蘭と一緒に未来へ!

世の中いろんなことが起こっていますが、趣味で日々豊かに過ごして今年もがんばりましょう。

羆実生の花。

2007年07月19日 | 建国他羆関連一族

昔、誠文堂新光社という出版社から「ガーデンライフ」というマニアックな雑誌と東洋ラン(カンラン、春蘭、中国春蘭など)の写真本が出ておりました。
まだ学生だった私は親から貰った昼飯代を貯めて(ということは昼飯抜き)で購入してましたので結構揃っています
そこまでしてでも(学生ですから腹ぺこ)本が必要だったのは、写真を見ないと本物がわからなかったからです。
でも、考えたら小学生低学年から愛読書が植物図鑑でしたから単純に好きだったのかも(大学に入学して一番に生協で買ったのは割引された「牧野植物図鑑」でした(それでも高かった~))。
今はネットでほとんど用が済みますので部屋には富貴蘭カレンダーぐらいしか現物の写真はいませんから、本当に便利な世の中になったものです(でもパソコン代が)。
ところで、20年くらい前は風蘭も「赤花」は貴重で、朱天王などは高額であったと記憶しています(欲しかったですが未だに持ってませんです)。
朱天王は高知の産で、切り立った山壁に自生していて、採取時は壁面が「真赤」に見えたそうです。
大量にあった株の中で流通したのは大阪に持ち込まれた分のみだそうで、採集者が所有されていたものは断絶したようです
寒蘭の豊雪もそうですが、そんな由来を聞いていると私もワクワクしますし、いろんな意味でプラスになるような気がします(羆・黒牡丹・白牡丹物語など)。
と、いうことで大変長くなりましたが、趣味者を増やすには知っている物語をベテランの方々が、ブログなどで披露して頂ければ良いな、と思った次第です
写真は羆実生を大分前に期待して購入し、寄せ植えしているものですが(写真下手ですみませ~ん)、考えたら羆の青が親の上に選抜済みですから、花ぐらいしか楽しみは無さそうです(それでも今だにしてますが)。