みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

大珍樓 新館 (粽) 横浜中華街

2019-01-30 | 内飯・弁当・土産・取寄せ

横浜中華街、本通りの「大珍樓 新店

新館前の売店で肉まん(塩味)と粽を購入。

肉まんの印象は変わらずなので、粽を記録しておこうかと思います。

上品サイズの粽は3個入りで1,000円。袋に入れてもらった

「おいしいちまきの食べ方」では蒸し器とボイルの双方が記されていましたが、

どちらも時間は15分。私は蒸し器で蒸しあげました。

具材は、豚肉、干しシイタケ、小エビ。

私としてはピーナッツや干したエビが入っているものが好みですが

中華スパイスを控えた日本人も食べやすい醤油味で、味に嫌味がなく

ナチュラルな旨みを感じられ、またもち米に対し丁度良いおかず分量として

具材が構成されているのもポイントです。

また、このちまきはお好みで砂糖、醤油等をつけても美味しくいただける、

とのことですが、味のバランスが整っているので、そのままで食べるのが一番

よいのではないかと思いました。

(レンタロー) 「美楽一杯」さんが完売だったもんで、頭ん中はちまきでいっぱい

だったんだなww 素直な美味しさで好感度高いだ。

大珍樓(ダイチンロウ) 新館 
神奈川県横浜市中区山下町143
TEL     045-663-5477
営業時間/11:00~14:00(LO) 11:00~22:00 21:30(LO)
定休日    無休

 

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美楽一杯 新館 (ミラクイッパイ) 横浜中華街

2019-01-28 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

中国広東家庭料理「美楽一杯 新館再訪

中華街での2次会に利用。

夜の営業にはまだ早い時間帯ですが、クローズの札が見当たらなかったので入店。

「やっていますか?」

1階席のフロアにいたシェフに尋ねると、人懐っこい笑顔で快く迎えてくれたのですが、

ひょっとしたら、これから食事??

厨房近くの卓上にある買い物袋が気になるけれど、シェフは私達への対応を優先し、

オーダーをとり、酒を用意してとお一人ですべてをカバー。本当に頭が下がります。

紹興酒はこれが美味しいよ。と勧めてもらったのは北門通りの店でも飲んだことのある

可愛らしい陶器入りのもの。お値段は同様に800円で、サーブ時には話梅も。

お通しの塩ピーナッツをつまみながら軽くおつまみを1品。

 

広東風あさり炒め@800

タマネギ、ピーマン(赤・緑)も参加していますが、かさ増し的な要素はなく、

主役のあさりもたっぷり。調味にはニンニク、生姜などを程よく使い、あさりの

エキスが物足りなさのない旨味を実現させ、味に丸みを感じます。

ついつい箸がのびる気安い美味しさに紹興酒は3本空けてしまいました。

お酒中心の注文にも快諾してもらえ、私達としてはとても助かったのですが、

このままでは少し申し訳ないような気がします。

帰宅する頃には空くであろうお腹に備え、ちまきのテイクアウトを申し出ると

後半から店に出てきたママさんの話では、完売なのでこれから仕込むとのこと。

見ると、その言葉を裏付けするように卓上には大きな容器がセットされていて、

どうやら先ほどの買い物袋の中身は、そのための食材が入っていた模様。

タイミングが悪く、買い求められなかったのは残念ですが、きちんと手作りして

いることを知り、次回訪問の際の楽しみが増しました。

会計は1人当たり1,700円ほど。

あの小さい紹興酒の陶器が気に入ったので、空いたものを1個だけ持ち帰りたい、

とお願いすると、割れないように箱まで渡してくれましたよ。優しいなあ。

当店は観光地価格とされる横浜中華街においてもリーズナブルに広東家庭料理を

楽しめる庶民派良心店。それだけではなく、シェフもママさんも人当たりが良く、

接客もアットホームだから、ほっと癒され心までほかほかと温かい気持ちになれるのでした。

美楽一杯 新館 (ミラクイッパイ
神奈川県横浜市中区山下町139 東光ビル新館
TEL     045-212-0208
営業時間/11:00~24:00
定休日    不定休     -店舗情報「食べログ」より-

 

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寿楽 (じゅらく) 鶴見

2019-01-27 | 鶴見日記

鶴見駅、西口の和食「聚楽」(じゅらく)

記録はしていませんが、当店へは2度目の訪問。

1度目は引っ越しの後、お世話になった先輩ご夫妻との会食に地下の個室で

コース料理をいただいたのですが、会計の際に期限付きのお食事券をもらったので

今回はそれを利用しました。

基本的には1階は寿司、地下1階は和食を希望するお客様を案内するシステムですが、

店員さんの話では、お寿司は地下1階へも運んでもらえるとのこと。

何を注文するか決めていないため和食を選び、4人掛けのテーブル席に着きました。

天せいろ@1,500×2

天ぷらはからりと揚がりまずまずの感じですが、蕎麦は風味に乏しく、

店の戦力として力不足な印象。

蕎麦抜きの天ぷら又は型通りお寿司にした方が良かったのかしら。

生ビールを2杯注文し、結局お食事券を上回る支払額。

費用対効果の面からいささか割高感は否めないのですが、駅にも近く、日本料理を幅広くカバー。

接待や顔合わせなど様々なシーンに対応できるので、何かと重宝しそうなお店ではあります。

寿楽 (じゅらく)
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2-3 1F・B1F
TEL     050-5868-9750
営業時間/月~金11:30~14:30(L.O.14:00)17:00~22:00(L.O.21:30)
          土・日・祝11:30~15:00(L.O.14:30)17:00~21:30(L.O.21:00)
定休日    無休    -店舗情報「食べログ」より-

 

 

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徳記(トッキ) 横浜中華街 

2019-01-26 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

廣東料理「徳記」(トッキ)再訪

利用は平日の13時を回った頃。

フロアを1人で切り回すおばさんから4人掛けのテーブル席に着くよう

指示を受けられました。

瓶ビールを注文すると矢継ぎ早に料理オーダーの催促。

昼の営業を閉めるからだという。

以前記した料理と印象が変わらないものは、その細かい記録を省きます。

焼売(シュウマイ)(平日のみ)@520

平日のみということでお願いしましたが、見た目通りのレトロ系シュウマイで

辛子が似合うタイプ。限定メニューに期待を寄せたチョイスでしたが平凡でした。

春巻(五目野菜入り)4本@820

ぷっくりと膨らみ、きつね色に揚がった春巻は豚足と見紛うほどの風貌で傑作中の傑作!

バリバリバリ!と心地よい音をさせる皮は変わりませんが、今回は五目具材が

ダークブラウンに染まりこってりとして甘め。

もともと味付けはしっかりしていましたが、ちょっと重たくなった感じ。

たまたまなのか、これが本来の味なのかは不明です。

豚脚麵(とんそくそば)@1,030

刻みネギの浮かぶ端正なビジュアル。正しい醤油味のスープは雑味を感じさせず、

コラボする自家製平打ち麺がずば抜けて美味い。

途中から豚足の皿に麺をつけ“つけ麺風”でいただくのがお店推奨の食べ方ですが、

私はやっぱり別々に食べたい。

牛腩麵(牛ばらそば)@820

醤油味スープに自家製平打ち麺。

青菜も少量トッピングされていますが、はじめから南乳を効かせた牛ばらを乗せている分、

醤油スープの澄んだおいしさが削がれているように思います。

 

唯一無二の味を提供してくれる店ですが、正直なところ、おばさんはぶっきらぼうで

愛想が良いとは言えず、人によっては重々しい空気を感じることも。

しかし、それも含めてが昭和から続く当店の味、おばさんは距離が縮まると

とってもフレンドリーだし、常連さんに深く愛されている店なのであります。

残念ながら、私はこれで訪問する機会は最後。豚脚麵は最高に美味しかったです。

徳記 (トッキ)
神奈川県横浜市中区山下町166

 

 

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満洲園 (マンシュウエン) 鶴見

2019-01-24 | 中国料理全般

中華料理「満州園再訪

食事あとの2次会、中華飲みに利用。

紹興酒(台湾産)@2,800をオーダーすると、

サービスでいただけたのは枝豆の冷菜。キュウリをミックスさせたピリ辛テイストです。

エビ団子(2個)@40

おすすめのおつまみからリーズナブルなエビ団子をチョイス。

サーブ時にはトマトケチャップがセットされます。

丸い形状ではなく、四角いフェイスで、歯を入れるとトースト揚げのような

香ばしさにすり身の弾力が同居し、団子と言うより、エビ座布団トーストと

呼びたくなる味わいです。

豚足@600

前回は揚げ豚足をいただいたけれど、今回はレギュラーメニューのトンソクの醤油煮。

中華スパイスは微かに感じられる程度ですが、よく煮込まれ、ぷるんぷるんでとろっとろ。

個人的にはぴりりとスパイシーな揚げ豚足が恋しくもあるのですが、

コラーゲンをたっぷり摂取し、明日の美肌と関節の滑らかな動きをキープです(希望)。

満洲園 (マンシュウエン)
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2-2 フーガ2
TEL     045-571-1198
営業時間/平日 11:00~14:30(L.O14:00)16:30~22:30(L.O21:45)
          日曜・祭日11:00~15:00(L.O 14:30)16:00~22:00(L.O 21:15)
定休日    第2木曜および月曜日(第2木曜の週は月曜営業)    
       -店舗情報「食べログ」より-

 

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何鮮菇 上野広小路

2019-01-19 | 中国料理全般

上野中央通り沿いの「何鮮菇」(HEXIANGU)

ネット情報によると、2018年11月にオープンした当店は、

大連のきのこ鍋チェーンの日本一号店とのこと。

昨年末、アンテナが立ちまくった飯友さんとの会食候補にあがっていたのですが、

そのときはカプサイシンパワーに押されお流れに。

しかし、やっぱり冬は鍋!

湯気の上がる鍋料理を囲みほかほかと温まりたい。

エレベーターで3階まで。

開店祝いの花が置かれたまだ新しい店内は白を基調としたモダンな造り。

客席はテーブル席のみでレイアウトされ、予約名と人数を告げ、案内を受けられたのは、

入り口より右手の4人仕様の席でした。

IHインバータ付テーブルを完備。注文はタッチパネルによるセルフオーダーシステム。

タオルおしぼりを手渡し(直置き)てくれた店員さんから操作説明を受けるのですが

キノコ鍋は鍋底(スープ)を頼み、好みの具材を選べるアラカルトスタイルと

予め決まった具材が組まれているセットがあり、

2名での来店ですが、1人前ずつ注文し卓上で各自一人鍋を展開することも自由で、

その場合はカセットコンロでの提供になるとのこと。

せっかく2人で来店しているのですから、それも寂しいなあ。

やっぱり大きな鍋で美味しさを共有したいです。

ほか、目移りするほどメニューは豊富でしたが初志貫徹!今宵はキノコ鍋に絞ります。

ドリンクは瓶ビールから。

お通しで出されたのは、酸味と甘味にピリっとした辛さが後追いしてくるキクラゲと

ミックスキノコ、ケミカル風味。

(レンタロー) メニューは中国読み併記な。(中)がそれ、思うだ。

キノコ鍋に先がけて登場したのは夏草花とマッシュルーム。

まずは、28種類のキノコから出汁をとったスープをそのままで味わい、

次にこの夏草花とマッシュルームを投入し“追い出汁”をかけ、より一層香りと旨みを

深めたところで、キノコ、野菜へと食べ進め、灰汁の浮いてしまう肉類は

最後にしゃぶしゃぶして食べるのがよろしいとの話です。

何鮮菇拼盘(何鮮菇盛合わせ)@1,980(税抜)

①ダイコクシメジ、②ハナビラダケ、③シロマイタケ、④ヤマブシタケ

⑤トキイロシメジ、⑥タモギタケ

珍しいキノコが並び、テンションも上がります。

デフォルトのスープは、旨味が深く、ほんのりとした自然な甘みが後を引く飲ませる旨さ。

ここに“追い出汁”キノコを入れると香りがぐんと華やぎ、干したような旨味に

漢方っぽい風味が柔らかく息づき、一層コクリッチな味わいに。

タレは3種類すべて頼んでみました。

①蒜泥麻油汁(ニンニクごまタレ)、②麻辣醤(マーラータレ)、③芝麻醤(ごまタレ)

しかし、結局キノコを食べる段階では要らなかったなあ。

芳醇なキノコの風味がタレの味に侵略されてしまうため、勿体無いように思えたのです。

また、個人的には歯触りの良いハナビラダケが一番気に入ったのですが、連れ(寝太郎)さんは

キノコとしての主張がはっきりしているトキイロシメジが美味いと言っていました。

蔬菜拼盘(野菜盛合わせ)@880(税抜)

白菜、小松菜、レタス、春菊。

キノコの風味豊かなスープに春菊の青い香りとほろ苦さが合わさると

その相性の良さは筆舌に尽くしがたく、たちまちにして心を奪われました。

さて、このあたりから、タレを使いはじめています。

私にはやや塩がきついようにも思いましたが、どれも自家製で不足のない味わい。

中で惹かれ、最も使用したのは、芝麻醤です。

フロアスタッフさんの話では練りごま、ニラの花、豆腐の調味料で作っているとのこと。

豆腐の調味料って腐乳かしら?味は濃いめなのですが、複雑にして旨味の層が深く

スープを吸い込んだ具材との相性が格別に良いのです。

羊肉片(ラム肉)@880(税抜)

なお、ベースのスープが無くなると気を利かせて、注ぎ足しにきてくれるのですが、

容赦なく投入され、丁寧に育ててきたスープがいきなり振り出しに戻るのは耐えられない。

注ぎ足してもらいたいときはこちらからお声がけします、

とお願いすると快く応じてくれました。

さて、こうして、注文したひと通りの具材をいただいた後の〆は

まずは、卵麵を追加オーダー。

(レンタロー) 麻辣醤(マーラータレ)と芝麻醤(ごまタレ)を適量、スープで

のばしてお手もと担々麵を作るだよ。これフロアスタッフさんからのアドバイスな。

つまりはこんな感じです。自由度の高い美味さに思わずにんまり。

そしてもう一種類、翡翠色のクロレラ麵も。

ポーションが少ないので2種の麺を食べ比べる楽しみが持てるのです。

卵麵は中太縮れ麵でしたがクロレラ麺はやや細め、形状はストレートに近い。

大事に育てあげた至極のスープで味わいます。温まるう。

会計は、追加の紹興酒5年@2,500×2、ハイボールサワーを含め、

1人当たり 7,000円ほど(千円未満四捨五入)。

 

上野御徒町界隈には、中国の方で賑わう、現地感あふれる中華料理店が今や林立しています。

そうしたお店はどちらかといえば庶民的な印象がありますが、こちらのお店は、

やはり本場感がありつつも、ある種の洗練と高級感を兼ね備えているところがユニークで

こういったタイプの店が進出してきているんだとしみじみ。

周りのお客様も大多数が中国人のようでしたが、身なりを整えたビジネスマン

らしき方々の利用が見られ、記憶に残りました。

何鮮菇
東京都台東区上野4-4-5 上野C-Road 3F
TEL     050-5596-7374
営業時間/11:30~15:00 17:30~23:00
定休日  年中無休    
     -店舗情報「食べログ」より-

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喜臨軒(キリンケン) 池尻大橋

2019-01-15 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

温故知新中国料理 「喜臨軒」(キリンケン)

例年どおり誕生日ディナーでの再訪

リザーブされていたのは、会話も楽しめるカウンター中央のシェフズテーブル。

この席へ座るのも随分と久しぶりです。

前菜盛り合わせ(2名分)

シェフが台湾で購入した料理映え抜群の大皿で提供してもらえました。

①ソラマメと里芋の和え・・・マッシュ状につぶした里芋は自然薯のような粘りがあり
 ソラマメと和え、ネギ油などで味をまとめています。

②細切り干し豆腐と春菊の和えもの・・・松の実が食感をプラス。

③白レバーと豚タンの香り煮・・・レバーのねっちりとコクのある旨さに豚タンは
 しっとりと柔らかく、ふわりと五香粉が香ります。

④天使エビの上海風煮・・・殻ごといただけるエビは、ほんのり甘めの味付けで、
 あざとさのない濃さをキープ。金針菜とマコモダケが同席。

⑤花咲クラゲの冷菜・・・ブロッコリーと山クラゲを添え、クラゲはネギソースで和え、
 うまざっぱりと。

シェフが上海で食べた味のイメージをベースにアレンジを加え作ってくれた

天使エビの美味しさもさることながら、春菊のほろ苦さと青い香りが鮮烈な印象を残す

干し豆腐の和え物が特に気に入りました。

芳香が鼻腔をくすぐり、あっさりとして爽やかな味の余韻を引く、

そのマッチング力の高さに唸らされたのです。

焼売

(レンタロー) やったー! オラの“キングオブシューマイ”だっ!!

ブログマスコットも大好き!

お肉もりもり、肉汁じゅわじゅわ。"焼売王”と呼ぶに相応しい突き抜けた美味しさです。

蟹甲羅詰めオーブン焼き

(タクロー) 甲羅に詰めたオーブン焼きは久しぶりだね。

タラバと毛カニの身肉に、叉焼、鶏肉、エビ、菱の実と助っ人お宝食材が参加し、

具だくさん。味付けはマカオ風のカレーテイストで味わいマイルド。

菱の実はホクホクとしてクワイと同じような食感です。

季節の春巻き

とろみのある黒酢たれがセットされたところで――

きつね色に揚がったパリッパリの皮を噛むと中にはフォアグラと鴨肉が。贅沢だー。

めっちゃリッチな味わいで黒酢たれとも好相性です。

大海老、フランス産発酵バターを使った煮込み

エビトースト揚げをサイドにヌーベルシノワ見参!

ソースにはエシャレットを使っているのかしら。

独特の風味がまろやかな発酵バターと結びつき、重たすぎないコクが味全体の柔らかさへ。

北海道産ホタテの春雨のせニンニク蒸し

歯触りを残す春雨にレア感のある貝柱は健やかな弾力でぷりぷり。

甘みのあるたれとも協調して美味しさに安心感があります。

A菜のサクラエビ、蝦醤炒め

サクラエビの食感をアクセントに特有の風味をもつ蝦醤のコクと旨みが食を進めさせる1品。

鶏肉、唐辛子炒め(宮保鶏丁)

鶏肉を調理するにあたってはいくつか提案を受けられたのですが、四川の代表的な

調理法“宮保”でお願いしました。

“宮保”は油に唐辛子や花椒の辛味と香りを移し、醤油、砂糖、酢、酒などの調味料を

用い食材を炒める調理法ですが

ここでは、ノブローの中華な日常(第7話)より

宮保鶏丁はさいの目切りの鶏肉を唐辛子と炒めたもの。と簡略化させていただきます。

片手鍋で供され、具材はほかに金針菜、長芋、シイタケ、ピーナッツ。

唐辛子の辛味に、調味料の甘辛さが効き、そこに花椒の痺れる辛さが後追いし、

味をきりっと引き締める。このウマからスパイシー路線に酒もハイピッチで進みます。

スープ餃子(灌湯餃)

金華ハムを使った上質な上湯に浮かぶビッグサイズの餃子。

もちっとした皮に餡は毛ガニの身肉を使い、ふわっとして柔らか。

自身のエイジングのせいか、スープが若干濃く感じられたので、もう少し淡い味で

いただければなお嬉しかったな。

(ノブロー) 灌湯餃は久しぶりだけんど、喜臨軒さんでごっちゃんになるのは

はじめてかもしんねえな。シェフの熱気が伝わる味だで。

咸魚炒飯

当店の炒飯は絶品。シェフの凄腕にかかると 米粒一粒一粒がべとつき感もなく

パラパラにほぐれ、まんべんなく味が絡まっているのです。

――まるで星の砂のようね。

と言うとシェフは苦笑していたけれど、私は本当にすごいなあと感心しているのです。

自宅で作る焼飯が少しでもパラパラに近づくには、またたまごの粒がどうして

こんなに小さいのか食らいついて尋ねると、卵は割って溶きほぐすだけではなく

丁寧な作業工程を経ていることを知ったのですが、最大のポイントは「乳化」。

油をかなり入れているにもかかわらず、油っこくならないのはこのことにあるようです。

供された咸魚炒飯は塩味をベースにハムユイ特有の香りが食欲を焚き付けるもの。

とは言うものの、お腹もそろそろ満ちはじめてきています。

ですが、一粒残さず美味しく完食できたことが話の裏付けにも繋がり

自身の腕ではパラパラ炒飯への劇的な変身は程遠いと現実として実感。

結局のところ、私にとってシェフの炒飯が一番いいのです。

食後のデザートタイム。

例年どおりと言ってよいかと思います。

プレートにはチョコレートで“Happy Birthday”の文字と馬拉糕にはバースデーキャンドル。

そして緑豆湯と桂花杏仁豆腐も用意してもらえ、嬉しさ倍増。

シェフとスーシェフ、男性お二人で切り回す中、これを用意するのは

大変だったのではと、感謝の念に堪えません。

(ノブロー) 予約手配をした寝太郎のプレートは“Good Job”な。ええ仕事しただ。

(寝太郎) 誕生日に喜臨軒さんへお邪魔するのはライフスタイルの一環じゃあないか。

ご無沙汰ばかりなのに、快く予算の相談に応じてくれ、お任せコースを組んでくれた

安澤シェフにはお礼の言葉もみつかりません。

お店は2018年12月30日から2019年1月2日までがお休みだったという話。

折を見て、また寄らせていただきたい大事な1軒です。

喜臨軒 (キリンケン)
東京都世田谷区池尻3-2-5 コンフィアンス流来 B1F
TEL     03-5787-6982
営業時間/11:45~14:00(L.O.13:30)
     ディナー 月~金 18:00~23:30(L.O.22:15 最終入店22:00)
            土 17:30~22:30(L.O.21:15 最終入店21:00)
定休日    日曜      -店舗情報「食べログ」より- 

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結城石臼挽二八そば  鶴見

2019-01-14 | 鶴見日記

鶴見駅西口、豊岡通り沿いの石臼挽二八そば「結城

2018年の年越しそばをいただく際に初訪問しました。

都会のお洒落系蕎麦屋さんとは異なり、昭和の気安い雰囲気の店内で、着座後、

瓶ビールを注文すると、突き出しとして供されたのは蕎麦をカリカリに揚げたチップス。

塩味が効いた素朴な味わいにほっと癒されました。

だし巻きたまご@290

1品料理もリーズナブルなものが多く、その中から選んだのはほんのりとした甘さが

口に優しいソフト食感のだし巻きたまごです。

天のりかけせいろそば@1,060

天ぷらは海老のほかに茄子、椎茸、海苔。

角盆に全てを乗せたスタイルで、価格以上の見栄えの良さです。

街場のお蕎麦屋さんと軽視していたのですが、蕎麦にはコシがあり

予期せぬことに風味も感じられました。これなら「のり」は全く不要。

せっかくの蕎麦が勿体無いわ。

また、そばつゆも甘すぎず辛すぎず、私には丁度良い塩梅。

〆の蕎麦湯はさらっとして口当たりがよいから、ぐいぐい飲めてしまいました。

対価以上の満足度の高さで、こうしたローカルなお蕎麦屋さんが地元に根付き

良心的に商いをされ、きちんと美味しいことに喜びを覚えました。

もちろん日本酒も数種取り揃えられているので、バラエティー豊かなつまみから選び

蕎麦屋呑みも楽しめそう。近所ですから、きっとまたお邪魔することでしょう。

結城石臼挽二八そば
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町34-22
TEL     045-573-9510
営業時間/11:00~14:30 17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日    火曜、水曜    -店舗情報「食べログ」より-

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豊栄 (ホウエイ)  茗荷谷

2019-01-10 | 中国料理全般

中国料理「豊栄」 (ホウエイ)再訪

連れに予約を託し、昨年末に希望日で席を取ることが出来ましたが、

去年に続き「ミシュランガイド2019」でビブグルマンを獲得した当店です。

予想した通り店頭には本日満席の札がかけられ、店内は大賑わい。

これに対し、調理を担当するのは進藤シェフお一人なので、一斉に入るオーダーに追われ、

手を休めず料理を作り、仕上げる、まさに息つく間もないほどに慌ただしい状況。

と同時にすっかり定着した人気の高さを目の当たりにでき、お店のファンの

一人として嬉しさが込み上げてきました。

指示を受けられた2人掛けのテーブル席に着き、とりあえず、離れた位置から

厨房内のシェフに会釈を交わすと、私達の来店にびっくりした様子。

仕事に追われ忙しさが続く中、手の空いたタイミングでフロアに出てきて

くれたのですが「来られるときは教えてくださいよ~」と苦笑を漏らしていたみたい。

そのリアクションが「蓮香」さんの「抜き打ち」にかぶり、失笑してしまいました。

そうか、連れの名前ではわからないのね。驚かせてごめんなさい。

前回同様、料理はグランドメニューのほか、テーブルサイドに置いてもらえた黒板より

アラカルトチョイスしました。

前菜の盛り合わせ 小(2~3人前)@1,800

生ビールを注文し、マストで押さえたい前菜の盛り合わせからスタート。

(レンタロー) ほおほお、仕切り皿を使うようになっただな。

①酔っ払い海老(酔蝦)にシェフのご厚意で数の子の紹興酒漬けも相乗り。
 素材の持ち味を活かす漬け加減で、香り良くコクのある旨味を味わえます。

②たらこの葱生姜ソースがけ・・・たらこはしっとりとしてほぐれ感が心地よく
 葱生姜ソースに調和。優しい味で酒の肴に丁度良し。

③叉焼・・・脂部分もさっくさく。肉の旨みに脂のコク、蜜の甘さがじんわりと
 口に広がり、飲みこむのが惜しいほど。下にはカシューナッツの砂糖絡めも。

④チシャトウの青山椒油和え・・・爽やかでソフトな青山椒の風味が
 箸休めにも役立ちます。

⑤生ホタテの茘枝紅茶スモーク・・・仄かな燻製香をまとったホタテは歯がすっと入り、
 スモークサーモンのようなしっとりとした質感で中はレアでねっちり。

 (寝太郎) 凝縮された旨味と生っぽい食感をあわせもつ
                            いいとこどりの面白旨さだよ。

⑥花咲クラゲとミニトマトの醤油漬け・・・コリプリ食感のクラゲにミニトマト。
 あざとさのない、ほんのりとした甘みが魅力です。

丸鶏のパリパリ揚げ(半羽)@1,800

寒い時期にしか作らないという当店の冬の風物詩。

飴がけをした丸鶏に油をかけ表面の皮をパリパリに仕上げた脆皮鶏は

プロの妙技が光り、肉の中心はじわじわと火が入り、しっとりとふくよかで、

その火入れは神業的。衣のパリっとした歯触りにきめ細かく繊細な身の質感が

対比として楽しめ恍惚感に浸れる美味しさです。

去年はじめていただきハイレベルな味が鮮明に記憶に刻まれていますから

冬にお邪魔したなら、食べずには到底帰れません。

甜麺醤とクミン塩は、お好みですが私の好みとしては何もつけず、

デフォルトのままが良し。激うま・私の脆皮鶏キングです!

海老とマコモ筍の豊栄醤炒め@1,600

“豊栄醤”とは何なのか。以前からずーっと気になっていたので、初チャレンジ。

カレースパイスのようなエスニックな香りに蝦子系の風味がプラスされたような

複雑にして旨味の層が深い、ふくよかな味わいで、クセのないマコモダケや

金針菜、黄韮とともに炒められ、相性の良さを発揮しています。

(寝太郎) 僕はオキアミのようなイメージを持ったよ。あ、参考にしないでね。

清蒸魚片

オニカサゴの姿蒸し(2,000円)を考えていたのですが、提案を受け

金目鯛の切り身蒸しに変更。

醤油をベースにしたタレはまろやかなオイルが合わさることでコクを深め

しっとりとしてふっくらした身にマッチし、美味しさをより一層際立たせています。

(レンタロー) 金目鯛つうたら目玉周りもりもりの「桜梅桃李」さんを思い出すだなあ。

下に潜む細切り干し豆腐も共通しているで、麵感覚で楽しみ尽くせるだ。

清蒸魚のタレをご飯にかけるのも良いのですが、日本の白米では長粒米ほどの

完璧な相性は望めないし、どうしましょう。

香港麵も合う、という提案をもらえたのですが、細切り干し豆腐を麺に見立てて

いただいたので、久しぶりにうずまき蒸しパンを注文。

まだまだコクオイルを手放しません。

そして、タレ&麵の話の流れで浮上したのですが、お客様の中に八宝鶏を予約

された方がいたため、厨房で残った煮汁があるのだそう。

そこに中太の縮れ麺を入れていただくのがよろしいというシェフの話に

一も二もなく飛びつき――

幸運にもそのおこぼれ に与ることができました。

ああ、なんという幸せでしょう!八宝鶏の気配を感じられる煮汁に思い切り深呼吸。

すすり上げると麺に絡んだ甘美な味の奥行きにうっとり。

この甘めの味は、きっと8種のお宝食材が融合して出来上がったものなのね。

この料理は人数を集めないと難しいものだと思っていたのですが、

伺うと八宝鶏は2人からでも用意が可能とのこと。

全幅の信頼を寄せることができるシェフですから、次回は予め予算を相談のうえ、

お任せコース料理を組んでもらおうと思います。

豊栄 (ホウエイ)
東京都文京区小石川5-38-14 KDビル 1F
TEL     050-5593-4692
営業時間/火 11:30~13:30(L.O.13:00)
     土日祝 11:30~14:30(L.O.14:00)
     【DINNER】 17:30 ~22:00(L.O.21:00)
定休日  水曜日・木曜日 祝日の場合定休日が異なる場合あり     
     -店舗情報「食べログ」より-

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結びや 鶴見

2019-01-08 | 鶴見日記

鶴見駅西口、豊岡通り沿いの「結びや再訪

かき茶碗蒸し×2

この日の突き出しはグランドメニューでは580円と紹介。

具材は大ぶりの牡蠣のみというシンプルスタイルですが、蒸したたまごの滑らかな

口当たりに牡蠣はぷっくりと肉厚でとってもジューシー。

旨味エキスが出汁を深めているので無敵の美味しさです。

天然寒ぶり@1,380

女将さんのおすすめでチョイス。

脂ののった寒ブリはサクッと歯が入り嫌味のない脂がふわっと口に広がる感じ。

日本酒欲しい!

鯛のカブト煮@880

マストで押さえたいカブト蒸し。

話ではこの日のラストだったとか。

ファンが多いのも納得できる美味しさなので、食べれて良かったとしみじみ。

我を忘れて骨まで徹底的にしゃぶり尽くしましたよ。

えび真丈(1個)@300×2

えび真丈はサンドする野菜を選べるシステム。チョイスは茄子と蓮根。

ふわりとした優しい口当たりのえび真丈は、弾力よりもほどけ感があります。

しめさば棒寿司@1,000

他のお料理で締めくくろうと思っても、どうしても食べたくなるしめ鯖のお寿司。

浅く酢締めしたさばは程よく脂がのって、シャリもカチカチに硬くなく、口の中で

ほぐれていく過程が素敵。正式名はしめさば棒寿司でした。

結びや
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町33-21 ランドヒル岡嶋106
TEL     045-575-3511
営業時間/【水、金、日】11:30~14:00
            17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日    月曜日    -店舗情報「食べログ」より-

 

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慶和楼(ケイワロウ) 鶴見

2019-01-06 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

広東房「慶和楼」(ケイワロウ)ランチ再訪

休日利用ですので軽く瓶ビールも注文。昼酒の友に供されたのは搾菜。

ちょっと塩を抜きすぎている感はありましたが、口やかましいのは私の悪いところ。

普通にいただけるのですから、何ら問題はありません。

さて、4種類のおすすめランチからチョイス。

各ランチにはライス・お新香・スープ・デザートが付いてきます。

粉丝白菜(白菜と春雨の辛子炒め)@770(税込)

着座した位置の関係で逆光に悩まされる食の備忘録写真(汗)。

スープは溶き玉子とコーン、お新香は冷奴に代わっていますが、

下手な副菜が取って代わるより扱いやすい。

主菜は白菜と春雨のほかに微量の挽肉も入っていて、仄かな辛さが食欲増進に貢献。

白菜の甘みや調味料、これらすべての旨味をしっかり吸い込んだくてくての春雨は

白飯と抜群の相性を発揮するのです。

いざ行かん!炭水化物祭りに――。

オンザライスは春雨と崩し豆腐のハーフ&ハーフで。うんま、うま。

欲望に忠実なままに展開する、ご飯茶碗の相乗り物語に幸せを噛みしめるのでした。

油淋鸡球(揚げ鶏肉の特製ソースがけ)@770(税込)

連れはひと口大の鶏のから揚げに甘酢醤油のタレをかけたもの。

やや酢が勝っているようにも思えましたが、千切りキャベツをクッションに

刻み葱をトッピングし、唐揚げのボリュームもなかなかのもの。

このお値段のランチとは思えぬ充足感を得られ、至って良心的です。

デザートは杏仁豆腐。

慶和楼(ケイワロウ)
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町21-7 第2野木ビル
TEL     045-585-5155
営業時間/11:00~15:00 17:00~23:30
定休日    第2・第4火曜日    -店舗情報「食べログ」より-

 

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レストランばーく 鶴見

2019-01-05 | 鶴見日記

鶴見駅西口、高架下の庶民派食堂「レストランばーく

店頭には昭和の香り漂うサンプルケースが置かれ、趣のある外観。

話によれば当店の歴史は古く、地元に根付く人気店とのこと。

某週末のランチに初チャレンジしました。

ガラガラと引き戸を開けて入店すると、店内はテーブル席をメインに

奥には小あがり席が設けられ、私のイメージの中では昭和レトロな

大衆中華料理店「第一亭」さんに似た雰囲気を覚えました。

ネット情報では11時オープンと言うけれど、先客はすでに4組と客足も順調で

小体な店がほどなく満席となることは想像に容易く、昔懐かしい食堂が

こんなにも元気いっぱいな事に感激しました。

今回はセットメニュー(ご飯、サラダ、ポタージュ付)でお願いしてしまったのですが、

当店ご飯のサイズが選べ、後に知ったのですが、その盛りの良さには定評があるのだとか。

先行してサーブされたコーンポタージュスープはとろっとして、

シチューオンライスにぴったりな家庭的な味わい。

これは白飯にキープしておきたい。

Bセット(ハンバーグ)はソースを4種から選べるシステムで1,300~1400円。

ご飯とおかずが別々に出されるものではなく、仕切りのある弁当箱で供されるスタイルです。

付け合わせはモヤシ、茹で玉子、ドレッシングがけのキャベツの千切り&トマト。

上記写真はデミソースで1,300円になります。

濃厚ソースでご飯に合う味を期待していたのですが、しゃぱしゃぱであっさり。

ちょっと当てが外れたなあ。

連れチョイスはオリジナル味噌1,400円。

ニンニクと生姜がほどよく効いた味噌味でさらっとしていますが、こちらのほうが、

味にコクが深く私の求めるおかずとしてのソースに近かった。

仕切り容器に詰められているため“盛りの良さ”を視覚からダイレクトで認識する

までには至らなかったのですが、いざ食べてはじめてみると、ご飯の量はかなりたっぷり。

もちろん、シチューオンライスにしていただきました。

 

次回はボリューム感を直に体感できる定食メニューやワンプレートで

庶民派食堂の醍醐味を味わいたいと思います。ご馳走様でした。

レストランばーく
神神奈川県横浜市鶴見区豊岡町1-17
TEL     045-571-5845
営業時間/月~金 11:00~14:00 17:00~20:00(L.O.19:45)
          土 11:00~14:00
定休日    日曜・祝日    -店舗情報「食べログ」より-

 

 

 

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南粤美食(ナンエツビショク) 横浜中華街

2019-01-03 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

南粤美食」(ナンエツビショク) 再訪

――当店でどうしても食べたいものがある。

しかし、今や押しも押されもせぬ横浜中華街の人気店。

予約がない以上、厳しいかも……。

平日の早い時間帯ならひょっとして?

一筋の希望を抱いて飯友女子と2人で向かいました。

2階席は予約で満席のため、1階カウンター席へ横並びに着座。

私達のすぐあとにきたカップルで1階席も埋まってしまったから、

ほんとうにギリギリセーフでした。

さて、生ビールと山楂酒(ボトル)を頼み、料理はグランドメニューを中心にアラカルトで。

今回はメモを取っていないので料理名の正確さは欠いていると思います。

前菜盛り合わせ(皮蛋、海蜇、叉燒)

ピリ辛仕立てのぷりぷりのクラゲが酒を呼ぶのであります。

牡蠣と豆腐の土鍋煮

大ぶりで肉厚の牡蠣と滑らかな舌触りの豆腐を抱き合わせた熱々の土鍋煮。

生姜と葱の風味がしっくりとはまるこの日のお目当てで、

ぷっくりと厚みのある牡蠣を噛むとミルキーなコクが口いっぱいに広がり、

旨味エキスをすった豆腐がとろっとしてたまらなく旨い。

寒い冬が有り難くさえ感じるお料理です。

大海老の塩炒め

一尾800円の大海老はぶりっぶりで繊維を噛み切る喜びを感じるほど。

炒め合わせたセロリは香りが良く、相性の良さを発揮しています。

干し肉とたまごの炒め

火入れの妙でたまごは見事なまでにふわふわとろんとろん。

干し肉を噛みしめ酒をちびちび飲みながら、たまごで喉を潤す、

この繰り返しの動作がやけに楽しい。

貝柱炒飯

たしか、1,800円だったかな。

いいお値段ですが、これでもかっと干し貝柱を使った炒飯は、米粒一粒一粒、

べとつき感もなくパラパラにほぐれ、まるで旨味の塊を食べているかのよう。

見た目は地味ですが、飽きの来ない堅実な美味しさで格別に美味しかったです。

雲吞麵を食べようかと迷っていたのですが、店のお母さんのオススメで

伊府麺を使った蝦子撈麺。こちらもたっぷり蝦子が乗っています。

立て続けに炭水化物だけれど、味が良いので、すべて完食してしまいました。

 

宴会料理で振る舞われる料理が素晴らしいことは勿論、

通常メニューも引けを取らぬことを実感。足を運んだ甲斐がありました。

南粤美食 (ナンエツビショク)
神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
TEL     045-681-6228
営業時間/11:30~23:30(LO)
定休日 不定休     -店舗情報「食べログ」より- 

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中華銘菜 慶 (Qing) 学芸大学 おせち料理

2019-01-01 | 中国料理(広東料理)潮州・福建・飲茶

2019年を迎えるおせち料理は中華銘菜「

中華おせち(三段重)は2~4名サイズ、引渡しは12月31日(大晦日)店内にて。

全13品でお値段は変わらず27,000円(税込)。

去年に続き当店を選んだのは、料理全般のクオリティーの高さに加え、

そのボリュームもポイントでした。

なお、内容構成はクルミの飴炊きが2種から1種になったこと以外、

全て同じため省略します。

上段(壱の重)

蜜汁叉焼 窯焼きチャーシュー                 ※温・焼(万)

明爐焼鴨 ローストダック(焼き鴨)              ※温・焼(梅/万)

玫瑰油鶏 伊達鶏の香味醤油煮                 ※温(梅/万)

滷天使蝦 天使海老の冷菜                    ※(万)

慶XO醤 慶の自家製XO醤

(ノブロー) 広東料理の華である焼きものを中心とした壱の重。

伊達鶏は今年もとさか付きだで しこプル、白子のような脳ミソも楽しみだ~。

万能だれと梅だれ付。

生姜の効いた万能だれと、梅だれは去年に比べ少し塩気がきつく感じられたのですが

自身のエイジングによる味覚の変化でしょう。

甘ったるさのない大人味で自家製の魅力に溢れています。

慶の自家製XO醤は、干し貝柱がふんだんに使われ、旨味の宝庫!

これで我が家の「福」の字の容器も2つ目となりました。

中段(弐の重)

香拌海蜇 コリコリくらげ頭の和えもの

酸甜泡菜 有機野菜の紅白酢漬け(中華風ピクルス)

羅白瑶柱 大粒干し貝柱と大根の合わせ煮~極上・上湯スープ仕立て     ※温

芝麻合桃 クルミの飴炊き

下段(参の重)

蛎油鮑魚 活け鮑のオイスターソース柔らか煮               ※温

椒塩鮮魷 アオリイカの山椒塩炒め                    ※温

千青魚子 数の子の老酒風味

千焼蝦球 大海老のチリソース                      ※温

また、今年はシェフから嬉しいサプライズ! 

本来はお店で提供できる部分ではないようですが、

幸運にもオマケとしていただけたのです

温めて、骨までしゃぶりつく!見た目以上にみっしりと食べ応えのある

力強い肉の美味しさはもちろん、香ばしい皮のジューシーさが恍惚へといざないます。

さらには紹興酒も。

鮑の持ち味を生かしたオイスター使いも妙妙で、店のカラーを損なわない品の良い味つけ。

広東料理の王道を行く料理の数々はリピート必至の美味しさでした。

 

 

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2019年1月1日

2019-01-01 | 日記・コラム・つぶやき

(ノブロー)今年もPandaさんのご厚意でカレンダー作ってもらえただ。嬉しいだ。


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