浪速おやじのつぶやき日記

川柳・都々逸・詩などでボケ防止

浪速夢見頃>映画(5)おとうと

2014-04-01 08:47:36 | ホームシアター鑑賞

ウィキペディア日本語版引用参照
浪速夢見頃>映画:おとうと
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感想文 あらすじ
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げんと碧郎は三つちがいの姉弟である。父親は作家で、
母親は二度目であり、その上手足のきかない病で殆ど寝たきりだった。
経済状態も思わしくなく、家庭は暗かった碧郎が警察へあげられた。
友だちと二、三人で本屋で万引したのが知れたのだ。
しばらくたったある日、げんは鳥打帽の男に呼びとめられた。男は警察の者だと
名のり碧郎や家のことを聞いた。男は毎日のようにつけ始めた。そんなげん
を碧郎は「親がちょっと名の知られた作家で、弟が不良で、お母さんが継母で、
自分は美人でもなくて、偏屈でこちんとしている娘だとくりゃ、たらされる資格は
十分じゃないか」というのだった。転校してからも碧郎の不良ぶりははげしかった
乗馬にこりだし、土手からふみはずして馬の足を折ってしまった。碧郎はその夜
童貞をどこかへ捨てた。二年たった。十七になった碧郎に思わぬ不幸が訪れた
結核にやられたのである湘南の療養所へ転地し、げんが附きそった。
死が近づいてくるのを知った碧郎は、げんに高島田を結うよう頼んだ。
「姉さんはもう少し優しい顔する方がいいな」といいながらも、げんの高島田を
見て碧郎はうれしそうだった。父が見舞いに来た時は、治ってから二人で行く
釣の話に夢中だし、足をひきずってきた母には、今までになく優しかった。
夜の十二時に一緒にお茶を飲もうと約束して寝たげんは、夜中に手と手を
つないだリボンがかすかに引かれるのを感じて目を覚ました。医者が来た
。父や母も飛んできた。「姉さんいるかい」それが碧郎の最後の言葉だった。
風のある晴れた寒い夜だった
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 白黒画面は懐かしく感じます、
若い頃の岸惠子や,川口浩も良い
姉弟愛役で良かったです。
2011年6月吉日鑑賞
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