池袋 「中南海」(チュウナンカイ)
夜は池袋のディープな中国料理店を探索。
自分は、池袋の中国料理店ははじめて。
というより、池袋方面にまったく土地勘がない。
そもそも、西口かと思えば東武があるし、東口には西武というミラクルワールド。
大きな地下街を歩いているうちに、完全に磁場が狂ってしまうのだ(@Д@;
かねてから、池袋の中華街と言われる場所を訪問してみたかったのですが、
そうした事情によりあと一歩踏み出せなかったのです・・・。迷子になるし・・・。
本日は食べ歩きの大先輩、魔神さんの案内で池袋の中国東北地方の料理店を
ご紹介していただけました。感謝!
池袋の中華街って、横浜中華街のように一定の場所に中国料理店が軒を
連ねているのかと思っていましたが、違うのですね。
西口や北口のあたりに、散らばっている感じです。
ぐるなびによるとお店の場所は、
『 東京メトロ丸ノ内線池袋駅20a口 徒歩6分 』
池袋駅北口、「平和通り」商店街の道沿いに位置しています。
今回、池袋のどこのお店に向かうのか到着するまで具体的に教えて
いただいてませんから、楽しみ楽しみ♪
「中南海」 おぉーー!外観からして確かにミステリアス臭がする。
入店すると、貸切の予約が入っているそうで「2階にどうぞ」とのこと。
当店はビルの1F・2F・3F が店舗のよう。
しかし店内に階段があるわけではなく、お店のお姉さんと一緒に入り口脇の外階段を
のぼり、靴さえ脱がないものの、マンションの一室に入るように2階席に入店。
カチカチとお姉さんが照明のスイッチを入れてくれた。
独特な灯りのトーン。ミステリアス臭が、ぐっと濃くなった。
この2階には個室あり。
「麻雀でも打てる部屋があるんじゃないか?
中国語が飛び交い、麻雀牌をかき混ぜる音が響いてきそうだよ」
連れ(寝太郎さん)の妄想は全開だ。
卓上には、酢、醤油、ラー油、胡椒、爪楊枝、ペーパーナプキン、
箸立てに割り箸がまとめて入っており、おしぼりは手渡しで。
2階席は私達だけですから、注文の際は呼び出しベルを押してお姉さんに
来ていただきます。
まずは、生ビール(中生)@420×3 とウーロン茶を注文。
锅包肉(揚げ豚肉の甘酢あんかけ)@780
東北地方のお料理。下味をつけた豚肉に衣つけ、さっくり揚げてから
濃厚な甘酢とからめたもの。 しっかり甘いのですがビールに合う!
次のお料理。
きっと魔神さんは、メンバーの皆さんにコレを食べさせてあげようと考え
当店を選んでくれたのだと思います。
醤大骨(豚背骨の醤油煮)@880
皿にがっつりと盛られたのは、豚背骨の醤油煮で東北地方のお料理。
凄いビジュアルでしょ。 私も連れも、初チャレンジです。
骨の周りについたお肉をワイルドにいただくものになります。
五香粉が香るなあ、などと連れと話していたところ、
味覚の優れたお食事メンバーのお一人が
「クミンが入っていませんか?」 と。
私がきょとんとしていると
「あっ、ほんとだ。クミンだ!歯の間に挟まったよ!」
連れは、身をもってクミンを確認できました♪
(レンタロー) 恐竜の骨みてえだーー。おもしれえーー♪
ワイルドにと言っても、お店のほうも手加減をしてくれる。
ちゃんと使い捨て透明のビニール手袋を出してくれるのだ。
私は右利きなので左手に着用。むしゃむしゃ。
取りづらいところは、手や箸をつかってほじくり出す。
魔神さんのアドバイスによると、(注意が必要ですが)バキッと骨を折って
いただくのも一つの手段だとか。
醤油ベースで煮込まれたものですが、見た目より味付けは濃くなく、意外にも
あっさりいただけるものでした。 個人的には、けっこう好きだ
羊串肉(ラム肉串)@100×4
ラム肉串は1本100円。東北地方のお料理。
表面には、たっぷりの唐辛子。クミンが香るスパイシーな味付け。
「味坊」のラム肉串と比べると、ジューシーさはいまひとつですが、これはこれで
香ばしくて美味しかったですよ。
お会計は1階レジにて。
魔神さんのお話によると、日本に来ていらっしゃる中国の方が利用されている
ことも多いとか・・・。
飾り気のない店内を見ていると、中国の食堂ってこんな感じなのかなと
イメージを膨らまされた。
表のネオンがついた看板には「中国家庭料理のお店」の文字。
中国東北地方料理以外に四川料理なども提供なさっている様子です。
お会計は、4人で
上記お料理とお酒(追加で生ビール@420)で合計4,010円。
1人当たりほとんど1,000円。メチャ安い!!
中国料理満足度数は、 ★★★☆ 消極的に好きです。
中南海 (チュウナンカイ)
東京都豊島区池袋1-7-12 C&Tビル1F・2F・3F
TEL 03-5951-9888
営業時間/ 11:30~14:30 17:00~翌4:00
定休日 無休