呼吸

2009-07-21 | Music
18きっぷで名古屋入り。
名鉄内のAfternoon Teaで地元の友人達とお茶。
このツアー最初で最後の一桁番号。
自然と気合いが入る。
走って入場し、思わずこけそうになる。
友人からは「新たな一面を見た」と言われた(苦笑)。
実際、ライブハウス入場時はスタートダッシュが肝心だ。
高桑くんの正面をキープ。
元春を至近距離で見れる幸せ。
ようやく書き上げた元春への手紙は、mofaの大山さんに託した。

「ヒナギク月に照らされて」から明らかに元春の様子が変わってきた。
歌声の音程が外れていたし、
キーボード音を下げろというジェスチャーがかみてのスタッフに何度も飛ばされていた。
集中出来ていないことが手に取るように伝わってきた…。

「コヨーテ、海へ」では
歌い始めてからサングラスを外した元春。
涙が流れているかのように思えた。
改めて想う。
この曲の歌詞の重さを。
元春の顔だけをじっと見つめていた…。

ウィーリッツァーのセッティングと撤去は遅く
ローディーチームの動きはすべてが裏目に出ていた。
いつもの晃彦さんや正也さんの姿はあるが
表に出ることは最後までなかった。
なぜだろう?と悲しくなった。

アンコールは黒のポロシャツで登場。
恒例のメンバー紹介。

 みんな知ってると思うけど、深沼元昭。PLAGUES、Mellowhead、
 小松シゲル。Nona Reeves、
 高桑圭。Curly Giraffe、
 渡辺シュンスケ、彼もソロアルバムを出している。
 Coyote Band、みんな歌える。みんな踊れる。
 歌って踊れるバンドを目指したんだ。
 まだ結成して10日も経ってないけど。

これまでになかった長くて楽しい紹介に俄然盛り上がる。

「滑り込みセーフ!」と「Down Town Boy」のスライディングはしもてに!
目がハートになる自分がわかった。
「Young Bloods」の前には、高桑くんに「次なんだっけ?」と(笑)
「約束の橋」のあとには

 みんなまだ大丈夫?
 何度も言うようだけど今日はパーティーだから。
 どうしてかっていうと明日皆既日食だから。
 名古屋は午前11時から今頃
 朝起きたらみんなで観てみよう。今日はその前祝い。
 もう1曲いく?

そして「アンジェリーナ」

ラストのバンド紹介。
 
 みんなに紹介したいのはこの街で生まれてこの街で育った、みんなの兄弟だ。
 二人いる。一人目はキーボード渡辺シュンスケ。
 そしてパーカッション、スパム!

シュンスケくんが名古屋とは知らなかった。
これまでの応援へのお礼と30周年でまた名古屋に来ることを約束したあと

「明日は皆既日食、見よう!」と最後までこだわる元春だった(笑)。
アンコールの粘りはなく、あっさり散っていく観客…。
次はもうこんなに近くでは見れないだろう。
のぞみで帰宅。



佐野元春&THE COYOTE BAND
2009年夏 全国ライブハウスツアー「COYOTE」
2009.7.21(TUE)@Zepp Nagoya
佐野元春(Vo,G,Key)
深沼元昭(G)小松シゲル(D)高桑圭(B)渡辺シュンスケ(Key)大井洋輔(Per)
(整理番号F5番)

01 星の下 路の上
02 荒地の何処かで
03 君が気高い孤独なら
04 ヒナギク月に照らされて
05 裸の瞳
06 折れた翼
07 呼吸
08 ラジオ・デイズ
09 Us
10 夜空の果てまで
11 壊れた振り子
12 世界は誰の為に
13 コヨーテ、海へ
14 黄金色の天使
Encore
15 ぼくは大人になった
16 Young Bloods
17 Down Town Boy
18 約束の橋
19 アンジェリーナ


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