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2019年9月の読書 十二国記突入!

2019年10月01日 18時44分45秒 | ★★★毎月の読書まとめ
初日にまとめ更新はなかなかないぞっ
iPadから投稿してみてます。
あーやり辛い〜😅

満を持しての十二国記。泰麒の物語をピックアップして読んでいましたが、結局現時点での全話読まずにはいられない状態になっています。

9月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2993ナイス数:506華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)感想戴極国始動の為の再読)なので、大きな目的は最初のお話「冬栄」この裏側で行われていたことが…と思いつつ、泰麒に戴王が話すラストの場面が心痛む。そしてほかの物語を読まずにいることなど到底無理なわけで、それぞれの国のお話を重く受け止めつつ読む。芳、慶、才、奏と雁。絡んで恭とか、、やばいやばい、みーんな改めて他の作品読みたいじゃないですか!この国を治める側からの一冊はまた「丕緒の鳥」という民側からの一冊にも手を伸ばしたくなるから、、さあ、どうしよう!?(笑)読了日:09月27日 著者:小野 不由美
風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)感想戴極国始動の為の再読)「蝕」により蓬萊に流され10年の歳月を経て再び還った泰麒。彼がこの世界を知り仕組みを学び麒麟としての最大の為すべきことを為すまでの物語。高里という名で生きた蓬萊での生き方が色濃く影を落としているのだな、と思いながら、その気性の優しさと人なつこい姿に女仙たち同様たまらなく愛しく感じる。が、彼は間違いなく恐ろしいほどの力を、いや。意思の強さを持っている。だからこその不器用さ。ラストの延王、延麒、景麒との逸話はそれぞれの性格を表してつい笑ってしまうしこの国の先に幸あれと心から願う。祈る。読了日:09月22日 著者:小野 不由美
魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)感想戴極国始動の為の再読)初読の時の恐怖感はもう一切ない。そして哀しさ辛さは読む度につのる。高里。広瀬。後藤。以前はその身勝手さからとても苦手だった広瀬を今回は静かに見つめ後藤の「見捨てないでくれ」と零す言葉を何処かで理解している自分を発見。人として。そして何故、高里はこの場所でこの様な生き方をしなければならなかったのか。それがとても気になった。そこにどんな意味があるのか。更にいえば、胎果は何故起こるのかその意味は?そう。この先の物語を知るが故に。単独でも充分に楽しめるこの作品はこの先の物語によって幾重にも→読了日:09月18日 著者:小野 不由美
レゾンデートル (実業之日本社文庫)レゾンデートル (実業之日本社文庫)感想これがデビュー作なのですか。鷹央ちゃんで知念作品に入った私はその作風の微妙な違いに始め驚いたのですが、医療、警察、そして武道を絡めた成り立ちはまさに知念さんの世界でした。どっしりと重く容赦なく、ふんわりと甘く哀しい。デビュー作からこのクオリティ。というか、むしろ私が読んだ中ではもしかして一番厳しさのある世界。最後まで疾走感が半端なくて大変楽しませて頂きました。読了日:09月14日 著者:知念 実希人
キルリアン・ブルー (TO文庫)キルリアン・ブルー (TO文庫)感想ぶたぶたさんと同じ矢崎さんが書いたものと思えないほど全く違う世界だった。ある意味とても容赦なさすぎて。誤魔化す事の恐ろしさ、そこまでするか!?と理解し難い残酷さ。そして仄かに淡い恋物語。違和感を覚えながらページをめくる手を止められずに一気に読んで呆然とした、、。子どもが無傷だったことだけはせめてもの救いなのか、な。主人公に徹底的に辛く厳しいお話とも感じる。こんな作風も持っているのか、と作家さんの多様性も実感します。つらかった。読了日:09月07日 著者:矢崎存美
ダイエット物語……ただし猫 (中公文庫)ダイエット物語……ただし猫 (中公文庫)感想単行本にて既読。文庫化で新たに読む。こちらはその後短編と夫婦対談のおまけ付き。猫ズと人ズのダイエットが中心ではあるのだが、そこに見え隠れするご両親の介護や年金問題などかなり重いものなのに軽妙な語り口で書かれていることに気持ちが動く。決して読み流せないお話をさらりと描き虚実織り交ぜてお話を作り上げ、それがまた読み手に響くのだ。天元くんとこすみちゃんの表紙と裏表紙。撮影エピを某サイン会で話してくださってたことからクスっと笑いつつ拝見し、怒っていてもこすみちゃん美猫だな〜と思いました。リバウンドなし頑張れ!読了日:09月05日 著者:新井 素子
一日がしあわせになる朝ごはん一日がしあわせになる朝ごはん感想図書館)万年同じおかずでもなぁ、、と手にしてみる。基本パン食なのでそちらを中心に。うん、美味しそうだ。チーズ+塩昆布はオリーブ油と黒胡椒プラスで早速作ってみた。美味い!週末に食パンに具材をのっけて冷凍しておくっていうのは目からウロコで成る程と思う。何にしても朝はお弁当で頭は目一杯なので朝ごはんのおかずって考えられないんですよね。気になったものはメモして返却しましょう。読了日:09月01日 著者:小田 真規子,大野 正人
おそろし (新人物ノベルス)おそろし (新人物ノベルス)感想再読)4作目を文庫化でやっと読めて、定例の(?!)始めの物語に戻る。随分と雰囲気というかおちかの見る景色が変わってきているのだな、と改めて感じることができてこの再読は大正解だった。初めの一歩はこんなに怖くて哀しくてあやうい世界だったのだ。けれども根っこの土台は確実に変わり百物語で踏み固められ強くなっていく。家守の彼は先の先まで絡んでいくのだろうか?名を様々に持つということは名を持たないことと同じか?改めて背筋に冷たいものが走る。読了日:09月01日 著者:宮部 みゆき
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