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2019年4月の読書 あー!3月のまとめが!!

2019年05月10日 14時39分40秒 | ★★★毎月の読書まとめ
あああ。
また、やった。3月のまとめが消えてしまった……(;_;)

ということでとっても見にくいけれど
この前の記事として3月のまとめをUPしました。
スマホでやってるから加工もできん!
ま、私の記録だからこれでもいいか…orz

4月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2865ナイス数:535アンと青春 (光文社文庫)アンと青春 (光文社文庫)感想文庫化されるのをひたすら待って漸く手にした後はもったいなくて読めず。平成最後の日に一気に読み終えることになりました。仕事に対してひとつ階段を登り、悩み方もひとつ登ったアンちゃん。それはより真剣に自分のことも周りのことも見つめるようになったということで、自分から「謎」を解くようにもなったことに成長したなぁ、と感じ、そして変わらないそのほっこりと包み込まれる雰囲気に安心します。美味しそうな和菓子の数々、感じ入る言葉。続きが気になって閉じられず最後まで駆け抜けたけれど次はゆっくり読みたいなと思います。続編希望!読了日:04月30日 著者:坂木 司
神酒クリニックで乾杯を (角川文庫)神酒クリニックで乾杯を (角川文庫)感想あの鷹央ちゃんのお兄ちゃんも登場していると知って手にしてしまったシリーズ1作目。安定の読みやすさとさらりとした作風で、少々重くなっていた気持ちを持ち上げてもらいました。神酒クリニックのメンバーが個性豊かで面白い。そしてまさかの桜井刑事も登場。これはやっぱり続きも手にしなくちゃです、ね。読了日:04月28日 著者:知念 実希人
新装版 絃の聖域 (講談社文庫)新装版 絃の聖域 (講談社文庫)感想再読)「芸」という神の領域。そこに魅せられ選ばれた「家」悲劇は後半に行くに従って激しい曲調になり盛り上がり、そして突然途絶える。その、あと。本当の意味での全容が解明されたときの景色が何度読んでも胸を突く。その曲調を知らず長唄を全く知らない読者にも何かが届き鋭く抉る。どんなに望んでもその人が消えると共にその人の「芸」もまた消える。人がそれぞれに持つ世界はどんなに望んでも必ず消える。それでももがいて足掻いてなんとか残そうと望む。業、だね。いろんな意味で。人の、業、だ。読了日:04月23日 著者:栗本 薫
ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫)ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫)感想「メメント・モリ―死を忘れるな」「生死一如」そして「ヤーンのみ手のままに」…。この先、を知った上でいま読む、中島梓氏というか私にとっては栗本薫せんせの闘病記。その想いの意志の強さ逞しさを受けつつ、せめてあと一年、いや十年。ヤーンよ。なぜ?と辛くなるのは止められなかった。所々で首をかしげもするしえーっ!と反発もしながらも、それでもやはり私はこの作家さんが大好きで、時間を忘れて読みふけった時を持つファンなんです。言葉の通り最期まで生きた中島梓―栗本薫先生を未だにどうしようもなく惜しみつつ本を閉じました。読了日:04月15日 著者:中島 梓
新任巡査新任巡査感想図書館本)初作家さん)読友さんの感想に惹かれて手にしたが、そういえば以前別の作品を本屋さんで目にして読みたい登録してた作家さんだった。骨格はお仕事小説かと。新任巡査の日々。交番に配属されてその面々から学んでいく場面はとても面白く興味深く、そしてそうだよね社会って理不尽と矛盾だらけだよねーなんて思う。お巡りさんは更に様々大変だ!とも。で。そこに初めから絡まっている「謎」「事件」の部分が何と言うか…。これがなぁ。何て言うかなぁ。こういうものは必要あったかなぁ…。嫌悪感と忌避感。複雑です。ラストの梅の木の下の→読了日:04月13日 著者:古野 まほろ
八月は冷たい城 (講談社タイガ)八月は冷たい城 (講談社タイガ)感想「7月に流れる花」がなかなか見つからなくてずっと積んであったのだけれど、順番に読んでよかったと思う。仕掛けのわかった上で進む林間学校男の子版。すぐ目の前に確実にある一番身近な人の「死」を待ちながら過ごす夏。文字通り「冷たい城」そしてラストのある謎解きはゾッとするし同時に常野の「しまう一族」を思い起こさせるものでもあった。いや、その手法は全く違うしあちらが暖かい感情を沸き起こさせるのに対してこちらは正直…嫌悪感…のみなのだけれど。たった一人になったときその存在はどんなものになるのだろう。もちろんこれが→読了日:04月04日 著者:恩田 陸
七月に流れる花 (講談社タイガ)七月に流れる花 (講談社タイガ)感想久しぶりの恩田さん新作。雰囲気は理瀬シリーズに似ているなぁとなんとなく感じながら読み始め、ぐいぐい恩田ワールド独特の雰囲気に引き込まれていった。大作、ではないけれど昔、初めて恩田作品を手にした頃の感覚に似た景色でとてもよかったです。「メメント・モリ」死を想う。悲しく淋しく哀しいその先に「生」を想って。8月にいきましょう。読了日:04月02日 著者:恩田 陸
ポーン・ロボットポーン・ロボット感想図書館本)素子さんの書評から手にした一冊。確かにどこか懐かしい匂いのするジュブナイルSFかな。懐かしのnhk「少年ドラマシリーズ」(ご存じ?)をイメージしてしまった(笑)オマージュでは決してないのだけど。生き物の生死とロボット、AIとの関係なんかを現代の子どもたち向きに書くとこうなるのかな?昭和な少女(!!)にはちとあっさりしすぎてそれはないだろー!?とか思う面もあるんだけれど。失った命は戻らない。その上で真っ直ぐ前を向いて生きていく。出だしはちょっと怖くてビビりましたけどそれもどこか懐かしの怖さでした。読了日:04月01日 著者:森川成美
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