浪速おやじのつぶやき日記

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浪速夢見頃>映画(8)恍惚の人

2014-04-01 08:31:34 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:恍惚の人
映画記事リンク
感想文 あらすじ
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立花家は、84歳の茂造、その息子夫婦の信利と昭子、子供の敏が同居していた
茂造は老妻が死んで以来ますます老衰が激しくなり他家へ嫁がせた自分の娘の
京子の顔さえ見忘れていた。それどころか息子の信利の顔も忘れ暴漢と錯覚して
騒ぎ出す始末。突然家をとび出したり、夜中に何度も昭子を起こしたりする
日が何日か続いた。昭子は彼女が務めている法律事務所の藤枝弁護士に
相談するが茂造の場合は老人性うつ病といって老人の精神病で茂造を
隔離するには精神病院しかないと教えられた。昭子に絶望感がひろがった。
ある雨の日道端で向い側の塀の中からのぞいている泰山木の花の白さに
見入っている茂造を見た昭子は胸を衝かれた。茂造には美醜の感覚は
失われていない、と昭子は思った。その夜 昭子がちょっと眼を離している間に
茂造が湯船の中で溺れかかり急性肺炎を起した だが、奇跡的にも回復、
昭子の心にわだかまっていた"過失"という文字が完全に拭いとられた。
そして、今日からは生かせるだけ生かしてやろう
それは自分がやることだ、と堅い決意をするのだった
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 森繁久彌の演じる84歳の茂造は制作時に今の老人性うつ病を見越して描いた
意欲的な作品だと思います。67歳と成った私も近々こうなると思うと
恐ろしさを感じます。2011年6月吉日鑑賞
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