某日の寄り道は、学芸大学の居酒屋「件」(くだん)
こちらへは、学芸大学駅の改札を出て左手の西口商店街を進み1本目を右折、
昭和51年開業の町の中華屋さん「東軒」の角を左折するとすぐに見えてきます。
「件」はマスコミ各誌にとりあげられ人気のお店ということで予約は必須。
小ぢんまりした店内は、カウンター席とテーブル席、表には透明ビニールで覆われた
テラス席が造られていました。
今回、連れが予約を入れておいてくれたので、私達は入り口から左手側の
テーブル席へ。 この日は冷え込んでいたため、コートを脱がずにいたところ、
お店の方がすかさずブランケットを貸してくださいました。 目配りが嬉しいっ。
お通し(五目煮)
おっ!こりゃあ、ただものではないわな。見るからに美味そうではありませんか。
どんこも高野豆腐もいい塩梅にもどされて、出汁に戻し汁の旨みが程よく
まわっています。 なんだか、これグイグイ飲めちゃうよ~(≧∇≦)
ドリンクメニューから・・・。
生ビール(サッポロ黒ラベル)@650×2
まずは、コレだろう。
あのお通しの出汁が美味かったよっ。するってーと、おでんも期待できるね。
おまかせ盛り合わせ5品@950
なんだか、かゆいところに手がゆき届いたおでんだね~。
鶏つみれ、下呂温泉手作りこんにゃく、かんもどき、結び昆布、玉子、
大根の上にはとろろ昆布。
あしらいに花麩と万能ネギを刻んだものに柚子の吸い口。
さて、この玉子、燻製にしたものを使っているのかな?独特の香りがあります。
それとも別にタレにつけこんだのかしら?しっかりとした味で、とても美味しい。
大根も包丁を入れてくれてますよ。心使いが嬉しいね。
上品なおでんの出汁は血合いのない鰹節を使ってらっしゃるのかな。
お好みでおでんに使えます。
自家製からし味噌。これは麦みそになるのかな。
程よい辛さで塩加減も良し。このまま温かいご飯につけたりしてもあうわ。
おでんの薬味といえば定番の和からしでしかいただいたことがなかった私には
こんな旨いもんを、なんで今まで知らないで生きていたんだーーっ。
さて、日本酒がっつりイクよ~。
お猪口を選ばせてもらえます。唇が触れる器の厚さや広さなど様々な要素で
お酒の味も違ってくるんですって。
う~~んっ。以前「マクシヴァン」でもワインについて学習しましたが日本酒も同様に
空気にふれることによって繊細に変化するものなのね。 興味深いわ。
2種類ぐらいどうぞということなので選びましたが、ついつい好みの色や形になって
しまいました。 やってもうた・・・もっと広がったお猪口を選んでおくべきだった。
福島 飛露喜 特純@850 なんと口開けでした、ラッキー
なんとも美味い。飲み口がよいのでスイスイいけますね。
のびる酢みそかけ@450
酢みそのマイルドさに惚れたっ。よしよし、酒に合うね。
金目鯛開き@1000
粗くひかれた大根おろし付。
やや脂の乗りが足らない感じもしましたが淡白で上品な味わい。
お箸の先端は細くなっているので、細かい作業に使いやすいね。
おでんに戻ろう。
牛すじ@370
すりおろし生姜付。下処理に手間をかけ、入念にアクがとられた牛すじは
かみ締めると柔らかさの中に噛みごたえがあり独特の旨さを感じます。
ジャコ天@260
花麩付。がっしりとしたすり身の旨さが凝縮したジャコ天。
酒はというと、その後・・・
静岡 臥龍梅 純吟@850を飲み、
自分は純吟が苦手だ、ということを再認識したあとは。
栃木 大那 生酛造り@850 しっかりとした飲み口。
兵庫 奥播磨 純米@680 ぬる燗で。酸味が感じられるかな。
山形 赤福助 生酛特純超辛@800 お店の方には最後に飲まれたほうが良いと
アドバイスをうけましたが、私は最初からコレでもいいかも。後味のキレの良さが魅力。
まだまだ日本酒は学ばないと、未熟で表現力も及びませんわ~。
チビーズ、玉子美味しいよ。食べてごらん。
お会計ですが、2名で、9030円なり~。
今回こちらのお店はごえも~んさん、ご贔屓のお店ということで立ち寄らせて
いただきました。おでんと日本酒の美味しいお店。
再訪したいな~。 さんくす(*^・^)ノ
居酒屋満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
件(くだん)
〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-7-4 関口ビル 1F
TEL 03-3794-6007
営業時間/ 17:00~23:00(L.O)
定休日 月曜日