LEGEND OF MASTERPIECE

2007-09-11 | Music
くもり。
時々、雷鳴が響いていた。
物事は往々にして頭に描いていたようにはいかないものだ。
それでも構わずに自分のスタンスで居続けよう。
タワーレコード横浜店で「コヨーテ荒地を往く」を手に入れる。
開場までの時間は一人、あれこれ思いにふけりながらスタバでゆっくり過ごした。

入場前、近くの横断歩道を古澤くんが歩いて行った。
横浜BLITZにて"LEGEND OF MASTERPIECE"を観る。

手配したチケットは偶然友人の隣り席だった。
ほぼど真ん中の3列目。kyOnさんのアンプが正面によく見える。
小田さんのバックバンド、Far East Club Bandを主体に、
ギタリスト数名がゲスト出演するこのイベントも3回目。
kyOnさんの出演決定は嬉しく、楽しみに待っていた。

全員が登場するオープニングではkyOnさんはマンドリンで参加。
黒と赤の派手なシャツにジーンズ、スニーカー。
近田くん、菅原さんのコーナーに続いて、
ステージ袖から何とアコーディオンで登場。これには意表をつかれた。
ミーターズメドレー、アコーディオンプレイを続けながら、ステージを左右に大きく動き回る。
その後は再びマンドリンで「Get It On」、スピードアップで軽やかに。競走馬のイメージ(笑)。
バンドメンバーのソロを巻き込んでのエンディングは素晴らしかった。
最後はギターに持ち替えてストーンズの「Can't You Hear Me Knockin」を披露。
kyOnさんのコーナーは30分弱、貴重なセッションを見ることが出来てよかった。

西さんと稲Pさんのコンビネーションは抜群、
イーグルス、ジョージ・ハリスン、クラプトン、話題のスティーリー・ダンまで
熱い演奏が続いた。
「Oye Como Va」、西さんはパーカッションに回り
kyOnさんも後方でトウモロコシのシャカシャカを振りながら参加。
園山さんは踊っているし、いい大人達がバカになって楽しんでいる姿に思わず笑ってしまう(笑)。
安達久美。
これでもか、のギタープレイに圧倒されたが、個人的には菅原潤子が気に入った。
アンコールは再び全員登場で、名曲「People Get Ready」
誰かが歌い始めるのを待っていたが、インストのままであっさり終わってしまった。
正直、もう少し余韻が欲しかった。

相変わらず入りは良くなかったことが残念。
それでも音楽ファンにはたまらないこのライブ。
このシリーズがこれからも続いていきますよう。
そしてこんなステージを観たあとには、どうしてもHobo King Sessionが恋しくなる。



LEGEND OF MASTERPIECE
2007.9.11(TUE)@横浜BLITZ
Far East Club Band
稲葉政裕(G)山内薫(B)栗尾直樹(Key)木村万作(D)園山光博(Sax)
Guest: 近田潔人(G)菅原潤子(G)Dr.kyOn(G)西慎嗣(G)安達久美(G)
(1階C列18番)

01 You Don't Love Me(All Members)
02 The Big Country(近田潔人)
03 Surf Rider(近田潔人)
04 Rocks(近田潔人)
05 Superstition(菅原潤子)
06 Come Together(菅原潤子)
07 Soul Power(菅原潤子)
08 Dry Spell~Cissy Strut~Tippi Toes(Dr.kyOn)
09 Get It On(Dr.kyOn)
10 Can't You Hear Me Knockin(Dr.kyOn)
11 One Of These Nights(西慎嗣)
12 While My Guiter Gentry Weeps(西慎嗣)
13 Further On Up The Road(西慎嗣)
14 Josie(西慎嗣)
15 BLACK MAGIC WOMAN
16 GYPSY QUEEN
17 OYE COMO VA
18 Europe(安達久美)
19 Little Wing(安達久美)
20 STILL ALIVE AND WELL
Encore
21 People Get Ready(All Members)


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