浪速おやじのつぶやき日記

川柳・都々逸・詩などでボケ防止

浪花親父のぼやき節:小話「神戸阪神大震災

2008-01-02 01:17:51 | 小話

浪花親父のぼやき節
(71歳1944年S19年4月2日生)
小話「神戸阪神大震災10年目」2005/1
1)------------------------------------------
☆10年前の1月17日の早朝に
 今までに感じたことの無い大地震を
 堺市のマンション四階で迎えた
 その後のマスコミ報道で 被害の甚大が解り
 当時中小業者の会の役員を していた
 ことも有り甲子園近くの中小業者の会
 西宮事務所を 何か支援と訪問する途中
2)------------------------------------------
☆1メートル程の高さに押し潰されている様は
 テレビで見るのとは違う恐ろしさを肌で感じた
 灘の酒蔵は崩壊して周辺は鮭の臭いが充満していた
 毎日刻々と報道される死亡者名簿も眺めているうちに
 何故かパソコンに向かい死亡者名簿を打ち込んでいた
3)------------------------------------------
☆1000名を超えた時に実感として異常な事態だと感じ
 その後5000余名の一人一人の命を思うと
 手を抜くことが出来なくなり鎮魂の気持ちを込めて
 姿勢を正して死者の霊に取り憑かれたように
 只ひたすらにパソコンに打ち込んだのは今日のように
 思われます、同じ地震を体験した者として共に追悼!!
 ------------------------------------------

浪花親父のぼやき節:小話「神戸阪神大震災10年目」

2008-01-02 01:13:01 | 小話

浪花親父のぼやき節
(71歳1944年S19年4月2日生)
小話「神戸阪神大震災10年目」2005/1
1)------------------------------------------
☆10年前の1月17日の早朝に
 今までに感じたことの無い大地震を
 堺市のマンション四階で迎えた
 その後のマスコミ報道で 被害の甚大が解り
 当時中小業者の会の役員を していた
 ことも有り甲子園近くの中小業者の会
 西宮事務所を 何か支援と訪問する途中
2)------------------------------------------
☆1メートル程の高さに押し潰されている様は
 テレビで見るのとは違う恐ろしさを肌で感じた
 灘の酒蔵は崩壊して周辺は鮭の臭いが充満していた
 毎日刻々と報道される死亡者名簿も眺めているうちに
 何故かパソコンに向かい死亡者名簿を打ち込んでいた
3)------------------------------------------
☆1000名を超えた時に実感として異常な事態だと感じ
 その後5000余名の一人一人の命を思うと
 手を抜くことが出来なくなり鎮魂の気持ちを込めて
 姿勢を正して死者の霊に取り憑かれたように
 只ひたすらにパソコンに打ち込んだのは今日のように
 思われます、同じ地震を体験した者として共に追悼!!
 ------------------------------------------

浪花親父のぼやき節:詩集「神戸阪神大震災10年目」

2008-01-02 00:29:23 | 俳画集

浪花親父のぼやき節
(71歳1944年S19年4月2日生)
詩集「神戸阪神大震災10年目」2005/1
1)------------------------------------------
☆10年前の1月17日の早朝に
 今までに感じたことの無い大地震を
 堺市のマンション四階で迎えた
 その後のマスコミ報道で 被害の甚大が解り
 当時中小業者の会の役員を していた
 ことも有り甲子園近くの中小業者の会
 西宮事務所を 何か支援と訪問する途中
 甲子園球場の前の道路の下の水道管が破壊され
 水が吹き出しており、その水をバケツを持った人が
 飲料水用に長い列を作って並んでいるのが異様に見えた
2)------------------------------------------
☆1メートル程の高さに押し潰されている様は
 テレビで見るのとは違う恐ろしさを肌で感じた
 部屋事務机の上に有ったテレビが滑り落ちていた
 西宮市灘の酒蔵は崩壊して周辺は酒の臭いが充満していた
 毎日刻々と報道される死亡者名簿も眺めているうちに
 何故かパソコンに向かい死亡者名簿を打ち込んでいた
3)------------------------------------------
☆1000名を超えた時に実感として異常な事態だと感じ
 その後5000余名の一人一人の命を思うと
 手を抜くことが出来なくなり鎮魂の気持ちを込めて
 姿勢を正して死者の霊に取り憑かれたように
 只ひたすらにパソコンに打ち込んだのは昨日(きのう)のように
 思われます、同じ地震を体験した者として共に追悼!!
 ------------------------------------------

浪花親父のぼやき節:珍問答「相互理解」

2008-01-01 23:51:58 | 珍問答

浪花親父のぼやき節
(71歳1944年S19年4月2日生)
珍問答「相互理解」2001/12
1)------------------------------------------
(花子)人間どうしが理解しあうんは
    言葉だけでは無いわね
(太郎)音楽でも気持ちを伝えられるよ
(花子)絵画や彫刻だって込められた
    気持ちを伝えれるよ
(太郎)詩や小説も感情表現の道具だしね
2)------------------------------------------
(花子)映画やテレビを同時に一緒に鑑賞する
    共通体験もある種の対話だね
(太郎)商売でのお客と売り子の駆け引きも
    感情のぶつけ合いだよ
(花子)恋人同士は目と目で見つめ合うだけで
    意思は通じるのよ
(太郎)一緒の部屋で居ているだけで
    以心伝心だね
(花子)人間て他人と理解しあう為に
    生きて居るんだわ
------------------------------------------


あかがわ川柳クラブ118号(2016年11月)

2008-01-01 10:28:03 | あかがわ川柳クラブ

浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ118号(2016年11月)
コープ大阪病院:あかがわ生協診療所:川柳月例会
会員作品は高齢者(主に60歳代~80歳代)です
---------------------------------
賛彩天(特選)
兼題〔勝〕 (天)近藤正
   再稼働ノーで団結して勝った
兼題〔またぐ〕(天)川端一歩
   県境を分水嶺で一跨ぎ
自由吟 (天)荒川鈍甲
   見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
---------------------------------
兼題〔勝〕
喜多佐津乃)勝てばこそメダルを片手パレードで
荒川鈍甲 )勝った勝ったと大本営の負けいくさ
田中邦夫 )今にまた欲しがりません勝つまでは
延山みえ )秋刀魚焼く勝手口から猫の鼻
猪口茂  )大丈夫勝てば官軍控え目に
井上正道 )勝ち負けにこだわる心負けを呼ぶ
平嶋美智子)いつの世も正義感が勝つとは限らない
喜多佐津乃)欲の無い会話に勝とをゆずっとく
荒川鈍甲 )今度こそ自分に勝つとアスリート
田中邦夫 )あの時は勝った勝ったとウソばかり
田原弘子 )何だって勝手気ままな一人旅
平嶋美智子)したい事あって病に負けられぬ
延山みえ )長い目で見れば勝ち負け勝逆転も
田原弘子 )全勝だ感動涙ありがとう
川端一歩 )原爆に竹ヤリ勝てるはずはない
-----------------------------
兼題〔勝〕2佳句
井上正道 )勝つよも負けぬ布陣に心する
喜多佐津乃)こめかみのあたり勝ち気がにじんでる
猪口茂  )勝手連平和運動盛り上がる
田中邦夫 )意に反し身勝手続くアベ政治
延山みえ )勝ち名乗り上げた力士の玉の汗
-----------------------------
兼題〔勝〕
人の句 平嶋美智子)運動会九回テープきりました
地の句 荒川鈍甲 )競うとも核戦争に勝はない
天の句 川端一歩 )再稼働ノーで団結して勝った
軸吟  近藤正  )深追いはほどほどにする勝負勘
-----------------------------
兼題〔またぐ〕 
-----------------------------
平嶋美智子)あの溝をまたげなかったこの秋は
井上正道 )なちかしや親おまたいでしかられた
猪口茂  )跳び箱を跨ったので褒められた
喜多佐津乃)またがずに飛んだ夢から目を覚ます
近藤正  )二日間またいで挑む大手合い
喜多佐津乃)帰宅して我が家の敷居またぐ時
喜多佐津乃)立ち話影をまたいで歩く幸
延山みえ )この足で踏んでまたいで歩く幸
川端一歩 )新聞を踏むとまたげと叱られた
井上正道 )国境をまたいで安堵避難民
田原弘子 )雨上がり虹の架け橋 嶺と嶺
平嶋美智子)波乱と平和昭和をまたぎ今を生き
平嶋美智子)一歩また一歩とまたぎ進みたい
延山みえ )瀬戸の海またいで大橋かける技
川端一歩 )子だくさん父出勤はまたぎ行く
田原弘子 )川またぐ八百八橋大阪府
-----------------------------
兼題〔またぐ〕2佳句
-----------------------------
井上正道 )またぐ空広広雁はうらやまし
近藤正  )父の顔またいで頭どやされた
田中邦夫 )海またぎ駈け付け警護限りなく
川端一歩 )水たまりまたぐに足が短かすぎ
田中邦夫 )ミサイルが日本またいで飛んでいく
-----------------------------
人の句 田中邦夫)我が空と勝手にまたぐオブスレイ
地の句 延山みえ)転た寝の父をまたいでたたかれた
天の句 近藤正 )県境を分水嶺で一跨ぎ
軸吟  荒川鈍甲)資本主義次の世紀はまたげない
-----------------------------
兼題 「自由吟」1
田原弘子 )下り坂ペタル離して子に返る
田原弘子 )足腰の老化予防に精を出す
猪口 茂 )天高く秋空の元深呼吸
猪口 茂 )子どもらは運動会の季節なり
井上正道 )戦争を紛争と呼ぶごまさし屋
井上正道 )うんざりだ金くい虫のオリンピア
平嶋美智子)水たまり派手にしぶきが足下で
平嶋美智子)都議会は乱舞霞んでいる浪速
近藤正  )金木犀甘い香りに癒される
喜多佐津乃)晴天の青空うれし秋の風
田中邦夫 )この頃は喜怒哀楽の怒りのみ
延山みえ )自分だけ不幸なんだと語る馬鹿
喜多佐津乃)友人の熱い天ぷら頬かぶる
喜多佐津乃)たまらなく嬉しい姉妹顔に酔う
田中邦夫 )共謀罪治安維持法顔を出す
荒川鈍甲 )災いはみな戦争の後始末
延山みえ )素的だよ泣いて笑うてこの人生
-----------------------------
兼題 「自由吟」2佳句
井上正道 )原発の廃止求める民動く
平嶋美智子)パンジーは何時も笑顔を見せている
田中邦夫 )汚染源パンドラの箱詰めており
荒川鈍甲 )原発事故の経費ぼくらに払わす気
近藤正  )ノーベル賞どこ吹く風とボブディラン
-----------------------------
兼題 「自由吟」2佳句
人の句 荒川鈍甲)上方の芸能都市格低下なげきつつ
地の句 近藤正 )介護保険詐欺師まがいのぼったくり
天の句 延山みえ)見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
軸吟  川端一歩)恋せよとコスモス風に揺れている
-----------------------------

浪花親父のぼやき節:歌詞「♪回るよ」

2008-01-01 10:16:56 | 歌詞

浪花親父のぼやき節
(71歳1944年S19年4月2日生)
歌詞「♪回るよ」2002/3
1)------------------------------------------
 ♪童は歌う故郷の地唄 綾取りしたり
 ケンケンをして、回るよ回る縄飛ぶ友が
2)------------------------------------------
 ♪翁は歌う浪花節を、盆栽いじり散歩をして
  回るよ回る札所のを巡り
3)------------------------------------------
 ♪親父は歌う労働賛歌、汗を流してもの作りして
  回るよ回る酒場のハシゴ
 ------------------------------------------

浪花親父のぼやき節

2008-01-01 10:07:18 | 歌詞

浪花親父のぼやき節
(71歳1944年S19年4月2日生)
歌詞「♪回るよ」2002/3
1)------------------------------------------
 ♪童(わらべ)は歌う故郷の地唄 綾取りしたり
  ケンケンをして、回るよ回る縄飛ぶ友が
2)------------------------------------------
 ♪翁(おきな)は歌う浪花節を、盆栽いじり散歩をして
  回るよ回る札所のを巡り
3)------------------------------------------
 ♪親父は歌う労働賛歌、汗を流してもの作りして
  回るよ回る酒場のハシゴ
 ------------------------------------------

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2008-01-01 09:59:23 | 俳画集

浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ118号(2016年11月)
コープ大阪病院:あかがわ生協診療所:川柳月例会
会員作品は高齢者(主に60歳代~80歳代)です
---------------------------------
賛彩天(特選)
兼題〔勝〕 (天)近藤正
   再稼働ノーで団結して勝った
兼題〔またぐ〕(天)川端一歩
   県境を分水嶺で一跨ぎ
自由吟 (天)荒川鈍甲
   見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
---------------------------------
兼題〔勝〕
喜多佐津乃)勝てばこそメダルを片手パレードで
荒川鈍甲 )勝った勝ったと大本営の負けいくさ
田中邦夫 )今にまた欲しがりません勝つまでは
延山みえ )秋刀魚焼く勝手口から猫の鼻
猪口茂  )大丈夫勝てば官軍控え目に
井上正道 )勝ち負けにこだわる心負けを呼ぶ
平嶋美智子)いつの世も正義感が勝つとは限らない
喜多佐津乃)欲の無い会話に勝とをゆずっとく
荒川鈍甲 )今度こそ自分に勝つとアスリート
田中邦夫 )あの時は勝った勝ったとウソばかり
田原弘子 )何だって勝手気ままな一人旅
平嶋美智子)したい事あって病に負けられぬ
延山みえ )長い目で見れば勝ち負け勝逆転も
田原弘子 )全勝だ感動涙ありがとう
川端一歩 )原爆に竹ヤリ勝てるはずはない
-----------------------------
兼題〔勝〕2佳句
井上正道 )勝つよも負けぬ布陣に心する
喜多佐津乃)こめかみのあたり勝ち気がにじんでる
猪口茂  )勝手連平和運動盛り上がる
田中邦夫 )意に反し身勝手続くアベ政治
延山みえ )勝ち名乗り上げた力士の玉の汗
-----------------------------
兼題〔勝〕
人の句 平嶋美智子)運動会九回テープきりました
地の句 荒川鈍甲 )競うとも核戦争に勝はない
天の句 川端一歩 )再稼働ノーで団結して勝った
軸吟  近藤正  )深追いはほどほどにする勝負勘
-----------------------------
兼題〔またぐ〕 
-----------------------------
平嶋美智子)あの溝をまたげなかったこの秋は
井上正道 )なちかしや親おまたいでしかられた
猪口茂  )跳び箱を跨ったので褒められた
喜多佐津乃)またがずに飛んだ夢から目を覚ます
近藤正  )二日間またいで挑む大手合い
喜多佐津乃)帰宅して我が家の敷居またぐ時
喜多佐津乃)立ち話影をまたいで歩く幸
延山みえ )この足で踏んでまたいで歩く幸
川端一歩 )新聞を踏むとまたげと叱られた
井上正道 )国境をまたいで安堵避難民
田原弘子 )雨上がり虹の架け橋 嶺と嶺
平嶋美智子)波乱と平和昭和をまたぎ今を生き
平嶋美智子)一歩また一歩とまたぎ進みたい
延山みえ )瀬戸の海またいで大橋かける技
川端一歩 )子だくさん父出勤はまたぎ行く
田原弘子 )川またぐ八百八橋大阪府
-----------------------------
兼題〔またぐ〕2佳句
-----------------------------
井上正道 )またぐ空広広雁はうらやまし
近藤正  )父の顔またいで頭どやされた
田中邦夫 )海またぎ駈け付け警護限りなく
川端一歩 )水たまりまたぐに足が短かすぎ
田中邦夫 )ミサイルが日本またいで飛んでいく
-----------------------------
人の句 田中邦夫)我が空と勝手にまたぐオブスレイ
地の句 延山みえ)転た寝の父をまたいでたたかれた
天の句 近藤正 )県境を分水嶺で一跨ぎ
軸吟  荒川鈍甲)資本主義次の世紀はまたげない
-----------------------------
兼題 「自由吟」1
田原弘子 )下り坂ペタル離して子に返る
田原弘子 )足腰の老化予防に精を出す
猪口 茂 )天高く秋空の元深呼吸
猪口 茂 )子どもらは運動会の季節なり
井上正道 )戦争を紛争と呼ぶごまさし屋
井上正道 )うんざりだ金くい虫のオリンピア
平嶋美智子)水たまり派手にしぶきが足下で
平嶋美智子)都議会は乱舞霞んでいる浪速
近藤正  )金木犀甘い香りに癒される
喜多佐津乃)晴天の青空うれし秋の風
田中邦夫 )この頃は喜怒哀楽の怒りのみ
延山みえ )自分だけ不幸なんだと語る馬鹿
喜多佐津乃)友人の熱い天ぷら頬かぶる
喜多佐津乃)たまらなく嬉しい姉妹顔に酔う
田中邦夫 )共謀罪治安維持法顔を出す
荒川鈍甲 )災いはみな戦争の後始末
延山みえ )素的だよ泣いて笑うてこの人生
-----------------------------
兼題 「自由吟」2佳句
井上正道 )原発の廃止求める民動く
平嶋美智子)パンジーは何時も笑顔を見せている
田中邦夫 )汚染源パンドラの箱詰めており
荒川鈍甲 )原発事故の経費ぼくらに払わす気
近藤正  )ノーベル賞どこ吹く風とボブディラン
-----------------------------
兼題 「自由吟」2佳句
人の句 荒川鈍甲)上方の芸能都市格低下なげきつつ
地の句 近藤正 )介護保険詐欺師まがいのぼったくり
天の句 延山みえ)見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
軸吟  川端一歩)恋せよとコスモス風に揺れている
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あかがわ川柳クラブ118号(2016年11月)

2008-01-01 09:25:03 | あかがわ川柳クラブ

浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ118号(2016年11月)
コープ大阪病院:あかがわ生協診療所:川柳月例会
会員作品は高齢者(主に60歳代~80歳代)です
---------------------------------
賛彩天(特選)
兼題〔勝〕 (天)近藤正
   再稼働ノーで団結して勝った
兼題〔またぐ〕(天)川端一歩
   県境を分水嶺で一跨ぎ
自由吟 (天)荒川鈍甲
   見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
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兼題〔勝〕
喜多佐津乃)勝てばこそメダルを片手パレードで
荒川鈍甲 )勝った勝ったと大本営の負けいくさ
田中邦夫 )今にまた欲しがりません勝つまでは
延山みえ )秋刀魚焼く勝手口から猫の鼻
猪口茂  )大丈夫勝てば官軍控え目に
井上正道 )勝ち負けにこだわる心負けを呼ぶ
平嶋美智子)いつの世も正義感が勝つとは限らない
喜多佐津乃)欲の無い会話に勝とをゆずっとく
荒川鈍甲 )今度こそ自分に勝つとアスリート
田中邦夫 )あの時は勝った勝ったとウソばかり
田原弘子 )何だって勝手気ままな一人旅
平嶋美智子)したい事あって病に負けられぬ
延山みえ )長い目で見れば勝ち負け勝逆転も
田原弘子 )全勝だ感動涙ありがとう
川端一歩 )原爆に竹ヤリ勝てるはずはない
-----------------------------
兼題〔勝〕2佳句
井上正道 )勝つよも負けぬ布陣に心する
喜多佐津乃)こめかみのあたり勝ち気がにじんでる
猪口茂  )勝手連平和運動盛り上がる
田中邦夫 )意に反し身勝手続くアベ政治
延山みえ )勝ち名乗り上げた力士の玉の汗
-----------------------------
兼題〔勝〕
人の句 平嶋美智子)運動会九回テープきりました
地の句 荒川鈍甲 )競うとも核戦争に勝はない
天の句 川端一歩 )再稼働ノーで団結して勝った
軸吟  近藤正  )深追いはほどほどにする勝負勘
-----------------------------
兼題〔またぐ〕 
-----------------------------
平嶋美智子)あの溝をまたげなかったこの秋は
井上正道 )なちかしや親おまたいでしかられた
猪口茂  )跳び箱を跨ったので褒められた
喜多佐津乃)またがずに飛んだ夢から目を覚ます
近藤正  )二日間またいで挑む大手合い
喜多佐津乃)帰宅して我が家の敷居またぐ時
喜多佐津乃)立ち話影をまたいで歩く幸
延山みえ )この足で踏んでまたいで歩く幸
川端一歩 )新聞を踏むとまたげと叱られた
井上正道 )国境をまたいで安堵避難民
田原弘子 )雨上がり虹の架け橋 嶺と嶺
平嶋美智子)波乱と平和昭和をまたぎ今を生き
平嶋美智子)一歩また一歩とまたぎ進みたい
延山みえ )瀬戸の海またいで大橋かける技
川端一歩 )子だくさん父出勤はまたぎ行く
田原弘子 )川またぐ八百八橋大阪府
-----------------------------
兼題〔またぐ〕2佳句
-----------------------------
井上正道 )またぐ空広広雁はうらやまし
近藤正  )父の顔またいで頭どやされた
田中邦夫 )海またぎ駈け付け警護限りなく
川端一歩 )水たまりまたぐに足が短かすぎ
田中邦夫 )ミサイルが日本またいで飛んでいく
-----------------------------
人の句 田中邦夫)我が空と勝手にまたぐオブスレイ
地の句 延山みえ)転た寝の父をまたいでたたかれた
天の句 近藤正 )県境を分水嶺で一跨ぎ
軸吟  荒川鈍甲)資本主義次の世紀はまたげない
-----------------------------
兼題 「自由吟」1
田原弘子 )下り坂ペタル離して子に返る
田原弘子 )足腰の老化予防に精を出す
猪口 茂 )天高く秋空の元深呼吸
猪口 茂 )子どもらは運動会の季節なり
井上正道 )戦争を紛争と呼ぶごまさし屋
井上正道 )うんざりだ金くい虫のオリンピア
平嶋美智子)水たまり派手にしぶきが足下で
平嶋美智子)都議会は乱舞霞んでいる浪速
近藤正  )金木犀甘い香りに癒される
喜多佐津乃)晴天の青空うれし秋の風
田中邦夫 )この頃は喜怒哀楽の怒りのみ
延山みえ )自分だけ不幸なんだと語る馬鹿
喜多佐津乃)友人の熱い天ぷら頬かぶる
喜多佐津乃)たまらなく嬉しい姉妹顔に酔う
田中邦夫 )共謀罪治安維持法顔を出す
荒川鈍甲 )災いはみな戦争の後始末
延山みえ )素的だよ泣いて笑うてこの人生
-----------------------------
兼題 「自由吟」2佳句
井上正道 )原発の廃止求める民動く
平嶋美智子)パンジーは何時も笑顔を見せている
田中邦夫 )汚染源パンドラの箱詰めており
荒川鈍甲 )原発事故の経費ぼくらに払わす気
近藤正  )ノーベル賞どこ吹く風とボブディラン
-----------------------------
兼題 「自由吟」2佳句
人の句 荒川鈍甲)上方の芸能都市格低下なげきつつ
地の句 近藤正 )介護保険詐欺師まがいのぼったくり
天の句 延山みえ)見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
軸吟  川端一歩)恋せよとコスモス風に揺れている
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あかがわ川柳クラブ118号(2016年11月)

2008-01-01 09:17:04 | あかがわ川柳クラブ

浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ118号(2016年11月)
コープ大阪病院:あかがわ生協診療所:川柳月例会
会員作品は高齢者(主に60歳代~80歳代)です
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賛彩天(特選)
兼題〔勝〕 (天)近藤正
   再稼働ノーで団結して勝った
兼題〔またぐ〕(天)川端一歩
   県境を分水嶺で一跨ぎ
自由吟 (天)荒川鈍甲
   見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
---------------------------------
兼題〔勝〕
喜多佐津乃)勝てばこそメダルを片手パレードで
荒川鈍甲 )勝った勝ったと大本営の負けいくさ
田中邦夫 )今にまた欲しがりません勝つまでは
延山みえ )秋刀魚焼く勝手口から猫の鼻
猪口茂  )大丈夫勝てば官軍控え目に
井上正道 )勝ち負けにこだわる心負けを呼ぶ
平嶋美智子)いつの世も正義感が勝つとは限らない
喜多佐津乃)欲の無い会話に勝とをゆずっとく
荒川鈍甲 )今度こそ自分に勝つとアスリート
田中邦夫 )あの時は勝った勝ったとウソばかり
田原弘子 )何だって勝手気ままな一人旅
平嶋美智子)したい事あって病に負けられぬ
延山みえ )長い目で見れば勝ち負け勝逆転も
田原弘子 )全勝だ感動涙ありがとう
川端一歩 )原爆に竹ヤリ勝てるはずはない
-----------------------------
兼題〔勝〕2佳句
井上正道 )勝つよも負けぬ布陣に心する
喜多佐津乃)こめかみのあたり勝ち気がにじんでる
猪口茂  )勝手連平和運動盛り上がる
田中邦夫 )意に反し身勝手続くアベ政治
延山みえ )勝ち名乗り上げた力士の玉の汗
-----------------------------
兼題〔勝〕
人の句 平嶋美智子)運動会九回テープきりました
地の句 荒川鈍甲 )競うとも核戦争に勝はない
天の句 川端一歩 )再稼働ノーで団結して勝った
軸吟  近藤正  )深追いはほどほどにする勝負勘
-----------------------------
兼題〔またぐ〕 
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平嶋美智子)あの溝をまたげなかったこの秋は
井上正道 )なちかしや親おまたいでしかられた
猪口茂  )跳び箱を跨ったので褒められた
喜多佐津乃)またがずに飛んだ夢から目を覚ます
近藤正  )二日間またいで挑む大手合い
喜多佐津乃)帰宅して我が家の敷居またぐ時
喜多佐津乃)立ち話影をまたいで歩く幸
延山みえ )この足で踏んでまたいで歩く幸
川端一歩 )新聞を踏むとまたげと叱られた
井上正道 )国境をまたいで安堵避難民
田原弘子 )雨上がり虹の架け橋 嶺と嶺
平嶋美智子)波乱と平和昭和をまたぎ今を生き
平嶋美智子)一歩また一歩とまたぎ進みたい
延山みえ )瀬戸の海またいで大橋かける技
川端一歩 )子だくさん父出勤はまたぎ行く
田原弘子 )川またぐ八百八橋大阪府
-----------------------------
兼題〔またぐ〕2佳句
-----------------------------
井上正道 )またぐ空広広雁はうらやまし
近藤正  )父の顔またいで頭どやされた
田中邦夫 )海またぎ駈け付け警護限りなく
川端一歩 )水たまりまたぐに足が短かすぎ
田中邦夫 )ミサイルが日本またいで飛んでいく
-----------------------------
人の句 田中邦夫)我が空と勝手にまたぐオブスレイ
地の句 延山みえ)転た寝の父をまたいでたたかれた
天の句 近藤正 )県境を分水嶺で一跨ぎ
軸吟  荒川鈍甲)資本主義次の世紀はまたげない
-----------------------------
兼題 「自由吟」1
田原弘子 )下り坂ペタル離して子に返る
田原弘子 )足腰の老化予防に精を出す
猪口 茂 )天高く秋空の元深呼吸
猪口 茂 )子どもらは運動会の季節なり
井上正道 )戦争を紛争と呼ぶごまさし屋
井上正道 )うんざりだ金くい虫のオリンピア
平嶋美智子)水たまり派手にしぶきが足下で
平嶋美智子)都議会は乱舞霞んでいる浪速
近藤正  )金木犀甘い香りに癒される
喜多佐津乃)晴天の青空うれし秋の風
田中邦夫 )この頃は喜怒哀楽の怒りのみ
延山みえ )自分だけ不幸なんだと語る馬鹿
喜多佐津乃)友人の熱い天ぷら頬かぶる
喜多佐津乃)たまらなく嬉しい姉妹顔に酔う
田中邦夫 )共謀罪治安維持法顔を出す
荒川鈍甲 )災いはみな戦争の後始末
延山みえ )素的だよ泣いて笑うてこの人生
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兼題 「自由吟」2佳句
井上正道 )原発の廃止求める民動く
平嶋美智子)パンジーは何時も笑顔を見せている
田中邦夫 )汚染源パンドラの箱詰めており
荒川鈍甲 )原発事故の経費ぼくらに払わす気
近藤正  )ノーベル賞どこ吹く風とボブディラン
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兼題 「自由吟」2佳句
人の句 荒川鈍甲)上方の芸能都市格低下なげきつつ
地の句 近藤正 )介護保険詐欺師まがいのぼったくり
天の句 延山みえ)見栄と欲捨てれば何時もパラダイス
軸吟  川端一歩)恋せよとコスモス風に揺れている
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