HOUSE OF Crazy

2007-02-03 | Music
快晴。
新横浜からひかりでわずか1時間余。
近くて遠い街、豊橋。
下車するのはもう十年以上前、伊良湖岬を観光するためにバスに乗った時以来。
開場までは、向かいビルの「鈴木珈琲店」でひと休み。
kyOnさんへの手紙を書く。
カフェライブに行けて幸せだったこと
先週末、小島さんのライブと「soul of どんと 2007」を病欠してしまったこと
札幌市民会館に行ってきたこと etc...
開場30分前になっても人影まばらな状態にやや拍子抜けしつつも
偶然再会出来た地元の知人と2列目に腰掛けた。
その名も「HOUSE OF Crazy」にて、Crazy Fingersのライブを観る。

予想していたよりもずっと小さなハコ。ステージの左上方には店名の書かれた木目調の看板。
JazzやBlues関連の写真や絵画もいい雰囲気を醸し出している。
メンバーは店外(出入口)から登場し、
いつものネコの面を外すと、リクオさんだけがさらにその下に鬼の面をつけていた(笑)。
リクオさんの髪型がエルビスのようでカッコいい。
サングラスの下の瞳もよく見えてしまう位置で時々ドキドキ(笑)
kyOnさんの出で立ちは、蓮の花?のイラストの白Tシャツの上に黒のジャケットスーツ、ストライプ。素敵。
私はと言えば、しばらくの間両手のひらまでもが冷たくて不調だったが、
「On The Beach」あたりからは身体が温まり、何もかもに夢中になった。
本当にこの曲はすごい!
ジャズのような即興、後半で立ち上がり、髪の毛を振り乱して鍵盤を叩き滑るkyOnさんに釘付け。
また、先日のカフェライブで披露されたBo Gumbosのカバー「Sleepin'」を
今度はクレフィンバージョンで聴くことができ、心が再び動いた。
ひと味もふた味も違う、けれど心の奥底まで染みわたるナンバー。
「Louie Louie」ではラップのように語るkyOnさんに爆笑。真剣にしっかり腕を振り上げたら痛くなった。

アンコールの第一声で「ビールくださーい」とリクオさん。
そして何故か乾杯(笑)。
楽しい「Jesus~」では、昨年の京都磔磔のステージ上で一部破損した赤いタンバリンが
まだkyOnさんにそのまま使われていることを知り、少しビックリ…
と同時に何だかうれしかった。
「Lesus~」を79歳まで演っていたいとリクオさん。
「大丈夫、その頃にはテンポも落ちて十分みなさんにも対応出来ます」
するとkyOnさんがゆっくりと「ハッスル~ハッスル~!」(笑)。

終演後、サイン会で3人それぞれの作品にサインを入れてもらう。
メガネなしのkyOnさんの姿にドキドキ。無事、手紙を手渡す。
リクオさんには「好きな花の名前」を書き入れてもらった。
もちろん、初夢と同じようにはわけにはいかなかったけれども…。
楽しかった「HOUSE OF Crazy」、またいつかきっと。



CRAZY FINGERS
2007.2.3(SAT)@豊橋 HOUSE OF Crazy
リクオ+Dr.kyOn+YANCY

01 Mick's Blessing
02 ピアノライダー
03 ランブリング・ブギ
04 HAMMER STREET
05 Blue Monk
06 ジャングルファイト
07 Be A Superman
08 On The Beach
09 EASTERN & WESTERN
10 Sleepin'
11 Ramblin' Man
12 Louisiana Breakdown
13 Louie Louie
14 ミラクルマン
Encore
15 JESUS ON THE MAINLINE
16 光