祐天寺、石臼挽き手打蕎麦「月心」
場所は祐天寺駅から向かうとロータリー側の東口から祐天寺商店街を直進、
駒沢通りを右折し次はスーパー三和を目印に曲がります。
住宅街の中の一角でして、祐天寺駅からは徒歩15分ほどかかりますが
東急バスで「水道局目黒営業所前」で下車すると目の前です。
同店は「東京 土山人」で修行を積まれた店主が独立してはじめられたお店とのこと。
店内は奥がカウンター席、手前がテーブル席でおよそ8席ぐらいでしょうか。
小ぢんまりとしています。私たちはカウンター席の一番奥に案内していただけました。
まずは、ひと口生@210、キリンクラシックラガー中瓶@700
軽く塩胡椒されたそばチップス付き。
焼きみそ@390
「干し海老、くるみ、葱、カツオ節などを西京味噌に練り込み、香ばしく焼いています。」
くるみの食感なのでしょか、挽肉のようにも感じられ、カツオ節とネギの風味も効いて
素朴な味わいが酒の合間の箸休めにもなります。
だし巻き玉子(2コ玉)@650
だし巻き玉子は2コ玉と3コ玉がありまして3コ玉はお値段が840円。
出汁がたっぷり効いた甘さ控えめのふわっふわの関西風。
(ノブロー) ピンガさんの好きな玉子だで。大根おろしと刻みネギもついてるだ。
(カズロー) ノブ!オラも食レポに参加するだで。仲間にいれてほしいだ。
日本酒のお値段は700円台から。
日本酒
・刈穂(山廃純米 辛口)@790
口当たりは良いのですが、もう少しふくみがあっても良いかな。
・百楽門(特別純米 冴 辛口)@780×2
海老天ぷら盛合せ@1450
海老二貫と野菜。 天つゆと塩をお好みで使えます。
野菜はナス、しいたけ、サツマイモ、ソラマメ、ジャガイモ、ヤングコーン、
レンコン、いんげん。薄い衣で軽く揚がっています。
私だけの見解ですが、ややお値段が高く感じるのですが、連れは妥当だろうと
申しておりました。
(カズロー) お蕎麦で〆るで、メニュー見てみて。
温かいお蕎麦のお出汁は関西風の仕上がり。
これに対して冷たいお出汁は江戸前風の辛口になるそうです。
お蕎麦は、細挽きせいろ・玄挽田舎蕎麦のどちらかを選べ玄挽田舎蕎麦は100円増し。
大盛は細挽きせいろ250円、玄挽田舎300円増しです。
以前、土山人で注目していた「冷やかけ すだち」の季節が到来しています。
ここはだんぜん・・・!
冷やかけ すだち@1150+細挽きせいろ大盛り@250
輪切りにしたすだちをたっぷり乗せた冷たいかけそば。
土山人でいただいたときには、殻をむいたそばの実を細かく挽いたのどごしのよい
生粉打せいろが好みでしたので、同様に丸抜き(玄蕎麦の黒い殻を剥いた)の実を
細かく挽いた細挽せいろでお願いしました。
薬味は原了郭の黒七味!ナイスです
つるっつるっと喉ごしが良いそば、啜り上げるたびにすだちの効いたが出汁が
上品に口の中へ広がる。後味も実に爽やか。
評判どおりのゲキウマーー!!
目の覚めるような清涼感にしばし陶酔。 季節感のあるお蕎麦です。
大盛りの量も適正!きちんとありました。
(ノブロー&カズロー) うめえだぁぁー。
こりゃ、夏のかけそばは冷やかけ すだちで決まりだで。天下一品だで!
オラ、お替りしてえだ。
白濁したそば湯は濃厚でありながらもあっさり。その中にしっかり甘みがあります。
冷やかけ すだちの出汁と合わせた時、鰹節の香がかえりました。
全体を通して品が良い。
お店はご夫婦とそのお母様でしょうか?3人で切り盛りなさっていました。
幾分、女性陣は接客なれをしていないと感じる場面もありましたが、些細なことです。
お昼間からこうして美味しい肴と蕎麦で一杯飲れるお店が増えたことは喜ばしい。
お会計は、2人で、上記、お料理とお酒で合計7150円なり~。
今回の訪問、
日本蕎麦満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
蕎や 月心
〒153-0065 東京都目黒区中町2-44-15
TEL 03-3791-1173
営業時間/ 12:00~15:00(L.O.14:30) 18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 水曜日・第3火曜日