蘭と一緒に未来へ!

世の中いろんなことが起こっていますが、趣味で日々豊かに過ごして今年もがんばりましょう。

建国殿30号の花。

2007年07月31日 | 建国他羆関連一族
風蘭の花の時期はそろそろ奄美系の蕾が上がってきて、Second Stageへと移りつつあるようです
写真は、建国殿で購入したものですが、一応30号と勝手に名づけているものです
花の副弁(側萼弁)には先っぽに紅が入ます。
葉芸のあるものは、花に紅を差すことが多いようで、紅扇聖雲錦(青、柄がありそうに見えたのに)も紀州白王もほんのり色づいています(写真では見にくいですが)。
花はもう終わりですが、いよいよ子芽の季節となって来ました
今後しばらくは子芽特集とさせていただきます

紅扇の花

2007年07月29日 | 覆輪
花を焼酎につけて楽しむ方もいらっしゃいますが、ビール(発泡性リキュール?)ファンの私にはできない話です
かあちゃんは日本酒系なので「作ってみて」と言われましたが、花たちは地面に消えてしまった後でした。来年はお作りします
玄関にそっとこんな風に置いてみたらどうかな、と実行してみたのが写真で、
良い感じなのですが、「前に観葉植物を置いたら吹き飛ばされたよ。」と言われて、1時間で場所を移動しました(近くですが)
さらに、「こんなところに置いていたら持っていかれるよ。」と突っ込まれ、さっさと棚に戻した次第です
本当は、色んな人に良さを知ってもらえれば、と思ったのですが...

杭州寒蘭の出芽。

2007年07月26日 | 寒蘭
香りと花姿は日本一かな、と思って、結構集めた寒蘭ですが、杭州寒蘭は25年くらい前に花芽跡付きで買って未だ花無しです。それを考えると、子芽になるのと花芽になるのはすべての蘭で環境因子の影響が大きいと思っております
写真はそういう状況でも、一つ欲しいと思い、買ってしまった素心の杭州寒蘭です
花付きで来たので間違いないのですが、木は一本立ちでしたから、2年後の今年、やっと子芽が出てきたみたいです
このままでは、花を見るまでに、の毎日になりそうです(10数年は無理でしょう)

建国殿の軸。

2007年07月26日 | 建国他羆関連一族

今週は月曜日からアメリカのお客様のお世話と飲み会が続いた後、仕事のトラブル続きでヘトヘトでした(しかもサッカー全日本負けたし)。明日もトラブル対応会議が予定されております(もう会議イや!)
とはいえ、サラリーマンはサラリーを貰わないといけないので、なんぼでもガンバって働けるように改造されてしまっているようです
写真は建国殿覆輪(左)と29号(右)を並べてみたものです。
さすがに建国殿覆輪は黒々とした軸の泥をしており、新葉も良い感じ。29号は、もう少し大きくして観察しないと良くわかりませんが、微妙!
柄も出ていることですし、過大な期待をかけないで、のんびり育ててあげたい(特に自分の最近の状況から)と強く思ってます


都鳥~、ちょっと(汗!)。

2007年07月25日 | 覆輪
都鳥は、多めの水遣りに対応して、結構葉を伸ばし、一時はどうなるかと思いましたが、やっと付けが見えました
それでも、一番右の青い子は先祖帰りっぽく、次の新葉に注意を払っています
花が咲かなかったせいか、左端の親元には、大、中、小と3つの子が付いているようです
元気の良い木が一本いると、ポコポコ増えるようですから、このままの姿でいてくれたら、大変親孝行な良い子です

羆実生の花。

2007年07月19日 | 建国他羆関連一族

昔、誠文堂新光社という出版社から「ガーデンライフ」というマニアックな雑誌と東洋ラン(カンラン、春蘭、中国春蘭など)の写真本が出ておりました。
まだ学生だった私は親から貰った昼飯代を貯めて(ということは昼飯抜き)で購入してましたので結構揃っています
そこまでしてでも(学生ですから腹ぺこ)本が必要だったのは、写真を見ないと本物がわからなかったからです。
でも、考えたら小学生低学年から愛読書が植物図鑑でしたから単純に好きだったのかも(大学に入学して一番に生協で買ったのは割引された「牧野植物図鑑」でした(それでも高かった~))。
今はネットでほとんど用が済みますので部屋には富貴蘭カレンダーぐらいしか現物の写真はいませんから、本当に便利な世の中になったものです(でもパソコン代が)。
ところで、20年くらい前は風蘭も「赤花」は貴重で、朱天王などは高額であったと記憶しています(欲しかったですが未だに持ってませんです)。
朱天王は高知の産で、切り立った山壁に自生していて、採取時は壁面が「真赤」に見えたそうです。
大量にあった株の中で流通したのは大阪に持ち込まれた分のみだそうで、採集者が所有されていたものは断絶したようです
寒蘭の豊雪もそうですが、そんな由来を聞いていると私もワクワクしますし、いろんな意味でプラスになるような気がします(羆・黒牡丹・白牡丹物語など)。
と、いうことで大変長くなりましたが、趣味者を増やすには知っている物語をベテランの方々が、ブログなどで披露して頂ければ良いな、と思った次第です
写真は羆実生を大分前に期待して購入し、寄せ植えしているものですが(写真下手ですみませ~ん)、考えたら羆の青が親の上に選抜済みですから、花ぐらいしか楽しみは無さそうです(それでも今だにしてますが)。


紀州白王、その後。

2007年07月18日 | 縞物

地震も余震(いろんな意味で)が続いていますが、ようやく落ち着いて状況把握できるようになったようです。昨日は、いきなり朝一で社長から「地震の影響はないですか?」とメールがきて、大騒ぎ。すぐに、点検・報告して事なきを得ております。
紀州白王は、日焼けしない白縞と露受けを交えたキリッとした葉姿が好きですが、立ちが派手になってから、伸びが悪いような感じです
子も3本出ているので、初花はちょっと咲かせてみようと思います
新葉の片側から2/3くらいは白地に紺散斑という感じで、残りの紺地には縞があります
まだまだ、どうなるのかわかりませんが、比較的良好に推移はしているようです
ルビーさん家のも「めちゃイケ」寸前のようですので、久々にTBしてみます


スーパー八千代!(八千代にあるスーパーではありません)

2007年07月17日 | 建国他羆関連一族

このところ、7月ではめったにない大きさの台風が来たり、地震が頻繁に起こったりで自然の猛威に驚いています。やっぱり、人間の色んな環境への影響が跳ね返っているのであろうと考え、少しでも貢献できるところは、と信号待ちの度に車のエンジンを止めています。
被災された方々には心からお見舞い申し上げます
さて、写真は八千代の芸の優れたもの。この系統とお聞きしました。先日も親木を拝見しましたが、ピンク根しか、出ていませんでした。これはラビさんのこの木(八千代のほう)の親戚のようです。
大変小さいのですが、写真で見ると新葉は薄っすらと紺覆輪、左の葉縁には黄縞っぽいのも見えますし、風蘭三昧さんも注意力不足で外したのでは、と期待してしまいます(多分、想定内でしょうが)。
まだまだNo.もありますし、これからも新系統が出てきそうですから、いつまでたっても抜け出せそうにない建国殿地獄です


秋田展示会・風蘭三昧さんに声をかけられた、その後。

2007年07月15日 | 建国他羆関連一族

台風が近づいて、やっと蘭を取り込みました
本日は上野に行きたかったのですが、首都圏の交通網は自然災害に弱いので、まずは家に篭っていたほうが良さそうです
あらかじめお断りいたしますが、秋田富貴蘭会の展示会にデジカメ持って行っておりませんので、雰囲気を文章でお感じください(文章だけでは無理ですよね)。
展示会では、栽培相談をお引き受けしていただけるとのことでしたので、特別に風蘭三昧さんのお棚にてご指導いただきました
得られた知見は以下の通りでしたのでご参照ください。
1)風蘭三昧さんのお棚は2階で4方が開いていますのでとにかく日当たり・風通しが良いです。
2)羆を含め建国殿系および黒牡丹3兄弟は東側の陽の強いところにいましたが3剣とか水晶覆輪とかは内側にいました。黄牡丹錦は驚くほど黄色が強く、白縞は白く品種を斑の色で区別されているのが良く理解できました。
3)大冠も羆牡丹も、やはり斑の多いものはかなり陽の弱いところにいましたが、大冠は鉢数もそこそこ増えているし、羆牡丹も子を付けて元気そうでした。
4)ヤフオクの怪しいものは色んな芸をする朝日殿系が疑わしいようです(他にもいろいろありますが、建国殿系は特に注意!)。人を見て買いましょう。
5)横手焼きそばは、噂にたがわずおいしかったです(ごちそうさまでした)。
と言うことで写真は羆覆輪ですが、建国殿覆輪との違いは、「羆覆輪は葉先できっちり覆輪してます」とのことですので、初心者以外は、すぐわかるようです(ピント合わなくてすみませ~ん)
お世話いただいた風蘭三昧さんに感謝しますと共に、「明日までがんばってください」、とエールを送らせていただきます