のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

次ぎにナニを読もうか困って。

2010年03月20日 08時31分55秒 | ★★東野圭吾
「使命と魂のリミット」(角川文庫)を読んで。
最近の東野さんは、ストレートに「いい」って思えないものが増えたな、と思う。
何ていうか、登場人物に対する微妙な「ずれ」を自分の中に感じて、
ラストまで読むのが辛いときも多い。

この作品は、途中から穣治にほんとに腹が立ってきて。
なんて身勝手なヤツだ!
とか思ったら・・・もお・・・。
だって、自分の手で行わずに医者にやらせようとする。
なんてやつだ!って・・・。
(いや、もちろん自分の手で下すのも絶対だめだけど。)
夕紀の廻りの大人の身勝手さも目に付くし・・・

でも、それでも最後まで読んだし、最後はほっとしたし面白かったんですけど、ね。
読み応えはばっちり、充分にありましたので、満足もしてますが。


ってぐだぐだ思って本を閉じた後。


次ぎに手にする作品をどれにするか困ってしまって。



ついうっかり・・・(アレ?)。

「名探偵の掟」なんか読み出しちゃった。

ほんとに、ついうっかり・・・・なんだよなあ。
だって、これはある意味ホントにフザケタサクヒンで・・・・


そして思う。毎度の事だけど。



同一人物か?この作者!

関西人の底力っていうか、東野圭吾の広すぎる作品群って言うか、なんていうか・・・

爆笑と同時に投げ出したくなる本っていうのも、東野さんならではといえばいえるんだよなぁ。


・・・・それにしてもよくこれを映像化したね。深夜帯とはいえ、、映像にしようと選んだ人の感覚が楽しいけどわからない~~~けどたのしい~~~

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