湖南菜「香辣里」(シャンラーリー)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/8b/f6b397050dbf93fe5e796794a56ec07e.jpg)
最寄駅は三軒茶屋。2018年6月3日、茶沢通りにオープンした「GEMS三軒茶屋」
7階に出店した神田「味坊」さん系列の新店で、2018年2月15日にオープンした
御徒町の「老酒舗」さんに次ぐ5店舗目。
順番で考えると「老酒舗」さんに先にお邪魔したかったのだけれど、心理的に距離の
近い当店へ予約のうえ初訪問。
エレベーターを降りるとそこはもう店内。
すっきりシンプルにまとめたモダンな空間は、三軒茶屋という場所柄でしょうか、
スタイリッシュな雰囲気です。
フロアスタッフさんに予約名を告げると、今回、指示を受けられたのは2名用に
レイアウトした片側ソファテーブル席でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/7c/1e4e856d5bca60ae4cc9e5b3c776721f.jpg)
テーブル・セッティング:取り皿、箸、使い捨て紙おしぼり
テーブルクロス:なし
卓上調味料:なし
その他:メニュー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/84/c63468d7d8d3fb483080040017e0ecb7.jpg)
アルコールも涼しげでお洒落感満載。お隣に座られた女子たちが選んでいたけれど
角盆にセットされたバーボン割りやハイボールなどは茶芸館で供されるような仕様で
視覚的にも女子ウケ効果は絶大。
私も興味津々でしたが、そこはのん兵衛の性、乙女心と決別し乾杯用に生ビールを注文。
またワインは神田の「味坊」同様、自分で冷蔵庫から取り出すスタイルで、
瓶に値段が書かれていないものは2,500円とのこと。
なお、料理はグランドメニューからアラカルトでチョイスしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b1/1c58f9af8145285b3ec649cc20668a95.jpg)
炒腊肉(燻製豚三枚肉と葱の炒めもの)@1,000
自家製の腊肉をネギと唐辛子で炒めたもの。
薫香が食欲を焚き付け、旨味のある塩気が食を増進させる、ワインとの相性にも優れた1品。
品の良さにも長け、スモーキーさと噛みしめるたびに溢れでる脂の旨味に
陶酔してしまうのでありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f7/359bc97181193125bc75c179dfb64c8b.jpg)
(レンタロー) 腊肉は調味料使いもでけるだ。
一気食いしねえで、味のアクセント足しに少し残しておくだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5a/5d346e761849de52c6a09e5baaa19b8e.jpg)
金湯牛杂(牛ハチノスの金湯スープレモングラス風味)@1,500
牛ハチノスの金湯スープはたっぷりのエノキダケが同居。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/24/8634356dcede2219528a80c124880677.jpg)
鶏出汁をベースにかぼちゃを入れて煮込んでいるため口当たりはさらっとして
微かにほっくり。また、青唐辛子も使っていますが、かぼちゃのほんのりと
した甘みに押され気味で爽快感のある辛さは控えめです。
個人的にはもっとシャープなレモングラス風味をイメージしていましたが
香り付けの木姜子オイルでうっすら淡い仕上がりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/bb/bc74bcb1d880a616905a74d75787e00e.jpg)
香辣里臭豆腐(名物発酵豆腐)@700
自家製の発酵液に漬け込み揚げた臭豆腐は、台湾屋台で出会う破壊力のある臭気とは
趣が異なり、外側がカリッと中はしっとり絹ごしタイプの豆腐で、独特の臭みは微か。
また臭みはこの外側にとどまっているため、発酵臭のある厚揚げ焼きを食べている
ような感じで、そのままでも抵抗なく食べやすい味わいです。
好みですが、添えられた酸っぱ辛い辣醤につけると、さっぱりといただけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/03/5d49f89948e6da3f3292bc53693075ae.jpg)
酸豆角米粉(いんげんの漬物の太ビーフン)@800
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/1d/7d9aca0eff328a11dbb9e5518aaa9277.jpg)
あっさり豚骨スープをベースにと紹介されていましたが、想像以上に淡泊な味わいで
トッピングされた漬け物の酸味と豚肉の旨味を味方に、
つるもち食感の純白太ビーフンをナチュラルに楽しみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/c6/1d43c9482fe44f0e03bc9e8c93fd7ff8.jpg)
さて、ここで残しておいた腊肉が活躍する味変場面。
ONすることで薫香をまとわせ旨みもプラス!
塩気が味にメリハリをつけ、よりリッチな味わいになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/83/595e6ad936f1642ed1eeb81278e115be.jpg)
(ノブロー) うんめ~♬![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/73/cda702348654f17313951b118a55dc48.gif)
会計は、ボトルワイン@2,500×2を含め1人当たり5,500円(百円未満四捨五入)
神田や御徒町とはひと味違うスタイリッシュな装いで、発酵・燻製・ハーブを
テーマに織り成す湖南菜。味はもとより、お洒落でカジュアルに利用できますから
デートや女子会に良さそうであります。
香辣里 (シャンラーリー)
東京都世田谷区太子堂4-23-11 GEMS三軒茶屋 7F
TEL 03-6450-8791
営業時間/月~木17:00~24:00 金17:00~翌4:00
土11:00~翌4:00 日11:00~24:00
定休日 無休 -店舗情報「食べログ」より-