浪速おやじのつぶやき日記

川柳・都々逸・詩などでボケ防止

1998年12月 都々逸(浪花夢見頃)

2016-09-30 21:14:38 | 都々逸

1998年12月 都々逸(浪花親父節・夢見頃)
       ♪お色気7775節

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♪ 流星群が幸せ運ぶ 明日を希望に今日生きる
♪ なぜに貴方は女性にもてる あやかりたいよ焼きイモ君
♪ お願いサンタクリスマスまで 親にボーナス先おくれ
♪ 悪い夢だねこの大不況 早く醒めよと顔つねる
♪ 砒素ひそ声が身近に聞こえ 毒味するにも身が震う
♪ 殺人カレーの容疑者逮捕 黙秘権にて勝負する
♪ 連立内閣田中群団 もとの鞘入る手打ち式
♪ 大阪府政ゼネコン予算 福祉削って墓穴掘る
♪ 聖徳太子別れはいやよ 今度いつ来る我が家には
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1998年11月 都々逸(浪花夢見頃)

2016-09-30 21:04:30 | 都々逸

1998年11月 都々逸(浪花親父節・夢見頃)
       ♪お色気7775節
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♪ 星の下(もと)での千人風呂で 若い女性の肌香る
♪ 千(仙)人風呂の川湯温泉 老若男女が星の下
♪ 熊野詣(もうで)の駆け足旅行 昔は徒歩で長逗留(とうりゅう)
♪ 瀞(どろ)峡巡りはジェット船で 切り立つ岩肌雪舟絵
♪ 十津川沿いの吉野杉林 無慈悲の台風なぎ倒す
♪ 苗(なえ)から百年育てた杉が 風の刃(やいば)でメッタ切り
♪ 一宿一飯旅行の仲間 心の触れ合い絆(きずな)増す
♪ 不況戦線、闘う業者 息抜きの旅戦友感
♪ 谷瀬の吊り橋日本一よ 恐怖と興味肝(きも)試し
♪ トイレ付きの観光バスは 備えが有れば憂い無し
♪ 旅の想い出、心の貯金 冥土みやげの持参金
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1998年 8月 都々逸(浪花夢見頃)

2016-09-30 20:44:09 | 都々逸

1998年 8月 都々逸(浪花親父節・夢見頃)
       ♪お色気7775節
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♪ 電車座席の隣の女性 胸の谷間がちらちらと
♪ うたた寝ぎみの向いの美人 双つのひざが開きぎみ
♪ 着物姿の前行く麗人 前にまわるのお楽しみ
♪ 急な階段ふと見上げれば 素足まぶしくゆれ動く
♪ 最近よく見る外人女性 なぜかヒップが上に有る
♪ 洋画によく出る挨拶場面 抱擁キッスあやかりたい
♪ 夏祭りにはゆかたが似合う み乱れる裾に艶香る
♪ 温泉宿のしまいの湯殿 宿の女将と共に入る
♪ 夫婦喧嘩は食わぬが花よ 一夜の床で仲なおり
♪ いやよいやよと口では言うが 身体すり寄せ玉の汗
♪ 元気なつもりが大事なときに 何も出来ずにまた明日
♪ 一回だけよと言ってた人が あと一回と離さない
♪ 艶っぽいこと少なくなって たまに都々逸独り言
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1998年 9月 都々逸(浪花夢見頃)

2016-09-30 19:30:37 | 都々逸

1998年 9月 都々逸(浪花親父節・夢見頃)
       ♪お色気7775節
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♪ わたし残して死ぬのはいやよ だけど保険は受け取るわ
♪ 地蔵様でも頼みは聞くが 今の銀行鬼の面
♪ 国金食らう銀行怪獣 ばっちり民に見透かされ
♪ 自民がくどく民主や平和 だけど世論はくどけまい
♪ 強きを助け弱きを殺す ヤクザまがいの政治だね
♪ 無理を通せば道理がへこむ 素直に道理を通そうよ
♪ 無茶な事言う無茶な人 無茶が通せぬ環境を
♪ 消費税を下げてこそ 個人消費も上向きに
♪ 義理と人情はむかしの話 落ち目になればああ無情
♪ つらい時ほど情けに感謝 これから情けが解る人
♪ お人好しにはお金が来ない 心のかよう友が来る
♪ 台風一つで人災地獄 人の命は無駄にせず
♪ マイナス指向で世界は動く プラス思考は君とだけ
♪ あの娘に飲ませて期待はしたが 酒が強くてくだまかれ
♪ ちょっとのつもりで添い寝をしたら 生涯付き合う仲と成り
♪ 貴方一人が男じゃないわ ほれた男は貴方だけ
♪ 自分を大事と離婚は増加 子供の心はズタボロに
♪ ヘヤーヌードに見なれた後は 着衣の方が悩ましい
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1998年10月 都々逸(浪花夢見頃)

2016-09-30 18:56:18 | 都々逸

1998年10月 都々逸(浪花親父節・夢見頃)
       ♪お色気7775節
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♪ 渡ってみたいな明石大橋 まさかこの下三途の川
♪ まだ救われる年上葬儀 年下ならばやりきれぬ
♪ 元気だったが知ってる医者が 気づいた時は手遅れで
♪ けじめを付けると引退しても 未解決では逃亡犯
♪ 口約束で貴方を信じ 全てを捧げてもう白髪
♪ 仕事の処女から身柄を預け 熟年盛りで離縁状
♪ 憎む相手は社長じゃないよ 借金地獄の社長業
♪ 仕事を趣味にのんびり行こう そのうち天から金が降る
♪ 君の気持ちも察しがつくが 保証人だけこらえてね
♪ 堅いで通る官僚さんも ノーパン嬢に柔い棒
♪ 柔い仕事で商売下手も 今夜も妻と堅い棒
♪ 貴方の想い出はるかな昔 身体の温もり今もなお
♪ ホームページもノックをしてね 急な訪問まだ裸
♪ 好きなお方はこっち向いて 何時もこちらが見てるだけ
♪ 貴女の財布を見てしまったが 今日も私が払っとく
♪ 行きたい人には行かせておやり 片道切符の冥土行き
♪ ぼやきも出無いまともな社会 孫にも誇れる世直しで
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浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ116号(2016年9月)

2016-09-23 17:09:21 | あかがわ川柳クラブ

浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ116号(2016年9月)
コープ大阪病院:あかがわ生協診療所:川柳月例会
会員作品は高齢者(主に60歳代~80歳代)です
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賛彩天(特選)
兼題〔慕情〕 (天)延山みえ
   ストレート好きやねんでで終わる恋
兼題〔おろそか〕(天)川端一歩
   老人をおじゃま虫だと言う政治
自由吟 (天)近藤正
   古代史の頂点きわめ兵馬俑
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兼題〔おろそか〕1
田原弘子 )おろそかに育てし花は蕾のみ
平嶋美智子)おろそかにならない様に書く句箋
田中邦夫 )勉強がおろそかなれば人に負け
延山みえ )おろそかになってしもうたこの国は
猪口茂  )おろそかにしてはならない我が人生
喜多佐津乃)孫の事聞き間違えてそわそわと
井上正道 )沖縄をおろそかにするアベ政治
江島谷勝弘)いいかげんとなげやりなのは俺のこと
川端一歩 )愛妻にオイとは何だ名前呼べ
江島谷勝弘)おろそかにしますと抜けぬ五七五
田中邦夫 )体力をおろそかにして夏に負け
川端一歩 )本買って読まずに積んでおくだけで
坂東元紀 )日本語をおろそかにして英会話
近藤正  )沖縄をおろそかにする国のエゴ
井上正道 )統一をおろそかにせず前を行く
田中邦夫 )民の声おろそかにする安倍政治
近藤正  )障害者かるがるしくもめった切り
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兼題〔おろそか〕2佳句
近藤正  )九条を疎かにしていませんか
井上正道 )師の教えおろそかにせず精進す
延山みえ )おろそかな思いで人生渡れない
田原弘子 )食べものをおろそかにするな我家訓
延山みえ )おろそかにしてはならない人の縁
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兼題〔おろそか〕
人の句 坂東元紀 )株高も実経済をおろそかに
地の句 江島谷勝弘)9条をおろそかにする罰当たり
天の句 川端一歩 )老人をおじゃま虫だと言う政治
軸吟  荒川鈍甲 )佐田岬の命は知らぬ再稼働
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兼題〔慕情〕 
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田原弘子 )信頼の医師軍団に慕情湧く
井上正道 )慕情寄せときめき人も今は亡し
平嶋美智子)淡く淡く慕う心の続く日々
猪口茂  )嗚呼慕情少年の恋あの頃は
猪口茂  )ささやかな慕情があれば生きられる
江島谷勝弘)もう一度スイスランドへ行きたいな
喜多佐津乃)ただいまと伝えた地蔵今慕情
荒川鈍甲 )王位捨てられぬ恋する軽王子
喜多佐津乃)里帰り見送る母の影慕情
田中邦夫 )夕闇が二人を包む慕情かな
延山みえ )慕情とは大正ロマンの香りする
川端一歩 )南港の夕日が好きで逢いに行く
江島谷勝弘)人の恋切ないとこを見てしまう
井上正道 )死神に慕情寄せられ後期入り
荒川鈍甲 )追憶を抱いてギターが忍び泣く
田中邦夫 )良き人の京都慕情がよみがえる
川端一歩 )九条にほのかな恋をしています
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兼題〔慕情〕2佳句 
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喜多佐津乃)宗谷岬目前にある旅の跡
田原弘子 )ワンシーンラストに慕情問いかける
平嶋美智子)乳飲み子と見つめ合う母柔和な目
江島谷勝弘)五十年合っていませんあやめちゃん
田中邦夫 )蕪村翁芭蕉慕いて旅をする
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兼題〔慕情〕
人の句 荒川鈍甲)後ろ指される逢瀬風の盆
地の句 川端一歩)あの人の笑顔を遠くから眺め 
天の句 延山みえ)ストレート好きやねんでで終わる恋
軸吟  近藤正 )屋島から夕陽に誓う夢がある
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兼題 「自由吟」1
猪口 茂 )汗かいて働ける身に感謝する
坂東元紀 )日銀が大株主の資本主義
坂東元紀 )貧困を手招きしてる自衛隊
井上正道 )四年後はどうなることかオリンピック
井上正道 )バーベルに頬すりよせて銅メダル
平嶋美智子)戻れない今を大事にしなければ
平嶋美智子)暑いねにまだこれからと言う返事
田原弘子 )金メダル予想以上に困惑す
江島谷勝弘)靖国はみんなで参りゃ恐くない
田中邦夫 )島人に寄り添う心ない総理
延山みえ )孵化おえて旅立ってゆく揚羽蝶
荒川鈍甲 )父は空母は大地と誰か言う
江島谷勝弘)コスモスが咲いてコウロギ目を覚ます
近藤正  )辞めるべき時は近いとのたまりき
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兼題 「自由吟」2佳句
田原弘子 )体温を越える暑さと日々奮闘
荒川鈍甲 )毎日のニュースをテェックする自民
喜多佐津乃)鮮やかなハイビスカスが秋を呼ぶ
延山みえ )好奇心持った女性は美しい
近藤正  )原子炉の悲鳴を聞かず再稼働
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兼題 「自由吟」
人の句 江島谷勝弘)蜩がなきだしました秋が来る
地の句 田中邦夫 )人逝きて残した言葉胸に生き
天の句 近藤 正 )古代史の頂点きわめる兵馬俑
軸吟  川端一歩 )メダルなき人にも拍手して迎え
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