気定番は「豚肉の梅干煮定食」。

このサンプルは訪問日とは別の日に撮影したものなので、売り切れの札は

出ていませんが、いち早く完売になるのが上記、定食になります。

BGMの流れる店内はカジュアルでカフェ風。

広めのオープンキッチンには、斎 風瑞 氏のほか4名、フロアに出て接客に

当たられるスタッフは黒いエプロンをかけて、良い意味で家庭的な温かさがあります。

カウンター席(6)とテーブル席。食べログによると42席あるそうです。

1人ですから、厨房脇のカウンター席の利用。

横目でライブ感あるキッチン内を拝見することができました。

テーブル・セッティングは、小皿、ロゴ入り箸袋に入った割り箸。

卓上には、酢、胡椒、爪楊枝、紙ナプキン。

着席後には、メニューと氷水で、おしぼりはなし。

食べたいものは決まっていますので、スタッフの方にお伝えし、次の作業。

カウンターの一段高いところに目を移すと、ランチタイム限定食べ放題“ザーサイ”が

器に盛られていますから、セルフで小皿に盛り準備完了。

中華丼@1,100

実は私、中華丼大好きなんですよ。

当店の中華丼が相当美味いと噂を聞いていまして、頭の中はコレ一色。

ワタリガニの味噌汁つきです。

ひゃっほーW01 ご飯が見えないほどがっつりに盛られた具材に一礼!

白菜、干しシイタケ、タケノコ、人参、タマネギ、青菜、キクラゲ、ヤングコーン、

イカ、エビ、豚肉と具沢山。

その具材をレンゲでかき分けるとご飯もしっかりあって、ボリュームともに申し分なし!

口当たりの良い角がとれた優しい醤油味でまとめられ、

個々の食材の食感と旨みも活かされています。

こりゃあ、うまい。 

中華丼に1,100円は高いと思う方もいらっしゃるとは思いますが、中身が濃いのだ。

14時を回っても、行列こそはありませんが客足が途絶えない。

恐るべし表参道の人気店。 

斎さんの作り上げた「ふーみん」おふくろの味は根強いなあ。

食後近くには温かい中国茶のサービスをいただき退店。

今回のランチ満足度数は、 ★★★★ 積極的に大好きです

次回こそは、売り切れ御免の豚肉の梅干煮定食をと思うものの・・・

中華丼も捨てがたいんだよなあ。

なお、斎 風瑞 氏は、レシピ本も出版されています。

 

ふーみん

東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F

TEL      03-3498-4466

営業時間/  月~金 11:30~16:30L.O.(17:00閉店) 18:00~21:30L.O.
                          土 11:30~21:00L.O.

定休日    日曜・祝日・第1月曜 

ふーみん中華料理 / 表参道駅外苑前駅渋谷駅

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博多 錦亭 (土用の丑の日)

2013-07-22 | 内飯・弁当・土産・取寄せ

土用の丑の日ということで、新宿伊勢丹デパートの食品フロア、食品催物場に

出店されていた博多 錦亭さんで、うなぎせいろ蒸しを興味本位で購入してみた。

特上@2,940 特上はまるまる1匹の鰻を備長炭で焼き上げ、ご飯は味つき。

出汁で炊いたご飯だそうな。

売り場の方にお聞きしたところ、蒸してもチンでもよいとのこと。

チンの場合はかぶせてあるサランラップに3~4箇所穴を開けてください、って

ことなのでやってみた。 見た目はいい感じ♪

吸い物は永谷園の松茸の味お吸いもの。

鰻自体の味は良かったのですが、

味がしっかりしみこんだ一面まっ茶色のご飯の上に、鰻の蒲焼。

Wで甘みの強いタレの味が先行し、白いご飯の上に蒲焼とタレがかった関東の鰻

ぐらいしか食べた経験のない自分には味が濃すぎたかも(汗)  

お店で蒸篭で蒸したものならまた印象も違うのかなあ。。

勉強になりました。 ごちそうさまっ(。-人-。)

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故郷味(フルサトアジ) 御徒町

2013-07-22 | 中国料理(東北料理)山東・延辺

延辺料理「故郷味」(フルサトアジ)

延辺とは、北朝鮮の国境に程近い中国北東部の延辺朝鮮自治州。

場所は、御徒町駅、北口を出て徒歩3分ぐらい。

入店すると細長い店内に先客は2組ほど。 1・2・4階が店舗のようですが、

お好きなところにどうぞ、ということなので入り口に近い1階テーブル席を利用。

室内は明るい。

使用されているテーブルはコンロ付きテーブル。

卓上には、酢、醤油紙ナプキン、串入れ、灰皿、メニューなど。

割り箸は箸箱の中に爪楊枝とまとめて入っています。ほか、おしぼりは直置き。

延辺料理は韓国料理と中国料理をベースとしたもので、

メニューには普通に中国料理があるかと思ったら、チヂミや冷麺、ビビンバなども

あるのです。 私達には、なんじゃ、それ?って感じですがそういうもの。

特色としては、唐辛子をたくさん使うため、ピリっと辛く甘酸っぱい味。

クミンも多用なさるとのこと。 

それでは、実食。

お通しになるのか、生ビール@520×2 とともにサーブされたのは

キムチ風のキャベツ・茎ワカメ、揚げ塩ピーナッツ。

心管串(牛のハツモト)@200

まずは串から注文。1本からお願いできるのは喜ばしいことです。

テーブルにコンロがセットされているので自分で焼くのかと思いましたが

さすがにそれは違った(汗)

ハツモトは、肉の処理がきちんとなされているため臭みなし。

甘辛いみそタレで、クセはなく淡白に食せる。

しかし、連れ(寝太郎さん)から物言いがつきました。

「―― 残念ながら、肉についた炭の香りが臭いよ」

うーん、確かにね。安い炭なんじゃない。この香りは全串焼類に共通。

羊肉串(羊の肉串)@150×4

おそらく冷凍肉。たっぷりの唐辛子、クミン、甘辛いタレで味付け。

1本目はスパイシーでうまい、うまいと喜べましたが、本数を重ねると味付けに

くどさを感じる。 また、少し焼きすぎなのか肉が硬い。

個人的ですが、羊肉串では「味坊」さんに軍配かな。

(ノブロー) おお!羊肉ええだな~♪

(みに) ふふ、ノブローさん、好物らしいわね( ̄▽ ̄)

牛肚串(牛ハチノス)@260

臭みなし。柔らかく食べやすいのですが、味付けもハツモト同様、甘辛ミソ。

味が単調なので、少しばかり串焼類に飽きがくる。

牛肉串(牛肉串)@200×2

羊肉串同様、たっぷりの唐辛子、クミン、甘辛いタレで味付け。

これは、カチコチに硬かった。自分、歯をもってかれるといけませんから途中放棄。

寝太郎さんがありがたく頂戴いたしました。

結局のところ、こうしたパターンで串焼類は構成されているのかな?

2名の場合は各1本ずつ、お試しのつもりで注文されるのがベストかもしれません。

紹興酒の価格設定は上記写真。女児紅 500ml 2,150円は良心的。

2本空けたところで・・・

紹興酒五年 ボトル180ml @690×2

可愛らしい塔牌

JINROのグラスがあるのも、当店が韓国と中国のミックス地帯であることを

実感させてくれます。

1階席、利用のお客様の中にも中国人の方が多かった。

で、ちらっと拝見していると食べ残しはテイクアウトで包んでもらっています。

醤背骨(味付け豚せぼね)@880

反対にその中国人(であろう)のお客様をチラ見させたのが醤背骨(醤大骨)

同行者が日本の方だったので「あれは?」と言う問いに答えて差し上げていたのでしょう。

もちろん、使い捨て透明のビニール手袋がセットされます。

中南海」さん以来の醤背骨(醤大骨)。

手袋をはめて骨の周りについたお肉をいただきます。

関節技を決めバキッと骨を折り、かじりつく。

ほろりとはがれ落ちる柔らかい肉をまずは楽しむ。

それでも骨にへばりついている肉は指や箸を使って徹底的にこそげ落とします。

こうして収穫した肉を我を忘れて頬張ると、脂もこってり。

見た目も濃いのですが、当店の方が醤油味が濃密だし、クミンは感じ取りにくかったかな。

メニューには、犬肉や蚕もあったのですが、私にはハードルが高すぎるため

ご辞退しました。 まだまだ修業が足りませぬ。

何やら、ディープな雰囲気漂う御徒町の夜。

延辺料理は、もう少し学習を積んでから出直そう。

Hand01お会計は酒代が多いため、1人当たり5,000円(千円未満は四捨五入)

検算したところお通し代は取られず明朗会計。

中国料理満足度数は、★★★☆ 消極的に好きです。

 

故郷味 (フルサトアジ)

東京都台東区上野6-2-7 キングビル 1F・2F・4F

TEL      03-5807-1377

営業時間/ 11:30~翌5:00 (ランチ 11:30~14:00)

定休日      無休

故郷味四川料理 / 御徒町駅仲御徒町駅上野御徒町駅

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広東名菜 富徳 (カントンメイサイトミトク) 外苑前

2013-07-21 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

広東名菜 富徳」 (カントンメイサイトミトク)

オーナーシェフは、「聘珍樓」、「赤坂璃宮」で総料理長を歴任された周 富徳 氏。

炎の料理人と呼ばれ、一時期、各メディアでも注目度の高かった方です。

1993年に独立。

HPによると、「富徳」では、料理人であり、ご子息の周 志鴻 氏と心の味を

追求なさっているとか。

場所は、東京メトロ外苑前駅4番出口徒歩1分。

国道246号線沿いの CIプラザビル地下1階。

店先にはランチメニュー及びおすすめメニューも出されています。

入店後、通されたのは入り口に近い4人掛けテーブル席。

お昼のピーク時を過ぎたせいか先客は4組ほど。

ぐるなびによると総席数130席という大箱店。

店内はCIプラザビル自体が古いこともあり、昔の中国料理店という心象が否めない。

テーブル・セッティングは、箸置き、プラスチック箸(縦置き)、茶杯。

卓上には、取り皿、レンゲ、爪楊枝、使い捨て紙おしぼり。

着席後に、ポット(茶葉なし)の提供あり。

テーブルクロスは、丸テーブルは2枚重ね、角テーブルがクロスにトップがガラス天板と

各卓により若干違いがありました。

店内中央あたりには、周 富徳 氏の写真。

叉焼とネギの細切り冷やし麺(胡麻たれ)@1,050

おすすめメニューより。 胡麻たれは別椀でサーブ。

(レンタロー) 赤坂から、鳴りを潜めた思うたら、外苑前にいただな。

(みに) レンちゃん!!しーーー!!!退場になるわよ。(;;;´Д`)ゝ

炎の料理人、やはり“炒飯”を注文すべきかと思いましたがあまりの暑さに冷やし麺。

ランチタイムですから、富徳氏がお作りになるとは思えませんし・・・。

叉焼、白髪ネギ、トマト、茹でもやし、キュウリ

胡麻たれを上からざっくりかけて、全体に馴染むようかき回します。

マイルドであっさりと親しみやすい味。

叉焼のボリュームもそこそこありましたし、普通に美味しくいただけました。

杏仁豆腐

食事が終わるとデザート。別注文していませんからセットorサービスだと思います。

富徳氏にそっくりの男性に接客を受けたのですが、まさかご子息??

きさくな感じで好印象。

このほか、本日ランチには、主菜とご飯、スープ、漬物、デザートが付いたAランチ

@1,050とBランチ@1,575があります。 

当店はアイドルタイムなしでの営業ということですから、この付近のランチ候補店

としても使いやすいかと思います。

遅めのランチ、ゆっくり食事がとれました。

今回の満足度数、★★★Star04 日常的なら満足です。

涼しくなったら、ぜひに“炎の料理人”周 富徳 氏自らお作りになられる

炒飯を食べてみたい。

 

広東名菜 富徳 (カントンメイサイトミトク)

東京都港区北青山2-3-1 CIプラザビル B1F

TEL             03-3497-3111

営業時間/  月~土 11:00~22:00(ラストオーダー21:30)
         日・祝 11:00~21:30(ラストオーダー20:30)

定休日     年末年始・2月最終日曜日 

広東名菜 富徳広東料理 / 外苑前駅青山一丁目駅乃木坂駅

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重慶飯店 麻布賓館(ジュウケイハンテン アザブヒンカン) 六本木

2013-07-20 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

四川料理 「重慶飯店 麻布賓館」 再訪

今回の予約は一休サイトから。

【一休限定】45%OFF!1ドリンク付、フカヒレスープなど全6品コース!

通常4,900円相当→2,700円(消費税・サービス料込)

一休サイトのプラン詳細によると

朝陽門(ちょうようもん)コースに更に1ドリンク付!
通常4,900円相当を2,700円(45%OFF)にてご提供いたします。
1ドリンクもスパークリングワイン、白・赤ワイン、ビール、ソフトドリンクなど多種に
渡ったものの中よりお選びいただけます。                          -抜粋-

◆利用可能人数 2人~10人

◆販売期間     通年販売

◆ドレスコード     極端なカジュアルな服装は不可。

メニューの内容は

■ 山のクラゲと海のクラゲのデュエットサラダ
■ 大正海老のマヨネーズ和え
■ 蟹肉、フカヒレ入りコーンスープ
■ 豚肉と季節野菜の黒酢炒め
■ 重慶伝統麻婆豆腐 梅風味の炒飯とともに
■ デザート3種の盛り合わせ                           というものでした。

さっそく同店のHPを確認したところこのメニュー内容は、

ランチコースの「朝陽門」 (ちょうようもん)@3,900 と同様と確認。

ここに1ドリンクがプラスされ消費税・サービス料込で2,700円になりますから

「朝陽門」をいただくには、一休サイトから申し込んだほうがお得なのですWink01

テーブル・セッティングは、位置皿、アンダープレート、箸置き、箸(縦置き)、

レンゲ置き、レンゲ、ナプキン、グラス。 テーブルクロスは2枚重ね。

着席後にはタオル地のおしぼり(トレー置き)と水のご提供を受けます。

朝陽門」コース、提供されるスタイルはヌーベルシノワ。

(ひと皿ずつ各人ごとのポーション)

1ドリンクは生ビールをお願いしました。

山のクラゲと海のクラゲのデュエットサラダ

ほか、チャーシュー、ブロッコリー、人参、ラディシュ、ヤングコーン、ベビーリーフ、

とびこなど。来店される女性を意識されているのか、あっさりとしたデュエットサラダ。

大正海老のマヨネーズ和え

衣をつけて揚げた大正海老にあわせたのは、ぽってりと甘めのマヨネーズソース。

練乳入りなのかもしれませんね。砕いたピーナッツを散らしています。

海老の身はぷりっと食感豊か、一口ごとの充実感あり。

蟹肉、フカヒレ入りコーンスープ

フカヒレの存在感は乏しいのですが、旬の生とうもろこし入りで

季節のフレッシュな甘みを味わうことができます。

豚肉と季節野菜の黒酢炒め

季節野菜には、パプリカ、シシトウ、タマネギなど。上には白髪ネギ。

らっきょうとパイナップルも使われて、黒酢を前面に感じさせないマイルドで

フルーティーな食味。

(ノブロー) パンチはねえけんど、豚肉も柔らけえし、食べやすい味だで。

重慶伝統麻婆豆腐 梅風味の炒飯とともに

お!やっと四川来たなという感じ。とろみの加減もずっしりで高濃度。

豆腐はしっかりとした木綿タイプの舌触り。重慶伝統の味を継承したがっちり辛い

四川麻婆豆腐は炒飯より白飯のほうが似合うのですが、ここに白飯だと絵面的に

寂しいものになるからかな? 

炒飯は高菜とご紹介を受けたように記憶しています。上には香ばしい干しエビのフライ。

炒飯単体でいただけるぐらい味の輪郭がはっきりしているもの。

そうは言いながらも、レンゲで麻婆豆腐をすくい炒飯にのせて楽しんでいるのですけれど。

デザート3種の盛り合わせ

マンゴーゼリーとマイクロトマト、フルーツ、杏仁豆腐。

手作り感のあるひよこ型の一口菓子の中は、月餅のようにごま油の効いた

ねっとりこしあん。 

はっとさせるような創造性に富んだデザートではありませんが、

安心感をもっていただけます。

(ノブロー) オラ、このヒヨコと友達になっただ♪ 連れて帰りてえな~。

コース全体で見るとオーソドックスな展開で、個々の料理についてもインパクトが

弱い感もあるとは思いますが、味自体は悪くありません。

中国料理満足度数は、★★★☆Star04 (3.9)消極的に好きです。

そして、3,900円のコース料理を1ドリンク付きの一休限定価格2,700円で

いただけたのですから、もちろん

プランの満足度数は、★★★★Star04 (4.3) 積極的に好きです。

ご馳走さまでした(o^-^o)

 

重慶飯店 麻布賓館

東京都港区西麻布3-2-34 西麻布ヒルズ1階

TEL      03-5771-3680

営業時間/11:30~15:00 (14:00LO) 17:30~22:30 (21:00LO)

定休日/  月曜日

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chinois 歩歩路(プープールー) 築地

2013-07-19 | 中国料理全般

中華料理 「chinois 歩歩路

当店のオープンは、2013年3月27日。

オーナーシェフ 吉澤 正 氏は、「Wakiya一笑美茶楼」の脇屋友詞 氏に師事。

「Wakiyaグループ」全店統括料理長まで務められた方だという。

当店を教えてくださったのは、ブログ友達のわんだるさん。

当店のランチ営業は土曜日のみ。

その土曜日限定のランチコースに行かれたそうなのですが、拝見させていただいて

私も迷わず訪問を決めましたよ。美味しそうだもの!

私と連れ(寝太郎さん)は土曜の昼に時間がとれなかったため、いきなりのディナー訪問。

予約時に「岩牡蠣は大丈夫でしょうか?」

とのお尋ねがあったそうです。 ・・・ってことはいただける!?o(*^▽^*)o

個人的にですが、Wakiya様には泣いていますので、今度こそはと期待に胸が膨らみます。

最寄り駅は東京メトロ日比谷線の築地。1番出口を出て築地本願寺裏あたり。

入店するとオープンキッチンを囲むようにカウンター席が10席。

右手奥にはテーブル席10席という小ぢんまりした造り。

本日のご案内は、その片側ソファの2人掛けテーブル席。

まだ新しく、シンプルですっきりした店内は、中国料理店というより

隠れ家フレンチレストランというような雰囲気があります。

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(縦置き)、ナプキン。

テーブルクロスは2枚重ね。

着席後に、タオル地のおしぼりがトレー置きされ、ドリンクメニューが手渡される。

当店のディナータイムは基本コース料理のみ。

本日は5,000円のコースでお願いしています。

念のため、コース料理でまだお腹に余裕があるようだったら追加は可能なのか?

をお聞きしたところ、(平日21時以降はアラカルトも受けてくれるようですが)、

コース中心の為、コース料理をバラしたものや、その日の食材で調理されるのでしょうか?

本日は、海老料理などでしたら出来ます。とのこと。

ロスを最小限にして価格を抑える工夫かもしれませんが

このあたりはお店の方に相談されたほうがよいかもしれませんね。

生ビール(プレミアムモルツ)@735×2

うすはりグラスでいただけました。 きめ細かい泡が優しい。

しかし、量は少なく割高感あり。銀座価格かな? 

本日ディナー、口開けの客が私たちなのですが1品目のサーブまで時間がかかる。

時計を見ると15分以上だ。厨房の方で鍋をふるう音はきこえるのだけれども

いっこうに出てこない。何品作っているんだ??

こういうとき、豆でも置いてくれればいいのにな、は私の独り言。

さて、本日のコース料理にお品書きはナシ。

提供されるスタイルはヌーベルシノワ。(ひと皿ずつ各人ごとのポーション)

運ばれてきた際に、ご説明を受けたことを控え、補足し記録させていただきますので

正確さには欠けるかもしれません。 

1品目 宮崎産岩牡蠣と夏野菜のピリ辛炒め

お待ちかねの1品目の登場。

今が旬という宮崎産岩牡蠣は、片栗粉をまぶして揚げ、豆豉(トウチ)を

はじめとした複数の中国調味料(醤)を合わせ炒めた物と推測。

複合的な醤の旨みがピリ辛さをひきたてているかのよう。

旬の牡蠣の身はぷっくり。歯を入れるとじゅわっとエキスが口の中に広がる。

野菜はアスパラ、ネギ、万願寺唐辛子。野菜の食感がしっかり残っています。

このピリ辛ソースの味どこかで食べたことがあるよね。と私と寝太郎さん。

・・・思い出せない中高年2人。最近物忘れも多いし、年は取りたくないものです・・・(涙)

紹興酒 10年(ボトル)@4,200×2

当店はワイン、スパークリングの品揃えも豊富。ワイン(赤・白)は3,150円~。

スパークリングは4,725円~。もちろん、グラス、各840円でのご用意もあります。

私達はワイン2本では足らなくなるかもしれないという考えから容量の多さを

期待し紹興酒をチョイス。

ボトルは想像したものより小ぶりで、お店で容器に入れて出されているのかな?

銘柄を尋ねたつもりでしたが「10年ものです」とのこと。

私たちみたいな酒飲みは、2本を覚悟でワインにしたほうが、お得だったかしら?

2品目 前菜の盛り合わせ

左より、

ホタテのフリット、中華風スパニッシュオムレツ、

クラゲと金糸瓜の冷菜 バジルのソース、タコと生のりの和え物、

石川芋 自家製サクラエビのXO醤、マコモダケのスライスと鶏のチャーシュー。

ホタテのフリットは「温かいうちにぜひ」とのアドバイスあり。

ホタテの中央にイベリコ豚のハムを挟むという手のかけよう。

写真ではさっさと食べてしまっていますが、下にはサツマイモが敷かれていました。

ズッキーニの上には、中華風スパニッシュオムレツ。

しらす、ジャガイモ、塩漬け卵を使用されているとのこと。

具材にジャガイモが使われているところからスパニッシュオムレツという

ご紹介になったものかと思います。味付けはナチュラル。

トマトの上には、クラゲと金糸瓜の冷菜 バジルのソース。

極細切りにしたクラゲは「メゾン・ド・ユーロン」さんを想起させるものがありますが

味付けはまったく別もの。

また、一般にある中国料理店のクラゲ冷菜と一線を画する繊細な味わい。

タコと生のりの和え物は、あっさりと塩味。ミョウガの甘酢と白瓜を添えて。

マコモダケのスライスと鶏のチャーシューにも驚いた。

平打ちのパスタのようにスライスされたマコモダケは塩味でシャキシャキとした食感。

鶏のチャーシューは、ほんのり八角が香り蜜も効いている。

細部にまで神経を配り仕事のなされた美しい前菜は視覚的に “懐石料理のような”

という形容が相応しいかもしれない。

また、シェフのご実家で収穫されたという野菜の使い方は見事で季節感があり、

脇屋シェフがフレンチの要素を取り込まれた方ならば、吉澤シェフは今どきの

イタリアンを意識されているかのよう、それでいて、きちんと中華も感じさせてくれるのだ。

一つ一つの料理を、緻密に計算して作られているのが伝わってきます。好感度大。

と、いろいろ申していますが、私と寝太郎さん、たまたま一致したのですが、

前菜の中では石川芋 自家製サクラエビのXO醤が気に入ってしまった。

XO醤は味が濃い目で香ばしく、思いのほか石川芋にもあう。

これで紹興酒をチビチビ。 ああ、幸せ。酒飲みなので仕方ないのよ。

3品目 押し豆腐とヤングコーンのヒゲの白湯スープ

表面に見えるグリーンがヤングコーンのヒゲ。粗粒胡椒を散らしています。

箸ですくい上げると・・・

“目からうろこ”で、まるで押し豆腐ヌードル。スープには貝柱入り。

出汁をきっちり、味わい豊か。ミルキーで美味しい!Crown04

胃袋をそっとコーティングしてくれるようなまろやかなスープは

夜食にリクエストしたいぐらいだ。

実はこれが本日の私の一番のお気に入りです。

4品目 本カサゴの香り揚げ 油淋ソース

魚料理

油淋ソースは甘酸っぱいネギソースは、お好みでかけるか、つけるか。

素揚げした野菜は、季節のニガウリ、ヤングコーン、シシトウナス、カブ、パプリカ。

野菜使いのセンスは良いと思いますが、他に特筆なし。

5品目 イベリコ豚の蓮の葉包み

肉料理。

蒸篭での提供。「ストッパーを外されますと蓮の香りが広がります。」 とのこと。

確かに香った!さらに蓮の包みを開けると・・・・・・

何これ?肉味噌と思いきや、―― ちまきだよっ!!

下にはジャガイモ、エリンギ、ゴボウなどなど・・・。面白みのある演出です。

一口いただくと味がともかく濃厚。

インパクトはありますが、主役のイベリコ豚の存在感は希薄かな。

6品目 炒飯

量はどれぐらいが良いか聞いてくださる。普通で。

甘く煮た穴子と山椒の炒飯。漬物はキュウリの甘酢漬け。

山椒といってもビリビリ辛いわけではありません。

味のバランスがとれた、ほっと落ち着く和テイストの炒飯。

(ワタロー) なんだべ!珍しい炒飯だな。オラ、ごっちゃんになりて。

7品目 中国茶

トゥーランドット 臥龍居」さんもそうでしたが、

白磁の蓋碗(がいわん)を使用。蓋で茶葉を押さえながらいただきます。

茶葉は台湾の凍頂烏龍茶。

台湾の中国茶専門店「三才茶荘」から取り寄せられているのだそう。

差し湯も卓上にセット。

8品目 デザート

2種類のご用意があるそうで違えて選択。

プーアール茶のゼリーと桂花茶のプリン キャラメルがけ。脇には蓮の実。

苦味が程よい大人味のデザート。

杏仁豆腐、マンゴープリン、マンゴーのアイスクリーム。

口当たりがシルキーな杏仁豆腐と果肉の入ったマンゴープリン、

マンゴーアイスはさっぱりといただける タイプ。

 

今回訪問させていただいて、当店の白湯スープに確かな手ごたえを感じました。

こちらの店は出汁がしっかりされている。

シェフの実力はもとより、素材にこだわり、これだけの手間のかけよう。

誠実さが伝わり、料理構成も面白みがあった。

訪問日も空席2席とほかはすべて予約で埋まっていましたが、これからもっと

伸びていくことだと思います。

さすが、「Wakiyaグループ」全店統括料理長を務められた方だと感服 Gomen01

個人的にですが、ようやくWakiya様つながりで大金星を上げることができました♪

Hand01 お会計は、1人当たり10,000円(千円未満四捨五入) 

テーブル席でしたのでイケメンシェフのお仕事ぶりを間近で拝見することは

かないませんでしたが・・・

中国料理満足度数は、★★★★Star04(4.2) 積極的に好きです。

次回はCP優れた土曜日限定ランチコースを試してみたい。

わんだるさん、ご紹介ありがとうございました Onegai03t

 

chinois 歩歩路(プープールー) 

東京都中央区築地7-4-4 恒陽サンクレスト築地 1F

TEL        03-6264-1758

営業時間/ 月~金 17:30~22:30 土 11:30~14:30 17:30~21:30

定休日     日曜日・祝日

プープールー中華料理 / 築地駅新富町駅築地市場駅
夜総合点★★★★ 4.2

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