2008/11/01公開(11/24鑑賞)
製作国:日本
監督:堤幸彦
出演:吉永小百合、竹中直人、窪塚洋介、風間トオル、柳原可奈子、石橋蓮司、江守徹、大杉漣、余貴美子、由紀さおり
二人の旅が、やがて日本中に
旋風を巻き起こす。
STORY:昭和32年、災害の際に土器の破片を見つけたのを機に、邪馬台国の探求を始めた目の不自由な康平(竹中直人)。そんな夫に妻の和子(吉永小百合)は魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを繰り返し読み聞かせ、九州各地を二人で旅しながら、康平の口述を和子が書き留める共同作業で「まぼろしの邪馬台国」を著す。(シネマトゥデイより)
おっめずらしいと思った方いるでしょーが、ダタ券をいただいたので観てきました。
監督が堤さんだったので気にはなってたんですが、思いの外優先作品が多くて~。もう公開されてずいぶん経つのに結構お客さんが入ってましたねぇ。
昭和40年代に邪馬台国ブームをもたらしたという、1967年に発表された『まぼろしの邪馬台国』の著者である目の不自由な文学者の宮崎康平さんと夫を支えた奥さんの和子さんとの素敵な夫婦愛のお話でした。
邪馬台国というと「魏志倭人伝」「卑弥呼」とか頭に浮かびますが一体どこにあったのか。畿内説と九州説とあるそうですが、九州説のひとつとしてとても興味深い内容でした。
邪馬台国さがし・・・ロマンですねぇ~。
夫婦が邪馬台国目指して各地を旅するシーンがあるのですが、風景がどれも素敵で観てる側の目も楽しませてくれてます。
淡々としたお話なのでどうかなーと思ってましたが、意外にも笑いが多くて楽しかったです。
竹中さんはそこにいるだけで笑ってしまいそうなんですが、負けずにインパクトがあったのは、窪塚くんと柳原さんの・・シーン。いやぁビックリですわ。その後の妊婦さん姿の柳原さん、あれば自前?なんて思ってしまったして(笑)
あとあとツボなのは由紀さおりさんが良かったな。後半でのお花と香典のシーン好きです。
だがしかし、やっぱり最終的には竹中さんにはやられた。若い頃のあの写真は爆笑っすよ。何回か出てくるんですけどそのたびにブーッと吹き出しちゃいましたからねぇ。とっても良いお話なのに・・・泣けるシーンなのに~最高のインパクト!
でも・・・竹中さんてば吉永さんを触りすぎ(笑)
奥さん役の吉永小百合さん、いやぁキレイですねぇ。当たり前なんだけど、出演作は申し訳ないのですがたぶん初めてです。しかも年齢不詳の美しさ。
お話の若い頃の設定はいくつなのかわかりませんがかわいかった~。多少無理があったとしても文句なくOK。スタイルもいいしビックリっす。同性でもうっとりしてしまうくらい素敵でした。タモさんの気持ちわかるぅ。夫役の竹中さんとはずいぶん年の差があるハズなんですけど、ぜんぜん年の差をかんじさせないところもすごい。
まずタダ券をもらわなかったらスルーしてたこの作品、観て良かったなと思いましたねぇ。またよろしくお願いします~(笑)
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