浪速おやじのつぶやき日記

川柳・都々逸・詩などでボケ防止

浪速夢見頃>映画:(11)鳥帰る

2014-03-31 18:56:33 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:鳥帰る
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感想文 あらすじ
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このドラマは安住敦の俳句「鳥帰るいづこの空もさびしからむに」をモチーフに
した山田太一が脚本を手がけた作品4年振りに帰郷した娘を受け入れられず、
仲違いしてしまう母。長年連れ添った夫を嫌悪して寄せ付けない妻。本来、
心の拠りどころであるはずの家族の間で起きる様々な摩擦や軋轢を通して
「孤独」と「家族」の狭間で揺れる人々の心を描いた作品。
脚本家・山田太一さんへのインタビューを交え、人と人が支え合いながら
生きることそして家族の絆を見つめる
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 国民的アイドルグループ・キャンディーズでデビュー解散後は女優として
活躍した田中好子さんが2011年4月21日に亡くなった(享年55歳)。
NHKアーカイブスでは田中さんが女優として円熟した40歳のときに主演した
ドラマですが元アイドル歌手の田中好子さんが見事に女優を演じられた人生は
見事だと思いました。2011年5月吉日鑑賞
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浪速夢見頃>映画:(12)浮雲

2014-03-31 18:51:18 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:浮雲
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感想文 あらすじ
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 幸田ゆき子は昭和十八年農林省のタイピストとして仏印へ渡った。そこで
農林省技師の富岡に会い、愛し合ったがやがて終戦となった。妻と別れて
君を待っていると約束した富岡の言葉を頼りに、おくれて引揚げたゆき子は
富岡を訪ねたが彼の態度は煮え切らなかった。途方にくれたゆき子は
或る外国人の囲い者になったが、そこへ富岡が訪ねて来ると、ゆき子の
心はまた富岡へ戻って行った。終戦後の混乱の中で、富岡の始めた仕事も巧く
ゆかなかった。外国人とは手を切り、二人は伊香保温泉へ出掛けた。
「ボルネオ」という飲み屋の清吉の好意で泊めてもらったが、富岡はそこで
清吉の女房おせいの若い野性的な魅力に惹かれた。ゆき子は直感でそれを悟り
帰京後二人の間は気まずいものになった。妊娠したゆき子は引越先を訪ねたが
彼はおせいと同棲していた
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 私の幼き頃の戦後街並みが思い起こされ懐かしさを感じた、高峰秀子の
二十四瞳の清楚な学校の先生役とは違い大人の女の匂いを漂わせる魅力ある
作品で良かったです。2011年5月吉日鑑賞
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浪速夢見頃>映画:(13)若者たち

2014-03-31 18:41:34 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:若者たち
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感想文 あらすじ
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 太郎、次郎、三郎、オリエ、末吉の佐藤きょうだいは早くから両親を失い
設計技師である長男の太郎が、弟妹たちの面倒を見てきたある日、雑用一切を
背負わされてきた高校生のオリエが、堪え切れずに家出してしまったこと
からいろいろな問題が露呈してきた。末吉の大学受験問題、食費の分担金の
こと、運転手 次郎の事故等々、それらは、長い間、堅く団結してきた
きょうだいの間を、気まずくさせるほど、現実的な問題だった。オリエは
しばらく友だちのアパートに身を寄せたが勤め先が倒産して行商をやっている
マチ子を見て、生活のきびしさを知った。そんな時、オリエは原爆孤児の
戸坂と知り合い次第に惹かれて行った。一方、太郎は会社とある事故の処理を
めぐって対立し、学歴を持たぬ下積み労務者の悲運を痛感していた。大学生の
三郎は授業料値上げ反対の学園闘争の中で、学友の河田靖子や小川の、
積極的な生き方に共鳴するものを覚えるのだった
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 60~70年安保時代の若者達の兄弟を中心とした葛藤や活発な本音の議論は
かっての自分を思い起こし今では老人となり元気で無くなってしまった
自分が情けないです 43年前の映画ですので出演俳優も若者で今も活躍されて
いる人も多く頼もしい限りです2011年4月吉日鑑賞
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浪速夢見頃>映画:(14)幸福の黄色いハンカチ

2014-03-31 18:35:50 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:幸福の黄色いハンカチ
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感想文 あらすじ
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 欽也が島勇作と逢ったのは春の陽差しの強い網走の海岸であった。欽也は
網走の駅前で一人でふらりと旅に出た朱実と知り合う。朱実は列車食堂の
売り子で同僚から誤解を受けて、やけくそになって旅に出たのだった。
朱実は欽也の車に乗せてもらったものの、海岸で不意に欽也からキスを
求められて、車から飛び出した。逃げ出した朱実をかばい鋭い目付で欽也を
睨んだ男、それが島勇作であった。欽也は啖呵を切った行きがかり上
勇作に挑むが、軽くあしらわれてしまう。そんなことがきっかけで、
三人の旅は始まった
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 高倉健の男気と妻役の倍賞千恵子も良い道中で知り合った若い頃の
「武田鉄矢、桃井かおり」も良いですよ2011年4月吉日鑑賞
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浪速夢見頃>映画:(15)東京物語

2014-03-31 18:28:23 | ホームシアター鑑賞

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浪速夢見頃>映画:東京物語
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感想文 あらすじ
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周吉、とみの老夫婦は住みなれた尾道から二十年振りに東京にやって来た
途中大阪では三男の敬三に会えたし東京では長男幸一の一家も長女志げの
夫婦も歓待してくれて、熱海へ迄やって貰いながら、何か親身な温かさが
欠けている事がやっぱりものたりなかった。それと云うのも、医学博士の
肩書まである幸一も志げの美容院も思っていた程楽でなく、それぞれの
生活を守ることで精一杯にならざるを得なかったからである。
周吉は同郷の老友との再会に僅かに慰められ、とみは戦死した次男昌二の
未亡人紀子の昔変らざる心遣いが何よりも嬉しかった
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 家族愛をテーマとした小津安二郎監督が配役の笠智衆のとつとつとした
演技を引き出し、戦後間近な東京の町並みや世情が伝わって来て時代を
感じさせられ良かったです。2011年4月吉日鑑賞
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浪速夢見頃>映画:(16)海炭市叙景

2014-03-31 18:18:07 | ホームシアター鑑賞

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浪速夢見頃>映画:海炭市叙景
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感想文 あらすじ
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 北国の小さな町・海炭市の冬。造船所では大規模なリストラが行われ
職を失った颯太(竹原ピストル)は、妹の帆波(谷村美月)と二人で
初日の出を見るため山に登ることに一方、家業のガス屋を継いだ
晴夫(加瀬亮)は事業がうまくいかず日々いら立ちを募らせていた
そんな中、彼は息子の顔に殴られたようなアザを発見する
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 閉塞的な社会状況の中でもひ弱な男性に比べて 女性は力強く
しぶとく生きる様が地味な作品だが印象に残った。
2011年1月吉日鑑賞 大阪淀川区十三{第七芸術劇場}
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浪速夢見頃>映画(17)白い巨塔

2014-03-31 18:09:10 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:白い巨塔
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感想文 あらすじ
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浪速大学医学部では、明年定年退官となる東教授の後任をめぐって、色々な
前工作が行なわれていた。東の教え子財前五郎は最有力候補と目されていたが
東は五郎の傲慢不遜な人柄を嫌っていた。貧しい家庭に生まれた五郎は人一倍
名誉欲が強く、苦学して医学部を卒業した後、裕福な開業医財前又一の婿養子
となり、その財力を利用して、助教授の地位を手にしたのである
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 大学医学部の教授選をめぐって、患者を無視した醜い権力争いを赤裸々に
告発した社会派作品で44年前の作品なので今見ると俳優も若く、
既に死亡している人もいて、懐かしく鑑賞できました。
2010年8月吉日鑑賞
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浪速夢見頃>映画(18)不毛地帯

2014-03-31 18:04:34 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:不毛地帯
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感想文 あらすじ
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 二次防の主力戦闘機買い付けに暗躍する商社とそれらと癒着する
政財界の黒い断面を描く。原作は山崎豊子の同名小説。脚本は
「雨のアムステルダム」の山田信夫
、監督は「金環蝕」の山本薩夫、撮影は「わが道」の黒田清
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 政財界の主力戦闘機 買い付けに暗躍を見事に暴いた力作で
34年前の作品なので今見ると俳優も若く既に死亡している
人もいて、懐かしく鑑賞できました
2010年8月吉日鑑賞
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浪速夢見頃>映画(19)マリと子犬の物語

2014-03-31 11:17:11 | ホームシアター鑑賞

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浪速夢見頃>映画:マリと子犬の物語
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感想文 あらすじ
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 新潟県山古志村に住む仲良し兄妹、亮太と彩。母親は病気で亡くなり、父親と
祖父の4人家族だった。ある日、彩は原っぱで捨て犬を拾う。父親が犬嫌い
のため、一度は諦めようとするが、彩はひとりぼっちの子犬を見捨てる事が
できない。父親も彩の優しい心に負け、一家で飼う事になった。マリと
名づけられた子犬はすくすくと成長し、ある日、子犬を3匹産んだ。
家族が増えて彩と亮太は大喜び。そんな時、山古志村を悲劇が襲った
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 新潟県中越地震の被災地、山古志村で犬も家族も共生して、必死に生き抜いた
感動のドラマに引き込まれて、息をつめて鑑賞しました。
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(鑑賞・2010年3月吉日)
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浪速夢見頃>映画(20)ディア・ドクター

2014-03-31 11:11:19 | ホームシアター鑑賞

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浪速夢見頃>映画:ディア・ドクター
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感想文 あらすじ
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 山間の小さな村のただ一人の医師、伊野が失踪した村人たちに全幅の信頼を
寄せられていた伊野だったが彼の背景を知るものは誰一人としていなかった
やがて刑事が二人やってきて彼の身辺を洗い始める失踪の2か月前、東京の
医大を出たばかりの研修医・相馬が村にやってくる。看護師の朱美と3人での
診察の日々。そんなある日、一人暮らしの未亡人、かづ子が
倒れたとの一報が入る
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 最近の医療環境崩壊で老齢化の進む山間無医村の小さな村を舞台に医者の子
である笑福亭鶴瓶の演じるニセ医者が受け入れられる物語の展開が実に
ユーモラスで山間の田園風景も心を和ましてくれ
観賞後も爽やかさを覚えました。
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(鑑賞・2010年3月吉日)
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